家族
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| 次から次へと家族を乗っ取っていくという非道なおぞましい光景を見る。 あのラスボスがいてた尼崎事件をモチーフとした社会派サスペンス。 支配され洗脳され、負の連鎖が続く。 ここはアリ地獄のよう。 警察は民事不介入だと… | ||||
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| 序盤から急展開で後半まで一気読みです。寝る間も惜しんで読みたいとなったものの、ラスボスが逮捕されて獄中で自殺してからストーリーの雲行きが怪しい。 全く登場してこなかった人物が突然出てきて、幻想なのか現実なのかわからない発言をしたり。 登場人物が多いのは全然良いんですけど、ページ数増やしてももう少し1人ずつにライト浴びせるべきだったかと。 出版が差し迫ってて、どうにもこうにも終わらせ方が作者自身もわからなくなりあんな幕引きにしたんじゃないですかね。絶対おかしいって。 | ||||
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| まず、この小説はイヤミスなんだろうな、と思います。 2011年に表面化した尼崎連続変死事件がモチーフになっている小説です。 被害者は皆、ラスボス「夜戸瑠璃子」によって上手に虜にされた後、残酷なしつけも「愛があるからこそで、暴力は正義」と考えてしまう洗脳状態に。 読む上での注意点としては、とにかく登場人物が多く、個々の関係性も複雑であること。 巻末に人物相関図がありますが、これは一番前に載せてほしかった (私は目次を読まなかったため、読了して初めて発見。失敗しました)。 この小説は、筋だけなら、恐ろしい連続殺人事件とみる向きもあるのでしょう。 ただ、帯に「民事不介入」の文字がある通り、一番重要なメッセージはおそらく、 「怪しいけど面倒な人物の影響力を侮っていたがゆえに、警察が『調査する必要はない』と判断し『民事不介入』の一言で門前払いした結果が、コレ」 なのかもしれません。 時間軸の中心は、事件が発覚した2011年11月3日なのですが、 後半に出てきた2025年4月16日のくだりには、思わず身震いしました。 このあたりがイヤミスと感じる原因なのかもしれません。 葉真中顕さんの小説は、現代の社会問題を題材にした長編サスペンス&ミステリがメインと認識していますが、 今回は、サスペンス色が特に強く感じられ、恐ろしい出来事が無慈悲にもどんどん進んでいってしまうもどかしさもあり、読むのは楽しいけど内容は怖い、怒りも悔しさも切なさもあるといった、喜怒哀楽の感情をかなり揺さぶる小説だったと思います。 結果、話の結末が気になって気になって前のめりで読みふけり、あっという間に読了しました。 | ||||
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