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(短編集)
砂の女
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【この小説が収録されている参考書籍】
砂の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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楽しみにしてたのですが、カバーがボロボロで破れたり潰れてる本が届きました。 悲しい。 | ||||
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作品の内容ではありません。 新品を購入したにもかかわらず、表紙が汚れていました。 梱包はこの単行本一冊でしたから、この汚れは何処でついたものなのか? 元々なのか、作業員の手袋、カート等・・・清潔にして欲しいです。 | ||||
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保存状態にそこまで期待はしていなかったが表紙や、日焼けが余りにも酷かったので。 返金処理をしたとの連絡もあったが一向に返ってくる気配もないのでレビューしました。 皆さんも注意してください | ||||
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新聞で紹介された本で、興味を持ち読み始めましたが最初から入り込みにくく、途中で止めようかと思いましたが紹介する位の本なら最後まで読まないと…終わってからも何も残らない本でした。 | ||||
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一人の有名作家を知らないという部分を埋めるための努力はしたが、その努力が報いられたのかどうかは分からない。新コロナのお陰で時間があったので出来たこと。 | ||||
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ブラック企業に就職してしまった社畜が、どんどん適応してなんならやり甲斐さえ見出してしまうような、 そんなアウトライン。 1955年を舞台にしているとのことで、現在(2019年)から考えるとさすがに舞台が古すぎて、 「ちょっと寂れた地方に行ったらありそうな身近なリアル」感は無い。 古典の名作として教養の部類に入るような一冊なので、そういうスタンスからなら、ぜひ読んでおくべき。 いわゆる「なろう小説」だったらなんか凄い展開になると思う。 | ||||
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心情の変化を丁寧に描いているからであろうが、場面転換がほとんどないこともあって、ただただ長く、退屈な内容と感じた。読み終わった後、心に何も残らなかった。 海外でも高評価とのことで読んでみたが、私には良さがわからなかった。 | ||||
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このお話の良さがちっともわかりませんでした。 どこにドラマがあって、どこに共感して、なにを感じればいいのか? 我慢して最後まで読みましたが、最後まで、しんどかったです。 現代とは、文化的背景が違いすぎるから、当時の人が共通認識として持っている価値観などを持ち合わせていないからなのかな。 昔のヨーロッパの小説を読んでるように、何でも神がでてきて意味が分からないのに似ている感じがしました。 | ||||
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頭のいい人が描くと、こういうことになってしまうのか・・・ という、「もどかしさ」「不気味さ」ばかりが残った。 海外でもベストセラーというが、好きにはなれないと思った。これは私の感覚でという話だけで、読み解けない私が悪いのかもしれない。 | ||||
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なんか不思議なエロ本です。 作者が何を訴えたいのか意味不明です。 | ||||
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不条理 …まぁ、どうにもならないし、できないこと。理解は愚か納得などできようもない事。 多いよね。そういう事。そんなんだらけと言ってもいい。 数十カ国で翻訳されたとか、存命し執筆を続けていれば ノ〇ベル文学賞も…などと謳われている作者の代表作として読んだが…。 ナンジャコリャ 仕様上、仕方なく★はつけたが、今まで読んだ(仕事上、読まざるをえなかった携帯小説を除く)本の中で最低の作品だ。 まず、舞台となる“砂に囲まれた家(っていうか周辺図)”が文章から汲み取れないし浮かばないのが、最大級の難点。 風景として浮かばないのだから、空想と知りつつも脳内補完が出来ず、なのに話は進んでゆき…。 男と女の人間模様。そりゃ地球上にそれしかいないのだから、どこでだって成り立つ話だわな。 それが、どこで、とか、どういう背景で、ってのが重要なんだと思う。