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紅蓮館の殺人
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紅蓮館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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主人公がかつて憧れた探偵と、現在を共に活動する探偵 期せずして巡り合った両者が落日館という館で起きる一つの事件に関わっていくお話自体はとても良かった 反面でミステリとしては大分小粒であり、登場人物の隠している謎や<爪>の正体も作中に登場する探偵でなくともわかってしまう程度には浅いものだった、特に吊り天井の殺人だけで引っ張るには謎の魅力としても少し厳しいものがある また、ロジカルと言えば聞こえは良いがこうだからこうだという理由にもやや無理のあるものが多く、こじつけの感が強かった 総評としてはミステリー部分は微妙だがライトノベル的な探偵の有り方を描くお話としては好きな部類であった どうでもいいことではあるが、手に執着を覚える連続殺人犯はどうしても吉良吉影を思い出してしまう | ||||
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途中であれ?と思って気になった箇所に戻ってみると確かに作者は嘘はついていないのだなと納得、という箇所が多数。ミスリードを誘う細かいところまで配慮が行き届いて、つじつま合わせは上級、というかそこ目的で書いてんだよね。先入観なしにあるがままを読み進めていけば話の展開は追える、ある意味素直。叙述によるヒント出しなど良く練られているなと思う。ご都合主義な登場人物は謎解き本の宿命として受け入れよう。 ただそれ故にこれでもかと盛り込まれたトリックやどんでん返しの多さに最後はちょっと辟易したところもある。読者を混乱させるために登場人物の誰もが犯人の可能性ありと思わせる枝分かれと収束に向けての謎解きというパターンは誰が書いても同じでオリジナリティに欠ける。これが昨今の大学サークル出のミステリマニアの書く「新本格」の嫌いなところ。ここまで謎解き本に徹しなくてもいいのでは。主題もありそうでなさそうで、物語を読ませようとする気概のわりに小説としてはいまいち。エピローグの唐突感など、ちょっと後味はよくなかった。 | ||||
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国内ランキングを席巻をいう煽り文だけど1位ではない評価は正しい 序盤から中盤にかけては結構好きで 名探偵2人というのも面白いと思った。 この作品の弱点だと思うのは ミステリーとして重要な(と個人的には思っている)謎解きや 真犯人の意外性というのがあまりなかった点。 (※そこには重きをおいてなく、ミステリでは絶対的である名探偵という存在への疑問符、”アンチ名探偵”がこの作品のメインテーマなのかもしれないとしても・・) ここからはネタバレが含まれるので未読の方は注意してもらいたいが 細かい部分で違和感があった点を挙げる。 ・終盤で”消臭剤を使った”という行為が推理の根拠として示される 消臭剤の使用自体が認識しづらいのにそれを証拠としていいのかという疑問。 ・最終盤での「少女の少年への恋心」について あの段階で少年は探偵としての力を発揮してないわけで ”名探偵である”彼を好きになったわけでなく、単純な見た目などで恋心を抱いたのだろうから この点でそこまで非難される言われもないだろう…。(ましてや直接手を離して*している彼女に) P.S.「館焼失まで~時間」というカウントダウン、必要? | ||||
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主人公とその友人は高校生なのですが、導入から最後まで一貫して非常に子供です。なのに推理する事だけはできる。行動が考察力に伴ってないのが非常にアンバランスで、読んでいて疑問符が頭の中にちらつきます。私の読み込みが浅いのかとも思いますが、導入からその状態なのでしばらく読まずに放置してたぐらいです。 また、最後まで救いの無いストーリーが私の好みに合わなかったのはご愛嬌ですかね。 | ||||
