家族
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全1件 1~1 1/1ページ
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2011年に発覚した尼崎連続殺人事件に想を得たクライム・フィクション。事件を起こした者、巻き込まれた者、捜査した者という複数視点から全貌を解明する構成だが、時系列が入り乱れるので最初はやや分かりにくい。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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| 全く一気読みなんてできませんでした。 この事件に興味があって少しは理解できるかとおもったのですが、終始胸糞悪い状態で理解できるわけもなく、、 終わりも何だかスッキリせずでした。 | ||||
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| 一気に読みました | ||||
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| よくもこんな地獄のような不条理の連鎖のストーリーを書けるものだと感心してした。事実は小説よりも奇なりというが、こんな凄惨な事件が現実にあったら恐ろしいと読み終えたら、実際の尼崎事件がベースだと知り、二度戦慄が走った。 過去の著書のような社会性や世俗描写といった特色は少ないものの、読む者の精神を削る圧力は、もはや狂気的だ。日々満たされているような人は読むべきではないだろう。 | ||||
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| 自分の都合で相手の家に押しかけ、暴力による支配、恐喝、洗脳、愛と鞭を与えて、一方的に「家族」と呼び、都合が悪くなったら切り捨てる。 そんな悲惨な疑似家族による13件の殺人、死体遺棄、詐欺、拉致、監禁などの連続変死事件は壮絶だった。 警察に相談しても民事不介入と言われて助けてもらえない現実。そんな中、支配は強くなり、後戻りできない展開が恐かった。 ただ、犯人一味が逮捕されても謎は未解決のまま。最後はどうなるかと思ったが、結局分からないままだったのは残念だった。 あばたの男と、朱鷺子の金色の首飾りは何の意味があったのか、最後までモヤモヤが残った。 | ||||
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| 尼崎連続不審死事件を素材に、精神的な支配を写実的に描いたクライム・ノベル。もう一つの側面は、一時痛烈に批判された警察の行き過ぎた「民事不介入」だ。この反省から法整備が進み、今では親権者による体罰も禁止されている。 新たな視点や解釈はほとんどないものの、殺人・虐待死・強制死にまで至る連続犯罪がなぜ起きてしまったのかを、丁寧に描いている。自分が巻き込まれたら止められるか、と考えると恐ろしさに襲われた。 最後がやや尻切れトンボというか少し踏み込み不足で弱い感じはしたが、作品全体としての迫力は十分。 直木賞受賞にふさわしい作品だと思った。 1/15付記 二作受賞かと思っていたのに残念でした。でも、受賞しなくとも作品として読みごたえ十分です。 | ||||
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