それが全く伝わって来ない。 不条理。上等! いいんじゃないの。でも、そもそも“不条理”を描くのに設定そのものが理解不能な不条理に溢れていてどうする? しきたり云々や女の思考回路を言っているのではない。風景。背景。舞台が見えないんだよ。 頭のいい。文章能力の高い先生でアラセラレルのだろうけど、スタートが見えないんだよ。この登場人物が生きているであろう世界が見えないんだよ。 空想。絵空事。作り話。それで金儲けをする…まぁ詐欺師だわな。作家ってのは。 だったら、綺麗に騙して欲しいわな。惹き込んで欲しいわな。 女の“肉感”は読み解けても“顔”が見えん。もし、そんな女がこの世に居たら、どう思う? 男は言わずもがな…だ。独白から思考回路は読み解けても表情が見えない。 これが世界的に“傑作”とは!? あたまのいいひとはあたまのいいひとだけでなかよくしておたがいのきずをなめあうといいよ が、率直な感想だ。 | ||||
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砂の中の家に暮らす女の物語ですが、男の一面を鋭くついている物語。人はなぜ生きるのか疑問に思う人は一読を進めます。 | ||||
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発想や設定は極めて斬新で期待しながら読み続けましたが、「で、結局何が言いたいの」かがよくわからず、消化不良ぎみ。世間で評価の高い安部公房の作品を初めて読みましたが、話自体に盛り上がりはなく、単調で、あっという間に読了。読む前の期待が大きすぎたのか、彼の世界観に対する私の理解がまだ足りないのか、よくわかりません。 | ||||
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まあ安部公房を私が褒めるとは誰も思っていないだろうが、なんかねちねちした雰囲気があっていいものの、しょせんはつくりごと。こんなもの読むなら娯楽SFでも読んだほうがまし。いかんせん映画があるので、女のイメージが岸田今日子でかたまっているのは不幸なことかもしれない。いっそ美女で再映画化したら印象も変わる…いや原作が美女じゃないのか。 | ||||
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まず物語の序盤で「最低7年間は主人公は失踪したまま」というネタバラシがある。 これでカナリ萎えた。どうして、このネタバラシがあるのに、ここで評価してるような人達は、精神的に盛り上がれたのか不思議でならない。 当然ながらストーリー上一つのクライマックスである主人公が砂穴からロープに鋏を付けて脱出した場面にも興奮できずに「残りページ数から考えて死なないだろうし、どうせ逃げ出せないで捕まるんでしょ?」とシラケて読む以外は術がなかった。 ストーリー設定にはかなりの無理を感じる。どう考えてもこの部落の在り方が現実的ではない。 痩せた土地で、どうやって穴倉の住人分の食糧を賄うのか? 2人の砂掻きに見合うだけの収入がどこにも発生してないのだ。 砂掻き作業は毎夜毎夜行われ、穴の下だけではなく、穴の上から砂の入った缶を引き上げる人間も相当人数必要とする。 これらの人員が、夜の間中ずっと労働をして、日中は疲れ果てて寝ているはずである。 無論20mも下から砂缶を引き上げるのだから、老人に出来る作業ではなく、村の若者が当たっていると見るべきだろう。 となると村人の貴重な労働力は、何の収益を生まない、ただの砂掻き作業に費やされている事になる。こんなバカな話が成立するわけがない。何も利益を生まない重労働をし続けてどうして部落が生き残ってこれたのか。このフザケタ設定の時点で、子供騙しの下らないファンタジー作品としての価値しかないのは明らかである。 「不条理」を観点にレヴューしてる人もいるが、この世に不条理な出来事は腐るほどある。 ならば、その「現実にある不条理」こそ説得力があるのであり、このようなフィクション丸出しの不条理は「ただの無理なストーリー設定」でしかなく「普遍的に万民を考えさせる内容」など、どこにも無い。 せめて普遍的な不条理というなら社会問題や社会制度や遺伝や病気をテーマにして論じるべきだろう。あからさまなファンタジー小説の不条理じゃ現実感がない。浦島太郎が玉手箱の煙で老人になってしまう不条理が「万民を考えさせる不条理」と言えるだろうか?そんな次元なのである。この小説にある不条理というモノは。 ラストシーンで、縄梯子が下ろされたままなのも有り得ない。村人からすれば、脱走者は即座に「部落の破滅」を意味する。捕獲してるのは一人では無いために、穴の中には「セールスマン」などの生きた証人がいて言い逃れは出来ないからだ。村人が縄梯子を下ろしたままにするなんて有るワケがない話だ。完全にオチのために拵えられた「不自然」な場面としか思えない。作品全体にリアリティがないのもこういう点に原因があるのではないだろうか。たとえば吉村昭さんの傑作「破船」における村人の「バレる」ことへの脅えや不安といった「当然あるべきはずのモノ」が欠如している。 頻出する「不自然」「無理矢理」な設定に首を傾げず、自然に読んでくれる「盲目な読者」が多いことこそが 何よりも作者の救いだったといえる。 主人公の魅力の無さも、作品全体をつまらなくしていた。説明不足の比喩をやたらとしたがり 程度が低い演説が多発する。