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チーム・バチスタの栄光
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【この小説が収録されている参考書籍】
チーム・バチスタの栄光の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全322件 161~180 9/17ページ
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| 映画化され、テレビでもずいぶん取り上げられていたので、すべての登場人物が映画のキャストと重なって、すらすら読めた気がしています。ちょっと登場人物が多いので、彼らのキャラを立たせるために上巻の展開が必要だったのでしょうが、下巻で白鳥が登場すると、俄然面白くなってきます。 犯人が誰か、にいたるまでのわくわくどきどきは久々でした。読んで損のない1冊と思います。 | ||||
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| あくまで上巻を読んだ限りの感想だが、割と分かり易く単純なストーリー、人物関係とは裏腹に散々出てくる医学や病院内の専門用語に辟易する。 主要登場人物が殆ど医者(しかもエリート)である以上当然といえば当然だが、ある程度の飛ばし読みは必至である。 ただ現役の医師が執筆した事もあり、一般人には考える機会すらないであろう手術や大学病院の裏側が垣間見える事に大きな醍醐味があるのだと思う。 正直上巻だけではまだ何も明らかにならないので、ながったるい漢字の羅列の専門用語と付き合うのを覚悟で下巻を読もうと思う。 | ||||
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| 内容は、さすが、「このミステリーがすごい」第1位になっただけあって、非常に面白い。 殺人なのかどうかわからないという状態で、本作の主人公の医師、田口が、素人探偵として調査を始める。そして物語の後半になって、かなりキャラの立った名探偵(実際の役柄はお役人)が登場するというのもいままでなかった展開だ。 病院内部の組織や手術に関する描写、記述も専門的でありながら、読み手に負担にならない深さと重さもよい。実際、小説のタッチはドラマか映画を前提にしていたかのような軽快さだ。 ただ、作者がまだ未熟だからかな、と感じたのは、この本を「ミステリー」と呼ぶには、ロジックが弱いことだ。キャラ立ち名探偵の白鳥は「ロジカル・モンスター」と呼ばれている設定だが、ロジカルな部分はあまりなく、どちらかというと「メデューサの瞳」的な人の性格をよんで判断している部分が多い。「〜は気が小さいから」とかいう判断は名探偵には似合わないと思う。 | ||||
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| 医療の題材だから、難しそうかな、とためらいました。でもドラマ医龍を見ていたから、手術のシーンも、すごくわかりやすかったです。この役割は、この俳優さんがやってたな、という感じで。そして、私は映画キャストをメモして、人物がわかりずらくなると、それをみてました。。ぐっとひきよせられ、二日で読み切れましたよ! | ||||
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| 文句なしに良作だと思います。買ったその日に最後まで読みきったのは久しぶりです。コミカルで、随所に医療問題も盛り込まれていたりして興味深かったです。最後の犯人が語る自分のロジックのくだりなんかはどうだろう、一般の人にはなじみにくいのかな?森博嗣さんの作品を読みなれている人にはしっくりくるものだと思いますが。白鳥が、無礼としか思えない言動を、可能性の問題と仮説の検証と言い切るところなんかも犀川や萌絵を想起させますね。まあ、主人公の2人は犀川ほど冷めた人格ではありませんが… 「もともと体に役立つ毒物をクスリと呼んでいるにすぎない」とか、時折見られる相対的な視点が面白かったです。 | ||||
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| 評判の高いミステリーだったので読んでみましたが、まあまあ楽しめるが期待したほどではない、というのが正直な感想。ストーリーはほとんどが病院内で進みます。主役コンビによる容疑者への聞き取り調査が本書の見所であり、余計な部分を捨象した世界観は、芝居を見ているような面白さがあります。探偵役白鳥の登場が後半になるため、もうひとりの主役田口の目線で前半のストーリーを追っていた読者は、後半白鳥が登場したところでガラリと違った世界を見せ付けられることになります。この前半から後半にかけてのギャップはなかなか心地よく、見事な構成だと思います。一方、犯人の犯行手段がやや専門的すぎるためか、犯人探しという観点から言うと意外感がかなり弱かった。犯人逮捕後のストーリーもややしまりがないと感じました。 | ||||
