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北緯43度のコールドケース
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北緯43度のコールドケースの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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| 最後の怒涛の流れがとても気持ちよかった 中盤ダレますが、初動のつかみと臨場するまでの流れがとても好きです ただ、主人公の設定必要だったかなー、、、まったく活かせてなかった気がする その道の博士なのに、そういう事態が起こってもなぜなぜどうして?先輩助けて!とヒロインぶってて自ら動かずちょっと思ってたのと違うなー、、、と、少し残念 もっと先輩刑事掘り下げてほしかった | ||||
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| え、どういうこと?っていう疑問が即座に回収されていく心地よさ、かといって軽すぎると感じる場面も無く、読了感も十分。 | ||||
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| 某中古書店で立ち読みしたのをきっかけに購入。警察組織の軋轢や個人の心理描写などを読むと、横山秀夫氏の旧作品に似ているなと思いました。ただし構成力がうまくない。過去へと回顧が次の章へと繋がるけど、筆力もないので経緯がぶつ切り。私の読解力の低さもあるが、もう一度前章を見返さないとならなかった。もう少しコンパクトにまとめれば、百歩譲って「64」とも競えるかな、ストーリがとても面白かったから。百年の時効もこれから読みます。今後に期待したいです。 | ||||
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| 長い。455ページを300ページ程度に纏めたら中身が濃くなる。 こういった物を読むたびに、江戸川乱歩賞の意義ってなんだと思う。 | ||||
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| 「百年の時効」よりは軟らかい作品だったが、本作も良かった。主人公の沢村がスーパーウーマンではなく、人間関係にひびを入れてしまったり、部下のことで悩んだり、父親との軋轢で悩んだり、警察組織の矛盾と闇に常に退職を考え、捜査ミスも多い。しかし事件を通して沢村が成長して未解決事件を不器用ながら追い詰めていく姿がいい。良い小説でした。 | ||||
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| 遺体で発見された少女が5年前に誘拐された少女だったという、いかにも外連味溢れた発端に始まり、それが実に意外な結末へと至るという意味では本格推理的な味付けをされたミステリー。主人公の沢村依理子は社会科学の博士号を持つ異色の刑事という設定であり、それゆえにウェーバーの「価値自由」というある意味におけるキラーワードが登場するのもまた個人的には嬉しい。全編にわたって重苦しい空気に満ちた慟哭の傑作。 | ||||
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| 読み始めた当初は、博士号を持つ女性刑事・警察官という主人公の設定が嘘っぽいのが気になったのですが、読み進めるうちに事件やそれに関する様々な展開や人間模様に引き込まれていきました。推理小説として多少の無理矢理感や、人権派女性弁護士の立ち位置もあやふやですが、それでも余りある面白さでした。 | ||||
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| とにかく面白かった。 主人公の刑事の過去のつらい恋愛、師と呼べる部下との出会い、父親との確執、といろいろ人物環境像が肉付けされていて、イメージしやすかった。 本筋の推理は途中から想定はつくものの、回り回っての地場固めや、最後の落としは見事でした。 | ||||
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| 表紙の絵柄が何となくアマチュアっぽくて気にはなっていたのですが、その後に中身のダイジェストを見てから購入することになりました。受賞作ということで「どんなもんか」といった感じで読み始めましたが、導入部分から中盤までは説明が多い印象だったのですが、中盤から後半はストーリーとして引き込まれる雰囲気がありました。それだけに終盤の展開において、キーとなる人物の伏線がやや薄いのが気になりましたが、全体に見てよくできた作品です。 | ||||
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| 主人公沢村の恋はどうなるの?スマートすぎる片桐が気になる!だから続編希望! 私の場合、会社で働いていた時のモヤモヤ~が似ていて、夜中に「フフ・・・」と微妙な笑いが入りました。 前半は時系列で進まないのでページをめくりなおすことが多かったが、後半はギューッと焦点が絞り込まれる感じでイッキ読み。 前半は警察組織の説明に組織図がほしくなるが、覚えきれなくてもイッキ読み。 人物の書き分け、肉づけがすごくうまくて、どの人物にも人間的な親近感を覚える。 主人公の女性がヒロインにふさわしい清潔感も感じるので、このまま日曜9時のTVドラマ脚本へ落とし込めそう!というか、ドラマ化も希望! | ||||
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| ぼーっとしている時、次々と記憶やそれに基づく思考が頭の中に浮かび、気づくと最初に何を考えていたかわからなくなったという経験はないだろうか? この小説は、そんな感じに、脈絡もなく次々と大勢の人が登場し(なんと総勢50人ほど!)、次々と過去の思い出やトラウマが語られていく。それら全てについて、ディテールがしっかりとし、抜群に面白い。終始、退屈するということはないのである。事件もそれらの無数の話の一つとして語られる。よって事件解決への追及はいつまでも遅々として進まず、混沌が(あらかじめ考えられた構成があるとは思えない混沌)、混沌のまま終盤近くまで続いていく。そして、突如として事件が動き出し、事件は解決するのである。犯人の意外性もなく(50人近くもいるのだから意外になるはずがない)、真相は若干のミステリらしいひねりがあるものの、あくまでリアリティ重視。数多く散りばめられた魅力的な話と同程度の印象でしかない。この小説を、ミステリとして読む人には、物足りなさが残るだろう。(ミステリは、ラストで意外な犯人にアッと驚き、多くの伏線が回収され、真相という一点に収斂する。良くも悪くも終わりよければ全て良し。)しかし、ラストまでの途中の話の数々は、ラストが小粒であってもそれを補って余りあるほどに魅力的である。ミステリとして読むのではなく、あくまでリアリティ重視の、新しい形の警察小説として読めば、最初から最後まで均等に楽しめる作品である。作者が警察関係者であれば、このディテールは経験に基づくものであろうと想像できるが、巻末の参考資料を見れば、どうやらすべて想像の産物のようである。起伏なく同じ調子で続く、しかしずっと、常に耳に心地よいオルゴールのような(この作品に何度も出てくるクラシック音楽に例えれば、シューベルトの交響曲第9番「グレート」のような)、独自の魅力を湛えた、独自のスタイルの小説を書いていく人なのかもしれない。次回作にも期待したい。 | ||||
