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紅蓮館の殺人
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紅蓮館の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 81~100 5/6ページ
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| 推理の過程で蓋然性の高い仮説を無視したり、まずあり得なさそうな可能性ばかり検証する不自然さには目をつむりましょう。探偵役二人の言説がやたら迂遠でイライラするのも、まあ我慢します。ホームズの時代から古典的な形式ってそんなものですし。 ただ、超奇跡的な偶然の積み重ね(ご都合主義)があまりにもすさまじく、なんでそこまで「たまたま」が続いちゃうの?という展開の必然性が「探偵が謎を解くことの悲哀に落とし込みたいから」というのは、あまりにもバカバカしかったです。 二人が合宿中抜け出したタイミングで、偶然犯罪者たちが集結して、ピュアな被害者が主人公と仲良くなった直後びなぜか自分が殺されるための演出を連続殺人犯に依頼しちゃって、その時元探偵が同時に因縁の相手と知らず知らず十年ぶりに遭遇して、ちょうどタイムリーに万に一つも起こり得ない山火事で閉じ込められる絶体絶命の境遇になって、、、という道具立てのほぼ全てが「探偵が謎解きするとかえってしんどいことになっちゃうかも。探偵って辛いよね」という作者が導きたい結論への前フリなんですね。 もう呆れます。絶句しました。 主人公にはこう言ってやりたいです。「大丈夫。一億分の一以下の確率でたまたま今回は不幸な展開になったけど、普通に探偵活動してればまずみんなハッピーになるから」と。 ご都合主義が作品を潰す典型例でしたね。 | ||||
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| 癖のあるキャラクターたちが館に集まり、そして生じる殺人、解けない謎。思惑は絡み合い、who done it? Why done it? How done it? どの謎の論点もめぐりめく炎のように荒々しく思考を閉じ込めながら終わりのない密室を構築していく。しかし、それはすべて解体されうる謎でしかないはずなのに、絡み合う謎が次々と隠れた謎を暴き出す。最後に残るのは灰か、推理か、真実か。 読み始めて一気に読了。小気味よくピースがハマっていくそのスタイルが本当に面白かったです。謎を解く、ということに重きを置きつつ、しかしそれ自身が探偵の苦悩にもつながっていく。ロジカルモンスターな作品の素晴らしさがここにあります。 | ||||
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| ラノベ調の文体とキャラクターなのに世界観は一般ミステリーで、どう読めばいいのか混乱する。 とにかく退屈だったし、探偵がチートキャラみたいに持ち上げられていて辟易した。 なぜこれがミステリーとして評価されるのかまったく理解できない。素人が書いたのかと思った。込み入ったトリックを考えて、小説の体裁を取っていれば、何でもミステリーと認められるんだろうか? 本当につまらなくてつまらなくて、腹が立った。最後まで読まなければよかった。最初に捨てておけば、時間だけは無駄にならなかったのに。 | ||||
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| いまどきクイーン流の古色蒼然とした悩める名探偵像なんか流行らないし、舞台設定は派手だけど名作のアレンジだし、現場での殺人事件は1件だけ(甘く見ても2件だけ)だし、トリックは読んでいてもよく理解できないし、ていうか、あれがトリックなのかなとも思うし、登場人物はステロタイプだし、視点の切り替えは甘いし、時として独りよがりだし、とまあ疑問点を上げだしたらきりがないけど、それでも昨年の国内ミステリーでは一番面白く、最後までワクワクしながら読めた。それは、やはり、以上の疑問点を内包しながらも、紙面から、作者さんの熱意が、読み手にビシバシ伝わってくるからだと思う。 自分はこれを書きたいんだ、これをみんなに読んでもらいたいんだ、これが自分に今書ける最高の作品なんだ、そういうものが作品からダイレクトに伝わってくる。いつかはこの作者さんも食うためだけの小説を書くようになるのだと思うけれども、少なくとも、この作品からは、いまだに小説を書くことに対して情熱を失っていないことが、はっきりとうかがえる。こういう作品を読むと、とても幸せになれる。大満足。 | ||||
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| 本格ミステリとしての結構は、本格ファンを唸らせる出来映え…かもしれません。 それはともかく、個人的にいくつか不満があります。 ①名探偵存在に対する気負った思いにノれません。そもそも前提として「探偵」というものに対するサジェスチョンが乏しく、だから終盤のある登場人物の懊悩にあまり共感できない。麻耶雄嵩のようにそれをメタ化、相対化した上で、おもむろに料理していくならともかく…例えるなら「名探偵コナン」に感じる違和感といったらいいでしょうか。 ②ミステリのプロットの瑕疵ではないのですが、例のアレ、現実的にはムリがありますね。自分があの屋敷に住んでいて、あの場所にいると考えてください。 ③火事の描写が物足りないです。それこそが小説としてのキモなのに。 ④文章における会話文の配置が雑で、誰の発話か一瞬判らない箇所が結構あります。女性の語調が(リアリティを出すためかもしれませんが)独特なのがその原因のひとつだとしても、もうちょっと上手く書けるのでは…。 | ||||
