異邦の騎士

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評判

異邦の騎士の評価:

4.25/5点 レビュー 96件。 A ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全268件 181〜200 10/14ページ
No.88
(5pt)

占星術殺人事件は必ず読んでおくこと

あとがきにもあるが、本当なら本作がデビュー作品となるはずだったが、
島田氏いわくデビュー作としてはインパクトにかけるということで、
「占星術殺人事件」がデビュー作となった。

占星術殺人事件で度肝を抜かれ、斜め屋敷の犯罪と発表順に読み、
その面白さに御手洗潔シリーズに相当な愛着を持ち始めていた私は、
異邦の騎士・完全改訂版で完全に御手洗シリーズの虜になった。
本作にはそれほどの力があると思うし、思い入れもかなりあり異邦の騎士改訂愛蔵版も買った。
だだ本作は、占星術殺人事件、斜め屋敷、御手洗潔の挨拶というシリーズの前作を読んで、
初めて魅力をフルに発揮する作品である。

大事なのでもう1度。
本作を完全に楽しむには、占星術殺人事件、斜め屋敷は必ず読んでおくこと。


異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.87
(5pt)

占星術殺人事件は必ず読んでおくこと

あとがきにもあるが、本当なら本作がデビュー作品となるはずだったが、
島田氏いわくデビュー作としてはインパクトにかけるということで、
「占星術殺人事件」がデビュー作となった。

占星術殺人事件で度肝を抜かれ、斜め屋敷の犯罪と発表順に読み、
その面白さに御手洗潔シリーズに相当な愛着を持ち始めていた私は、
異邦の騎士・完全改訂版で完全に御手洗シリーズの虜になった。
本作にはそれほどの力があると思うし、思い入れもかなりあり異邦の騎士改訂愛蔵版も買った。
だだ本作は、占星術殺人事件、斜め屋敷、御手洗潔の挨拶というシリーズの前作を読んで、
初めて魅力をフルに発揮する作品である。

大事なのでもう1度。
本作を完全に楽しむには、占星術殺人事件、斜め屋敷は必ず読んでおくこと。


異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707
No.86
(3pt)

中盤は良かったです


島田作品、初読。
他の方のレビューをざっと見ると、島田氏の御手洗シリーズの「エピソード・ゼロ」的な読み方をすれば大いに楽しめるようだ。何人もの人が「絶対最初に読むな」と書いててワロタw だが文句をつけるとすれば、他の作品を読んで初めて価値が大きく上がるようでは、その作品自体の持つ魅力は極めて小さいことになる。その1作だけ読んでも面白いように書かれていなくては困る。あるいは、帯に「○○を絶対先に読め」と記載するとか。

前半は奇妙なラブストーリー。事件性があるのかないのかも、よく分からない。少々退屈。
中盤発覚した日記=過去によって一気に緊張感が高まる。それが架空のものだと分かった時は拍子抜けした。
しかもその解答の与え方が、いわゆる本格推理でよくあるような一探偵による長々とした説明。正直、あまり好きではない。島田氏は「新本格」の代表的作家だそうで、この謎解きスタイル自体は他の作品でも同じかもしれない。それにしてもこの「異邦の騎士」は本格推理小説の雰囲気ではなかったので、御手洗が明智小五郎になったのは意外だった。
ああいう強引な解決をするぐらいなら、やはり日記=過去は事実だった方がよかったかもしれない。どういう風に収束されればいいのかは、分からないが。
中盤から後半にかけて非常に引き込まれただけに、残念。
異邦の騎士 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 (講談社文庫)より
406185044X
No.85
(3pt)

中盤は良かったです


島田作品、初読。
他の方のレビューをざっと見ると、島田氏の御手洗シリーズの「エピソード・ゼロ」的な読み方をすれば大いに楽しめるようだ。何人もの人が「絶対最初に読むな」と書いててワロタw だが文句をつけるとすれば、他の作品を読んで初めて価値が大きく上がるようでは、その作品自体の持つ魅力は極めて小さいことになる。その1作だけ読んでも面白いように書かれていなくては困る。あるいは、帯に「○○を絶対先に読め」と記載するとか。

