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MAZE[メイズ]
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MAZE[メイズ]の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 21~40 2/3ページ
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終わりも程よく納得できて、楽しく読めました! 恩田先生のほかの好きな作品に比べ『グイグイどっぷり』ほどではなかったのは何故でしょう… もちろん好みの問題だと思いますが、今回『グイッと』だったので☆3つにさせていただきました。 だけど読みやすいし、ゾクゾクするし、とても楽しいお話しでした! | ||||
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恩田陸さんの“心理的な謎”、登場人物の会話の中での腹の探り合い? のような雰囲気の作品が好きな方は、肩透かしくらうかも。 この作品は“現実的な謎”みたいな感じ。 たとえば、 【心理的な謎】 どうして、あのときあの人は「●●」と言ったのだろう。 【現実的な謎】 迷路で人が消える規則性はなんだ?(本作品) それなりにリアルな謎解き&結論が出たところで、それをひっくり返すような説明できない結末にもっていくところがあるので、少し中途半端。 広い心で読みましょう。 登場人物の神原恵弥は魅力的。 | ||||
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恩田先生の作品は、他の作品などから、ひょっとしたらインスパイアされたテーマを先生独自の世界観に塗り替えてまったく別の作品に仕立て上げる作品で秀逸なものが多いと感じてます。 今回は秀作との評価の高い映画「CUBE」がモデルじゃないかなぁ・・・と途中までは凄く不安に思いつつも作品の内容に魅かれて読み進めていきましたが・・・ 内容はネタバレになるので触れませんが、まったく違う話に仕上がり、ちゃんとオチも理由もこの作品にはあります。ネタ的には普通のオチなのですが(超常現象などご都合主義でないオチなので不満は残りません)よく纏められた作品だと思います。楽しく読める作品です。 | ||||
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恩田陸さんの作品は、謎がほとんど解決されず、読者が最後に置き去りにされてしまう感が強いです。ですから、前半部分でグッと引き込まれても、「え、これで終わり」とちょっと不満に思ってしまう作品に何度も出会っています。 MAZEはそんな中でも、それなりのオチのついている作品です。 西アジアに存在する「トーフ」のような白い物体。内部は迷路になっていて、人が消えるという……入ってしまうと「消える」可能性がある。同級生に無理矢理連れてこられて安楽椅子探偵をすることになって……。 登場人物それぞれの魅力と、提示された「トーフ」の謎が秀逸で、グイッと心を鷲づかみにされてしまうと、もう物語から離れることができません。一気に読み通してしまいました。 「トーフ」の謎に対する推測も、消えていく仲間も、良いタイミングで提示されて、だれる暇もないくらい。 ラストがなぁというレビューもありますが、恩田さんの作品の中では親切な方だと思いますよ。 個人的には装丁もMAZEで好きやなぁ。 | ||||
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「豆腐」の中に,カメラを搭載したラジコン・カーを入れて,中の様子を撮影してみる。すると,濃い脛毛を生やした足が一瞬写り,その足はすぐに見えなくなってしまった。 その後起きる怪奇現象が怖かった。特に,砂漠地帯の真ん中で女性などいるはずがないのに,女性の笑い声がして・・・というところには,思わず「うわっ」と声を出してしまったくらい,驚いた。 謎解き部分の出来については不評が多いようだが,前半の雰囲気作りは非常にうまいと思った。 | ||||
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不気味不気味〜超不気味!勝手に言葉を作るなら「不気味面白い」恩田陸!活字だけで久々にぞくぞくきたよ。。「Q&A」のじわじわくる恐怖感が好きな人ならきっと好きだと思います。遠い異国の奥地にぽつりとそびえる白い建物。そのなかに入った人間は、次々と消えてしまう。だが、生きて帰って来れた人もいる。その違いは?中はどうなっている?建物の調査に臨んだ男四人は、ラストまで生き残っているのでしょうか?怖がりの私は深夜に読んだことを後悔しちゃいました。でもこの怖がらせ方にハマっちゃいました☆ | ||||
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オカルトかと思ったら実はと言うどんでん返しが面白い。 オチは違和感があるけど、あのオチがあるからこそ恩田陸なのかもしれない。 | ||||
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中盤までは本当にドキドキして早く先が知りたい!! という感じで一気に読み上げました。 ただ、ラストが自分的には拍子抜けで・・。 なんというか勿体無い感じがしてしましました。 登場人物はとても魅力的で惹かれます。 | ||||
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物語の中核を貫くのは、出入口が1つしかない建築物の中で 人間が消失する。そのルールは?というシンプルかつ魅力的な謎。物語の進行に合わせて提示される仮説にわくわくしたり、寒気がしたり、「謎解き」の好きな人にはとても楽しめる小説です。 前半と後半のムードが変わってくるのがちょっと納得出来ない部分もありますが、出てくるキャラクターも魅力的です。続きが気になって一気に読んでしまいました。 | ||||
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四角い箱の謎謎解きの過程は魅力的なものです。 それぞれの意見が舞台劇のモノローグのよう。謎そのものより謎にまつわる知的ゲームの様相が強いからでしょう。 | ||||
