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クリムゾンの迷宮
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クリムゾンの迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全320件 221~240 12/16ページ
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空想好きの人なら、だれもが一度は想像した世界に送り込まれた主人公。だから非常にはまりやすい(中二病設定とも言う)。 誰が、なぜ、という謎を解く前にまずはサバイバルが最優先!の状況で、怪しい女は仲間になるわ人外は出るわもう怪しさ満載。 真実は実際にはありえないけど(現在の科学技術ではありえないものがある)、とりあえず納得できる範囲。 ホラー文庫ということで少し引っかかっていたけど、なかなかものでした。一気に読める! | ||||
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緊迫感、疾走感、この点において、この作品は突出している。 が、疑問が残っている部分も多々ある。 (以下、ネタバレ含む) 登場人物は最初、皆、記憶が曖昧だったり、薄れていたり、なかったりするのだが、 どうやって消したのかのネタバレなし。 ヒロインと主人公が性交する時、ヒロインはコンドームが要らない、と言っている。 確かに死ぬかもしれないのだから避妊なんてしなくても、と思ったが、ヒロインは敵側の人間なので、避妊はすべき。 近場からの撮影も不可欠、というが、ヒロインは毎度毎度、この競技に参加させられているだろうか。 代替はいないのか。 というか、目に高性能カメラを仕込める技術を持っているのだから、別にヒロインの目でなくとも隠しカメラで十分対応できるような……。 まあ、山田裕介までとはいかないが、疑問を多々残す作品である。 ただ、理屈抜きに読めば、素直に面白い、といえる作品だ。 久しぶりに時を忘れて読めた作品で、他人にお勧めできるレベルだ。 | ||||
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クローズドサークルのミステリ、ホラー小説やホラー映画をよく見られる方だと多少退屈してしまうかと思います。 最初の方で状況とオチは予想でき、それを裏切ることはないのではないかと思います。 深読みしすぎて外れることはあるでしょうが、定番です。 しかしこの小説は恐らくそういう定番の展開であることはさほど問題ではないのでしょう。 起こりうる展開を予想できながらも、緊張感を持たせられるのは見事だと思います。 ですが、最後の方は少々飽きてきます。 恐怖が薄れ、あとは結末を追うのみという状況になった際、驚く展開もないとやはり退屈してしまいます。 もっと短ければ、より濃密な恐怖と緊張感があり得たのではないかと思うためそこが残念でした。 | ||||
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設定からして、「バトル・ロワイヤル」を惹起させる内容です。 私としては、あちらは青臭い感じがして、読み進めるのに若干抵抗がありましたが、こちらは頭の整理が追いつかなくなるのもお構いなしで一気読みしてしまいました。 ケッチャムの「オフ・シーズン」みたいなグロもありましたが、この作家の面白い所は、そういうものに科学的バックボーンを持たせることだと思います。 ラストはやや納得いかない部分があり、完成度の高さでは「天使の囀り」に軍配があがると思いますが、勢いでは勝っています。 いずれにせよ、この作家のエンターテイメント性と技術は、読者への純粋なサービス精神から根付いているようで、好感が持てます。 | ||||
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迫りくる恐怖はさすが「黒い家」の作者、ものすごい臨場感で 目の前に情景がひろがります。 文字だけでここまでの臨場感を出せるのはほんとすばらしい筆力です。 ただ、話のオチ的には、中盤で主人公が推測した通りの結末のまま終わり いささか物足りなさを感じませんでした。 | ||||
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サバイバルホラーの代表的な作品だということで読んでみたが、 もっと続きを読んでいたいと思わせてくれるぐらい面白かった。 ホラー好き、ゲーム好きにはたまらない設定・世界観であると思います。 こういう設定の小説は珍しいだけに斬新であるように思います。 ただ難点を言うとオチが弱いような気がします。 もっと深く掘り下げて欲しかった。 | ||||
