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扉は閉ざされたまま
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扉は閉ざされたままの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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初めましての作家さんでしたが非常に読みやすく楽しめた。ただ、主人公の殺人理由が納得出来ない。殺す前に出来ることがあるでしょう?と言うか、それで殺す?!あと、ずっと寝てると思い込んでる仲間たちもやや不可思議。 | ||||
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ミステリとしては最高に面白い。のだが、恋愛がらみや女性がらみの描写が非常におっさんくさく、読んでいてつらかった。主人公とヒロインを周囲がくっつけるように仕向ける周囲の盛り上がり方とか、執拗に連発される「夜這い」とか、おっさんが必死に考えた「若者の恋模様」を書いている感じがひしひしと伝わってくる。特にドン引きしたのが、登場人物の一人がヒロインに対して「こんなに可愛いのに彼氏がいないのか」と発言した時に主人公がそれはセクハラだと認識する描写。それ以前に繰り返されている夜這い発言は一切セクハラだと認識していないのである。あまりのことにこれはひょっとしてミステリ的に意味がある描写なのではないかと疑って最後まで読み切ったが特に意味はなかった。シンプルに作者の男女観、恋愛観が昭和の煮こごりなだけであった・・・。 | ||||
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犯人もトリックも わかったうえで繰り広げられる会話劇 天才vs天才 しかも、最後にゾクゾクさせる発見まで仕込んであります | ||||
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叙述ミステリー 面白かった 最後に犯人の動機がわかった | ||||
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読み始めたら、最後まで一気に読めました。 倒叙型のミステリーのため、犯行内容も犯人も最初から分かっているのに、ハラハラドキドキが止まりませんでした。 やっぱり、これがミステリーの醍醐味ですよね。 犯行動機についてや、探偵役がとった行動に賛否あるようですが、個人的にはそれほど気になりませんでした。 それより、犯人がなぜ死体の発見をこんなに必死に遅らせたいのかが分からず、終盤までそれがストレスになりました。 犯行動機と密接に関わっているので、明かせなかったのかも知れませんが、これは明かしていたほうが犯人への感情移入が容易だったかなと思います。 それで星4つとしました。 | ||||
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ほんタメ・あかりんさんの紹介で知り読みました♪思わず主人公・伏見に感情移入してハラハラ♪殺人の動機も超レアで面白かったです♪ | ||||
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結末はイマイチ | ||||
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ネタバレ含みます 非常に面白く読み進められた。 しかし最後の動機部分に関しては納得がいかない点があり、矛盾が生じているように思う。 と言うのも作中で述べられている通り、ドナーとして他人に臓器等を提供する場合、予め血液検査を行った上で問題がないか確認するはず(医療知識に関して詳しくないため定かではない)。事前にに検査を行わずに移植するのだろうか。検査を行うのであれば、ドナーが性病であることは明らかになり、移植は行われないはず。天才である主人公がそのことに気づかないはずがないため、動機に関して納得がいかなかった。緊急の場合であれば血液検査等は行わずに移植するものなのか。 分かる人がいたら教えて下さい。 | ||||
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YouTubeでヨビノリさんが紹介されているのを見て興味を持ち、本書を手に取りました。 犯人が殺人を犯す場面から始まり、一行目で犯人がわかってしまいます。 「倒叙ミステリ」と呼ばれるものらしいです。 犯行は同窓会の最中に行われるのですが、犯人は参加者たちが死体のある部屋に入らないよう、彼らを誘導しようとします。 しかし、参加者の中には、犯人と同様に優れた頭脳を持つ優佳がいて、どこで犯人の言動の綻びが見つけられてしまうのかとスリリングな言葉による攻防が続きます。 二人はお互いのことを似ているが非なるものだということを自覚していて、二人の関係にも注目です。 また、殺人の動機に関して、初めは違和感を感じましたが、最後まで読むと私はそれほどではありませんでした。 いろいろな意見があると思いますが、個人的には結構好きです。 | ||||