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| マンガのような強烈なキャラクター設定,言い回しの軽さ,そして,場面転換の速いストーリー展開である。 しかし,現役の医師が病院を舞台に展開している話だから, 病院組織とか手術の様子などがリアルに描き出され,作品の質を底上げしている。 終盤,テーマとしてクローズアップされる死因解明のためのオートプシー・イメージングや 解剖問題は,医師である作者の真面目な問題提起である。 このような真面目かつ専門的な主張を万人に投げかける意図で あえて軽い小説形式を選んだとすれば,その意図は成功したといえる。 でも,これってミステリーかなぁ。 終盤近くまで延々と続く聞き取り調査は,面白くはあるけれども 謎解きの過程としてどれほど意義があるのか疑問である。 結局最後は,天から降ったように謎が解き明かされる。 「ミステリー」の醍醐味自体は薄いと思ったので,★4つです。 | ||||
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| 現役のお医者様が書いているという事で、難しい医学用語や状況に訳がわからないまま巻き込まれていくような感じはありました。が、臨場感っていうか、勢いっていうか、、、そういうものがあまり感じられず、「次はどうなるんだろう?」「犯人は誰なんだろう?」ってドキドキすることはなかったです。 映画はキャストも旬な人達がそろっているし面白そうって思ってとりあえず原作を読んでみたけど、、、映画は楽しいのかな。 「このミス」の審査員が満場一致で大賞にしたとのことですが、うーん、他にはどんなのがあったんだろう? | ||||
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| 「このミステリーがすごい」の第4回の大賞であり、過去の大賞の数倍すごいという前評判、なおかつ映画化もされているという状況を知り、買ってみた。 推理小説なので、感想は書きにくいのだが、まずバチスタというのは、心臓手術のひとつの方法で、何か肥大化した心臓を一度取り出して、延びた部分を切り取り、また体の中に戻す手術ということだ。SFかと思ったら、実際にそんな手術が行われているらしい。びっくりした。 この本は、このバチスタ手術を驚異的な成功率で成し遂げているチームが、ある日何かのきっかけで失敗(=患者は即死亡)が続くようになり、その原因を調べるために病院内に監査を内密にさせたり、厚生労働省からの密使が来たりという中で繰り広げられるミステリー。 手術の事などよくわからない専門的な言葉も出てくるのだが、人に尋問したり質問したりたまには怒らせたりして本音を引き出していくやり取りは見ごたえがあり、面白かった。 特に看護婦を泣かせるシーン。これはその前後のやり取り含めてとても興味があった。 結果的に、ちゃんとした犯人がいるのかいないのかは読んでからのお楽しみだが、上下巻を一気によまさせる位の面白さはあった。 | ||||
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| 医学に関係する者ならあの筋立ての無理さが分かる 出だしは面白い ですから 星は2つにしました | ||||
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| 医療事故を題材に犯人を捜す小説 密室である手術現場で,医療事故と思われていた死亡事故に ついて,犯罪を見つける小説 この作者の小説はほとんどもっていますが,最初の作品である この作品が田口医師といい,白鳥といい,どうでもいい 脇役の藤原看護婦まで濃いキャラクターです. 謎解きは少しつまんないですが,スピード感のある展開と コミカルなタッチで楽しめました. | ||||
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| 読み易く、一気に読了。 26ページ11行目で、不覚にも、声をあげての爆笑。 が・・・ ミステリとしては、消化不良。も少し、ヒネリが欲しかった。 シナリオに☆2つ! 魅力あるキャラクターに☆5つ!(白鳥と田口の掛け合いがサイコー) | ||||
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| これだけ世の中で絶賛されてる本を、つかまえて言うもの何なんですが・・・。 内容の半分は応用心理学の指南書というか、その説明に本の半分を費やしてる。 応用心理学の入門書みたいだなって思ってしまった。 何かとアクティブフェーズ/パッシヴフェーズ。話の幹は事件よりそっちにいってる。 こういう本が売れるんだなぁ、というのが率直な感想。確かに読み易い。 面白いけど、スリルが足りないというか、読み易すぎるというか。見せ場がないというか。 他のレビュアも書いてるけど、奥田英朗の「イン・ザ・プール」とか「空中ブランコ」系です。 題材が本格ミステリっぽいんで、そう思って読んじゃったせいで、肩透かし食らちゃいました。 処女作で、奥田英朗レベルが書けるって、スゴイ事なんですけど。 トリックは素晴らしいと思いました。さすがお医者様。 | ||||