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貴志さんの本はこの本が初めてです題名『クリムゾンの迷宮』にすごい心が惹かれました。惹かれますよねたいていの本は初めつまらなく、後から本題にって形が多いですよね。まあ普通にこの本の冒頭は、主人公が目がさめると見知らぬ荒野にいるところから始まりますさらに途中で出会う謎の女性集められた人々北南西東で異なるアイテムそして、始まる極限サバイバルゲームくはっ、これはもう読むしかないでしょ自分が生涯よんだ本で指五つの中には入るおもしろさ一度読みはじめたらはまってしまうことを保証しましょう。 | ||||
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物語の設定が、とくにS・ジャクソン、I・リビングストン著の「アドベンチャーゲームブック」を楽しんだ世代(30代中盤?)にはたまらない感じです。 そして見た目も内面も食屍鬼に変貌した人間達によるカニバリズムの恐怖を淡々としたタッチで描き、そんなにグロ感も無いのでエンターテイメント的な感じでスラスラと読めます。 ただ、エンディングがある程度予想出来てしまい、意外性も殆ど無かったのが残念でしたね。黒幕も明かされないし。。 | ||||
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読み進めていくうちに続きがどんどん気になって、一気に読破しました。 特に終盤はハラハラドキドキしました。 主人公の藤木を応援してましたw ゲームの設定や舞台などの世界観に惹かれました。 バトル・ロワイアルなんかが好きな方には気に入る作品かも…? (ちなみに私はバトロワ好きです。) ラストに若干の心残りはあったものの…あれで良かったと思います。 | ||||
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前出されていますように、この作品が醸し出す世界観は高見広春さんの『バトルロワイヤル』や、 沙藤一樹さんの『D-ブリッジ・テープ』などに非常に似ております。 緻密に計算されたストーリー、そして予想外な展開による驚きの連続― それらの要素は見事に読者を惹きつけ、圧倒させます。 ボリュームは393ページとかなりたっぷりですが、とても読みやすく、 一日で読もうと思えば読めます(実際私も確か一日とちょっとで読み終わりました) 悪い点を挙げるとすれば、後味はあまり良くありません。 それと個人的に、最後のオチが容易に読めてしまったのが残念でした。 それらの点を踏まえて評価を★4にしましたが、 貴志雄介さんの数々の著作の中でも特に秀逸な出来の作品といっても過言ではないでしょう。 グロテスクな描写や生々しいものに抵抗が無い方や、 先ほど記述しましたバトルロワイヤルの様な世界観を好む方、 そして単純に貴志雄介さんの作品が好きな方。 いずれかの項目に当てはまる方は、必ず読むべきです。 自信を持ってオススメします! | ||||
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気味の悪い描写はあるが意外性もなく単調なストーリー 期待せずに読めばもう少し良い評価だったのかもしれないが 総合的に見てもあまり面白くないと感じた | ||||
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オーストラリア北西部の特異な地形と気候に惹かれて書かれた作品でしょうか。ゲーム好きな人には受けるでしょうね。ゲームとは無縁の私も、自分が異郷を探検するような気分でおもしろく読めました。 過酷な環境下でのサバイバルの物語ですから、現代日本の、身体を鍛える機会のない一般的な会社員を主人公にするのは無理があるかもしれません。しかし、物語の進行につれて次第に成長していくので、ここにもやはりゲームのような楽しみがあります。 | ||||
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目覚めるとそこは異境の地。 ここから抜け出すためには、ゼロサム・ゲームに勝利する以外にないと知った各々は、決意を固める。 ハイペースで読了。 これは面白い。月並みだが、面白い。 『CUBE』や、『バトルロワイアル』のような作品。 まさに大好物。 ゲームを進める上で、アイテム、武器、食料、チェックポイントなどが重要な役割を占めており、 これは、RPG好きにはたまらない要素だと思われる。 さらに、アイテム一覧表なるものが登場するのだが、名前、個数を始めとし、重要度までもがアルファベッドで表記されていて思わずニヤリ。 聖剣伝説3にハマり、基礎知識編の攻略本を熟読した幼少期の輝ける思い出を思い起こしてくれた。 攻略本でもっぱら好きなのは、冒険編よりも、基礎知識編である。 退屈な場面は皆無で、ハラハラドキドキしっぱなしだったが、 ラストが上手くまとまっていない印象。 しかし、その点を差し引いても十分面白い。月並みだが、面白い。 続編を強く切望しているのは私だけだろうか。 | ||||