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倒叙ものを小説で読むのは初めてだったけど、おもしろかったー! 動機がちょっと弱い気もしたけど、ハラハラドキドキ読めたので◯。 シリーズ続編と他の倒叙ミステリも読んでみようかなー。 | ||||
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登場人物はわずが7人、場所は洋館そこに繰り広げられ思惑と人間関係。テンポの良さと深まるなぞ、ヒロインの魅力にドップリとハマって行く良作です。 | ||||
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ネタバレを避けつつ、この作品のよいところを伝えると、犯人も探偵役も兎に角人物像が変なところだと思います。 大体ミステリの探偵役は変な人が多いですが、また違った方向の変人です。 この変人たちの一夜は、様々な駆け引きと思惑があり、最後まで飽きずに読むことができました。 加筆部分で事件の背景が語られ、犯人の心理の流れは理解できますが、心情はさっぱり理解できません。でもこれが犯罪者のリアルな思考なのか、と考えさせられました。 複雑なトリックも謎もなく、心理戦だけで展開する本作は、似た作品もあまり無いと思いますので、とてもお勧めです | ||||
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多くの倒叙ものがそうであるように、心理劇としては楽しめる。会話に次ぐ会話。モノローグに次ぐモノローグ(もちろん犯人の)。だから読みやすい。 だけど、212頁しかないのに150頁を過ぎても死体が発見されないと、何だかちょっと心配になる。さらに、「じゃあ今までのことをまとめてみよう」なんてことが数度重なると、何となく頁数稼ぎじゃないか、という気もして来る。 で、結局最後まで死体は発見されない。犯人である主人公と、探偵役である女性との会話でカタがつく。だが、この最後は圧巻。ほう、そう来たか、みたいな。殺人の動機はちょっと弱いけれど、変わった設定であることは評価出来る。 でもなあ・・。最後まで引っ掛かるのは、かつての仲間が集まって、その中の一人が殺されるという、余りにも使い古された、そして矮小な設定であること。だから、この作品がミステリーの年間ベストテンに入る程の質を兼ね備えているかと問われると・・。 | ||||
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殺人シーンから始まり、その主人公の視点から描かれる倒叙ミステリ。 主人公である犯人の状況やどんな人物なのかが小出しに出てくるので、とっても先が気になりどんどん読めます。 最後に動機がわかり、それが結構突拍子もないものなのでしょうが、犯人の魅力や一貫した美学がちゃんと伝わってきているので、妙に納得させられてしまいました。 | ||||
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■読書感想文 最後まで一気に読めた。途中、多少の違和感はあったが瑣末なこと。読書に没頭できたという意味でこの本の価値はあったと思う。ミステリーの世界では、この形式を「倒叙」というらしいが、つまりは刑事コロンボや古畑任三郎の展開のしかたである。 この作品のキモは、なぜ犯人は密室の扉が開かれる時間を気にしているか、に尽きる。それが密室の実現方法と殺人の動機に繋がっているわけだが、読者には最後まで明かされない。 今までにないアイデアだとは思う。また、登場人物も舞台も限られているので、情景を想像するのがたやすく、物語にのめり込みやすい。下手に登場人物一覧や図面が示されてないのもいい。小説は文字の世界で、そこからイメージを膨らませる作業が読書の醍醐味であるからだ。 ただ、本格ミステリー小説と言うより、舞台芝居向けの脚本のような内容だったように感じた。サクサクっと読めるが、強い印象を残すような作品では(例えば泣ける様なものでは)なかった。 ■余談 アマゾンのレビューは、一般的な商品の場合は購入前に見て買うか否かの判断の参考にするが、本などのクリエイティブな商品に関しては、決して参考にはならない。そればかりか、ミステリー作品に関していえば、ネタバレ平気なレビューも多く、購入者の楽しみをスポイルしてしまっている傾向がある。 私が思うに、本や映画などのレビューは、購入前に見るのではなく、購入後に見て楽しむものではないかと。 この作品の解説(文庫版)も、アマゾンのレビューと同じレベルのもので、一般的な解説よりシロウトっぽい。でも、その点が逆に楽しみを増すもので、読後に見るといわゆる「一粒で二度美味しい」状態となる。 そんな視点で考えると、この作品の様にアマゾンの評価が分かれているほうが、レビューの内容がバラエティーに富み、一層楽しむことが出来る。あくまで読後に読むことが前提だが。 | ||||