前半は奇妙なラブストーリー。事件性があるのかないのかも、よく分からない。少々退屈。
中盤発覚した日記=過去によって一気に緊張感が高まる。それが架空のものだと分かった時は拍子抜けした。
しかもその解答の与え方が、いわゆる本格推理でよくあるような一探偵による長々とした説明。正直、あまり好きではない。島田氏は「新本格」の代表的作家だそうで、この謎解きスタイル自体は他の作品でも同じかもしれない。それにしてもこの「異邦の騎士」は本格推理小説の雰囲気ではなかったので、御手洗が明智小五郎になったのは意外だった。
ああいう強引な解決をするぐらいなら、やはり日記=過去は事実だった方がよかったかもしれない。どういう風に収束されればいいのかは、分からないが。
中盤から後半にかけて非常に引き込まれただけに、残念。
異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.84
(3pt)

中盤は良かったです


島田作品、初読。
他の方のレビューをざっと見ると、島田氏の御手洗シリーズの「エピソード・ゼロ」的な読み方をすれば大いに楽しめるようだ。何人もの人が「絶対最初に読むな」と書いててワロタw だが文句をつけるとすれば、他の作品を読んで初めて価値が大きく上がるようでは、その作品自体の持つ魅力は極めて小さいことになる。その1作だけ読んでも面白いように書かれていなくては困る。あるいは、帯に「○○を絶対先に読め」と記載するとか。

前半は奇妙なラブストーリー。事件性があるのかないのかも、よく分からない。少々退屈。
中盤発覚した日記=過去によって一気に緊張感が高まる。それが架空のものだと分かった時は拍子抜けした。
しかもその解答の与え方が、いわゆる本格推理でよくあるような一探偵による長々とした説明。正直、あまり好きではない。島田氏は「新本格」の代表的作家だそうで、この謎解きスタイル自体は他の作品でも同じかもしれない。それにしてもこの「異邦の騎士」は本格推理小説の雰囲気ではなかったので、御手洗が明智小五郎になったのは意外だった。
ああいう強引な解決をするぐらいなら、やはり日記=過去は事実だった方がよかったかもしれない。どういう風に収束されればいいのかは、分からないが。
中盤から後半にかけて非常に引き込まれただけに、残念。
異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707
No.83
(5pt)

御手洗シリーズ危険作!

シリーズものを最初から読む必要はないと言ったのは誰だったか……。
ネタバレになるから触れないが、こればかりは御手洗潔に関連する本で最初に読んではいけない。
いや、読んでもいいがキャラクター同士の関係に注目したい私としては、許せない。
一番最初に読んでは感動が薄れる。初見でこの本はおすすめしない。

トリックに関しては、島田荘司の著書の中でも異色かつ群を抜いている。
文章の見せ方、表現もまた上手いのだこれが……見事に「だまされる」!

また個人的に、シリーズの中で1、2位を争う、「優しい御手洗」が出ずっぱりの作だろう。
まあ他の著書に、(主に彼の同居人に対する)愛情が見られないというわけではないけれど。
異邦の騎士 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 (講談社文庫)より
406185044X
No.82
(5pt)

御手洗シリーズ危険作!

シリーズものを最初から読む必要はないと言ったのは誰だったか……。
ネタバレになるから触れないが、こればかりは御手洗潔に関連する本で最初に読んではいけない。
いや、読んでもいいがキャラクター同士の関係に注目したい私としては、許せない。
一番最初に読んでは感動が薄れる。初見でこの本はおすすめしない。

トリックに関しては、島田荘司の著書の中でも異色かつ群を抜いている。
文章の見せ方、表現もまた上手いのだこれが……見事に「だまされる」!

また個人的に、シリーズの中で1、2位を争う、「優しい御手洗」が出ずっぱりの作だろう。
まあ他の著書に、(主に彼の同居人に対する)愛情が見られないというわけではないけれど。
異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.81
(5pt)

御手洗シリーズ危険作!

