家族
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家族の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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2011年に発覚した尼崎連続殺人事件に想を得たクライム・フィクション。事件を起こした者、巻き込まれた者、捜査した者という複数視点から全貌を解明する構成だが、時系列が入り乱れるので最初はやや分かりにくい。 | ||||
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| 帯の惹句に魅かれて読みましたが、正直、スリリングさもダイナミックさも感じられない凡作でした。 | ||||
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| 駄作。どうしたのだろうか。もう限界か。 | ||||
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| すごかった! イッキ読みでした。 | ||||
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| 何とも言えない後味が悪い、しょっぱい小説です。なぜこんなに評価が高いのか分かりません。まず、表紙の帯で「クライムエンターテイメント」を謳っておきながら、「エンターテイメント」の部分が丸々欠落しています。1,980円支払って「苦痛」を買っただけで、読むだけ時間を無駄にしました。やたら登場人物を増やし、構図を複雑にして大風呂敷を広げた割には、細部のフォロー・回収が全くできておらず、大風呂敷を広げたまま終わってしまっています。ピンクババアが自殺するあたりで既に食傷気味なのに、しょっぱい料理を次から次へ読者の口へ投下する手法は如何なものでしょう。 続いて、社会構造は既に変化しており、「個」の時代に突入しています。家族という概念が形骸化してしまった今、敢えて「尼崎連続変死事件」という極論のカードを今さら引っ張り出してきて、家族について再考させようとする著者の真意も分かり兼ねますし、分かる必要もないのでしょう。著者は別のWebインタビューで、「家族仲がすごく良くて、両親健在で、実家があってみんな働いていて、そしてこれが最大の理由なんですけれど、妻と僕の親が僕より仲がいい感じ」と、自身が恵まれた環境で育ったことをアピールしています。このような方に、恵まれない環境で育った方の気持ちが分かる筈がありません。だからこの小説も、凄惨な描写ばかり突きつける所詮週刊誌止まりの内容で、「ではこれからどうすれば良い?」の「これから」の部分が見当たりません。そう、この著者にはそこが書けないのです。我々は週刊誌を求めているのではありません。作品として失格です。 最後に、「民事不介入を大義名分に動かない警察の無能さ」が、やたら強調されて描写されていますが、全く事実と異なるのでここで訂正させてください。当方の私事で恐縮ですが、「尼崎連続変死事件」が発生するより遥か前に、機能不全家庭で育ち様々な辛い経験をしました。その時に警察の方に相談しましたが、「民事不介入」を理由にあしらわれたことは一度もありません。寧ろ、管轄の警察の方は「民事不介入」なりに、数時間かけて親身になって相談に乗っていただき、家族との距離を置き方やその方法、事件性が出た場合は再度連絡をしてほしい旨の助言をいただきました。この小説で描かれている警察像がすべて、と思わない方が良いです。小説家の中には、表向きの意図(例:テーマは家族)とは別の意図(例:警察機関のイメージダウン)で自作品を世に放つ者が、少なからず存在することを忘れてはいけません。この事実の方が余程ディストピアです。 | ||||
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| 一気読みではないけれど、4日ほどで読みました。早く読みたい、、怖いけど、、という感覚で、時間を捻出して読み進めたかったのです。 人間そのものの恐ろしさを作品から受け取りました。支配構造が固定化すると、人は自らの保身のために家族に暴力を振るうことすら受け入れてしまう。被害者が加害者へと変わる過程が丁寧に描かれています。 作品で幾度となく描かれるのは、警察の民事不介入という壁。どれほど深刻な状況でも「家族の問題」と片付けられ、被害者が加害の場に連れ戻される——家族が暴力の隠れ蓑になる現実の怖さを突きつけられました。 登場人物が非常に多く、巻末の人物相関図を手元に置きながら読むことをおすすめします。 | ||||
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