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高校生の娘と会話がしたくて「最近読んだ面白い本って何?」と聞いたところ、持ってきたのが「紅蓮館の殺人」と「蒼海館の殺人」の2冊だった。紅蓮館から読み始める。最初は、いかにも推理小説のためのストーリー展開に思われて、なかなか話に入っていけなかったのだが、半分を過ぎた頃だろうか、気づけば次の展開が気になって手放せなくなっていた。よくぞこれだけ複雑な仕掛けを考えられるなと感心しつつ、結局、著者のストーリー展開に絡めとられたようだった。読み終えて、不思議なことに、今度は「蒼海館の殺人」に手を伸ばさずにはいられなかったのである。 | ||||
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あまりに展開が早すぎて無理矢理な感じがある。開始数ページから一気に合宿3日目に飛ぶのには面食らった。そしてすぐに山火事‥。 詰め込み過ぎゆえの強引さ。このあたりをもう少し自然に繋げられる構成力が足りないように感じました。あと誰の発言か分かりにくい点も気になりました。前半は読みにくさが気になってしまいましたが、後半の内容は怒涛の展開でハラハラしながら読みました。 ただ自分には、なぜ葛城が既にこんなに「職業探偵」のように自分を捉えているのか理解し難かったです。ただの高校生ですよね。まるでポアロかホームズかってぐらいの心の持ち様とプライドですよね。終始そこばかりが鼻についてしまいました。「推理が得意な学生でなぜか事件に巻き込まれやすい」という程度の設定のほうが違和感がないです。書き手の情熱が強過ぎて、読み手の心情が追いつかずに置いてけぼりをくらった感が残りました。全編を通して、そこが一番気になりました。 ミステリーとしての内容は面白く、最後に種明かしをされても無理矢理感はないです。きちんと読んでいれば犯人を推理できると思います。内容が良いだけに、先に書いた点が惜しく思います。 | ||||
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「館」というタイトルに対して、期待値を高く見積りすぎたところがありますが、読後感としては丁度星3つの印象でした。 トリックや筋立ては面白かったですが、登場人物の属性が突飛なのと、どうしても筆致が馴染まず。 | ||||
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「蒼海館」を先に読まずに本作から始めることをお勧めします。ネタバレはありませんが時空列の流れや登場人物の感情、後日譚が重要な要素となってきますのでやはり執筆順に読むべきでした。 「ボーイズラブ」「ガールズラブ」的な友情、高校生に「探偵は生き方だ。」と言われてしまうし、先人のみなさまがおっしゃる通り登場人物の誰が発言しているのかたいへんわかりにくいし、「盗賊」「詐欺師」と名乗られても・・・。 筆者はゲーマーなのでしょうか。キャラクターはアニメ的描き分けや声優さんの声で区別できたり「吹き出し」で語られるので小説でも違和感が無いのかもしれません。どうしてもべらんめえ調の女性には最後まで馴染めませんでした。 「館」トリック、家族トリック、猟奇的殺人、偶発的殺人、迫りくるタイムリミット、密封、名探偵の推理などなどミステリーとしてのレベルはたいへん高いものがありました。 | ||||
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私はずっとミステリーファンで、戦前物や、設定された時代によって、今はあまり使われない話し方等もたくさん読みましたが、この作者さんの本は、使われている語句が難しくて、つい調べてまた読む…という中断をしてしまうので、話の筋が中々、頭に入って来ないのです。 東大ミス研は、皆さん頭がよい方ばかりですから、どんなに難しい例えばなしでも問題なく、トリックの出来や犯人の意外性等に注目しているのかもしれませんが、専門分野の論文ではなく、読む人のほとんどが一般のミステリーファンなのですから、もう少し噛み砕いた表現でもよかったのではないかと思われます。 よい伏線もあるのに、誰が話したのかわかりづらくて戻ってみたり。 決してつまらないという訳じゃないだけに、惜しいと思いました。 | ||||
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後半に、一気に話が展開されるが、そこまでがテンポが悪い。 名探偵という言葉が、どこかチープな感じがある。 | ||||