シリーズものを最初から読む必要はないと言ったのは誰だったか……。
ネタバレになるから触れないが、こればかりは御手洗潔に関連する本で最初に読んではいけない。
いや、読んでもいいがキャラクター同士の関係に注目したい私としては、許せない。
一番最初に読んでは感動が薄れる。初見でこの本はおすすめしない。

トリックに関しては、島田荘司の著書の中でも異色かつ群を抜いている。
文章の見せ方、表現もまた上手いのだこれが……見事に「だまされる」!

また個人的に、シリーズの中で1、2位を争う、「優しい御手洗」が出ずっぱりの作だろう。
まあ他の著書に、(主に彼の同居人に対する)愛情が見られないというわけではないけれど。
異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707
No.80
(5pt)

『陽気なやつでも聞こうよ』

読む度に涙が止まらないミステリー作品。

この作品を短く説明するのなら、正にこの表現に尽きると思う。若き日の御手洗が出会ったある男と、彼に出会った事で巻き込まれた事件。その結末は余りに悲しく、切なく、不器用な優しさに満ちていて…。

先の展開が分かっていても。事件の真相を覚えていても。やはり、目にする度に込み上げてくる涙を堪える事の出来ない一作になっている。

一つだけ、この作品を手に取る時の注意点があるとしたら―――この一点だけ。「決して、この作品を『最初に読む御手洗作品』にしてはならない」と云う事だ。既存のシリーズを読めるだけ読んで、御手洗潔と言う男がどんな男なのかを理解して、シリーズ自体に愛着が沸いた頃にこそ、この『異邦の騎士』を読んで欲しい。

この作品を読んで私が感動した様に。この作品を読んだ沢山の人が感動した様に―――…。物語が大きく動く終盤の展開には、堪え切れない何かが溢れてしまうだろうと思うから。






異邦の騎士 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 (講談社文庫)より
406185044X
No.79
(5pt)

『陽気なやつでも聞こうよ』

読む度に涙が止まらないミステリー作品。

この作品を短く説明するのなら、正にこの表現に尽きると思う。若き日の御手洗が出会ったある男と、彼に出会った事で巻き込まれた事件。その結末は余りに悲しく、切なく、不器用な優しさに満ちていて…。

先の展開が分かっていても。事件の真相を覚えていても。やはり、目にする度に込み上げてくる涙を堪える事の出来ない一作になっている。

一つだけ、この作品を手に取る時の注意点があるとしたら―――この一点だけ。「決して、この作品を『最初に読む御手洗作品』にしてはならない」と云う事だ。既存のシリーズを読めるだけ読んで、御手洗潔と言う男がどんな男なのかを理解して、シリーズ自体に愛着が沸いた頃にこそ、この『異邦の騎士』を読んで欲しい。

この作品を読んで私が感動した様に。この作品を読んだ沢山の人が感動した様に―――…。物語が大きく動く終盤の展開には、堪え切れない何かが溢れてしまうだろうと思うから。






異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.78
(5pt)

『陽気なやつでも聞こうよ』

読む度に涙が止まらないミステリー作品。

この作品を短く説明するのなら、正にこの表現に尽きると思う。若き日の御手洗が出会ったある男と、彼に出会った事で巻き込まれた事件。その結末は余りに悲しく、切なく、不器用な優しさに満ちていて…。

先の展開が分かっていても。事件の真相を覚えていても。やはり、目にする度に込み上げてくる涙を堪える事の出来ない一作になっている。

一つだけ、この作品を手に取る時の注意点があるとしたら―――この一点だけ。「決して、この作品を『最初に読む御手洗作品』にしてはならない」と云う事だ。既存のシリーズを読めるだけ読んで、御手洗潔と言う男がどんな男なのかを理解して、シリーズ自体に愛着が沸いた頃にこそ、この『異邦の騎士』を読んで欲しい。

