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扉は閉ざされたまま
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扉は閉ざされたままの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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素人が書いた推理小説 | ||||
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とりあえず、箇条書きでおかしい所の一部を以下に書く。ほんの一部であって、全編通して異常なほど、不自然で納得感がなかった。 ・いくら激しくノックしても、電話しても、部屋から出てこない人物に対して誰も不思議に思わない。病気などで倒れているかもと、普通ならすぐ考えるのに、「まあいいか。寝てるんだろ」といって、なかなか部屋に入ろうとしない。(一応、睡眠改善薬飲んだなど、こじつけの理由はあるが、それでも何時間も起きてこない人物に対して、まったく不審に思わないのは不自然すぎる。) ・探偵役が誰でも考えるような幼稚な推理を自信満々に語って、さも大げさに周りの人物が驚く。滑稽である。 ・部屋を開けるため、警備会社に連絡しようとするとき「夜遅いので次の日の朝にしよう」という発想がなんで出てくるのか意味が分からない。警備会社が夜に連絡がつかないわけがないし、緊急でしょ明らかに。夜遅かろうがすぐ連絡しろよ。 ・とにかく、大人が小学生低学年レベルの会話をし続ける。誰でも考えつくことを、「それは鋭い!!!!」などと言って、周りが驚く。滑稽である。 ・アルコールと睡眠改善薬と花粉症の薬を合わせて飲むシーンがあるのだが、それについて誰も咎めない。しかも集まったメンバーの中に大学の助手とか、学がありそうな設定の人物が多くいるのに。。。(アルコールと花粉症の薬、睡眠改善薬は同時に服用してはダメです。) ・部屋から出てこない人物が急病で倒れている可能性に気が付いたあとも、何故かだらだらと中身のない推理(推理と呼べる代物でもないが。。)が長々と続く。いや、推理し合う前に、さっさと部屋の窓を破るなりして助けに入れよ。急病の可能性が高い時点で、警備の警報が鳴るなど他のことはどうでもいいやん。。。 などなど、すべての会話が一般的な人なら考え付かないような頭の悪い会話になっている。すべての行動が不自然でおかしい。こじつけ、強引な設定で部屋を開けさせようとしない。 「部屋が空かない→人命に関わるかもしれない→部屋をなんとかして開ける。」で終わりなのに、どうすればいいか分からないと大の大人が手をこまねいて、頭の悪い会話をし続けている。人命にかかわるかもしれないのに、部屋の外から、まったく無意味で中身がない会話を永遠している。。 ほんとになんだこの小説は。過去最低レベルの小説。 (追記) あと、会話シーンで「全員に爆笑が起こった」という表現が何度も何度も何度も出てくるが、何が笑えるのかさっぱり分からなくて、そのたびに読むのを投げ出したくなった。笑いのツボは人それぞれではあるが、この小説に登場する会話は間違いなく笑える会話ではないと言い切れる。 | ||||
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まず殺害方法ですが、絶対目が覚めると思います。 そして動機があまりに共感できないです。犯人が天才だから?凡人の私には理解出来ませんでした。 また探偵の女の子、万能すぎて魅力を感じませんでした。そして鋭すぎ。まるで見てきたかの様でその正確な指摘にウンザリします。 ちなみに使うベッドの違和感ですが、私は部屋の窓の近くで寝たくないタイプなので眠くても全然手前のベッドに移動します。それを違和感ドヤァと言われても… すべてが探偵に都合良すぎの、小学生が考えた最強の女の子主人公感!が痛々しすぎて無理でした。 読みやすいので10代の方には面白いのではないでしょうか。 | ||||
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元友人のある問題行為に止まるため、一時間で「じゃドナーにはやめよう」より、いろんなミスを残して、親しいグループの目の前に殺人をやったり密室を作ったり、十時間まで変な言い訳を言ったり... これは本当に理性的な天才のやる事なの? それでも殺人を選択したら、北海道で自室に事故死の方が運良くアリバイ考え必要もないし、この動機なら多分警察に疑え難いかなw それにストッパーを使うはやはり余計なことでは? (日本語下手です、すみません) | ||||