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犯人が誰かを突き止めるのではなく、犯人と探偵役との心理戦がメインです。 綺麗なミステリだと思いました。 読者と探偵は対等であり、与えられる情報はむしろ犯人が分かっている読者に偏っているといえます。論理的な飛躍はほとんどなかった(一か所気になりました)と思いますし文中に出てきた材料はちゃんと処理していたと思います。 結末だとか、探偵の人間性だとか、犯人の動機だとかは他のレビュアーが言っているほど気にはなりませんでした。ミステリにおいて後出しや、あまりに飛躍した推理、ご都合主義的な展開には辟易しますが、先に開示されてる情報の処理の仕方に個人の解釈の差はあれどミスはなかったと思います。 動機などは先にそうだと言っているのだから、共感できなかろうが犯人にとっては殺人に足る理由なんですし この作品は自分の都合のよいようにしたい犯人と現状わかる情報から推理をする探偵の心理戦です。それに尽きます。理詰めというのを久しぶりに見れた作品だったと思います。 まっとうな常識や道徳観念だとかはこの際おいといて、ただ道理の僕となりちりばめられたピースが綺麗にハマる過程を楽しめれば”合う”作品だと思いました | ||||
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よけいなものが無くて、気持ちいいミステリー。 あっというまに読み終わっちゃいます。 しかし、あんな鋭い女の子、怖い。。 というか、石持さん、鋭さ表現するの上手だなあ! | ||||
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大学サークルの同窓会で再開した7人。そのうちの2人は、この機会を待ちわびていた。扉が開かれたとき、それぞれの想いは成就する… 箱庭的な空間で行われる密室殺人。スケールの大きさはないが、巧い劇団のお芝居を観ているような感覚で、楽しめた。 主人公=犯人の視線で描かれているため、自然と「訳の分からないままに」犯罪者に肩入れして読み進めることになった。にもかかわらず、不思議と不快な感じはしなかった。それはたぶん、主人公が論理的な思考と、殺人者ながらも孤高の倫理観を持っていたから。なおかつ、それらが私自身のそれと、近いものだったからなのかも知れない。 こちらのレビューでの評価は芳しくないようだが、なかなか良くできていると思う。舞台設定と心理の掛け合わせが巧み。動機が「弱い」というご指摘もあるが、僕自身は「あり得るかも」と感じて「しまった」。 あえてケチを付けようと思えば、指摘できる点がなくもない。だが、筋は整いすぎるほど整っている。 他の「このミス」ランクイン作品の中にも、絶対にあり得ないネタ・オチ・動機のものが散見される。それらをみた後では、この作品の矛盾点は些細なもので、全く問題ないレベルだと私には思われる。 個人的には、なかなか良くできた娯楽ミステリーであると思うので、★4つ。なかなか良かった。 でも「頭脳戦」ではないかな? 彼女は、ただ淡々と、真実を追究しただけなのだから。 | ||||
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半クローズドサークルでの密室殺人と,倒叙法での犯人と探偵役の頭脳戦. この作品のキーポイントは犯行発覚を遅らせることに対する犯人は異常なほどの執着である. 犯罪の隠蔽という点で考えれば,あまり意味のなさそうなことにこだわりを見せる犯人の真意はなかなか見えてこないが, 最後に明かされる真相はなかなかに重みがあり, クールに見える犯人の使命感,潔癖さ,情熱が表現されている. また,探偵役との高いレベルで拮抗した頭脳同士のやり取りもなかなかよくできている. 合理的な回答というだけはなく,心理まで読んだ頭脳戦は読み応え十分. 最後に真相にたどり着いた探偵役のとる行動にも 傑出した頭脳を持つ人間ならではの駆け引きや割り切りのよさが表れている. 展開やキャラクターのリアリティという点ではやや難はあるが,十分楽しめる作品. | ||||
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本格ミステリー小説。安楽椅子探偵役が若い女性という、若人にとっては、なかなかぐっと来る設定。探偵役が事件現場にいるにもかかわらず、現場を一切見ることなく、周りからの情報だけで、すべてを論破する。とてもステキ。 犯人の視点から語られ、なかなか手に汗握る展開を味わえる。読み手は、犯人を知っているから、不自然に思う言動も、犯人を知らないと仮定したらきっと、不自然じゃないよね。。そうだよね??、、でもやっぱりちょっと不自然かも? 犯人の動機は、最後にわかるのだが、その辺も本格ミステリの定石である。なーるほど・ザ・ミステリ、な展開である。「きっとあの話って、ぜんぜん関係ないのにクローズアップされているから、動機に関係あるんだろうなぁ」とは、思うのだが、具体的な内容はわからなかった。伏線をきちんと張ってあるため、後から見て、ふむふむ。 キャラクターも6人すべてが、細かく描かれており、世界に入り込みやすいのもマル。最後の終わり方もひとひねりあってマル。シリーズ化できそうな予感。 | ||||
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