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紅蓮館の殺人
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紅蓮館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 1~20 1/5ページ
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つばさが可哀想という印象におわった。 一方的に惨殺されただけなのに、死を悟るような描写何だったん? 変にキャラ作りが濃くて、もっとも素朴な感じのつばさが一番感情移入しやすかっただけに。 つばさは設定からしてなんの救いも無いのがただ胸が痛い。 他のキャラ作りに関しては金田一少年の事件簿やクレヨンしんちゃんの映画に出てきそうな奴ばかり。 しかも全員に裏がある設定にしたがゆえ、どの要素も消化不良感がある。 結局犯人が誰で何が目的でどうやったんだっけっていうのが、パッと思い出せない。 探偵役と助手役どっちが主人公なのかもわからなくて、それも読んでいてストレスだった。 | ||||
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浮世離れした登場人物たち、ケレン味たっぷりの舞台装置、ドラマチックな殺人、過去の因縁、◯◯は実は◯◯だったという驚きの事実が次々と暴露されて飽きさせない。 探偵気取りのお坊ちゃま少年が完膚なきまでに叩きのめされるのも批評性があってgood! 『透明人間は密室に潜む』でファンになりましたが作者には今後も稚気と論理に満ちた知的遊戯を追究して頂きたい! | ||||
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主人公がかつて憧れた探偵と、現在を共に活動する探偵 期せずして巡り合った両者が落日館という館で起きる一つの事件に関わっていくお話自体はとても良かった 反面でミステリとしては大分小粒であり、登場人物の隠している謎や<爪>の正体も作中に登場する探偵でなくともわかってしまう程度には浅いものだった、特に吊り天井の殺人だけで引っ張るには謎の魅力としても少し厳しいものがある また、ロジカルと言えば聞こえは良いがこうだからこうだという理由にもやや無理のあるものが多く、こじつけの感が強かった 総評としてはミステリー部分は微妙だがライトノベル的な探偵の有り方を描くお話としては好きな部類であった どうでもいいことではあるが、手に執着を覚える連続殺人犯はどうしても吉良吉影を思い出してしまう | ||||
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2時間ドラマのような小説だ。私は、推理小説は好きだが、松本清張やアガサクリスティーのような動機や必然性、社会性がないと薄っぺらな印象を受けますね。正月にもテレビで10角館の殺人をやっているが、その本は途中であきらめている。この本は、登場人物の数も手ごろで、文体も読みやすい。極限のなかで殺人事件が生じ、スリリングである。面白い小説の部類に入ると思う。ただ、果たして3人の探偵がいるのか、老小説家の存在の意味はあるのか、女なのに男言葉を使うのはなぜとか、ツッコミどころはありますが、最後まで読めたことで★4つ。 | ||||
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あまりに稚拙な文章のためされる最初の10数ページで挫折しました。 読み進むことが困難です。 | ||||
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魅力的な部分はありました。 しかしながら、それ以上に個人的に登場人物、特にメインである探偵役の高校生に対してのヘイトが溜まりすぎて、正直勿体なく感じて、読むのが苦痛な所がありました。 この探偵役の高校生は、嘘に対しての異常なまでの反応を示す、という設定があります。言葉で聞く分にはなるほど探偵ならではの設定だな、と最初は思いました。しかし、いざ読み進めてみたらまるでSNSなどで目にする、悪いことをしたのだから貴方は糾弾されても文句は言えない、と同じ感覚で嘘をついた相手に対して詰め寄っていますし、それを全く悪びれもしません。 相棒の高校生が真っ直ぐすぎる、と評していましたが、これは真っ直ぐというより、逆に歪んでいるとしか思えず、主要の登場人物に共感しながら読み進めるタイプの私にはこれは全く共感できず、如何なものか………と思ってしまいました。 | ||||
