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クリムゾンの迷宮
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クリムゾンの迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全320件 201~220 11/16ページ
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内容もストーリーも自分好みですごく面白かったです。 | ||||
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読み出したら途中で止められません。 エンディングもよかったと思います。 アイテム一覧のドクロを見てゾクッとしました。 それにハマってしまったチームにもゾクゾクさせられました。 やはり氏はホラーの名手ですね。 | ||||
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貴志さんは前から好きでしたが、やっとこの作品を読めました。 話はみなさんが言うようにバトルロワイヤルに似ています。 結構グロいシーンがあり、途中気持ち悪かったです。グロがまったく駄目な方は読まない方が良いです。 こっからネタバレ ヒロインが敵側の人間というのは、少々ありきたりでがっかりしました。 大どんでん返しを期待しましたが、ラストまで展開が大体読めたのが残念でしたね。けど、臨場感がすごいし、一気に読んでしまいました。 おすすめです! | ||||
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大学時代、担当教授がおススメ図書にと紹介してくれたのをきっかけに読んでみた作品。 去年映画化された米澤穂信の『インシミテル』の先駆ともいうべき存在。 少々古めの作品だが、面白さはこちらの方が断然上だと思う。 文明と切り離された世界で、生き残りをかけて知恵を武器に戦うというバトルロワイヤル物の一種だが、 この作品で一番おぞましいのは、生き残ろうとする人々の悪あがきや歪さではなく、 ゲームを管理する側が用意した「余興」のための「悪意」であろう。 枷が外れた人間も恐ろしいが、安全な場所から高みの見物を決め込んでいる人間ほどおっかないものはないということを再認識。 | ||||
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の発想が凄い。 哀れ船岡君にオバサン。 しかし、弁当なんて表現するかなあ?? と思いながら、ドキドキハラハラしながら読みました。 内容は、追い込まれたら人間は、生肉だろうがなんでも食べると言うのがよく伝わりました。 恐ろしいです。 | ||||
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ストーリーはまさしく昔のゲーム(酷い容量のメディアの頃の、ね)なんかで特にありがちだったパターンを踏まえてのものなのでオチも読みやすい。故にパンチは弱い。今だにこのパターンのストーリーのゲームって時々世に出てきますしね。 文章は柔らかくスラスラと最後まで読める。 個人差はあるだろうが、全体的に軽くそんなにオドロオドロしい文章でもないのでそれなりに本を読む人間なら目を覆うこともなくラストまで読めてしまうと思う。 アイデアも平凡だし、似た話と比較すればバトルロワイヤルほど嫌な気分(なんせあっちはまず殺しあうのが子供だし)を味わわされることもなく、良く言えば万人向け。厳しく言えば、普通の本。 それでもホラーやサスペンスなんかを読まない人間には辛いのかな? 同じ作者ならISOLA(だったかな?)のほうがアイデアもオチも工夫しようと足掻いている分、好感は持てた。 | ||||
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眼が覚めると主人公・藤木は異世界の真ん中にいた。深紅色(クリムゾン)の異様な風景。 場所は不明。持ち物なし。水・食料なし。ひとりきり。 やがて同じ境遇の数名の男女と出会い、生き残るために主催者の指示に従い、生き残りを賭けたゲームに参加させられる。 極限状態における人間関係の揺らぎ、人間性の崩壊など――設定や題材としては、現代においては目新しいものではないだろう。 閉鎖空間で仕掛けられた理不尽な殺人ゲーム、という題材はすでに陳腐ですらある。 「キューブ」や「SAW」、「インシテミル」など、挙げれば枚挙に暇がない。 決定的なのが「バトルロワイアル」のヒットであるのだが、奇しくも本作と発表時期がまったく同時期なので、どちらが二番煎じというわけでもなさそうだ。 しかし同様の作品が多い中、いま読み返しても本作は非常に面白い。 舞台となる場所の地理的な雑学、サバイバル、動植物、薬物などの広範な知識が散りばめられ、スリリングな展開に思わずページを繰る速度も速くなる。 そしていつしかほかに考えられない題名の妙に唸らされるのだ。 目新しいわけでもない。人物描写に深みがあるわけでもない。文章力が高いとか芸術的な美文も見当たらない。 しかし批評家たちがとかく重視しがちなそれらがなくとも、じゅうぶんにエンターテインメントさせられるんだぜ、むしろイマドキの読者はそんなカビくさいもん求めてないんだぜ、というエンタメ作家としての気概のようなものが感じられる。 作中で登場するゲームブックとの関連がいまいち消化不足だったのが気になるが、それを差し引いても自信を持ってじゅうぶん薦められる出来。 深みのある名作とはいわない。しかしまちがいなく娯楽小説としての超傑作だ。 | ||||