この作品を読んで私が感動した様に。この作品を読んだ沢山の人が感動した様に―――…。物語が大きく動く終盤の展開には、堪え切れない何かが溢れてしまうだろうと思うから。






異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707
No.77
(4pt)

衝撃的すぎて…

御手洗作品を3作ほど読んでいますが、感動的でした!「もしかして?」と思わなくもなかったのですが、一人称が…。あまり書くとネタバレなのでこのへんで。時代を感じるセリフまわし(「この清潔マン!」とか)や、古き良き時代の元住吉、横浜あたりの情景を、純粋に楽しむことが出来ました。大変面白かったです。しかし良子ちゃん、そんなにのめり込む程に良い子かしらん?襲われた際の描写(Tシャツの乳房部分を2つ丸くくりぬいて平然してるあたり)がね〜。女子には刺激強すぎました(笑)その部分だけが頭に残りすぎて、良子が最後まで善良な人間に見えなかったです。別に、えっちなのがイヤ!というのでは全然ないのですけれどね。御手洗作品を読もうとしている方は、この作品を最初に読んではダメです。5作品ほど読んでからの方が、あっと驚く感動があります。
異邦の騎士 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 (講談社文庫)より
406185044X
No.76
(4pt)

衝撃的すぎて…

御手洗作品を3作ほど読んでいますが、感動的でした!「もしかして?」と思わなくもなかったのですが、一人称が…。あまり書くとネタバレなのでこのへんで。時代を感じるセリフまわし(「この清潔マン!」とか)や、古き良き時代の元住吉、横浜あたりの情景を、純粋に楽しむことが出来ました。大変面白かったです。しかし良子ちゃん、そんなにのめり込む程に良い子かしらん?襲われた際の描写(Tシャツの乳房部分を2つ丸くくりぬいて平然してるあたり)がね〜。女子には刺激強すぎました(笑)その部分だけが頭に残りすぎて、良子が最後まで善良な人間に見えなかったです。別に、えっちなのがイヤ!というのでは全然ないのですけれどね。御手洗作品を読もうとしている方は、この作品を最初に読んではダメです。5作品ほど読んでからの方が、あっと驚く感動があります。
異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.75
(4pt)

衝撃的すぎて…

御手洗作品を3作ほど読んでいますが、感動的でした!「もしかして?」と思わなくもなかったのですが、一人称が…。あまり書くとネタバレなのでこのへんで。時代を感じるセリフまわし(「この清潔マン!」とか)や、古き良き時代の元住吉、横浜あたりの情景を、純粋に楽しむことが出来ました。大変面白かったです。しかし良子ちゃん、そんなにのめり込む程に良い子かしらん?襲われた際の描写(Tシャツの乳房部分を2つ丸くくりぬいて平然してるあたり)がね〜。女子には刺激強すぎました(笑)その部分だけが頭に残りすぎて、良子が最後まで善良な人間に見えなかったです。別に、えっちなのがイヤ!というのでは全然ないのですけれどね。御手洗作品を読もうとしている方は、この作品を最初に読んではダメです。5作品ほど読んでからの方が、あっと驚く感動があります。
異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707
No.74
(5pt)

ここから、御手洗潔は始まった。

この事件は御手洗潔が最初に出会う事件です。ちなみに、ある人物が絡んでくるのでよく読んでみましょう。どこかで見たことのある名前がそこには出てきますから。この作品は実はこの作品そのものが事件となっています。他の作品とは違い、直接的な殺人は起きません。殺人の「記録」は出てきますけどね。その面では特殊な作品と言えます。そしてここに出てくる記憶を失った登場人物は知らず知らずのうちにある事件へとずるずると引き込まれていってしまうのです。一見すると記憶喪失の男性をかくまっているように見えてしまうのですが、実はもうそこから陰謀への道は進み始めているのです。ただし、この犯罪自体はかなり真相に含まれる要素が要素なため悲しくなってしまうことでしょう。しかも、その一連の犯罪で命を散らすものまで出てくるのですから。注目なのは探偵として出てくる御手洗潔。彼はこのときはまだまともなのです。そのまともさには彼を知っている人は驚くに違いありません。真相部分までが長くなっていますので真相を急ぐ人には向かない作品です。
異邦の騎士 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 (講談社文庫)より
406185044X
No.73
(5pt)

