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不安な童話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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今更ですが拝読しました。 初期でこんな作品を出していたんですね。 伏線の回収もお見事ですし、何度も読み返したくなる本でした。 | ||||
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最後のどんでん返しまで面白く読めます。 | ||||
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「六番目の小夜子」ドラマ再放送をきっかけに恩田陸作品を最初から再読しています。 こちらは「六番目の小夜子」「球形の季節」に次ぐ3作目です。先の2作は多少荒削りな部分はあれど、いかにも恩田さんにしか書けない独特の個性でした。 けれどこの作品に関しては、個人的には恩田さんらしさが薄いと感じました。不穏な空気や幻想的な要素はありますが、よくあるサスペンスミステリのパターンで、たとえば小池真理子さん著だといっても、ああそうですかと納得してしまいそうです。そういう意味ではよくある女流ミステリの域を出ず、やや凡作に感じてしまいました。 25年前に変死した美貌の画家、高槻倫子の人物造形は大変個性的でひきつけられます。幻想的な彼女の絵と相まってその存在は強烈な印象を残します。 ただ、すべての不幸な出来事はこの人物のエキセントリックさが引き起こしたのだと思えてなりません。女性としても母親としても、また友人としても、あまりお近づきにはなりたくないタイプです。 いつも結末が曖昧だと言われる恩田さんですが、これは犯人も明らかになるし、オチがはっきりしているのでわかりやすいと思います。恩田さんの原点を知る意味でもおすすめです。 | ||||
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読み進めていくうちに、だんだん引き込まれていった。 | ||||
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先がどんどん読みたくなる展開で、どんどん引き込まれました。最後の姉が絡んで来る下りは少し納得できない気がしました。偶然が多過ぎる気がしますし、殺された女流画家の学生時代の友人が主人公に伝えたかった事、そもそも主人公のような力を持った人が多過ぎると感じました。 | ||||
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恩田料さん最高です 映画を観る様に頭の中に映像がぐんぐん湧いて来る一冊です | ||||
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とても綺麗な状態でした、ありがとうございました。レビューが遅くなってごめんなさい!! | ||||
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「予知能力」「忘れ物を探す能力」「思い出し能力」「前世のことを思い出す能力」 古橋万由子は、特殊な能力を持っていた。 絵を見ることによって、情景を浮かべることによって、物語が進行していく。 なぜ絵を描くのか? それは、「憎悪」だった。一心不乱に憎悪している。 高槻倫子は、エキセントリックな女性だった。 海を描き続けた。自分の子供に対しても、憎悪を感じるほどに、 海で子供を殺そうとしていた。 高槻秒は、そのときなぜか、ハサミを持っていた。そして、自分を守った。 そのことを、すこしづつ記憶を戻していくことになる。 4つの絵を、遺言で渡すように仕組まれた。 犬を連れる女、曇り空、黄昏、晩夏。いずれも、海に関連していた。 しおれた黄色いバラ、カゴの中で死んでいる青い鳥。 何か、うらがなしく、終末感が漂う。 なぜ、倫子は、そのような悲しい世界観を持っていたのか? この小説を読みながら、この作者は、男だと思っていた。 しかし、最後まで読んで、女だということがわかって驚いた。 言葉や解説の中の表現が、全く男性的で、女性らしさが感じなかった。 そして、あまり心理描写が、女性らしくないと感じるのだ。 ただ、物語の構成力は オンナらしいとも言えそうだ。 | ||||
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息子に頼まれ、見つかった遺書を元に4人の人間に絵を渡すのに付き添う。 主人公は、人の心の引き出しを見ることができ、4人に会う事で色々な映像が浮かぶ。 最後に色々な謎が解明するので、謎解きミステリーっぽさもあり、生まれ変わりとか過去の殺人とかホラーっぽさもあり、初期の独特の雰囲気が出ている。 正直、悪意のこもった絵を見るのも貰うのもな~。。飾っても嫌ぁな感じしか受けない気が。 教授と幼馴染は、いい味出していたが、生かし切れてなかったような。。個性の強い幼なじみは必用だったか!? 別の話に、主人公とか、今回の登場人物が出てきて、もっと活躍するのを見たかった気もする。 | ||||
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初期の頃の作品ですが、完璧です。 美しさと残酷さ、 文章の紡ぎだす揺蕩い感と ミステリイとしての面白さ。 読書の楽しみを満喫、味わいつくせ、 なんとも芳醇な童話です。 | ||||