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着想は良いと思います。 ただ、読者視点への配慮が十分でなく、作者が自分が書きたいことを書いた、という感じです。 具体的には、こんな感じかな。 ・文章が稚拙で、ガッカリする。 ・表現がくどい。 ・ストーリーとして書かなくても 良いことを長々と書いている。 もしかしたら、推理小説という視点のみを重視される方は満足されるのかも知れません。 この作品に、小説、文学作品としての側面を求めたのが間違いなのかも知れません。 | ||||
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タイトルで気になってはいたけれど 何となく読まずにいた小説。 感想としてはタイトル通り くどい。 弄り回してこねくり回して 難解に見せかけているイメージ。 作風が合わないのだろうから もう読まないかな… | ||||
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推理小説に付き物のワトソン役である田所がうるさすぎます。急にホームズ役に噛み付いているのを見て、お前は黙っておけと思った読者は私だけでは無いはず。 全体的には、あまり楽しめませんでした。館に宿泊したゲストが次々に、、と思ったのに結局一人だけでしたから、あまり緊迫感もなく、ワトソン役として不適格の田所を見せられるばかり。謎解きとしても、あまりに荒唐無稽過ぎて辟易してしまった。 | ||||
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ほかのレビュー通り、文章表現や館の例の部屋の構造のわかりにくさ、探偵役二人だけが暴走している感など突っ込みどころは多々あれど、物語としては面白く読めた。 ああやっぱりね的な王道設定も含め、山場はいくつかあるし、登場人物の心理描写より、セリフで語る物語なのでアニメや実写などの映像に向いていると思う。 | ||||
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荒唐無稽の超理論エンタメ。 本を読んだことがある人、18歳以上の人は楽しむことができない。 だから駄作、ということではなく、小学生のミステリーデビュー作品としては良いと思う。 | ||||
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途中であれ?と思って気になった箇所に戻ってみると確かに作者は嘘はついていないのだなと納得、という箇所が多数。ミスリードを誘う細かいところまで配慮が行き届いて、つじつま合わせは上級、というかそこ目的で書いてんだよね。先入観なしにあるがままを読み進めていけば話の展開は追える、ある意味素直。叙述によるヒント出しなど良く練られているなと思う。ご都合主義な登場人物は謎解き本の宿命として受け入れよう。 ただそれ故にこれでもかと盛り込まれたトリックやどんでん返しの多さに最後はちょっと辟易したところもある。読者を混乱させるために登場人物の誰もが犯人の可能性ありと思わせる枝分かれと収束に向けての謎解きというパターンは誰が書いても同じでオリジナリティに欠ける。これが昨今の大学サークル出のミステリマニアの書く「新本格」の嫌いなところ。ここまで謎解き本に徹しなくてもいいのでは。主題もありそうでなさそうで、物語を読ませようとする気概のわりに小説としてはいまいち。エピローグの唐突感など、ちょっと後味はよくなかった。 | ||||
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国内ランキングを席巻をいう煽り文だけど1位ではない評価は正しい 序盤から中盤にかけては結構好きで 名探偵2人というのも面白いと思った。 この作品の弱点だと思うのは ミステリーとして重要な(と個人的には思っている)謎解きや 真犯人の意外性というのがあまりなかった点。 (※そこには重きをおいてなく、ミステリでは絶対的である名探偵という存在への疑問符、”アンチ名探偵”がこの作品のメインテーマなのかもしれないとしても・・) ここからはネタバレが含まれるので未読の方は注意してもらいたいが 細かい部分で違和感があった点を挙げる。 ・終盤で”消臭剤を使った”という行為が推理の根拠として示される 消臭剤の使用自体が認識しづらいのにそれを証拠としていいのかという疑問。 ・最終盤での「少女の少年への恋心」について あの段階で少年は探偵としての力を発揮してないわけで ”名探偵である”彼を好きになったわけでなく、単純な見た目などで恋心を抱いたのだろうから この点でそこまで非難される言われもないだろう…。(ましてや直接手を離して*している彼女に) P.S.「館焼失まで~時間」というカウントダウン、必要? | ||||
