レイニー・パークの音
- 明治 (20)
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明治後期の東京を舞台にしたミステリー。作者の乱歩賞受賞作である『三年坂 火の夢』と同じ高嶋何某が探偵として活躍する、シリーズ2作目になるのでしょうか。 | ||||
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前作「三年坂火の夢」は、着想は面白く、文章も新人にしてはなかなかだったが、ごちゃごちゃした感じは否めなかった。それでも次の本を手にさせるだけの得体の知れない魅力はあったわけだが。 で、本作だが「三年坂」と比べると驚くほど、格段の進歩を遂げている。明治も終わりごろの白金台にある「学院」の生徒である文学青年たちの希望と挫折、それにまつわる後日のミステリーだが、当時の風物などもうまく描いて飽きさせない。 まだまだ未熟な点も散見されるが、この時代の雰囲気を書ける作家が見当たらない今、注目し続ける価値はあると思う。編集さんが上手に育てていってくださるといいのだが。 | ||||
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江戸川乱歩賞受賞作の「三年坂 火の夢」に登場した鍍金さんが再び登場。 今回は、日比谷公園で行われる公園裁判召集状といった奇妙なものを見た夫が、会社には行っているけれど家に帰らなくなってしまった妻が主人公です。 この妻は夫の過去に何が起こったのかを調べます。 そして以前交流のあった人物が行方不明になっていたのを知るのですが、その陰には怪しい人物が……。 公園論だとか日比谷公園の成り立ちは新鮮でした。 オチは好きです。解き明かされる謎もおもしろいなと思いました。 でもその過程が少々退屈に思ってしまいました。 明治が好きな人だったらいいのかもしれませんが、 私は好きでも嫌いでもなかったのでそれが影響しているかもしれません。 みんな悩みすぎていて重いです。明るさが途中にもほしかった。 もう少しテンポがよかったら楽しめたかもしれません。 | ||||
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