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扉は閉ざされたまま



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扉は閉ざされたままの評価: 3.24/5点 レビュー 89件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全89件 81~89 5/5ページ
No.9:
(5pt)

手に汗握る心理戦・倒叙ミステリーの傑作

密室殺人を扱った本格ミステリーだが、探偵が密室トリックや犯人を暴くストーリーではなく、はじめから犯人と犯行方法が分かっている、TVドラマの「古畑任三郎」のような、いわゆる「倒叙もの」のスタイルをとっている。
「倒叙ミステリー」とはいえ、なぜ犯人は「密室状態」を構築してまで死体の発見を遅らせる必要があったのか、肝心の殺人の動機はなんだったのか、謎は、扉と同様に伏せられたままである。
物語は、犯人・伏見の犯行から始まり、中盤までは伏見の「事後」の成り行きを思惑通りに進めるための、臨場感あふれる心理描写中心に展開し、終盤、探偵役の女性・優佳(ゆか)と伏見との緊迫感のある「対話」へとなだれ込む。そして彼女によって事件の真相が暴かれ、最後に「密室の扉」が開かれる。
その場の皆が騙されるなか、ただひとり勘の鋭い優佳に疑問を抱かれ、伏見が焦る場面などは迫真で、おもわず手に汗握り、自分が犯人になったような気がしたほどである。
著者の石持浅海の作品は’02年のデビュー作『アイルランドの薔薇』をはじめ、’03年、各社のミステリーランキングの上位に選ばれた佳作『月の扉』、’04年、水族館を舞台にした話題作『水の迷宮』を読んできたが、いずれも程よい長さで、展開がスピーディで緊迫感にあふれていて面白かった。
本書もその例に漏れず、いやそれ以上に最後まで緊張感を持って、一気読みをしてしまった。さすが’05年のいろんなミステリー・ベストテンで上位にランクインされたミステリーである。
余談だが、そういう役回りを著者が演出したんだろうけれども、探偵役の優佳が私にはイヤミに感じられるくらいに個性的に描かれていて、ハナについてしまい、決してこういう人とはお近付きになりたくはないと思った。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.8:
(5pt)

ひさびさに新鮮なミステリー

天才的頭脳を持った犯人vsそれを上回る頭脳の探偵役、のシンプルな構図ですが、
この作品は一味違います。
疑念が不審に変わり、推測が推理に発展し、ついには結論へ。
これが閉ざされた密室のまま行われるとしたらどうでしょう。
ある意味、形を変えたアームチェアディテクティブのようなものですが、実際読んで
みると新鮮です。着地もひねりが効いていて見事。
動機は納得出来かねますが、特にマイナス要因とは思えず、私は気になりませんでした。
この作品のポイントはそこではないですからね。
ボリュームもコンパクトにまとめられ、新鮮度の高い作品です。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.7:
(4pt)

是非、読んで

いわゆる、犯人が最初からわかっていますが、最後まで動機がわかりません。いろんな意見があるでしょうが、あまり殺されるようなタイプでなにのにどうしてと思いながら読めました。動機がとてもユニークでミステリーを読み込んだ人でもあばけないかも。短いので手軽によめますよ。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.6:
(4pt)

彼の作品のベストかも!!

私は、この作家の「アイルランドの薔薇」の構成の巧みさに惹かれ本が出るたび求めていますが、コレは今までの中で私の中では最高にヒットしました。ミステリはネタバレが命取りですのであまり話せませんが、細部まで熟考された作品に思います。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.5:
(2pt)

幼稚な倫理観

きちんと書けていて、「本格ファン」には受ける作品かもしれませんが、ひとりよがりの主人公とその幼稚な論理が好きになれませんでした。
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4396207972
No.4:
(3pt)

ちょっと冗長

この中身でこのページ数はちょっと長いかも?ひっぱるプロットは良かったと思うけど…ワンアイデアの短編なら緊迫感あってよかったかも
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No.3:
(1pt)

非常識

登場人物の行動があまりに非常識すぎるのが気になってあまり楽しめなかった。
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4396207972
No.2:
(2pt)

穴がありすぎるロジック

一部で高評価を得ているようだが、まったく面白く感じられなかった。曖昧なロジックをレトリックでごまかしているような印象を受けた。唯一感心したのはウィスキーの手がかりだけだった。そのほかの手がかりはどうとでも解釈できるように思う。特に、人がどのような行動をとるのが「自然」かということに基づく論理が多すぎるのがよくないと感じた。推理に対する反例となる自然な行動をいくつも思いつけた。この作品が倒叙ものでなかったら、推理に疑問を感じる読者がもっと多くなったかもしれない。犯人像や、犯人vs探偵の心理戦は漫画『デスノート』の安易な模倣としか思えない。犯人の動機も、人を助けるために人を殺すというのはナンセンスとしか思えなかった。しかも犯人は罰せられないかもしれない結末になっているので、どんな理由であれ人を殺すのは罪と思っている自分には不快だった。作者はこの犯人を本当に高潔だと感じているのだろうか?もしそうだとしたら作者の倫理観には賛同できない。最初から最後まで密室が開かれないという試みのほかは見るべきものがない作品だと思った。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972
No.1:
(4pt)

たまには倒叙ものも

内容紹介を読めばお分かりの通り、倒叙ものです。倒叙もの、というのは「刑事コロンボ」のように最初から犯人が分かっており、完璧と思われた犯行が、探偵役によって徐々に明かされていく形式のものです。はじめに犯人側が描かれるので、犯人に感情移入してしまいます。犯行が完璧であればある程、犯行が暴かれた際の驚きが大きく面白いです。本作の場合、初めから「あ~あ」と思うことがあるのですが、それではなく(私としては)意外なことがきっかけで、探偵役の疑いが濃くなっていきます。探偵と犯人の微妙な関係が良い感じです。
扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)より
4396207972

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