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(短編集)
神の光
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神の光の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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| 新本格派といえばやはり「館モノ」なのですが、従来の「奇妙な館に密封。限定された登場人物が次々に殺される。もちろんその中に必ず犯人がいて、過去の因縁が動機。そして館には建築的なトリックが存在する。」という鉄則を見事にひっくり返して「館は見ているだけ。なんとその館自体が目の前から突然消えてしまう。」という5作からなる短編集です。 個人的には物理的、化学的、建築的、神話的、心理的に1%でも可能性を説明できさえすれば、物語としては成立すると思います。本作では「ラスベガス郊外のネバダ砂漠」での出来事だけは騙されずに推理できました。もちろん「ちょっと苦しい」「無理だと思う」場面も無きにしもあらず、ですがそれらを含めてのエンタメであり新本格派の小説だと強く感じています。 | ||||
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| いわゆる新本格派の作品に対して非現実的といった批判はナンセンスであり、その虚構世界を虚構として楽しむ姿勢が求められるのはわかっているが、それにしても ちょっと、いや かなり「やりすぎ」でしょう。物理トリックで「やりすぎ」はいけないと自覚されているはずなのに無理のあるトリックの連続で「あり得ない」と言わざるをえません。 さらには、新本格派流のとんでも科学による虚構トリックだけならまだしも、そのうえに陰陽師流の伝記小説、未来科学によるSF小説、生まれ変わりにかかる幻想小説の要素までとりこんだとくれば、そりゃどんな不思議な消滅だって自由自在に描けてしまいますよね。いっそのこと神話まで持ち込んで、神の力で消滅させたのです!とでもしたらいかがでしょうか? | ||||
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| 北山猛邦といえばクロック城。クロック城が出た辺りで私の新本格ブームが終わったのでその後の作品は全く追いかけていなかったので20年ぶり以上の北山作品である。 本短編集は建造物消失にテーマをとった5つの短編が収録されている。連作ではないので独立した作品群だがどれも少しずつ幻想的な雰囲気。新本格ではあるものの、語り口は読みやすく、年齢とともに敬遠してきたアニメ的な描写が無いのは非常に好感が持てた。 作品についてはネタバレになるのでここには書けないが、最も気に入ったのは1作目。まんまとミスディレクションにかかったのは5作目。伏線の張り方が分かりやすいまま真相というものも、分かりやすいことが伏線のものもあった。 いずれにせよかなりの高水準の作品が並び、本格性を重視する年末ランキングでは上位間違いなしであろう。 | ||||
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