■スポンサードリンク


不安な童話



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

不安な童話の評価: 4.06/5点 レビュー 51件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

ファンタジーミステリー

amazon商品の説明、内容(「BOOK」データベースより)以下、

「あなたは母の生まれ変わりです」

大学教授秘書の古橋万由子は、二十五年前に変死した天才画家高槻倫子の遺子にそう告げられた。
発端は彼女の遺作展会場で、万由子が強烈な既視感に襲われ、「鋏が…」と叫んで失神したことだった。
実は、倫子は鋏で首を刺されて殺されたのだ。
万由子は本当に倫子の記憶を持つのか?
真相を探る彼女に、奇怪な事件が襲いかかる。

 *

読んだのは新潮文庫版です。今は無いのか!

2021年某日、NHKで昔やってたドラマ『六番目の小夜子』再放送を見終えて。
小夜子借りたかったが無かったのでこちらを借りた。
大体は作者の本を読んではいたが、読み返したりしよーと。
でも本書はまだ未読だった。いいファンタジーミステリー。
最後に意外な人物が出てきて「え~っ」ってなったが、
糸を絡めとっていく様に伏線を回収していくのでスッキリ。
なのに☆3つて厳しいな(笑)。犯人当て面白かったのに。
次は小夜子が借りれます様に。
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.7:
(3pt)

既視感の謎に迫った?

既視感という言葉が存在するということは、既視感は多くの人に実際に存在しているのかもしれない。主人公の女性はとある女流画家の遺作展で、不快な感情に襲われ意識を失って倒れる。翌日再度訪問して、その不快感の原因を知る。ああ、この人の描いている一つひとつの画幅の風景を以前に見た記憶がある。すべての作品に既視感があることに気付くのである。自分は、この画家の生まれ変わりではないか…? とても面白い出だしで、その謎に興味が湧くのですが、その謎ときの結果は、なんだか納得のいかない、無理のあるものだったような気がしました。しかしさすがとてもユニークな「ミステリー」です。
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.6:
(3pt)

面白かった

読んでる途中は面白いのが恩田陸。読み終わるとは?ってのが多いけど途中は面白かったです
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.5:
(3pt)

結末を知りたいと思って読み進めて行ったんだけど

「生まれ変わり」「前世の記憶」という超自然的な現象?や、
殺人事件の犯人ではないかと思われる人たちの言動に、
『犯人は誰か』『万由子は本当に倫子の生まれ変わりなのか』と、
どんな結末になるのか楽しみで読み進めて行った。
私にとっては、期待外れの結末だった。
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.4:
(3pt)

今泉俊太郎とは何者だったのか

主人公の幼馴染という俊太郎は、なんのために出てきたんだろう。
事件の捜査や解決をするわけでもなく、主人公の危機に駆け付けるわけでもない。
と言ってコメディリリーフ的な木偶の坊キャラというのでもなく、そもそもの出番が少ないのだ。
もしかするとシリーズ物を意識していたのだろうか。探偵役である先生のキャラもそんな感じだし。

プロットはいい感じで、主人公は超能力者ではあるけど、事件の解決は理詰めで行われるので良かった。
ただ主人公が殺されかけた犯人に妙に同情的なのは違和感あり。(初めの殺人には関しては同情するにせよ)縛られて溺れ死にさせられるところだったのに!
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.3:
(3pt)

封印された記憶

恩田陸の作品は、謎が謎のまま終わるパターンが多くて少しもどかしく感じていたんですが、この作品では恩田陸の持ち味を活かした上で、きちんと問題が解決されていてスッキリできます。
すでに故人となった女流画家の絵画展に赴いた主人公。その画家の絵を見ているうちにだんだん気分が悪くなってくる。
「私はこの風景を知っている。」
「私ははさみで刺し殺されるのだ!」
頭に浮かんでくる光景に思わず叫び声をあげて、主人公は展内で気絶してしまう。
その後、主人公は思わぬ方向へと引きずられていくことになる。
途中、私は主人公の周囲の人間が誰一人信用できなくなりました。
あの人を殺したのは、彼か彼女かそれとも…
不安な童話はミステリーもホラーも味わえる一粒で二度おいしい作品と言えますね。
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.2:
(3pt)

印象的な本

まさにタイトルのように美しく、しかしどこか恐ろしい感じのするお話でした。
読者を話に引き込むところはさすがで、冒頭からズルズルとこの本の世界に引き込まれていきました。ちょっと後ろを振り返りたくなるような恐怖感も魅力的でした。
が、私としてはあまりに話の流れがうまく展開されていたせいか、結末がいまいち腑におちませんでした。そういうものなのか…という感じで。
しかしそういった点も含めて後引く感じのある実に印象的な本でした。
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140
No.1:
(3pt)

これも不思議

古橋万由子は、25年前に殺された天才画家である高槻倫子の遺作展で、「鋏が・・・」と叫んで気を失います。倫子もまた避暑地で、何者かに鋏で首を刺されて殺されたのだと言う。なぜ万由子は、自分が生まれる前に死んだ倫子の記憶を持つのか。女流画家の遺言とその女の記憶を持つ主人公、生まれ変わり?前世の記憶?不思議な能力?・・・奇妙な物語。登場人物にはあまり魅力を感じなかったけれどストーリーはそれなりに面白かった。
不安な童話 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:不安な童話 (新潮文庫)より
4101234140

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!