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あまりホラー物はすきではないが、この作者のものは文章が適度に叙情的で、それでいてくだくだしくなく読みやすい。 | ||||
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ちょっとした特殊能力を持っている古橋万由子。 女流画家・高槻倫子の生まれ変わり? ミステリー好きな人が普通に楽しめます。「光の帝国 常野物語」の世界観が好きな人も万由子に共感できそうです。 ただし覚悟して読まないと、楽しみながら気楽に読みすすめていると読後感はけっして良くないかもしれません。 | ||||
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描写が丁寧で読み始めるとすぐにその物語に引き込まれます。 登場人物の感じている恐怖が私の横に浮かんでいるような、背筋がぞわっとするような感じがします。 そして緊張と緩和の絶妙な転換(バランス)!! 息を詰めて読んでいると、時々コミカルな脇役たちがほっと息をつかせてくれたりします。 ラストへ向かって読み手の緊張感を一気に高めていきます。(他の作品もすごいです!) 伏線がうまく繋がっていて、落ちる所へ落ちていってスッキリしていくのですが、また最後に秘密があって、、、。 | ||||
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美しくもどこか恐ろしい、不可思議な空気の恩田ワールド漂ってます。 なんでしょうね、この世界観。 ラストはちょっと好きじゃないけど、この世界観は好きです。 | ||||
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ミステリとして よくできた作品だと思います。ミステリファンの私としては結構表評価が常に辛いのですが、この作品はたぶん今のところ恩田さんの作品の中で一番好きです。映像化してくれないかなと思います。風景描写も 素晴らしく plot もしっかり筋が通っていて それでいて、読後に残る恐怖がまた気持ちいい。読者独自の想像で物語りの続きを想像する楽しみ。主役はだれにしようかな、主役って・・・・!? | ||||
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表題からは予想のつかない展開でした。 最後の最後まで、大どんでん返しあり。 タイトル通り、 実は読んでる途中、不安になりました。 「おもしろいのか?、これ」 しかし、 そう思ったのも一瞬。 どんどん先を読みたくなりました。 だいたい、最後のそれまでも、 「そこにも仕掛けが!」 と、感心しちゃいました。 決して、すっきりするような推理小説ではありませんが、 充分楽しめる作品です。 恩田陸、恐るべし、だな。 | ||||
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主人公の素性等を明かさない内から情景と感覚の描写でたたみ掛け、読者を一気に惹きつけるという著者の得意技がすぱっと決まり、後はぐいぐいと引っ張られるうちに通読してしまった。 臨場感たっぷりの情景描写、不思議、恐怖、スリル・・・恩田陸の魅力と技量が遺憾なく発揮・凝縮され、それでいてラストはすっきりと纏まっている。 既成の型に嵌らない恩田陸ワールドを存分に味わえる。 | ||||
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殺人をめぐるサスペンスミステリー。真相のヒントをところどころにちりばめながら、クライマックスで主人公やその仲間が主要人物を前にトリックを明かす探偵小説によくあるパターン。しかし、子どもが鍵を握っていたり、輪廻転生や超能力といった超常現象が登場するところが恩田作品らしい。 | ||||
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もはや「大家」として新作を発表するようになった恩田陸だが、初期のこのミステリーは親子姉妹の微妙な心理を、夫婦やその他の大人の感情と絡ませて実に面白い仕上がりになっている。心理的なミステリーとして、臨場感のある出来なのだ。架空世界というよりも、実際にあっても不思議ではない、ちょっと誇張された演劇的な人物像の仕立て具合が、彼女らしい設定で、後の作風にも受け継がれていく「原点」として際立っている。 落ちを何度も引きずるラストシーンは、交響曲の終わり方にも似て、変奏を繰り返し演奏するミステリーのエンディングのリフレインである。その音楽的な言葉の響きも美しい、イメージの波に揺られているラストを楽しんで欲しい。 | ||||
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タイトルがうまい。初期のダークな空気感が色濃く出ている作品。読み返すと技術的に作家本人に染み着いた「小説の雛型」に沿って動いているのが懐かしい。やがてそのくびきから解き放たれようと色々試みる前の作品でもあります。探偵役の先生は続刊がありそうなキャラクター設定でした。シリーズになるかとも思ったのですが。記憶の改竄をほどいていくのも探偵なんです。犯人検挙の謎解きより裏テーマとなる下地が魅力。ラストに挟まれる知られざる真実が効いています。 | ||||
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