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チーム・バチスタの栄光
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【この小説が収録されている参考書籍】
チーム・バチスタの栄光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全332件 61~80 4/17ページ
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上巻もなかなかの面白さですが、下巻に入ってからの圧倒的な加速感が最高です。 映画も見たくなりました。 | ||||
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大学病院を舞台にした医療モノです。 バチスタってなに?からだったのですが、心臓移植の代替手術「左心室縮小形成術」の創始者R.バスチタ博士の名前を冠したのが「バスチタ手術」だそうです。 そのバチスタ手術は難易度が高いにもかかわらず、桐生医師率いるバチスタ手術のための外科チーム、「チーム・バチスタ」は、連戦連勝から「チーム・バチスタの奇跡」とまで言われていた。 しかしその連勝記録も術中死によって途切れる、しかも3例も続けて。 連勝がなぜ、連敗に。。。 そこで術中死は、医療過誤(医療ミス)?単なる不運?それとも意図された殺人? いきなり病院内のリスクマネジメント委員会を動かすとコトが大きくなるので、病院長から予備調査を依頼されたのが、本作で中心人物となる田口講師。 関係者への予備調査を開始していきます。 調査の一環として次のバチスタ手術に立ち会った田口講師。 桐生医師の手技の素晴らしさに驚く、結果手術は成功し、事故は起きなかった。。。 念のため、次の手術も立ち会うことになったのだが、その手術で術中死が起きた。 一部始終を見ていたにもかかわらず起きてしまった術中死。 もう自分の手に負えないと感じた田口講師。 そこへ、もう1人の中心人物、厚生労働省の役人・白鳥が登場となり、術中死のさらなる調査進んでいきます。 専門用語などが多いのですが、自分の知らない領域の話を知る機会となったし、登場人物1人1人の個性があって非常に楽しめました。 さすが第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作品だけあります。 | ||||
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小説家デビュー作だけあって表現にぎこちないところもあるけれど、文章は読みやすくかつストーリーも面白いです。 主人公は東城大学医学部付属病院の万年窓際講師にして、権力争いの枠外の不定愁訴外来のポストにおさまっている田口公平医師。 同じ東城大で驚異の成功率を誇る天才外科“バチスタ”チームで原因不明の“連続術中死”が発生。 いわば「はみだしている」彼の元に“バチスタ”チームの内部調査の依頼が降ってきた。 ストーリーもさることながら、田口医師の学閥から離れたアウトロー的なキャラクターも魅力的。 枠外の彼が、彼流のやり方で原因を追及していく。 “連続術中死”の原因は何なのか。上巻では、まだ謎は謎のまま下巻へ−。 | ||||
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海堂尊さんによる医療を舞台にした小説。 心臓手術であるバチスタ手術での連続術死の原因を探る内容。 もちろん医学的知識がなくとも楽しめるように書かれている。 作品の特徴として聞き取り調査が多く行われ、そこで登場人物たちの魅力に引き込まれる。 ただ途中から登場する白鳥は何だか現実感がないため親しみが持てない。 (小説なのだからある意味当然か・・) 小説の題材として医療現場を取り上げるのは斬新だ。医師としての経験があるからこそ 病院内部を舞台に大胆に描く事が可能だったのだろう。 | ||||
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筆者はお医者さんということで、 医学部附属病院の雰囲気の構成はそこそこに面白く書けていると思いますし、 登場人物のキャラクターも立っていました。 しかし、文章に過剰な装飾が多く、回りくどい表現が多いため、 ライトノベルのような文章となっているのが興ざめなのと、 臨床研修制度への批判など、まったく文脈に関係ない社会批判が退屈でした。 (筋とは関係なかったように感じたのですが、何か意味があったのでしょうか) 人によってはお医者さんならではの楽しさとして読めるのかもしれませんが、 ときどき出てくる医療豆知識みたいなものも、 興味が沸かず読み飛ばしてしまったことも退屈さの要因かもしれません。 | ||||
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病院内で起こる不審な術死の調査を命じられた医師と それを取り巻く病院内の出来事やその後の展開を描く。 とにかくスリリングで興味深い。 大学病院という組織の問題点やそこで働く人間の内面を 的確に表現している部分もあり 組織で働く社会人として胸に手を当てさせてくれる 記載もいくつかあった。 うる覚えだが、「医師は患者の命を救うのが目的で働いているのではなく 自分や組織を守るために働いているだけ」といった部分は 単純に的を得ていて面白かった。 機会があれば映画も観てみたい。 | ||||
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ストーリーの展開の仕方は、アガサ・クリスティの エルキュール・ポワロが探偵役の有名なミステリーを 想起させる。 「アリアドネの弾丸」もそうなのだが、古典ミステリーに 対するオマージュとなっている作品は、とてもおもしろい と思う。 | ||||
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たまたま観た某TV番組に著者が出演しており、小説を執筆することになった動機に ついて語っていた。著者は長年にわたって病理医をつとめてきたが、医療の現場で 死因を検証しないことに疑問を持っていた。かりに医師が凶意を持って、患者を死に いたらしめたとしても、おそらくそれは誰にも気づかれることなく処理されることだろう。 完全犯罪が可能なのである。それでいいのだろうか?という問題意識があったらしい。 著者の問題提起は講談社ブルーバックス「死因不明社会」で更に明らかにされている。 日本での解剖率はわずか2%にすぎない。我が国の風土が解剖を嫌う上、強制力を 伴った制度が存在しないからだ。犯罪を別としても、医療ミスによる死も明らかになる ことはない。その解決策として彼は専門であるAi画像診断の普及を唱えているのだが、 関心のあるかたは是非「死因不明社会」を読まれるといいだろう。本作はその問題に ついて万人に関心を持ってもらうためのエンターテイメントとして結実させたもの。その 意味では本作が大ヒットとなったことは大いなる意味があったといえる。(下巻に続く) | ||||