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「天使の囀り」が面白すぎて(自分の好みでは、このようなタイトルの本は手にも取らないのですが)「天使の〜」と本作の評価で購入しました。が、やはり2日持たずに読み終わってしまいました。終わり方に少し「あるある感」と「しょうがないよな、こうしないと終わらないもんな感」がありますが、「目が覚めたら火星へようこそ」なんてリアリティのない始まりから読者を引き込むこの方の文才にブラボー。 鈍感な私は最後まで藍の目と耳の件がわからなくて、「やっぱりそうなんだ・・」からの「あぁ・・・怖っ」に2度、3度とゾクっとさせられました。暇つぶしなんてもったいない。ホラー、グロが好きな人は読んでみる価値はあると思いますw | ||||
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まんまバトル・ロワイアル。 緊迫した状況で浮き彫りになる”人間”。 貴志祐介の作品はどれも”人間そのもの”や”人間の本質”を描こうとしているように感じる。 おかげで、だんだんホラー小説の面白さが分かってきた。 たぶんホラー小説は、緊迫した状況を利用して人間のうねりを描くジャンルなんだ。 ただの怖い話じゃないんだな。ずっと誤解していた。 怖さではなくて、それによって浮き彫りになるものこそが本質なんだ。 そして、それがあるからこそ、臨場感が出るのだろう。 最後のオチもけっこう好きだ。ミステリー要素のあるホラー小説は面白いな。 | ||||
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舞台・人物設定、物語の構成から展開までよくできています。 ゲーム機のキャラクターの細かい演出も面白い。 人間の極限の心理状況や精神状態を、リアルに描いた作品です。 迫り来る恐怖と戦いながらの、生死を賭けたサバイバルゲーム‥‥ 賞金の額が決まっている中で、人数が減れば減るほど取り分が多くなる、完全なるゼロサムゲーム‥‥ バトルロワイヤルにゼロサムという状況を加えたような内容です。 これにより、人間の恐怖心理をうまく煽った、緊迫感のある物語となっています。 物語に入り込みやすく、読んでいると主人公に憑依してしまいます。 それによって、こちらが追われているかのような錯覚に陥り、恐ろしいほどの臨場感を味わえます。 生死を分ける選択肢が多いので、こちらも必死になって頭をしぼる。 特に物語の後半からの生きるか死ぬかの緊迫した展開には、心臓の音を鳴らしながらページを捲り続けました。 残酷な描写があるので、女性には少しお勧めしにくいです。 内容が面白く、一度開いたら一気に読んでしまいました。 武器、護身用アイテム、食糧、情報、この4つの選択肢のうち、あなたならどれを選択しますか? | ||||
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さすが貴志祐介。読み始めたら止まらない。 なぜ集められたかも分からない男女9名が、未知の場所でサバイバルゲームを 行う羽目になる。最初はどの程度の危機が潜んでいるのかも分からなく始めた ゲームも、徐々にその実態が明らかになるにつれ・・・。 次の展開を早く知りたいという欲求にはとても勝てない。何日かに分けて 読もうと思っていたのだが、結局一気読みしてしまった。それほど面白い。 食屍鬼(グール)の件は本当に恐ろしい。貴志作品を読む時にいつも思うこと だが、小説で想像しながら読むくらいが丁度良い。映像化したらグロ過ぎて うなされてしまうかもしれない。 落ちは何となく読める展開ではあるけれど、それでも作品の価値を低くする ものではないと思う。 それより、最初に読み始めた時は荒唐無稽な設定と感じたのに、読後には 現実に起こり得る話に思えてきたのには恐怖を感じた。 | ||||
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この著者の小説は、以前に新世界よりを読んでからはまっています。 この小説は、なぞの世界におけるサバイバルストーリー。 いちおうホラーというカテゴリーにはなっていますが、 怖いという印象はそれほどなく、次々と展開されるストーリにひたすら引きつけられます。 最近似たようなテレビドラマとか映画とかもありますが、 この小説も映像化されればいいのにと思います(もうされているかも?)。 下手なハリウッド映画なんかよりも遥かに面白いこの小説。お勧めです。 | ||||
