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三年坂 火の夢
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三年坂 火の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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舞台は明治。2組の主人公が交互に現れて進んでいくミステリー。 歯切れのいい文章・斬新な発想・スケールの大きさ。 それから、トキちゃんというキャラのアクセントが抜群で構成もうまい。ずいぶん書き慣れた作家さんだなーと感じた。じわじわじわじわ謎に迫っていくタイプのミステリですごく丁寧に作られている。 最後、どうなるのか楽しみで楽しみで絶賛のレビューを書こうと思ってた。 それが最後の最後であれだもんな・・・ 468p.の小説で裏切られるのがp.427から。そこまでは完璧だったのに・・・違う着地点いくらでもあっただろうに。そこから後は別人が書いたんじゃないかと疑うくらい。 あのねーーー!!、1人称の小説ではもちろんのこと、「これ」をやったらもう成り立たないの。 神視点の3人称の小説だろうが読者は、 「紅潮していた」 とあったら そう捕らえるの。 「彼女に会いたいと思った」 とあったら そう捕らえるの。 「疑わしげな目を向けていた」 とあったら そう捕らえるの。 これを疑ってかからないとしたら信じるべきひとつの決まりごとさえない。 人間が人間の表情を読み間違えるなんてないの。少なくとも小説の中では絶対にやってはいけない。 ぜんぶ演技だった?人格まで変わってしまっているじゃないか。 それがひとりじゃなくて複数いるんだとしたら読者は何を信じればいいの?今まで読んできて誰かに肩入れしてたのはなんだったの?ほんとひどい。 トキちゃんがいい味出してたから彼女に免じて★2にしとく。 | ||||
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江戸が色濃く残る東京の地図を追うのは楽しいが、ミステリとしてはいかがなものか。 プロットが弱いというか、謎の核心が時代劇じゃあなあ、と。 読了したけど、ブックオフ行きだねえ。 | ||||
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文章が平坦で、なかなか事件の核心に行き着かない。読んでいて少しイラついた。明治時代に興味があったのでなんとか読み切ったが、この時代に興味がない人にはどうなのだろう…。と思い、☆二つ。 | ||||
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前半の導入部など、すごく惹かれる部分もあるのだが。 後半になると、どうもダメダメになっていってしまう。 特に、文章の出来が今一つというか、平坦でありながらムラがあるような、おかしな具合。 今年の乱歩賞は2作とも、平年より出来が悪い印象が残った。 | ||||
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