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犯人役、探偵役ともに天才肌で論理を追求するタイプの内容。ミステリーにはよくある形式ですが、多くは設定に無理があることが多く、これもそのパターン。 探偵役が”冷静で冷たい”という設定なのだけど、普通仲の良かった仲間が数年ぶりに一堂に会し楽しくわいわいしているという場で、かつ酒も入っていながら、普通そこまで発言の言葉尻を論理的に分析できる?と通常ではあり得ない場面設計。こういう人は一般的には周りから”引かれる”人物でしょ。 ミステリーというくくりだから”あり”といわれればそれまでだが、読んでてしっくりこない。 | ||||
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倒叙ミステリとしては珍しく犯人に全く感情移入ができませんでした。 なぜそうする必要があったか、という動機は秀逸でその点が良かったです。 同じ話を延々繰り返して尺を稼がれるのはストレスでした。 動機がなんであれ殺人は殺人ですしこの作家の他の作品でも見られますがご立派なことを言って人を殺す人間に虫唾が走ります。 探偵の女の子は好ましいですが選んだ結末は嫌いです。 彼女のことは気になりますがこの作家の作風からして倫理観に期待ができないので、シリーズはもう読まないと思います。 | ||||
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オーディオブックで聴きました。好きになれなかった点は、緊急事態にもかかわらず、只ダラダラと会話を続け進展しない。そして超名探偵による謎解きでオシマイといったところです。しかしながら、「何故そうしたのか」が気になりイライラしながらも最後まで聞いてしまいました。 | ||||
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面白い倒叙ものと書かれていたいたから期待して読んでみたが、動機の弱さや、感情がないAIみたいな探偵役がどうしても合わなかった。扉が開かないなら窓から安否を確認しようとするのはごく当たり前な発想なのに、犯人がカーテンを閉め忘れるのは都合が良すぎでは。 | ||||
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わたしにはあまり面白くないと感じました。テンポも悪いし、想像がしにくい文章です。 | ||||
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すでに散々言われてるだろうけど動機が酷過ぎる 解説ですらその点を挙げて、だがだからこそリアリティが~みたいなことを言っているけれど 無理やり褒めるための言い訳にしか聞こえない 事件の方も、密室と聞いてわくわくしていたら実にしょぼい内容で 作中ですらそんなトリックは大した問題じゃないと言われているし…… かといって倒叙ミステリとしての面白さがあるのかといえば 追い詰められていく過程もそんなに驚きがある着眼点とかではないし…… これは好みもあるだろうけれど登場人物たちにも大して魅力がなくて、この事件が解決しようとしまいとどうでもいいと思いつつ読んでしまう 正直時間の浪費でした。 あと序盤の会話シーンで、「誰かがセリフを言う→笑い(または爆笑)が起こった」という文章を延々と繰り返されたのはうんざりしました 何も笑えねえよ | ||||
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何もかも釈然としない。 最大の要因と思われるのは動機。犯行に及ばなくてもどうにかできるのでは?と思うし、どうにかしようとあれこれ試みた形跡もない。 臓器提供か買春かで、買春をやめさせられないなら臓器提供をやめさせればいいのではないかとか。同じ意見のもと臓器提供のカードを作った仲間がいるならなおさら、みんなで説得してみるとか。少なくとも自分ならこうすると思うようなことがいっぱい浮かぶ。 そもそも臓器提供カードを持ってるくせに自分の健康を顧みないやつを見つけたら片っ端から殺していくつもりなのかこいつは。 ほかにも探偵役の女の最後の言動とか、犯行の方法の大胆というか大雑把な感じとか、違和感だらけ。 「このミス2位」ということで勝手にハードル上げてしまったのかもしれないが、非常に不完全燃焼だった。 | ||||