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| ミステリーを多く読まないタイプの人間としては、謎解きがどうであるとか、キャラ立ちがどうであるとかということはあまり興味がありません。 問題は、この作品における犯人の動機づけです。 筆者自身が医師であるだけに、この犯罪の動機づけは非常にリアルです。同じことを行動化しようという医療者はほとんどいないでしょうが、自分の今ある心理の延長線上にこのような狂気が存在することがうすぼんやりとみえてしまい、背筋がぞっとした医療者は多いのではないでしょうか。 医療者とはストレスフルな職業です。エンターテイメントの体は取っていてもこの小説はその肝心な点をおろそかにはしていない。かなり誇張された感は否めませんが、社会において一見強者のようにみえる医療者が死の前においてはいかに無力であるかを読み取れる作品だと思います。 | ||||
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| 映画化された際には、白鳥を阿部ちゃんが演じているが、逆に本書を読んでいると作者はTrickの阿部ちゃんのシャベリを意識しながら白鳥のセリフを書いているのでは?と思えてしまう。 その意味では、映画のキャスティングは作者の意図通りなのであろう。 作品としては、まあ面白い。結論は意外性なしだけど。 | ||||
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| 「このミス」大賞受賞作ということで読んでみましたが、話にひきこまれないまま読み終わってしまいました。 本格派ミステリーを期待する方にはおすすめできません。 | ||||
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| 人をバカにした口調で物語が進行するが、個人的には面白いと思う。 医学会の抱える問題、というよりも現在の多くの組織が抱える問題に 共感できた。 人物の設定、キャラの立て方については、良いと思った(上巻だけ読 んだ場合)。 わくわくしながら下巻に進めるが、下巻はガッカリする。 白鳥が机上の空論でもってスピーディーに犯人を絞り込んでいく。 犯人は・・・ 動機は・・・ こんな結末だったらガッカリだなという最悪の予想通りの結末で私は 存分に失望した。 教授の追試は・・・ 等の謎についても、最終の大団円もやっつけ感が漂い私は失望した。 上巻が大変面白いので、上巻だけ読んで自分なりのエンディングを想像 した方が楽しいかもしれない。 | ||||
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| ちょっと難しいんかなって思ってたけど、読んでいくうちにどんどんハマりマス(*'x`*)ぇ、これってどぉなるの??って考えながら楽しく読めると思ぃマス◆◇寝る前に読むと気になって寝れなくなるかも(笑'∀`) | ||||
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| 普通につまらないです。「このミス」は、本当にダメですね。以前から大賞選出に関していろいろ噂もあったけど。大人の事情でしょうか。 本書に関しては、特に推理するところも無く、またキャラが格段に際立ってるワケでも無い。文章にも何かぎこちなさを感じてしまいます。こなれてなく、読んでてツマラナイ。また、大した枚数ではないのに、上下2巻組で発売する出版元の常識も疑ってしまいます。こんな薄っぺらいのに2巻組て。京極はどうなる。 結論として、特に読まなくてもOKかと。スルーしてください。映画で見る方が面白いかもですが、そちらの方も出来は心配。他の本読んでください。 | ||||
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| これが、他の候補を圧倒して選考委員を唸らせた作品とは信じがたい。 宝島社も辛いところだろう。日本のミステリー小説の層の薄さと 貧困さを象徴するような「このミス」大賞。映画化までされて・・。 死の不審を確信しながら、遺族の意向を尊重する余り解剖に踏み切れない設定 がすでに情けない。田口の聞き取り調査、白鳥の圧迫面接は、登場人物の キャラクターを際立たせる為だけの舞台設定にしか見えなかった。 犯人の国会図書館所蔵の論文でほぼ確証を得るまでの道筋が不明なので 読者は取り残されたあと、事態は一気に収束する。初めに博士論文を精読すべき じゃないのか田口くん、と突っ込みを入れたくなる。 結局、ゴッド・ハンドを持つ一流外科医達が、同僚の患者毒殺を見抜けなかっただけ という間抜けな結末に落胆した。動機は、「実験用の犬が可哀相だったから。」では 読者は浮かばれないだろう。 謝罪会見での台本どおりの立ち回り、頭を下げるところだけが見たいのであって、 大病院の権力闘争なんか一般の人々は何の興味ももたない。ここにも違和感を感じた。 無駄な製本費用と読者の負担の増加を強いる上下巻分冊化は納得いかない。 | ||||
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