ここから、御手洗潔は始まった。

この事件は御手洗潔が最初に出会う事件です。ちなみに、ある人物が絡んでくるのでよく読んでみましょう。どこかで見たことのある名前がそこには出てきますから。この作品は実はこの作品そのものが事件となっています。他の作品とは違い、直接的な殺人は起きません。殺人の「記録」は出てきますけどね。その面では特殊な作品と言えます。そしてここに出てくる記憶を失った登場人物は知らず知らずのうちにある事件へとずるずると引き込まれていってしまうのです。一見すると記憶喪失の男性をかくまっているように見えてしまうのですが、実はもうそこから陰謀への道は進み始めているのです。ただし、この犯罪自体はかなり真相に含まれる要素が要素なため悲しくなってしまうことでしょう。しかも、その一連の犯罪で命を散らすものまで出てくるのですから。注目なのは探偵として出てくる御手洗潔。彼はこのときはまだまともなのです。そのまともさには彼を知っている人は驚くに違いありません。真相部分までが長くなっていますので真相を急ぐ人には向かない作品です。
異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.72
(5pt)

ここから、御手洗潔は始まった。

この事件は御手洗潔が最初に出会う事件です。ちなみに、ある人物が絡んでくるのでよく読んでみましょう。どこかで見たことのある名前がそこには出てきますから。この作品は実はこの作品そのものが事件となっています。他の作品とは違い、直接的な殺人は起きません。殺人の「記録」は出てきますけどね。その面では特殊な作品と言えます。そしてここに出てくる記憶を失った登場人物は知らず知らずのうちにある事件へとずるずると引き込まれていってしまうのです。一見すると記憶喪失の男性をかくまっているように見えてしまうのですが、実はもうそこから陰謀への道は進み始めているのです。ただし、この犯罪自体はかなり真相に含まれる要素が要素なため悲しくなってしまうことでしょう。しかも、その一連の犯罪で命を散らすものまで出てくるのですから。注目なのは探偵として出てくる御手洗潔。彼はこのときはまだまともなのです。そのまともさには彼を知っている人は驚くに違いありません。真相部分までが長くなっていますので真相を急ぐ人には向かない作品です。
異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707
No.71
(2pt)

ミステリ的にはお粗末〜石岡と良子の愛の物語として読むしかあるまい

一時的記憶障害に陥って窮地に立った石岡が偶然に御手洗と邂逅すると言う、二人の出会いのエピソードを描いた作品。石岡ファンには嬉しい企画だろう。
ミステリ的ポイントは、石岡の記憶障害の原因解明と、石岡の覚醒時から石岡に寄り添い、同棲までする様になった良子と言う女の素性だろう。素直に読めば、良子は石岡の記憶障害に係わっている様に見える。そんな事は夢にも思わず、良子との生活を心から楽しむ石岡。石岡は御手洗同様、自分以外の世界を「異邦」と感じている。石岡は良子が提示する石岡の免許書にある住所を訪ねるが、その場所には妻千賀子と幼子の思い出があった。そして、自殺した妻が残した無残な日記とそれに続く自身の日記に依って石岡の記憶が甦る...。
ここまでが導入部だが、既に全体の2/3を過ぎている。日記や甦ったと感じる石岡の記憶は偽であろうから、ここからどのような論理の飛躍があるか見ものである。日記は兎も角、記憶の改竄と言うものは可能なのだろうか ?
結末を読んで、記憶の改竄の部分は相変わらず強引だなぁ、と感じた。この程度の仕掛けで人間が記憶の錯誤を起こすものだろうか ? また、犯人側も人間の記憶の錯誤と言う全く信頼性を欠くものに望みを託し、このような仕掛けを施すとは余りに現実味に欠ける。徒労に終る可能性が強く、それなら自分達で直接手を下した方が手っ取り早い。ミステリ的にはお粗末で、石岡と御手洗の出会い、そして石岡と良子の愛の物語として読むしかあるまい。
異邦の騎士 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 (講談社文庫)より
406185044X
No.70
(2pt)