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動機が不自然。たとえ許せないとしても、殺害するほどの理由になるだろうか?彼によって主人公の身内が被害を受けたとかならわかるが。 周囲の人間たちの行動も不自然。あんなに悠長にしていられるか?壊すのが勿体ないほどの扉って…。 ヒロインも不自然。頭の良い、論理展開の上手い人はいるだろうけど、あそこまでなにもかも見通せるものだろうか。 コンセプトは面白いのに、全体を通して不自然過ぎた。 | ||||
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所謂、倒叙ものです。 犯人が分かってて、追い詰めていく古畑形式ですね。 内容が薄い感じですかね。 短編を引き伸ばしたような感じ。この内容なら短編のほうがスピード感出て良かったような。 主人公と探偵役がクールすぎて人間味が薄いです。 そのため、焦りとか迷いが伝わってこなかった。 頭脳戦というより、超有能な探偵が一方的に追い詰めていく感じ。 もっと駆け引きがあれば、起伏が出来て面白かったと思う。 あと、舞台や背景描写が非常に少ないです。ほとんど会話で話が進みます。 淡々と進んで盛り上がらなかったので、厳し目の点数です。 | ||||
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本格推理の傑作ということだったが、既に新しきもの無しと言われるこの分野で工夫を凝らしているのは分かるものの、現実にはまず成立しないアニメかラノベの世界のお話ではなかろうか。 まず肝心の殺人の実行行為において、乳幼児でもあるまいし、アレではまず目が覚める。それから意匠を凝らした部屋の封印の仕方も、現実世界には摩擦というものがあるからアレではかなりの確率で失敗するだろう。生身の人間の反応とか、モノの物性とかを棚上げした世界でのお話と思えてしまうのだ。 そんな固いことを言うと、そうでなくてもネタが尽きてるこの分野で面白い作品はできないということなら、ルール違反をやっているわけではないのでよしとしよう。倒叙ものの、肝心の出だしのところで、そりゃ無いよと思ってしまうとその後が全く楽しめないから呑み込んでしまえば、その後のお話は大変良くできている。だが、最後に明かされる殺人の動機のところで、残念ながらまた激しくコケる。他人に迷惑が及ばないのは、犯人が自らの経験に基づいて保障しているのだから、殺さなきゃならなかったのは要するに行いが気に入らないからであって、いくらなんでも虫けらじゃないんだから殺さずにちゃんと話しあえよと、……これは本格推理ファンでもそう思うんじゃないだろうか。アイコンタクトだけでお互いの、自分ですらなかなか気づけないような魂の本質まで分かりあえる犯人と探偵役の関係も、超能力者どうしの恋愛もののようで激しく引いた。 | ||||
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今さら言うことではないのだけれども、いわゆる倒叙モノである以上、主人公が完全犯罪を目指すというのは必定であるべきだが、そもそも犯罪計画に穴がありすぎる。 この作品が最初に世に出た当時から感じていたのだが、この作家、理系の割に毒物や薬物の取り扱いが杜撰というにも程がありこの傾向は未だに変わっていない。 この作品での例をわかりやすくかつ極端にいえば、これから開腹手術を受けなければいけない患者に向かって「麻酔医が急用で来れなくなったので、代わりにこれ呑んでおいて」といって睡眠導入剤を渡すようなものである。 こんなでたらめな犯罪計画があったものだろうか? ついでにいうと、文庫版で後付けの言い訳だらだらもこの作品にとっては「改悪」としか言いようがない。 せっかくの、ある意味作者としてもこれがやりたかったんだろうな、とでもいうべき画期的なエンディングが台無しである。 とか言っておいて、なんだかんだで作者の作品はこれまで全部読んできてしまった。 最近でもあきれて口あんぐりというような作品を高頻度で世に送っている作家だが、最近ではそれが癖になってやめられなくなってきている。 石持依存症の宿痾は根深い。 | ||||
