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不安な童話
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不安な童話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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今更ですが拝読しました。 初期でこんな作品を出していたんですね。 伏線の回収もお見事ですし、何度も読み返したくなる本でした。 | ||||
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最後のどんでん返しまで面白く読めます。 | ||||
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「六番目の小夜子」ドラマ再放送をきっかけに恩田陸作品を最初から再読しています。 こちらは「六番目の小夜子」「球形の季節」に次ぐ3作目です。先の2作は多少荒削りな部分はあれど、いかにも恩田さんにしか書けない独特の個性でした。 けれどこの作品に関しては、個人的には恩田さんらしさが薄いと感じました。不穏な空気や幻想的な要素はありますが、よくあるサスペンスミステリのパターンで、たとえば小池真理子さん著だといっても、ああそうですかと納得してしまいそうです。そういう意味ではよくある女流ミステリの域を出ず、やや凡作に感じてしまいました。 25年前に変死した美貌の画家、高槻倫子の人物造形は大変個性的でひきつけられます。幻想的な彼女の絵と相まってその存在は強烈な印象を残します。 ただ、すべての不幸な出来事はこの人物のエキセントリックさが引き起こしたのだと思えてなりません。女性としても母親としても、また友人としても、あまりお近づきにはなりたくないタイプです。 いつも結末が曖昧だと言われる恩田さんですが、これは犯人も明らかになるし、オチがはっきりしているのでわかりやすいと思います。恩田さんの原点を知る意味でもおすすめです。 | ||||
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amazon商品の説明、内容(「BOOK」データベースより)以下、 「あなたは母の生まれ変わりです」 大学教授秘書の古橋万由子は、二十五年前に変死した天才画家高槻倫子の遺子にそう告げられた。 発端は彼女の遺作展会場で、万由子が強烈な既視感に襲われ、「鋏が…」と叫んで失神したことだった。 実は、倫子は鋏で首を刺されて殺されたのだ。 万由子は本当に倫子の記憶を持つのか? 真相を探る彼女に、奇怪な事件が襲いかかる。 * 読んだのは新潮文庫版です。今は無いのか! 2021年某日、NHKで昔やってたドラマ『六番目の小夜子』再放送を見終えて。 小夜子借りたかったが無かったのでこちらを借りた。 大体は作者の本を読んではいたが、読み返したりしよーと。 でも本書はまだ未読だった。いいファンタジーミステリー。 最後に意外な人物が出てきて「え~っ」ってなったが、 糸を絡めとっていく様に伏線を回収していくのでスッキリ。 なのに☆3つて厳しいな(笑)。犯人当て面白かったのに。 次は小夜子が借りれます様に。 | ||||
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読み進めていくうちに、だんだん引き込まれていった。 | ||||
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先がどんどん読みたくなる展開で、どんどん引き込まれました。最後の姉が絡んで来る下りは少し納得できない気がしました。偶然が多過ぎる気がしますし、殺された女流画家の学生時代の友人が主人公に伝えたかった事、そもそも主人公のような力を持った人が多過ぎると感じました。 | ||||
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既視感という言葉が存在するということは、既視感は多くの人に実際に存在しているのかもしれない。主人公の女性はとある女流画家の遺作展で、不快な感情に襲われ意識を失って倒れる。翌日再度訪問して、その不快感の原因を知る。ああ、この人の描いている一つひとつの画幅の風景を以前に見た記憶がある。すべての作品に既視感があることに気付くのである。自分は、この画家の生まれ変わりではないか…? とても面白い出だしで、その謎に興味が湧くのですが、その謎ときの結果は、なんだか納得のいかない、無理のあるものだったような気がしました。しかしさすがとてもユニークな「ミステリー」です。 | ||||
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恩田料さん最高です 映画を観る様に頭の中に映像がぐんぐん湧いて来る一冊です | ||||
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とても綺麗な状態でした、ありがとうございました。レビューが遅くなってごめんなさい!! | ||||
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読んでる途中は面白いのが恩田陸。読み終わるとは?ってのが多いけど途中は面白かったです | ||||
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最後まで読んで、、、????の連続です。最初から何度も読み返すも、父親二年前に死別とあるのに、ん??辻褄あわなくないか?誰も突っ込んでないところを見ると、私が勘違いしてるだけ?すごいモヤモヤ。 | ||||