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合宿の自由時間に宿舎を抜け出し愛読している文豪が住む山中の邸宅を訪れる探偵の高校生・葛城と主人公。そこで大規模な山火事に遭遇する。火の手はその山荘に向かっているものの強風でヘリは助けに来れない。そんな中,文豪の孫が亡くなる。葛城は,それを殺人事件だと指摘するが… いわゆる別荘密室もの。山火事が迫る中,推理を進めることに関して言い訳が沢山あるが合理性を欠く。抜け道を探す合理性も乏しく,それを探す描写も乏しく,逃げようといる切迫感を感じない。推理の部分は面白いだけに,展開の必然性の低さが残念だった。 | ||||
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まさかの山火事によるクローズドサークルなんて凄い。 そして、探偵が2人でワトソンは1人です。 現在の事件に過去のシリアルキラーと山火事が絡み、閉じ込められている館もカラクリ屋敷、と色んな設定満載で…ですが、現在の事件のトリックが、探偵が説明しても中々理解できずに何回か読み返しました。 シリアルキラーに関しては先が読めます。 また、探偵と探偵の掛け合いで正直、ワトソンはいらなくないか?と思ってしまいました。 あと、閉じ込められた人数的に連続殺人ではないので、そこもちょっと残念です。 探偵を辞めた探偵と現役高校生探偵の対決も後味が悪い感じで、ラストもかなりモヤっとしました。 もうちょっとカラクリ屋敷的な謎解きが欲しかった…。 | ||||
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私は先に「蒼海館の殺人」を読んでしまったので、本作において"名探偵"葛城が「名探偵の在り方について悩み、"心の傷"を負った」事と作者の作風・力量については知っていた。ワトソン役の田所が尊敬する重篤の大御所小説家の財田雄山の山奥にある"カラクリ屋敷"の「落日館」が山火事によってクローズド・サークル化されるという設定はクイーン「シャム双子の謎」からヒントを得たものであろうし、「蒼海館...」ともほぼ同一。本作の意匠は上述した「名探偵の在り方」についての問い掛けであろうが、この手のミステリでは(<Who Done It?>の他に)、放っておけば犯人、名探偵、被害者を含むサークル内の登場人物全員が死に行く運命なのに、"何故犯人は殺人を犯す必要があったのか"、という点が肝要なので、その点にも留意して読み進めた。 しかし、「落日館」には山の下を通る"隠し通路"が存在する事(これも「蒼海館...」と同一)が早々と明記されるので、上述した"関心事"も早々と雲散霧消してしまった。要は雄山の孫の"つばさ"が事故か殺人か不明な状態で死亡した事件を中心として、真相追及に没頭する葛城ともう1人の名探偵の飛鳥井光流(甘崎という助手が居たが自身が名探偵のために死なせてしまった過去を持ち真相追及の怖さを体験して引退した)との"名探偵観"の相違を描いた作品である。"つばさ"が死亡した現場の謎解きに随分力を入れているが、元々"カラクリ屋敷"なので読者としては驚かない(作者としては軽いジャブだろうが)。その現場に甘崎が最後に描いた絵がワザと残されていたという点が、今回の事件と飛鳥井最後の事件(10年前)とを繋いでいる(即ち、10年前のシリアル・キラー<爪>が「落日館」内に居る)という趣向だが、この時点で先の展開が読めてしまうのがチョット残念。 続いて葛城が披歴する登場人物に関する推理(飛鳥井も同じ推理をしている)は一見アクロバティックの様でいて、冒頭から普通に読んでいれば容易に類推出来る平々凡々なもので<爪>の正体も自明となってしまう。そして、ここからが本作の主題で、葛城が「名探偵の在り方」について悩む由縁が縷々と描かれる。良く練れているとも言えるが、本作の趣旨に沿うためにここまで複雑化する必要があったのか疑問も残る(だって「<爪>が「落日館」内に居る」という時点で自明でしょう)し、「***」が"隠し通路"がある事を事前に知らなかったという設定にも不満が残る。「名探偵の在り方」を問い掛けた作品だが、ミステリと言うよりはサスペンス性に乏しい「ミステリ論」になっている凡作だと思った。 | ||||
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謎解きにいたる理論は概ね納得できるが、肝心な「館の構造」や「トリックの手順」などの状況説明があまり上手ではないせいか、謎が解けた時の爽快感が半減してしまっている。 とくに一つ一つのセリフを登場人物の「誰が」言っているのか判りづらい文体は、「あえて」なのか、それとも著者が無頓着なせいなのか……。 担当編集者の人はどうして指摘しなかったんだろう。。。 いずれにしても、読み手にとっては不親切としか言いようがない。 せっかく各個人の抱える事情や心情などの説得力は充分あるのだから、「酔っ払った文章表現」をもう少し抑えた方がかえって読み手に伝わりやすくなると思うんだけどなぁ。 内容がすごく面白かっただけに、文章表現で損をしている典型例だな、と残念に思った。 まだ20代の若い作家なので、担当編集者がちゃんと導いて今後の創作活動の際には工夫していただきたい。 | ||||