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| いかにもな設定と新旧名探偵の対決など、 「これぞ本格ミステリ」と言わんばかりの作品です。 残念ながら謎が貧相なのと、整理されていない構成のため 完成度は今一つだと感じました。次回作以降に期待したいです。 | ||||
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| 名探偵になりつつあるはずの少年と過去に名探偵をあきらめた女性との、推理合戦には違いなさそうな非難合戦が鼻について読後感は今一つでした。個人的には「最後までブレてる名探偵」というのはユーモア系でもない限り読みたくないので、続刊が出てもキャラがこのままだとしたら買わないかな。 | ||||
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| ※ネタバレとなる内容を含んでいます。 レーベルが講談社タイガだからか、やはり内容は少しライトであるように思う。 山中の館、山火事によるクローズドサークルとタイムリミットに殺人と 設定は非常に引き込まれるものがあるが、展開が今一つ。 閉ざされた館で次々と殺人が起こるのではなく、 館内での殺人は裏表紙に記載されている一人だけ。 (そもそも裏表紙に書いてしまうのもどうかと) 各章に館消失までの時間が書かれているが、 この煽りが功を奏している感じはなく、序盤から館が消失することが分かってしまう。 元探偵として登場する女性の過去の事件が偶然にも結び付いてくるのだが、 こうなるといよいよ館やその仕掛け、山火事はあんまり関係なくなってきて、 「探偵とは何か」みたいな方向に話がスライドした感がある。 探偵役の主人公は、「嘘を見抜ける」という能力を持つのだが、 論理的な矛盾などではなく、主人公が嘘と認定したから発話者が嘘を付いている というのは読者に対してフェアじゃないのではないか。 他にも、「盗賊」というトンデモ設定や、その盗賊が気に入ったという理由で、 主人公たちの肩を持つなど、ご都合主義展開もチラホラ。 設定が良いだけに残念。 あと、主人公たちが合宿から抜けて来たのなら、最後はしっかり合宿(=現実)に 帰ってほしかった。日常性が欠けるとやはり魅力も欠けるように思う。 | ||||
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| 紅蓮館の殺人のタイトル通り、山火事に迫られた館を舞台にした殺人事件。 館もからくり屋敷でミステリー好きとしてはロマンをくすぐられる環境でしたし、一気読みできるくらい読みやすい作品だった。 山火事がクローズドサークルを演出しているという発想は面白いのですが、その演出を最大限に活かし切れていないのが少々残念なところ。 | ||||
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| 自称探偵の高校生と元自称探偵の女性が、探偵の在り方を語り、信念をぶつけ合い、 ワトソン役の主人公も加わって、延々と繰り返される探偵に対する理想論に辟易しました。 会話文も誰が話しているのか分かりづらいです。 また、最初に登場した女性が自分のことを「俺」などと言うので萎えました。 性格も悪く完全に男です。実際にこんな人いたらどん引きです。 無理に不要な特徴を出そうとして浮いてしまっているパターンかなと… 孤立した館という舞台設定は魅力ですが、どうしても話しの本筋以外の部分が気になってしまい とても残念な印象です。 | ||||
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| ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 探偵と助手の男子高校生コンビと,ワケありの元探偵ら三人の中心人物に魅力がなく, そんな彼らがたびたび語る,『探偵として生き方』とやらにもまるで共感ができません. また,探偵の身勝手な言動や,青春ミステリのような様子は若さというよりは稚拙で, 上流社会に生まれ,幼い頃から汚い部分を見てきたから人の嘘には敏感ともありますが, 実際のところは観察眼と推理によるもので,要は探偵の能力を特別のように言い過ぎです. このほか,助手が探偵に抱く信頼が,過去に起きた事件にあるととして語られますが, 回想もなく事後扱いで詳しくはわからず,これまた彼らに入っていくことができません. その一方,背景が見えづらい割には,個々を知っていることが前提のような雰囲気があり, シリーズ作品を途中の巻から読んだような,しっくりこない気持ちの悪さが付きまといます. 仕掛けだらけの館ということでしたが,事件に関わるところ以外は大したことはなく, 事件自体はミステリとしてまずまずでしたが,炎が迫る展開はあまり活かせてはおらず, 誰の台詞かがわかりづらいことが多く,さらに個人を絡めたことで焦点がぼやけた印象で, 果たして何を読んでいるのか,タイトルから想像,期待したものとは少し違って映りました. | ||||
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| 良くあるクローズドサークルでの殺人に加えて山火事によるタイムリミットも加わり 脱出劇+犯人捜しの醍醐味が味わえる本でした。 あと強調しておきたいのは東大卒という高学歴著者でありながら、文章が読みやすいと思います。 高学歴作家さんだと難しい文学的な表現を多用する方もいますから。 ライトノベル的に気軽に読めて中身も面白い。今後の作品も読んでいきたいと思いました。 | ||||