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この作者の本はやや難解な用語や専門的知識が出てきて読みにくさを感じることが少なくないのですが、「クリムゾンの迷宮」はそんなこともなく、最初から最後まで一気に読めてしまいます。 ストーリーの構成が上手いので、中弛みするようなところはありません。 純粋なホラー作品ではないかもしれませんが、お勧めです。 | ||||
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【ネタばれ含みます】 この方の作品は初めて読んだのですが、バトルロワイヤル風の殺し合いになるのか?!と、思いきや無駄に残酷描写したり、人が躊躇無くサクサク死んでいくというのではなく、 (と、言っても結局人は死ぬんですが・・) あくまでも主人公目線のみでストーリーが展開し、 謎が徐々に明らかにされていく・・・・というのは面白かったです。 とは言えども、どういう風にこのゲームが、主催者側に伝わっていたかという点は、 ある程度予想がついてしまっていたので、主催者が誰なのかとか・・ トゥルーエンドという終わり方の割には、余りトゥルーではない部分もあったり、 このゲームが開催された理由も、「え、それだけ?」というイマイチ腑に落ちない理由だったりしたので、少し残念でした。 でも、先が気になって一気に読んでしまうほど引き付けられる文章で、大変楽しめました。 | ||||
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この作者の本は、本当にスラスラ読める。 中でもクリムゾンの迷宮は飽きさせないで最後まで楽しませてくれると思う。 火星のような場所で人々のサバイバル、ゼロサムゲームが展開されるのだが、本を書いた人の知識もあり、わかりやすく書かれており、本当に面白い。 何度も読み返せるだろう | ||||
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あり得ない設定に、最初は引き気味でしたが、読んでいくと辞められない。 結局、悔しいけどおもしろい->悔しいくらいおもしろいという評価になりました。 | ||||
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黒い家が良かったので続いてこちらを手に取りましたが どこが面白いのかわからないまま最後まで読み終わってしまいました。 (同じ系統ならバトルロワイヤルやソウのほうが面白い) 最後の余韻に☆ひとつおまけです。 | ||||
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うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界だった。不条理なゲームに巻き込まれた男を描くサバイバルホラー。 どうしても「バトルロワイヤル」を思い起こさせる設定。ただし、このゲームが展開される世界が目に浮かぶような詳細な叙述や、ゲームブックなどの複線的なアイテムの絡め方などが絶妙で、どんどん引き込まれていきます。 サバイバル術に関する非常に具体的な情報も得られてお得です。たぶん今後役に立つことはないでしょうが。非常によく取材されているなぁ、と感心します。 主人公を取り巻く多くの謎。追われるものの恐怖。本当にあるかも知れない、と思わせるだけのリアリティ。読み始めたら一気読み間違いなし。心臓ばくばくの数時間を過ごせます。 ゲームの「バイオハザード」などが好きな方なら間違いなくおすすめ。ちょっと心臓に悪いので気の弱い方は要注意! | ||||
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サバイバルアクションホラーというべきか、設定も展開も割と使い古されたプロットですが、著者らしいディテールの面白さで飽きることなく楽しめます。ただ、こういう終わり方をするのであれば短編〜中編程度のページ数でよかったのではないでしょうか。物語の運び方からすれば、いくつかの山場を越えてクライマックスを迎えるべきところが、山場ひとつで駆け足的に終わってしまった感が否めません。伏線を曖昧なままにした狙いは分かりますが、読者を長く引っ張ってつけるオチとしてはかなり消化不良を残します。アイデア先行で構成がややおざなりといったところでしょうか。日本のホラー系作家では抜群のストーリーテリングを誇る著者だけに尚更惜しい気がしました。 | ||||
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