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クリムゾンの迷宮
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クリムゾンの迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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いわゆるデスゲームもの。集められた他人同士が物資や情報を得ながらサバイバルし、最終的には殺し合うという定番のストーリー。 中盤までは文句なしに面白い。主人公の周りの描写しかされないため、別行動をとった人たちの行動がほぼ不明であるため読者特有の神の視点というものがない。これがいつ殺しにかかってくるか、どういう行動をとってくるかという恐怖を盛り立ててくれていると感じる。まぁそのせいで他者の掘り下げが少なく、読んでてこいつ誰だっけ?という状況になりがちだが。 オチは最悪。黒幕等の正体は明かされず、主人公の「こうではないか?」という推察が軽く描写されるだけでかなりの謎が残ったままなので消化不良感がすごい。 題材が面白かったが、広げた風呂敷を畳めていないので筆者の他の本ほどのオススメはできない。 | ||||
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序盤は設定の面白さやテンポの良さでサクサク読めてよい。 ただ中盤以降はサバイバル雑学に重きが置かれ緊張感がダダ下がり。 スリリングな展開の中で説明過多はあかんでしょ。 モブキャラが絶望的な状況に置かれてんのに、ジョジョの主人公みたいに冷静沈着になってるやん。 | ||||
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読んでる間、主人公はどんな立場なのか、どう問題を解決していくのか。 そんなワクワクを、待ち受ける試練が刺激し、どんどん先が読みたくなります。 ですが、最後が酷い。 結局真実は一切わからず、全てが主人公の「だったかもしれない」という予想で終わる。 しかも、主人公は大した物を得られないどころか、得たいものは消えたまま。 この手の作品は、結末がどうなるか気になるから面白いのに、その結末が雑過ぎる。 残りページが少なくなっていくごとに「えっ、これ本当にちゃんと決着つくの? まさか……」という不安が絶えず頭にあり、そしてその不安が的中でした。 新世界より、も読みましたが、この作者は世界観の構築とアピールは凄くうまいけど、ストーリーの作り方は下手、というか酷い。 貴志さんの作品はもう読みません。 二作品読んで、彼は凄くワクワクさせておいてから最後に一番下まで突き落とすのだと(本としてつまらない、不快という意味で)よく理解できました。 以下、ネタバレあらすじです) ホームレスになってしまった主人公がある日目覚めると、そこは荒野だった。 彼以外にも何人かの日本人がおり、彼・彼女らも気がついたらここにいたという。 勝者と敗者に分かれるゼロサムゲームを予感しつつ、彼らはとりあえず、いつの間にか持たされていたゲーム機の指示に従い行動する。 主人公は、藍というヒロインを連れて荒野をさまよい、様々な情報を得て、自分たちの状況に少しづつ予想を立て始める。 ついに、参加者同士で凄惨な殺し合いが始まる。 主人公は、殺人鬼の魔の手から逃れ、藍とともに生き残るが、最後に毒蛇に噛まれてしまう。 藍がなぜか持っている血清を打ってもらい生き残るが、そのまま気絶。 気がつくと病院のベッド。 主人公は、大金を貰い日本に帰れたが、真実は何もわからない。 ・ゲームは、どこかの金持ちが仕組んだ娯楽映像作品だったのではないか ・藍は、ゲーム制作側のスタッフだったのではないか ゲーム中に発見した物や得た情報、そして帰国後の調査から、予想することしかできない。 絆を深めた藍は、彼の目の前からは当然消えており、彼女は今どうしてるのかと気になったまま、作品は終了。 | ||||
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スラスラと読みやすいが、評判が良いミステリーとして手に取ったのでガッカリ。ミステリーでもないし、ありきたりな設定。有耶無耶な最後、どれをとっても出来の良い携帯小説としか思えない。 | ||||
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読みやすさに関しては文句なし ただ、これは好みの問題かもしれませんが、落ちが弱い 伏線は散りばめられたまま事実関係がはっきりしない終わり方ではすっきり出来ません あとそれぞれの視点も欲しかった 評判が良かったので期待したが、落ちを重視するひとには向いていないかも | ||||
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この手の話は広げた風呂敷をどう畳めるかに尽きるのですが…作者は途中で諦めましたね。一番やってはいけない終わり方、トゥルーエンドではなくバッドエンドですよ。様々な謎を投げかけて解決しないなんて力量不足も甚だしいです。山登ったのにペナルティは?というか大きな組織の陰謀オチしか出ないのかぁ?この程度なら自分でも発想できるレベルです。中古で激安なのが分かりました。 | ||||