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この謎は、好奇心をくすぐると同時に、 空恐ろしさをも感じさせてくれます。 エンディングが中途半端に感じましたが、 それも謎解きなんて全部してしまわず、 神秘に包ませておいて方が良いということなのかもしれません。 ともかく、中盤のワクワク感を存分に感じることができ、 読んで十分楽しめる本と言えます。 | ||||
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前半から後半近くまで、なぞの建造物に対して主人公が謎解きを披露する部分までの話はテンポよく進み、その辺りまではとても良かったです。しかし後半部分から文章が荒っぽく感じ、なおかつラストまでうやむやのまま進行していき、納得できない結末でした。 初めの方の内容が面白かった分、後半の雑さが気になりました。 | ||||
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何か納得いかないんですけど? ちゃんとオチがついてないような、オカルト的要素で誤魔化された感じがします。 でも、おもしろく一気読みしちゃったので、星3つ! | ||||
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読後の安堵感が心地良い本でした。 最初、物語のオチについて期待ハズレな印象を受けましたが、こんなのもアリかなと、暫くして思うようになりました。 重厚な物を期待している方には物足りないかも知れません。 面白くなっていくのが1章の中盤辺りからなので、これから読む予定の人は注意して下さいね。 | ||||
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先に、言っちゃいます。 ラストのおちは、ワタシには、いまいちインパクトが足りないです。 古代ミステリーな導入から、マイクル・クライトンを思わせる 古代の謎に迫る現代の科学調査と、登場人物たちの推理力。 ラストまで、ぐいぐい読者を引っ張っていきます。 最初は、人が消えるという、その場所、その迷宮での 数々のミステリー。 それから、中東にあるその謎の迷宮を巡る調査隊。 それから、お話は進んで、巨大な陰謀による壮大な政治的陰謀説。 で・・ラストが、謎解きになる、と思いきや・・そう簡単には 幕は下ろしません。 恩田さんならではの、壮大な読者と作家の謎解き合戦です。 ファンタジー小説と言えなくもないですが、れっきとした 古代ミステリー仕立てで、結構楽しめました、の佳作かな。 | ||||
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登場人物だけではなく、読者も迷路に連れ込まれる感じです。途中の展開と最後の至ったことがどれだけ納得できるかは、読者にゆだねられますが、自分としてはまだきちんと納得できていない面もあります。 | ||||
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装丁が面白い。これは手にとって見て一読して見ても悪くない。おまけに、登場人物が面白い。とっぽい兄ちゃんと、切れ者の友人。そして不思議な任務を帯びた外国人たち。密室サスペンスのようで、実はそうではない。かつてのNHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー続編」風のジュブナイル作品と受け取っても構わない。一気読みできます。落ちをどう受け取るかはあなた次第。 | ||||
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Maze良いタイトルです。 これは私が初めて読んだ恩田陸さんの作品です。 面白かったと言えますが、それは最後まで読んだ場合です。 私は現に二、三度最初の方で投げ出しそうになりました。 詰まらなくはないのですが、あまり物語が進みません。 最初の方は調査編なので詰まらないと言えば当たり前なのですが、もう少し面白くできたと思います。 恩田陸さんのファンであるならば、十分に楽しめる作品でしょう。 そうでない方も、最後まで読めば誰でも「良い作品だ」と言うでしょう。 問題は最後まで根気強く読めるかです。 短気な人にはお勧めできません。 暇つぶしに読むには丁度良い作品だと思います。 | ||||
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~ 夜中に読んでいたら、背筋がぞっとしました。血が噴き出すでもなく、怪物がでてくるわけでもない。ただ”人が消失する”。その描き方がさすが恩田ワールド。これはどこの話?といった感じの舞台設定。西アジア、とあるけれど本当にこんな場所があったらおそろしいだろうな。その人間消失の謎を解きに集まった4人の男。彼らの本当の目的は? 誰が作っ~~たのか、いつからあるのかわからない『豆腐』(と彼らが呼んでいる)建物。それを取り巻くように群生するなぞの植物。舞台はまさに”ミステリ”。SFっぽくもあるし、ホラーっぽくもある、独特の世界。なんだか、読んでいる私までその世界に引き込まれ、現実から引き離されたかのような錯覚を起こしそう。一度入ったら出られない。そんな世界に一人で足を踏み入~~れてしまったら、どれほど怖いでしょうね。 結末は比較的現実的なものかなあとも思いましたが、結果がどうであれ、そこに至る過程を楽しめる小説です。途中があんまり面白くて、結論はどうでもいいかな、と思ったくらいです。~ | ||||
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まず舞台設定が良い。 アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。 日本を舞台にしたものの多い恩田作品の中では、少し異色の作品。主な登場人物は4人で、その中の1人の視点を中心に物語りは進んでいく。 荒野に存在する不可思議な建物を前にして、繰り広げられる4人のストーリーは、現実のものとして受け止めていいのだろうか? それとも単なる別世界の話なのだろうか? その自問自答を繰り返しているうち、あっという間に読み終えてしまった。 個人的には、謎解きが完結しておらず、少し含みを持たせた感じで終わる最後が気に入っている。恩田ワールドに引き込まれること間違いなしの作品です。 | ||||
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