レイニー・パークの音

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種別
長編
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あらすじ

2010年07月15日 レイニー・パークの音 (講談社文庫)

明治三十六年「日比谷公園」が初の民衆のための公園として造成された。同年夏、元屋夏雄の妻セツは「公園裁判が開かれます」という謎の葉書を受け取る。以来、突然姿を消した夫の過去を尋ねるセツは、かつて「恋愛論」で名を馳せた澤田夫妻の存在に行き当たる。裁かれる罪とは何なのか。明治長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

レイニー・パークの音の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

レイニー・パークの音の総合評価:

7.67/10点 レビュー 3件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

レイニー・パークの音の感想

明治後期の東京を舞台にしたミステリー。作者の乱歩賞受賞作である『三年坂 火の夢』と同じ高嶋何某が探偵として活躍する、シリーズ2作目になるのでしょうか。

探偵役を登場させる作品て、都合のいい展開を許容させてる設定のような気がしてあまり好きではないが、この作品に関しては、無いことはないが、あまり気にならなかった。それよりも、時代の空気や、ならではの人々の苦悩や、家族・友情・恋愛の繋がりが絡み合い、濃密で深みのある作品だったように思います。中盤までは話の進展にもどかしさを覚えますが、文章の配置や展開にも配慮されているので、数々の伏線が収束する終盤は一気に読んでしまいました。

構成力がモノをいう話のような感じなので、派手さはないのですが、じっくり読める方なら気に入って頂けると思います。

余談ですが、登場する秋輔くんはイイ味だしまくりです

カミーテル
MCFS6K6O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(4pt)

「三年坂」から格段の進歩

 前作「三年坂火の夢」は、着想は面白く、文章も新人にしてはなかなかだったが、ごちゃごちゃした感じは否めなかった。それでも次の本を手にさせるだけの得体の知れない魅力はあったわけだが。
 で、本作だが「三年坂」と比べると驚くほど、格段の進歩を遂げている。明治も終わりごろの白金台にある「学院」の生徒である文学青年たちの希望と挫折、それにまつわる後日のミステリーだが、当時の風物などもうまく描いて飽きさせない。
 まだまだ未熟な点も散見されるが、この時代の雰囲気を書ける作家が見当たらない今、注目し続ける価値はあると思う。編集さんが上手に育てていってくださるといいのだが。
レイニー・パークの音 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: レイニー・パークの音 (講談社文庫)より
4062767031
No.1
(4pt)

「三年坂」から格段の進歩

 前作「三年坂火の夢」は、着想は面白く、文章も新人にしてはなかなかだったが、ごちゃごちゃした感じは否めなかった。それでも次の本を手にさせるだけの得体の知れない魅力はあったわけだが。
 で、本作だが「三年坂」と比べると驚くほど、格段の進歩を遂げている。明治も終わりごろの白金台にある「学院」の生徒である文学青年たちの希望と挫折、それにまつわる後日のミステリーだが、当時の風物などもうまく描いて飽きさせない。
 まだまだ未熟な点も散見されるが、この時代の雰囲気を書ける作家が見当たらない今、注目し続ける価値はあると思う。編集さんが上手に育てていってくださるといいのだが。
レイニー・パークの音 Amazon書評・レビュー: レイニー・パークの音より
4062141248
No.0
(3pt)

シリーズ2作目

江戸川乱歩賞受賞作の「三年坂 火の夢」に登場した鍍金さんが再び登場。
今回は、日比谷公園で行われる公園裁判召集状といった奇妙なものを見た夫が、会社には行っているけれど家に帰らなくなってしまった妻が主人公です。
この妻は夫の過去に何が起こったのかを調べます。
そして以前交流のあった人物が行方不明になっていたのを知るのですが、その陰には怪しい人物が……。
公園論だとか日比谷公園の成り立ちは新鮮でした。
オチは好きです。解き明かされる謎もおもしろいなと思いました。
でもその過程が少々退屈に思ってしまいました。
明治が好きな人だったらいいのかもしれませんが、
私は好きでも嫌いでもなかったのでそれが影響しているかもしれません。
みんな悩みすぎていて重いです。明るさが途中にもほしかった。
もう少しテンポがよかったら楽しめたかもしれません。
レイニー・パークの音 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: レイニー・パークの音 (講談社文庫)より
4062767031
No.-1
(3pt)

シリーズ2作目

江戸川乱歩賞受賞作の「三年坂 火の夢」に登場した鍍金さんが再び登場。
今回は、日比谷公園で行われる公園裁判召集状といった奇妙なものを見た夫が、会社には行っているけれど家に帰らなくなってしまった妻が主人公です。
この妻は夫の過去に何が起こったのかを調べます。
そして以前交流のあった人物が行方不明になっていたのを知るのですが、その陰には怪しい人物が……。
公園論だとか日比谷公園の成り立ちは新鮮でした。
オチは好きです。解き明かされる謎もおもしろいなと思いました。
でもその過程が少々退屈に思ってしまいました。
明治が好きな人だったらいいのかもしれませんが、
私は好きでも嫌いでもなかったのでそれが影響しているかもしれません。
みんな悩みすぎていて重いです。明るさが途中にもほしかった。
もう少しテンポがよかったら楽しめたかもしれません。
レイニー・パークの音 Amazon書評・レビュー: レイニー・パークの音より
4062141248

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