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主人公が意識を取り戻すと、深紅色の奇岩が連なる異様な風景の中に横たわっている自分に気がついた。ここはいったいどこなのか?どうしてこんなことになってしまったのか?・・・という状況から、どうやら数人が集められて運ばれ、サバイバルゲームのようなものをやらされることがわかってくる、という異様な状況。最初の盛り上がりは充分魅力的なのですが・・・。 展開にかなり無理があるなあ・・という感が否めないのは、お話だから目をつむるとしても、最後がいけません。結局なんだったのか?主人公はどうして戻ってこれたのか?誰が何のためにこんなことをやったのか?というのは、主人公がただ自分の推測を述べているだけで証拠もなく、真相はまったくわからないまま放置されます。なんでこのようななんとも締まらない、中途半端な終わり方にしたのでしょう。思いつくのは、作者はただサバイバルゲームが描きたかっただけで、小説としてのおもしろさや起承転結などどうでもよかったのではと思いました。書きたいことだけを書いて、最後はほったらかしで放置できるのなら、誰にもで書けるのでは・・・。作者の他の作品は好きなだけに残念です。 | ||||
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この終りかたはまずいでしょ!評価が高いので楽しみに読みましたが、最後がどうしても好きになれず、読後感がモヤ〰〰です。黒い家や天使の囀りはまあまあ良かったので、ガッカリしました。 | ||||
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武器、サバイバル用品をゲット出来る方角へ向かった組が、どうやって食糧問題を乗り越えたのかが謎ですね。 そして、オチが投げっぱなしで酷い。 おお、ゲーム主催者に報復かー!どうするんだろ?とわくわくしていたのにそのまま終わってしまい消化不良。 広げた風呂敷はたたんでほしい。 楽しんで読んでいただけに終わり方が残念でなりません。 | ||||
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びっくりするほど面白くない。 「新世界より」はかなりの傑作、「天使の囀り」もかなり面白いが、これはない。 作者独自のアイデアがほとんど無い。 突出する部分は抑えられ、明らかに売れる小説を狙いにいってる。 貴志祐介は「新しく面白いジャンルの小説を書きたい」の本人の弁の通り、 出来不出来はともかく、例えば「悪の教典」などはかなり攻めている。 だから当然作者も自覚的だろう。 しかし売れる本も書かなきゃいけないのは仕方ない。 さわりを読んで嫌な予感がする人はやめましょう。 これを最初に読んでこの作家を見限るのももったいない。 | ||||
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貴志さん作品で、これが1番評価高かったので期待して読みました。 結果がっかり。 まず主人公の人間性がひどい。さっき会ったばかりの女のいいなり。 正義感が強い・優しいという性格かと思えば、あの状況下で情報の大切さを認識しながら「隠しましょう」と言われうじうじしながら従う。 後の惨事を見ても罪悪感も希薄。 あえて人間味ある主人公にしたいなら、もっと軽薄な部分もみせればいいのに、終始どうも半端。 ともかく女に従いすぎて白けた。 一癖も二癖もありそうな他グループとは早々に別れ、物語が大きく動き出すのがやっと半分いったところ。展開が遅すぎ。 次に会ったらもういきなり○○化。突然迫った恐怖とかどうも感じられない。 完全な敵○○とは別の意味ありげな粗暴な男キャラ。敵になるのか味方にできるのか……とそこの展開が唯一ドキドキしたけど、あっさりさっくり殺されちゃった。 じゃあ、グロで恐怖を味わおう、としても残念ながら直接的な描写はほとんどない。 追いかけられる恐怖というのも、最初から下卑たキャラが追いかけてくる……というだけでいまいち。 どうせなら、人の良さそうなキャラが変貌して襲ってくる方が恐い。 絶望感と恐怖が足り無すぎて残念すぎる……。あ、でもアニメで見たら面白そうですね。 | ||||
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こんなに馬鹿馬鹿しい展開を文章に書き起こすなんて・・・・仰天!!! 実際に買った本なので嫌悪感がなおさらアップです。 作品も結構グロイシーンがありグロイものが苦手な方にはお勧めしません。 キャラもテンプレ的、展開も予想でき、真相は馬鹿馬鹿しくてあきれてしまいます。 作中、主人公たちがいる場所は「まるで違う惑星」らしいとかそう言った描写があるのですが *以下ネタバレです、注意して進んでください* 「違う星に行ったのでは?」と思っていた場所は実はというとオーストラリアだった!!! というどんでん返しは無いと思いました。バカバカしすぎ。 | ||||