「あいつ」って誰?浮気相手?わざわざ「あいつ」とか意味深に書かずに浮気相手と書けばいいじゃん、と何度も突っ込んだ。 壁を崩す試みも、結局日中に一度しかしないし、性欲には予想通りに屈した、それも酒を飲めば抑制力が無くなるという分り切った愚行をした結果だけに呆れた。こういうヘボい主人公には魅力を感じられない。 片道切符とか往復切符の比喩も下らない。ただ「危機的な状況に陥ってる」というだけの話である。 できれば、この主人公は中盤で死んで、次に村を訪れた2人目の者が「真の主人公」として(マスターキートンの、キートンみたいな人物が望ましい)砂の穴から脱出成功するストーリーになってほしいな、と思いながら読んでいたので、ヘボ主人公のまま終わってしまったのは残念だった。 総じて、下らない空想作品 だった。これが戦後文学最高傑作?冗談でしょ。この程度ならリリーフランキーの東京タワーのほうが100倍は良い。あっちのほうが癌という現実的で、万民が考えさせられる普遍的な「不条理」をテーマにしている作品であり、この「砂の女」のリアリティーの無さから比べれば100倍リアリティーがあるのも明らかである。 | ||||
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評価が高いので読んでみて,途中で読むのがつらくなり挫折・・・。 わかるようなわからんような、はっきり意味わかんない。はっきりいって一般向けではない。 書かれている年代も古いし、不条理な世界。┗(;'Д`)┛ 漫画ならついてこれたかも・・・・・芸術作品風なので素人が読むのはヤバイです。 これがおもしろいといってとても人には薦められない。ちょっとやばい人かもと思われそうです。 | ||||
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読書家でもないただの十代の私には、この本はまさに馬の耳に念仏。 この本を傑作と呼ぶ方々を批判するわけではないけれど、私には良さが感じられませんでした。 他の方がレビューに書かれているように、普段本を読まない人には向いていないかもしれません。 私なりの言葉で一言感想を言うなら「汚い」 正直私にはあわなかったようです。 始終纏わり付く砂、不条理で閉鎖的な空間、ねばねばした喉の渇き、そこで行われる性交…とにかく不快でした。私には早かった…。 それしか印象にありません。 生理的に受け付けられない要素がありすぎて、中身を読む余裕がなかった… もっと読書量を熟して、肥えた目で読んでみたいです! 良くも悪くも、衝撃を受けたことには変わりないので… | ||||
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安部作品の中でもとりわけウェットで「日本的」な作品。 これが海外でも評価されたのは、その普遍性もたしかにあったが、日本という異国の地の作家に対するオリエンタリズムとしての評価も多分に手伝った。 これが最高傑作とされる安部公房の現在の評価は不幸なことだと思う。 同じくウェットな作品なら『飢餓同盟』や『石の眼』や『けものたちは故郷をめざす』のほうがずっと面白く読める。 「不条理前衛作家」安部公房が、わかりやすい普通小説を書いた。 ただの普通小説ではなくて、ちょっとばかり教訓もこめてみた。 だからそこに意味されるものはだれもが理解できた。 「オレにも不条理がわかったぞ!」そんな気分になった。 それだけのこと。『砂の女』は安部にとっては異色作なのだ。 最初に『砂の女』を読んで「安部公房ってこんな作家なんだぁ」などと思われては大変だ。 『砂の女』は後で読めばいい。寝苦しい夜に、もっと寝苦しくなるために読めばいい。 カラスの名前が「ホープ」じゃなあ。 「ほら、お前らはこういうのが高尚だって思うんだろ?」安部にそう言われているようで苦笑してしまう。 | ||||
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「最高傑作」と言われていますが、自分には合わなかったみたいです。 確かに、著者の想像力はすごいと思います。 文章は、まるでノンフィクションであるかのように緻密でした。 また、テーマである「砂」に自分の人生を比喩している点も、なるほどと思いました。 しかし、深さ以上に世界の狭さを感じます。 主人公のウジャウジャウジャウジャした脳の中のお披露目会みたいで、 あまり入り込めませんでした。 私がまだ若いから理解不十分なだけかもしれません。 10年後に再読したら、面白いと思うのかも。 | ||||
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読書通の友人に強く勧められたが、眼を見張るような表現力も発想力も見られなかった。 主人公のネチネチした愚痴も不快だった。 絶望的な状況の中であきらめずに力強く前を向く姿勢には好感が持てたが、あの状況に陥れば普通の男性であれば誰だってそうするだろうし、特に感動は感じられない。 地味な話以外を認めない、自分勝手且つ無意味なこだわりをもつ一部の人たちには最高の作品なのだろうが、特殊な思想を持たない普通の人にとっては、得るものは無いと思う。 | ||||
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