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1980年代、ゲームブックというのがあった。 知っている、やったことあるよという方ならこの小説はお勧めです。 ゲームブックが要素の一つになっていて、やっていた人なら懐かしさも手伝って かなりひきこまれます。 貴志祐介といえばホラーだと思う人が多いでしょうが、ホラーのテイストもありつつ どちらかといえばアドベンチャーです。 | ||||
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貴志さんの本は全部読んでいるので、 これは再読になりますが、いやいや、 平成12年の文庫がいまでも古びずに おもしろいとは、エンターテイメント小説なのに 驚きでした。これがストーリーなりストーリーテリングの 力ですかね。 RPG(ロールプレイングゲーム)とかバトルロワイヤル とか、この本を表現するキーワードはいくつかあるでしょう。 でもこういうキーフレーズをあげてみても、やはり尽くせていない 魅力がこの本の本文にはあります。 こういうのこそ読めばわかる、読まなきゃわからない、の典型ですね。 殺戮シーンがどかどか出てきたりもしないし、えぐいと言うほどの ホラー描写もないので、その辺が苦手な人もいけるのではないかと思います。 (私も好きじゃない方ですが) 貴志さんは心理学に強い興味をお持ちですし、エンターテイメント系なのに 人物が非常にくっきりしていてそこが魅力的ですよね。 ただおもしろいって言うだけじゃない何かがあります。 | ||||
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最後まで一気に読める極上のエンターテイメント、 『バトルロワイヤル』『インシテミル』などが好きな人なら絶対に楽しめます。唯一ちょっと残念なのはエンディング。淡白過ぎるので、もう少し書き方を変えればもっと深みが出たと思う。 | ||||
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★3、5 前半オーストラリアの雑学、後半鬼ごっこ。敵の移動速度が異常に早い、4〜50メートルの岩山をあっさり登る、ボウガンが1キロ以上飛ぶとか少し気になった。ラストはもう少し良く出来ただろう。ゲームブックと同じ病院のベッドの上の方が良かった。 | ||||
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著者はある書評のインタビューで、プログレッシブ・ロックを青春時代によく聴いており、著作中にもそのジャンルの曲をかけながら臨んでいる、と言っている。 キング・クリムゾンの1stアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」からこのタイトルをとったものと思われる。そしてそのアルバムの「絵」を見れば、色といい表情といい、まさにと思わせるものだ。 最終章は、「小説」の1シーンで始まり、ラストもその1シーンで終わる。その間の主人公の行動や思索は果たして現実のものだろうか? 著者は「幽体離脱」をテーマとした作品も発表している。そこに思いを巡らせた時、「不思議なことに誰一人としてあなたに関心を払わない」という描写が意味をもってくるような気がする。 10年以上前の作品だが、ゲーム理論にとってかわるドラマ理論というものが開発されていたことを、今さら知った。 ドラマ理論への招待―多主体複雑系モデルの新展開 | ||||
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サバイバルホラーとして、名作。 読み始めは、少しとっつきにくい感じがあるが、読み進めていく内にグイグイと引き込まれます。 文章が巧く、実に読ませる。貴志祐介の本が結構読んだが、作品毎におもしろい。(大概、ホラーだが) 「新世界より」の次におもしろい。下手な映画を観るよりもお勧め。 | ||||
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他の方が書いていらっしゃるとおり、一気に読ませる文章力は流石! 貴志祐介さん! と言いたいトコロですが、ラストが何か釈然としないまま終わってしまった感がいなめません。物語が唐突に始まったので、ハッキリしない終わり方にしたのかな〜と解釈出来ない事も無いんですが、敵の正体や動機も是非知りたかったです。 | ||||
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いっきに読める、そんな本。オチは若干無理くりな感じは否めないが十分楽しめる。やめられないとまらない。 | ||||
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