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舞台設定もストーリーも特別すごいという感じはなく、映画や漫画で出てきたようなものだけど、 それなりに先を期待して読めるのはさすがだと思う。 でも、せっかく極限状態でのサバイバルなのに、人間同士の真の闘争がない。 二人でメインで行動するより、集団で移動させた方が葛藤や協力がもっと烈しく展開されるはずなのに、 どうも安全圏に居座ったままプロット通りに進む感じがして、リアルさに欠けていた。 一部のパーティーが暴走するのもお約束通りというか、その狂喜の描き方も想像の域内でしかなく、新鮮な驚きもなければ、毛穴が縮むような恐怖も味わえなかった。 さらに重要なのは排泄問題だ。 汚らしく描けとは思わないが避けては通れない生理現象なだけに、無視を決め込む描き方は残念で仕方がない。 食糧問題だけでなく、排泄時の失敗や臭いや感染などでも主人公を窮地に立たせることができたはずだ。 そしてラストは、見事な回収がおこなわれる。もちろんこれは皮肉で書いている。 まるで夢オチのように、「話は終わった。とくにこれで矛盾してないから納得してくれるよな?」みたいな描き方では、 そこまで読んだ甲斐がない。 少なくとも読者の多くは、どうしてこんなゲームがおこなわれ、それによって何がなされるのかを期待しながら読んだことだろうし、 ゲームによって主人公にどんな変化が生じ、普通の現実社会がどのように見えるようになったのかまで描いて欲しいと思っていたに違いない。 漫画の連載が急遽終了したみたいな筆の擱きかたでは、納得できない人も多いと思う。 | ||||
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主人公は突然、訳の分からない土地に放り出され、サバゲーを強いられるのですが、、、いい具合にヒロインも登場させて、ラブロマンス的要素も盛り込んだつもりなのかな。そこまでは良いのですが、読んでいてまったくハラハラドキドキしません。最後まで見事に背筋は暖かいままです。途中で放り出さそうかとすら思いました。みなさんの評価が割と高いのは全く不思議です。 同じテーマで篠田節子に書かせたいですね。きっとチョー怖くなると思います。 | ||||
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こんな終わり方がありなら何でもありやん!と腹を立てた作品でした。 | ||||
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最初の選択の時点で各人の運命がほぼ定まってしまうのがつまらない。 主人公はほとんど機械の指示に従って行動しているだけ。何も特別な行動などなく(性交ぐらいかな?)、最初の出会いからの運だけで、他のルートに比べ、無難に進みすぎて物足りなさを覚える。 他のルートに行った人の視点や回想をもっと挟んだほうが面白いと思う。 鑑賞する側にしても仕込んだ薬で理性を失わせて殺し合いをさせるよりも人間らしい殺し合いの方が楽しめるのではないかと思った(あんな舞台を用意するくらいだし) | ||||
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作品は、非常に良かったのですが、表紙がぐちゃぐちゃでした。説明にはなかったです。 | ||||
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閉ざされた場所で、数人の男女が殺し合うという展開は、人気のジャンルで成功例はいくつもあります。 しかし、このジャンルでは宿命とも言えるのが、設定が大掛かりになり過ぎるために、 風呂敷を畳むことができず、いわば投げっぱなしのような終わり方になってしまう点です。 本作ではその点をどのように打開するのか期待していたのですが、 何か巨大な組織(マフィア?)の陰謀だった、終わり。では残念ながら期待外れと言わざるを得ません。 キャラクターの掘り下げ方に対する不満が随所に見られますが、 物語がずっと主人公の視点で進むのに対して、参加者9人全員が一堂に会するのは第1CPのみで、 それ以降主人公とほとんど絡みがないまま退場するキャラクターが大勢いることを考えれば、当然と言えるでしょう。 ゲームの勝利条件や終了条件が最後までよくわからないまま、いつの間にかゲームが終了して病院のベッドで目覚めるという展開もマイナスポイントです。 黒い家の完成度の高さから言って、レベルの高い作家であることは間違いないと思うのですが、 おそらくこういったジャンルは得意ではないのでしょう。 | ||||
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レビューの評価が高かったので、期待して読みました。 続きが読みたくて途中でやめられない・・・ を期待していましたが、いつでもやめられます。 一番いただけなかったのが、ラスト。釈然としない、合点のいかない、「え、これで締めちゃう?」ってかんじでした。 これだったら、100円の『おまえたちのなかに鬼がいる』のほうが、ずっと面白いなぁ。 | ||||
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出だしは、良かったのですが、なんかスピード感がないというか、スリルがないと言うか・・・。 途中で「もう無理!」となりました。 | ||||
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