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「生まれ変わり」「前世の記憶」という超自然的な現象?や、 殺人事件の犯人ではないかと思われる人たちの言動に、 『犯人は誰か』『万由子は本当に倫子の生まれ変わりなのか』と、 どんな結末になるのか楽しみで読み進めて行った。 私にとっては、期待外れの結末だった。 | ||||
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「予知能力」「忘れ物を探す能力」「思い出し能力」「前世のことを思い出す能力」 古橋万由子は、特殊な能力を持っていた。 絵を見ることによって、情景を浮かべることによって、物語が進行していく。 なぜ絵を描くのか? それは、「憎悪」だった。一心不乱に憎悪している。 高槻倫子は、エキセントリックな女性だった。 海を描き続けた。自分の子供に対しても、憎悪を感じるほどに、 海で子供を殺そうとしていた。 高槻秒は、そのときなぜか、ハサミを持っていた。そして、自分を守った。 そのことを、すこしづつ記憶を戻していくことになる。 4つの絵を、遺言で渡すように仕組まれた。 犬を連れる女、曇り空、黄昏、晩夏。いずれも、海に関連していた。 しおれた黄色いバラ、カゴの中で死んでいる青い鳥。 何か、うらがなしく、終末感が漂う。 なぜ、倫子は、そのような悲しい世界観を持っていたのか? この小説を読みながら、この作者は、男だと思っていた。 しかし、最後まで読んで、女だということがわかって驚いた。 言葉や解説の中の表現が、全く男性的で、女性らしさが感じなかった。 そして、あまり心理描写が、女性らしくないと感じるのだ。 ただ、物語の構成力は オンナらしいとも言えそうだ。 | ||||
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字がとても小さいです...。 私のような、日常生活には困らない(0.5)程度に 視力が良くない人には不親切です。 この理由では★1つにしたい。 小説の内容には無関係なので★★にします。 | ||||
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息子に頼まれ、見つかった遺書を元に4人の人間に絵を渡すのに付き添う。 主人公は、人の心の引き出しを見ることができ、4人に会う事で色々な映像が浮かぶ。 最後に色々な謎が解明するので、謎解きミステリーっぽさもあり、生まれ変わりとか過去の殺人とかホラーっぽさもあり、初期の独特の雰囲気が出ている。 正直、悪意のこもった絵を見るのも貰うのもな~。。飾っても嫌ぁな感じしか受けない気が。 教授と幼馴染は、いい味出していたが、生かし切れてなかったような。。個性の強い幼なじみは必用だったか!? 別の話に、主人公とか、今回の登場人物が出てきて、もっと活躍するのを見たかった気もする。 | ||||
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初期の頃の作品ですが、完璧です。 美しさと残酷さ、 文章の紡ぎだす揺蕩い感と ミステリイとしての面白さ。 読書の楽しみを満喫、味わいつくせ、 なんとも芳醇な童話です。 | ||||
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あまりホラー物はすきではないが、この作者のものは文章が適度に叙情的で、それでいてくだくだしくなく読みやすい。 | ||||
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ちょっとした特殊能力を持っている古橋万由子。 女流画家・高槻倫子の生まれ変わり? ミステリー好きな人が普通に楽しめます。「光の帝国 常野物語」の世界観が好きな人も万由子に共感できそうです。 ただし覚悟して読まないと、楽しみながら気楽に読みすすめていると読後感はけっして良くないかもしれません。 | ||||
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主人公の幼馴染という俊太郎は、なんのために出てきたんだろう。 事件の捜査や解決をするわけでもなく、主人公の危機に駆け付けるわけでもない。 と言ってコメディリリーフ的な木偶の坊キャラというのでもなく、そもそもの出番が少ないのだ。 もしかするとシリーズ物を意識していたのだろうか。探偵役である先生のキャラもそんな感じだし。 プロットはいい感じで、主人公は超能力者ではあるけど、事件の解決は理詰めで行われるので良かった。 ただ主人公が殺されかけた犯人に妙に同情的なのは違和感あり。(初めの殺人には関しては同情するにせよ)縛られて溺れ死にさせられるところだったのに! | ||||
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描写が丁寧で読み始めるとすぐにその物語に引き込まれます。 登場人物の感じている恐怖が私の横に浮かんでいるような、背筋がぞわっとするような感じがします。 そして緊張と緩和の絶妙な転換(バランス)!! 息を詰めて読んでいると、時々コミカルな脇役たちがほっと息をつかせてくれたりします。 ラストへ向かって読み手の緊張感を一気に高めていきます。(他の作品もすごいです!) 伏線がうまく繋がっていて、落ちる所へ落ちていってスッキリしていくのですが、また最後に秘密があって、、、。 | ||||
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