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| 某週刊誌のレビューで購読意欲を刺激されたので購入しました。高校生探偵のレベルで探偵の覚悟や矜持を語られても到底読者の心に届かないです。コナンの新一の方がはるかに実績があると思います。致命的なのはトリックが文章ではよく理解できない点です。かなり動的なトリックなのでもう少し見取り図的な補足がないと分かりにくい。想像力に欠ける私だけの感想かもしれませんが。シチュエーションもエラリークイーンのオマージュかと思われますが緊迫感が伝わらないです。 | ||||
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| 長い割に起こる事件はひとつ。 トリックも途中で解明され、残るは犯人と、探偵とはなにかというくどい話だけ。 この物語、探偵探偵とうるさいくらいに議論?みたいことを展開させるが、正直どうでもいい。 どうでもいいと思ったら、探偵に関する話がずいぶん長く続くので、うんざりさせられる。 文章にしても、時々これはだれが喋っているのかわからなくなることがある。 犯人の動機を構築、読者に納得させるための説明も、なんだかなって感じです。 燃える館からの脱出も危機感はまるで感じない。仕掛けが施されている館だけど、事件に関係しているのはひとつだけ。 極めつけが、魅力のない主人公。ふらふらして強いのか、弱いのか、信頼していいのか悪いのか。 探偵なら読者を引き連れるだけの確固とした安心感がほしいと私は思う。 そして探偵の葛城と僕である田所の気色悪い会話も辛かった。 | ||||
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| 「週刊文春」誌で千街晶之が、『魔眼の匣の殺人』と並んで今年の収穫だと褒めていた。 そういう小説だとわかった上で読めば、かなり面白く読めるのではなかろうか。 著者は光文社の新人賞からデビューしたため、講談社の「メフィスト賞」は取らなかった。が、この作品なら、これまでの「メフィスト賞」作品と比べても、より高い評価をして良いように思われる。 法月綸太郎や麻耶雄嵩、倉知淳や殊能将之ら「綾辻以降の講談社新本格」作品からの影響をあれこれと感じさせるものの、あくまでもライトノベルの「講談社タイガ」向けに書かれているため、大人が読むと、やや薄味に感じられるのは、やむを得まい。 しかし、この作品には、先行する多数の作品から、さらに一歩進んだ点がある。 これまで、いわゆる「後期クイーン的問題」にからめて、探偵役の存在意義について検討された作品は、いくつも書かれてきた。 だが、「ワトソン役」の存在意義について、だれが問題にしてきただろう? たとえば有栖川有栖の「作家アリス」シリーズでの、ワトスン役の有栖川有栖に存在意義などあるだろうか? 「作家アリス」が存在せず、火村を主人公にした三人称視点の語りであっても、成立するような作品ばかりではなかろうか。 この作品は、名探偵の存在意義だけでなく、「ワトソン役」の存在意義にも迫っている点で、現時点での「新本格」の最先端を示していると、言って良いと思う。 | ||||
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| 読んでいる途中からずっと心にあったのは、探偵という言葉を簡単に使ってほしくないという気持ちでした。高校生の探偵と、本当は探偵になりたかったその助手で友達の男の子。その男の子が探偵になりたいと思ったきっかけを作った今はすっかり目の輝きがなくなってしまった元探偵の女性。ある作家の家に山火事から逃げるように集まった人々。みんななんか怪しい。そこでのいろんな意味での意外な再会。そして、やっぱり起こった殺人事件。 私は探偵は一人で良いし、そして名探偵でいてほしい。文章も、だれがその言葉を言ったのか、わかりづらいところが多々あり、あまりすっきりしない終わり方でした。 | ||||
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| 山火事で隔離された洋館での殺人事件で、クローズドサークルものですが、その舞台が生かされていません。洋館での殺人事件は1件(裏表紙に明記されています)しか起きず、連続殺人ではないのです。そのため、次に誰が殺されるのかの恐怖や、生き残った中に犯人がいるはず、といったハラハラドキドキ感がなく、盛り上げりに欠けます。その代わりに、登場人物の過去の事件や、探偵の生き方とは何か、といった洋館にはほとんど無関係な記述が延々と繰り広げられます。最後まで、探偵役の哲学的な悩みが続き、読了後の爽快感が感じられません。 | ||||
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| 非常に練りこまれていたのだが、からくり屋敷というわりに登場する仕かけが少なかったのが残念に感じた。いくら本格ミステリといえども偶然の要素が強すぎるような気もする。また、作中に登場するある職業の呼びかたが独特すぎて思わず笑ってしまった。 名探偵とは…と非常に考えさせられる内容だった。 | ||||
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| 「屍人荘の殺人、おもしろかった! ああいうミステリって他にないかな?」と探している方でも、満足できるはず。 不思議な館、極限状況でそれどころじゃないのに起こる殺人、多重に重なる事件。 そして問われる、「探偵」という存在の意義。 | ||||
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| 過大評価過ぎでは? 勿論、クローズドサークルで山火事やからくり屋敷等、設定は最高に惹き込むけど、キャラはブレブレだし山火事迫ってる緊迫感は感じないし、ネタバレになるので詳細は省くが、ツッコミどころ満載で駄作の一言。 とても東大卒の知能の作家とは思えなかった。 登場人物全員魅力が無い。 特に主人公。 時間と金返せ。 | ||||
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