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叙述ミステリーが好きなので、倒述ミステリーも好きかもと思い、読んでみました。 何より石持浅海さんが大好きなので。 結果、合わなかったです。特に手に汗握らないし、最初から犯人が判っているというのは続きを読む気が失せるかな、と…。 でも、梯子を使って部屋を覗く所とラストは良かったです! | ||||
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大人を納得させるレベルじゃないな。私が犯人なら、いくらでも言い逃れられる。ミステリだから動機うんぬんは問いませんが、最後にずる賢い取引を持ち掛けるキャラと、稚拙な推理が相容れない。このミスは既にお子様のものですか。 | ||||
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成城学園の館を借りた大学のサークルの同窓会の席で、殺人計画を練る犯人側の立場から事件を描き、犯人を慕う頭脳明晰なヒロインとの心理戦を描いたもの。事件に関する心理戦に恋愛模様が絡んでいるのがミソ。だが前評判とは異なり、凡庸な出来。私は小田急線沿線に住んでおり、成城学園は御馴染みの街なので、余計に非現実感に襲われた。 まず"大学のサークルもの"を扱う作品の文体は、どうしてこんなに似通ってしまうのか不思議に思う。このような稚拙な文体(一部は一人称)の癖に、犯人は自身の計画の成功と正当性に絶対の自信を持っているのである。館の隣室の男を現実に殺すと言うのに、こんなに自信満々の事があり得るのだろうか。そして、その計画は杜撰なのである。作中では、些末時に気付いて冷静な判断を下すヒロインを天才であるかのように扱っているが、気付かない方がオカシイ。館内で起きた仲間の犯罪なのである。そして、動機と機会である。動機は高尚過ぎて、こうした犯罪心理闘争の場から遊離している。また、ヒロインは機会の点に触れているが、論旨が逆だろう。行きずりの犯行が一番露見しずらいのは常識で、このように関係者が集まった場所で犯行を行なう必然性は全く無い。少なくとも作者にはその必然性が創れていない。 犯人と犯人を慕うヒロインの心理戦と言っても、せいぜい「名探偵コナン」をノベライズ化した程度。犯人側の犯行計画をもっと巧妙にしないと心理戦は活きない。読み所のない期待ハズレの作品。 | ||||
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三谷幸喜の【古畑任三郎】のごとく、犯人が最初から分かっており、殺害方法も書かれている。そして、一人の探求者が現れる。 同じくして【このミステリーが凄い1位】【東野圭吾 容疑者Xの献身】の様に犯罪者と探求者が天才肌同士。出てくるタイミングが悪かったと、言わんばかりの酷似した作品。 なので先入観があり、逆にあの終わり方で「まぁ、良かったのでは?」と、思えました。が、やはり【このミス2位】を売り文句にするのであれば、もう少し難解な事件であって欲しかった。 物語は最後の最後までタイトル通り【扉は閉ざされたまま】であり、死体を見る前にあそこまで色々と推測するのは、ちょっとどうかなぁ・・・と思ったし、まるで【正義の殺人】みたいな殺人動機だったので、それがもう少し上手い動機になっていれば、いい意味で腑に落ちる作品になったと思う。 | ||||
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同窓会でとある豪邸に集まった人々。その中の1人があるくだらない 理由で友人を殺す。そのとき、部屋を密室状態にした。作者の売りは この部屋の中に入ることなく、事件を解決にもっていくということの ようだ。その通り、扉は開けられることなく、最終局面までもってい く。今までの密室推理ものとは違うストーリー展開になっている。 しかし、トリックのための殺人というような感じで、先にも書いたが 殺す動機が弱い。 あえて良いところを探すと、閉ざされた扉を前にして、登場人物たち が話す会話のキャッチボールか。 この程度でこのミス二位とは・・・少々疑問を感じる。 | ||||
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