蜻蛉の夏
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| とんぼの夏を読んだ感想です。 派手な事件やどんでん返しで引っ張るタイプの作品ではなく、静かに、しかし確実に心の奥に入り込んでくる小説だと感じました。読み終えたあとに残るのは爽快感よりも、どこか切なく、考えさせられる余韻です。とても魅力をかんじました。 夏の空気感とノスタルジーがあります。 作品全体に漂うのは、日本の夏特有の湿度、光、静けさ。 蜻蛉というモチーフが象徴するように、命のはかなさや、一瞬で過ぎ去る時間が強く印象に残ります。 何気ない風景描写が多いのに、こんな夏を知っていると思わせる力があり、わたしの幼少期の記憶と重なっていく感覚がありました。 人間の弱さと救いを描く視点がいいなとおもいました。 垣根涼介作品らしく、登場人物は決して強いヒーローではありません。 迷い、後悔し、過去に縛られながらも、それでも前に進もうとする姿がリアルです。 特に印象的なのは、 過去とどう向き合うか 赦しは誰のためにあるのか といったテーマが、説教臭くなく物語の中に溶け込んでいます。 派手さはないが、深く沁みるラストです。 これでよかったのかもしれないと静かに納得させられる終わり方でした。 読み終えた直後よりも、 数時間後、数日後にじわじわと思い返してしまうタイプの結末でした。今も余韻を楽しんでいます。 読んで感じたことは人生には取り戻せない夏があるということです。 忘れることより、受け入れることのほうが難しく、尊い、、そんなメッセージを、蜻蛉の羽音のように静かに伝えてくる作品だと思いました。 刺激的な展開を求める方には向いていないかもとおもいました。心情描写をじっくり味わいたい人や 夏・郷愁・過去と再生といったテーマが好きな人にはぴったりとおもいます。 | ||||
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| 垣根涼介氏の『蜻蛉の夏』は、戦国時代の裏側で「止観」という異能を操る者たちを描いた、非常に独創的な物語でした 。 信長や光秀が脇役に退き、歴史の影で生きる道士たちの視点から乱世を捉え直す手法が新鮮で、一気に引き込まれます 。 水・炎・月といった幻術的な力の設定はファンタジー色が強いものの、過酷な修行の描写がその力に重みを与えていました 。 約600ページという圧倒的なボリュームがあり、序盤の修行シーンは腰を据えて読む根気が求められます 。 しかし、読み進めるほどに時代の空気が濃密になり、特に本能寺へ向かう終盤の展開は圧巻の迫力です 。 派手な合戦シーンよりも、登場人物たちが信念を背負って葛藤する内面の揺れが丁寧に描かれているのが印象的でした 。 史実とフィクションのバランスが絶妙で、まるで当時本当にこうした勢力が暗躍していたかのような説得力を感じます 。 読み終えたあとも静かな余韻が長く残り、既存の戦国小説とは一線を画す重厚な読後感を味わえました 。 歴史のifを楽しみながら、人間の内面的な強さや儚さに触れたい方に、ぜひ手にとってほしい一冊です 。 | ||||
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| 歴史小説が大好きでこちらを数日にかけて読み終えました。 織田信長が天下統一に向かって進む1570年を舞台に、「止観の道士」という異能者たちの運命や戦いを描いたものでした。 伝統的な史実だけでなく、精神性や幻想的な力が絡む物語になっているのがよかったです。 「水観」「炎観」「月観」など、特殊な修行をした三人の道士たちが主役で、葛藤・成長・協力が戦国という混沌の中で描かれています。 わたしにとっては読み応えがあって面白いストーリーでした。 これまで読んできた中でも長いページ数でしたが飽きずに読めました。 歴史的背景と幻想的設定がうまく溶け込んでいるとおもいます。 フィクション的にも楽しめますし、特に「平助」への愛着を感じました。 ファンタジー色が強く出ているので人によっては好みと合わないという方もいらっしゃるかもしれません。 好きな人には刺さるとおもいます。 | ||||
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| フィクションの歴史・時代小説です。 歴史的事件や実在した人物も絡んできます。 精神世界が強く描かれていて、 登場人物の厳しい修行や成長、術、戦いなどが 表現されています。 織田信長は絡んできますが、そこまで登場しません。 大きめの漫画本サイズで分厚いです。 文字は小さめで、読みごたえがありそうです。 挿絵はありません。 使われている紙は全体的に普通です。 私は読むのが遅いので、読破できていませんが、 登場人物の価値観などがしっかり描かれていて、 今の所は楽しめています。 商品紹介画像の確認もお勧めします。 | ||||
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| 毎日少しずつ読み進めていた垣根涼介「蜻蛉の夏」をついに読み切りました。「円四郎(;_;)」となりながら感涙していました。それも何回も。 ファンタジー要素の混ざったエンターテイメントを感じられる時代小説で新しいとおもいました。独特ですね。 あまり長い読み物を普段読まないので、この約600ページの長編ものはちょっと長すぎるな…とはおもいました。 ここは好き嫌いあるかもしれません。 じっくり読みたい人にはぴったり。 一般的な戦国時代小説とは違っていてファンタジー寄りであるのでここも好き嫌いあるかもしれないです。 主人公たちが別々の角度から集まってのちに共闘していく流れがわたしは楽しめました。 | ||||
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