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| 刑事沢村が他刑事に学歴マウントを取り続けるSF小説 | ||||
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| 北海道警察を舞台に、異色の経歴を持つ女性警察官を主人公にした警察小説。約5年前の未解決の誘拐事件の被害者の幼児の遺体が発見される事件は、ミステリーとしてなかなか魅力的。 但し、2/3過ぎまでは事件捜査というよりも、女性警察官が過去に負った心の傷や警察組織における自らの立場に葛藤するシーンが多い印象です。 しかし、捜査が動き出してからはテンポ良く進み、特に犯人を追い詰める過程などは個性的と感じました。 | ||||
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| 第67回江戸川乱歩賞受賞作品。 まず本のタイトルに食指が動いた。 上意下達と派閥のある警察内情は赤裸々に。 未解決の事件を抱えた現場のノンキャリ警察官の姿が映し出される。 現場経験を積み上げ育っていく警察官。 コールドケース事件のミステリーを取り扱いつつ、警察官にスポットを当てている。 確かに小説自体にやや詰めの甘さはあるものの、女性警官ならではというユニークなアプローチがみられる。 | ||||
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| 誘拐物の佳作だと思います。選考委員の評は他のらビュアーが紹介されているように「一番小説が下手」など散々ですが、刊行までに相当手を入れたのか、決して下手だとは思いません。プロローグに「……のだ」で終わる文が多く若干抵抗感がありましたが、全体としては読みやすい文章だと感じました。ただ、視点人物の切り替わりや時間軸の遡りが多く、登場人物が多いことも相まって、そこは多少読みにくいと思いました。 主人公は博士号を持つ女性刑事で、オリジナリティがあります。主人公の能力や性格、内面の葛藤などが丁寧に描かれていて、好感や共感が持てる人物像に仕上がっています。他の登場人物もキャラが立っていて、その点についても不満はありません。警察組織などもよく調べてあると思います。誘拐物のミステリーとしても納得のいく出来です。ページを次々とめくらせる力のある小説です。 一つ残念なのはタイトル。原題の「センパーファイー常に忠誠をー」では何のことか分かりませんが、「北緯43度のコールドケース」も最後まで読めば意味が分かりますが、魅力あるタイトルだとは思いません。 作者は50代前半の方のようですが、本作がミステリーとして初の執筆、初の応募だそうです。それで乱歩賞とはすばらしい才能と実力をお持ちです。今後の活躍を期待します。 | ||||
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| カンマが。少なくて、文章が、短い。短い文章と、状況の説明は、鉤括弧の会話体で、進めている。余計なことは、あまり書かないで、分かりやすい。手法としては、アメリカのロバート パーカーの、スペンサーシリーズではなく、ジェシー ストーンシリーズ、または、笹沢左保の、木枯らし紋次郎の文体に似ている。江戸川乱歩賞の遷者に評判が悪いのは、いわゆる日本的な小説ではないから。今は、テレビ的の方が、読みやすい。もう数年経つと、ゲーム的になるのかな。次作を読みたい。 | ||||
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| 熱中して読んだ.主人公のような異色の経歴の女性刑事がいるとは到底考えられないがその他の部分でさもありなんと思い,かつ話はどこに着地するのか興味を最後まで保つことができた.流石に幼児誘拐事件を発端としているだけにハッピーエンドとは思えないが読了後も良い感じである. | ||||
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| 主人公の設定は、博士号を持ちながら30歳で警察官になる女性と類例がない。 だけど、そこに突拍子さはなく、むしろ新たな要素として警察小説にうまく取込んでいて、なかなかの出来栄え。 次回作も読んでみたくなりますね。 | ||||
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| 同時受賞の他作品よりはミステリーとして楽しめました。 謎の提示も真相も考えられており、話としてはまとまっていると思いました。 が、やっぱり細かいところは気になります。 選評通り始めのうちは読みにくいところはありますが、一番気になったのは終盤に主人公がほぼひとりで真相までたどり着く経過と、犯人が語り始めるきっかけがご都合主義に感じられました。 周囲の人物の不可解な行動の動機もやや無理がある印象でしたし、主人公の経験と人物描写がちょっと盛り過ぎでくどい感じがしました。 それでも近年の乱歩賞受賞作品の中では、水準には達しているという評には賛成ですね。 これからの作品に期待を込めての評価です。 | ||||
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| 乱歩賞受賞作を読むのは久しぶりです。読後感は良かったです。ドラマ化されたら、主人公の沢村は誰が適役か、詩織や片桐はとか、思うほどに登場人物が魅力的に息遣いていました。中盤以降、面白さが加速します。 監査面談の、主人公の沢村の対応が爽快で、終盤の犯人との対峙がスリリングでした。 確かに警察小説としては、新味はありませんが、誘拐の謎はなかなかのもので、同じ主人公の続編が読みたくなりました。個人的には、警察小説の佳作だと思いました。 | ||||
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