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キャラ設定やロジカルな解決など、有栖川有栖の学生アリスシリーズを思い起こす良作。物語全体を通して楽しく読めたし。犯罪そのものとは異なる部分の叙述トリックには驚かされた。ただ2人目の名探偵の行動がもうひとつ納得できないのと、真犯人にもう少し迫力があればさらに良かったかと。作品の出来としては4★あたりが妥当かと思うが、個人的にメインの被害者があまりにも可哀そうなのが後味悪く…。 | ||||
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主人公とその友人は高校生なのですが、導入から最後まで一貫して非常に子供です。なのに推理する事だけはできる。行動が考察力に伴ってないのが非常にアンバランスで、読んでいて疑問符が頭の中にちらつきます。私の読み込みが浅いのかとも思いますが、導入からその状態なのでしばらく読まずに放置してたぐらいです。 また、最後まで救いの無いストーリーが私の好みに合わなかったのはご愛嬌ですかね。 | ||||
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事件そのものの内容・トリックは良かった。※ただし、後に出てくる図解をよーく読まないと、トリックを理解できない文章ではあると思う。 良くないのは、キャラクター設定。他の方のレビューにも散見されるが、探偵としての在り方に悩む少年と、探偵を止めた女性との掛け合いが心底どうでも良くて、読み進めるのが苦痛だった。もしこれが漫画だとして、出版社に持ち込みしたら編集者に「君の中ではキャラが固まってるのかもしれないけど、読者はみんなこのキャラ達の事を初めて見るんだから、読者置いてきぼりにしちゃダメだよ。読む人の視点をもっと大事にして」って言われそう。 | ||||
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高校生の娘と会話がしたくて「最近読んだ面白い本って何?」と聞いたところ、持ってきたのが「紅蓮館の殺人」と「蒼海館の殺人」の2冊だった。紅蓮館から読み始める。最初は、いかにも推理小説のためのストーリー展開に思われて、なかなか話に入っていけなかったのだが、半分を過ぎた頃だろうか、気づけば次の展開が気になって手放せなくなっていた。よくぞこれだけ複雑な仕掛けを考えられるなと感心しつつ、結局、著者のストーリー展開に絡めとられたようだった。読み終えて、不思議なことに、今度は「蒼海館の殺人」に手を伸ばさずにはいられなかったのである。 | ||||
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正直、文章やキャラクターや展開は学生さんっぽいというか、失礼ですが他の作家さんに比べて拙いというかまだ慣れていない感じがしました。 ただその分なのか謎要素には力を入れていて、とにかく読者を驚かせよう楽しませようという熱意を感じましたね。 最初の微妙な印象からどんどん面白くなっていくのは予想外でした。 変わったミステリが読みたい方はお勧めです。 | ||||
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あまりに展開が早すぎて無理矢理な感じがある。開始数ページから一気に合宿3日目に飛ぶのには面食らった。そしてすぐに山火事‥。 詰め込み過ぎゆえの強引さ。このあたりをもう少し自然に繋げられる構成力が足りないように感じました。あと誰の発言か分かりにくい点も気になりました。前半は読みにくさが気になってしまいましたが、後半の内容は怒涛の展開でハラハラしながら読みました。 ただ自分には、なぜ葛城が既にこんなに「職業探偵」のように自分を捉えているのか理解し難かったです。ただの高校生ですよね。まるでポアロかホームズかってぐらいの心の持ち様とプライドですよね。終始そこばかりが鼻についてしまいました。「推理が得意な学生でなぜか事件に巻き込まれやすい」という程度の設定のほうが違和感がないです。書き手の情熱が強過ぎて、読み手の心情が追いつかずに置いてけぼりをくらった感が残りました。全編を通して、そこが一番気になりました。 ミステリーとしての内容は面白く、最後に種明かしをされても無理矢理感はないです。きちんと読んでいれば犯人を推理できると思います。内容が良いだけに、先に書いた点が惜しく思います。 | ||||
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「館」というタイトルに対して、期待値を高く見積りすぎたところがありますが、読後感としては丁度星3つの印象でした。 トリックや筋立ては面白かったですが、登場人物の属性が突飛なのと、どうしても筆致が馴染まず。 | ||||
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