ミステリ的にはお粗末〜石岡と良子の愛の物語として読むしかあるまい

一時的記憶障害に陥って窮地に立った石岡が偶然に御手洗と邂逅すると言う、二人の出会いのエピソードを描いた作品。石岡ファンには嬉しい企画だろう。
ミステリ的ポイントは、石岡の記憶障害の原因解明と、石岡の覚醒時から石岡に寄り添い、同棲までする様になった良子と言う女の素性だろう。素直に読めば、良子は石岡の記憶障害に係わっている様に見える。そんな事は夢にも思わず、良子との生活を心から楽しむ石岡。石岡は御手洗同様、自分以外の世界を「異邦」と感じている。石岡は良子が提示する石岡の免許書にある住所を訪ねるが、その場所には妻千賀子と幼子の思い出があった。そして、自殺した妻が残した無残な日記とそれに続く自身の日記に依って石岡の記憶が甦る...。
ここまでが導入部だが、既に全体の2/3を過ぎている。日記や甦ったと感じる石岡の記憶は偽であろうから、ここからどのような論理の飛躍があるか見ものである。日記は兎も角、記憶の改竄と言うものは可能なのだろうか ?
結末を読んで、記憶の改竄の部分は相変わらず強引だなぁ、と感じた。この程度の仕掛けで人間が記憶の錯誤を起こすものだろうか ? また、犯人側も人間の記憶の錯誤と言う全く信頼性を欠くものに望みを託し、このような仕掛けを施すとは余りに現実味に欠ける。徒労に終る可能性が強く、それなら自分達で直接手を下した方が手っ取り早い。ミステリ的にはお粗末で、石岡と御手洗の出会い、そして石岡と良子の愛の物語として読むしかあるまい。
異邦の騎士 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士より
4562029676
No.69
(2pt)

ミステリ的にはお粗末〜石岡と良子の愛の物語として読むしかあるまい

一時的記憶障害に陥って窮地に立った石岡が偶然に御手洗と邂逅すると言う、二人の出会いのエピソードを描いた作品。石岡ファンには嬉しい企画だろう。
ミステリ的ポイントは、石岡の記憶障害の原因解明と、石岡の覚醒時から石岡に寄り添い、同棲までする様になった良子と言う女の素性だろう。素直に読めば、良子は石岡の記憶障害に係わっている様に見える。そんな事は夢にも思わず、良子との生活を心から楽しむ石岡。石岡は御手洗同様、自分以外の世界を「異邦」と感じている。石岡は良子が提示する石岡の免許書にある住所を訪ねるが、その場所には妻千賀子と幼子の思い出があった。そして、自殺した妻が残した無残な日記とそれに続く自身の日記に依って石岡の記憶が甦る...。
ここまでが導入部だが、既に全体の2/3を過ぎている。日記や甦ったと感じる石岡の記憶は偽であろうから、ここからどのような論理の飛躍があるか見ものである。日記は兎も角、記憶の改竄と言うものは可能なのだろうか ?
結末を読んで、記憶の改竄の部分は相変わらず強引だなぁ、と感じた。この程度の仕掛けで人間が記憶の錯誤を起こすものだろうか ? また、犯人側も人間の記憶の錯誤と言う全く信頼性を欠くものに望みを託し、このような仕掛けを施すとは余りに現実味に欠ける。徒労に終る可能性が強く、それなら自分達で直接手を下した方が手っ取り早い。ミステリ的にはお粗末で、石岡と御手洗の出会い、そして石岡と良子の愛の物語として読むしかあるまい。
異邦の騎士 改訂完全版 Amazon書評・レビュー: 異邦の騎士 改訂完全版より
4062637707