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死後の画像診断(Autopsy Imaging)を推奨する海堂尊さんの立場が明確に表れている作品です。ネタバレになるので自重しますが、医療関係者の立場から言われると、あの薬を投与して患者を死に至らしめることはあり得ないですし、たとえその様な事が行われていてもバチスタ術後に心拍再開がされないということも考えにくいです。その様な意味で医療の現実とはほど遠く、リアリティを感じられませんでした。むしろAutopsy Imagingのプロパガンダのような映画で、あまり良い印象は持ちませんでした。 | ||||
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ドラマ・映画を観た後に、原作はどうだったのか気になったので購入して読みました。詳しくはコチラ↓にレポートしてあります。http://blog.e-onlineservice.com/1/665.html3つの中では、ドラマ版が一番ハラハラしましたね。 | ||||
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人から話を引き出す所は面白かった。しかし、ああいう結末ではないほうが良かったなぁ。 | ||||
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はっきり言ってこのボリュームで計千円はボリ過ぎ。1冊で800円程度が妥当でしょう。東野圭吾さんのエッセイに「メーカー技術者が薄給とはおかしくないか」と校正チェックが入った、と出版社の文系人間の弱点があったが、正に作家先生にしてお医者様の本を出させて頂くのだから、という根拠のない価格設定。その上TV版を観た人には「なあんだ」の結末。同額を出すならTV版のDVDを借りた方が余程楽しめる。これだけしかないのを1クール分に増量した分、キャラクターやストーリーに厚みがある。TV版を観た人は覚悟して買うか中古で充分だと思う。 | ||||
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デビュー作であり大ヒット作。医療現場の描写がリアル、登場人物のキャラクター設定がメリハリがあって読みやすい。バチスタ手術の天才チームに原因不明の連続する手術失敗。医療ミスなのか殺人事件なのか。殺人だとすれば誰が……。上下巻ともに250ページほどなので、上巻だけなら1日で一気に読めます。そして一気に下巻も手にするでしょう。とにかく読みやすく面白かったです。 | ||||
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展開が遅くて、じれったくて、退屈でした。 聞きなれない医療用語も多くて、合いませんでした。 文章表現も拙くて、全体的に読みにくかったです。 本業が医師なのでしょうがないのか。 映画を見て面白いと思った方が買って読んだり、 小説が面白かったから映画もという方が多いんでしょうか。 前者の場合、映画が良かったので、上巻のじれったさを忍んで 下巻も読めるのかもしれません。 私はリタイアします。 ドラマで別シリーズを見ましたが、映像だと面白かったです。 DVDの方を見ることにします。 | ||||
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評価の低いレビューも納得できますが、十分楽しんで読むことが出来ました。 原作よりも映画を先に見て、竹内結子さんの田口先生にがっかりしたのですが、原作の田口先生のキャラが良すぎてすっかりハマってしまいました。(ただの中年好きだからかもしれませんが・・・) それに犯人がとても魅力的!ミステリーとしては犯行の動機がいまいちという意見もありますが、犯人の気持ち、その瞬間の感覚が手に取るようにわかりゾクゾクしました。 特に好きな場面は、田口先生が犯人に小児症例で術死がなかった理由を訊ねるところです。淡々と答える犯人が最高でした。(でもあのヒトがああなってしまったのは、犬の件が原因だと思いたいですが) | ||||
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医療現場をミステリー小説にした、という設定だけでとびついた。ストーリーは意外な展開をはらみつつスピード感にあふれ、ぐいぐい読ませる。面白い。専門用語も苦にならない。しかし、なんでこの薄さで上下巻にわけるわけ?それで評価が悪くなりました。 | ||||
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過労で壊れちゃった医師、とか医師のだれもAIを知らないという設定に何よ、それというつっこみを入れたくはなりましたが、強烈なキャラクターと早い展開でなかなか楽しめる1冊です。ページーターナーといわれる作家の翻訳物を上下で2千円近くも出して、スカだったという過去を思い返せば、よい買い物をしたと思います。毎日がハラハラドキドキ、アドレナリンがドバーッの生活とは対極にいる私にとっては、苦笑いで終わる作品でした。 | ||||
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面白いし、登場人物も魅力的なんだけど、文章が粗いのと、構成が粗いのが残念。映画の方が楽しめるかもしれないです。 | ||||
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連戦連勝だったバチスタチームに突如として術中死が続きます.これは単なる不運か,医療事故か,はたまた殺人か.前半では田口の調査を通して,登場人物の人間関係を描き,後半は白鳥の調査を通して一気に話を展開します.話の展開もはやく,思わずどんどん読み進んでいってしまいます. 著者は病院の勤務医ですので,さすがに手術の様子などはリアルです.ただ,肝心のミステリー部分はかなり専門的な話ですので,素人が謎解きできるようなものではなかったのが残念です.ミステリーはやはり自分なりの仮説を立てながら読みたいものです. エンターテイメントとしてはよいできだと思います.シリーズものとして続いていますので,今後の展開が楽しみです. | ||||
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トリックは理解できたのですが 「 だ か ら ? 」 というのが念頭に来た。 殺し方がわからないのがこの小説のミソ。 奇抜な発想でもなく、人の心理を突いたわけでもなく、 「こんな方法があったんです」っていうオチ。 司法解剖できないんだったら、いくらでもやりようがある気が・・・。 他の人にもできた犯行だし。 これを読んでから「このミステリーがすごい」を信じなくなりました。 | ||||
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