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ぼくらの時代
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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼくらの時代の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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「女子高生連続殺人の謎を追う男子大学生」と思って読んでいくと、戸惑いを感じるかもしれません。 それでも、若者だった作者(この時24歳でしょうか)が若者の言葉で書いた文体に、新鮮さと共感を覚えました。 | ||||
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「女子高生連続殺人の謎を追う男子大学生」と思って読んでいくと、戸惑いを感じるかもしれません。 それでも、若者だった作者(この時24歳でしょうか)が若者の言葉で書いた文体に、新鮮さと共感を覚えました。 | ||||
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この本を読んだとき、私は12,3歳でしたが、子どもだということは哀しいことだという、真相とテーマは、ひどく自分のこととして感じられました。 この小説が書かれたのが私が生まれる前だというのが、とても不思議です。これは、私ぐらいの年の人間のための本だとしか思えなかった。 トリックがどうとか、江戸川乱歩賞を取ったとか、そういうことはどうでもいい冠で、子どもであることの哀しさというのが、私には一番重要な部分に思われます。 | ||||
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この本を読んだとき、私は12,3歳でしたが、子どもだということは哀しいことだという、真相とテーマは、ひどく自分のこととして感じられました。 この小説が書かれたのが私が生まれる前だというのが、とても不思議です。これは、私ぐらいの年の人間のための本だとしか思えなかった。 トリックがどうとか、江戸川乱歩賞を取ったとか、そういうことはどうでもいい冠で、子どもであることの哀しさというのが、私には一番重要な部分に思われます。 | ||||
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大学卒業前の青春を書いた「ぼくらの時代」と伝奇SF「猿丸幻視行」が一緒になっているのは違和感を覚えるかもしれませんが、どちらも乱歩受賞作だけあって、読み応えは十分。当時のミステリの中で、この2つが受賞したという意味合いを考えさせられる貴重な一冊です。 | ||||
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大学卒業前の青春を書いた「ぼくらの時代」と伝奇SF「猿丸幻視行」が一緒になっているのは違和感を覚えるかもしれませんが、どちらも乱歩受賞作だけあって、読み応えは十分。当時のミステリの中で、この2つが受賞したという意味合いを考えさせられる貴重な一冊です。 | ||||
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若さ故に書けた傑作、としか言えない。荒削りだが、それゆえに頷ける部分は大きかった。江戸川乱歩賞の冠がなくても一読すべき一冊、だった。 | ||||
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人気歌番組収録中に、雛壇に座っていた見学中の女子高生が刺され死亡するという事件を発端に連続殺人事件が起こり……。 栗本薫の小説デビュー作。「ポーの一族」というロック・バンドのメンバーである薫くんが主人公。 薫くんたちは、大人から見れば「無感動の、無関心の」非人間的で、長髪で女みてぇな、今どきの若者(1978年の作品だからね!)。 そういった若者からの、既成秩序に対する異議申し立てがテーマになっている。事件を軸に、警察や被害者の父親と、事件の現場にいた若者の対立が描かれ、ラストで驚くべき動機がはっきりとした時、若者たちの無垢と無垢を守るための行動があかされ、良質な青春ミステリィとしての驚きにうちのめされる。 | ||||
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人気歌番組収録中に、雛壇に座っていた見学中の女子高生が刺され死亡するという事件を発端に連続殺人事件が起こり……。栗本薫の小説デビュー作。「ポーの一族」というロック・バンドのメンバーである薫くんが主人公。薫くんたちは、大人から見れば「無感動の、無関心の」非人間的で、長髪で女みてぇな、今どきの若者(1978年の作品だからね!)。 そういった若者からの、既成秩序に対する異議申し立てがテーマになっている。事件を軸に、警察や被害者の父親と、事件の現場にいた若者の対立が描かれ、ラストで驚くべき動機がはっきりとした時、若者たちの無垢と無垢を守るための行動があかされ、良質な青春ミステリィとしての驚きにうちのめされる。 | ||||
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