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ストーリーや設定は面白いですが、探偵がイマイチだと思いました | ||||
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多少ネタバレありです。 館と名が付くミステリーといえば、綾辻行人さんの館シリーズが有名ですが、久しぶりに本格ミステリーでも読みたいなと思い購入。結果的に言えば、期待した内容とは違ったという感想です。 携帯の電波が通じない、下からは山火事が迫ってきている、閉ざされた館の中で殺人が起こる。というザミステリーという構成なのに、殺人に連続性もなく、山火事が迫っているというハラハラ感もない。どこか緊張感のない展開。 登場人物それぞれに裏の顔があるというのはよかったけれど、どの登場人物にも感情移入ができず、登場人物の魅力を感じられなかった。特に探偵役の二人は、探偵特有のもったいぶる感じが、最初から最後まで気になったし、ワトソン役の田所も、常に探偵役二人の思考に置いていかれて、ただ感嘆しているだけの存在で、葛城と飛鳥井の引き立て役でしかなかった。 最後の葛城の葛藤もいまいちよく理解できなかったし、天才の独りよがりをただただ見せられているという感じ。 とまあ辛辣な評価になってしまったければ、唯一よかったのは、小出のキャラクター。クロノクロスというゲームの、キッドを思わせるようなキャラで、個人的に好きだった。 | ||||
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突っ込みどころは色々あるが、最後まで読ませる魅力はある。文体なのか作者の強い思いなのか。著者の他の作品も読んでみようとは思う。 | ||||
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孤島モノになるための孤立状況は色々あるが、”山火事”というのは「月光ゲーム」などに近いか? 自然災害の場合、犯人に殺人を仕込む時間や動機が見当たらないことが大きなポイントとなるが…。 山火事が迫る中、成功した推理作家の金にあかして作られたギミック満載のお屋敷に避難することになった、訳ありそうな人々に、屋敷に住む家族。そして、そこで起きる殺人事件…。 と、本格感満載。後半はまるまる探偵の謎解きとなる。 様々な謎が明かされて行く過程は伏線の回収も出来ていて構成はしっかりしている。 が、しかし、面白くない。 どうでもいい心理描写が多いうえに、あまりにも面白味のないキャラ設定、無駄で魅力のない退屈な会話が多すぎて読んでてきつい。ダラダラとしたラストの長さも蛇足以外の何物でもない。 作者の筆力というより、テイストの問題かもしれないが、残念な一作。 | ||||
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本格ミステリの長編である。阿津川作品は初読。 帯紙には、「炎上する館」「ランキング席巻!」「新たな「館」誕生!」などなど、刺激的なポップが並ぶ。 とある山奥にある一風変わった「館」、この館を建てて住まっている高名な作家とその家族の4名、そこに山火事に追われてばらばらに避難してきた5名の男女。登場人物は基本的にこれだけで、いわゆる閉ざされた館ものである。さらにこの館、施主である作家の趣味ゆえという理由で、いろいろな仕掛けが施されているというのだ。常識的に考えて存在する意味が不明だが、本作では重要な意味を持つ「釣り天井の部屋」。こういう大技なネタを仕込むには奇矯な人物の意志をもちだすしかないだろうから、そこはまずは納得して読み進める。 さて物語はおおむね時系列に進むのだが、ときおりフラッシュバック的に過去のエピソードが語られたり、特定の人物の独白のようなシーンが挿入されたりする。阿津川氏は若い作家ということで、さすがいまどきの手法という感じである。着々と読んでいくと、ところどころに微妙な齟齬が目に付くようになる。これがなかなかさりげない。それってもしかして?いやいやそれはさっき否定されたよな?などと裏読みしながらの楽しい読書タイムの開始である。 そして最後の最後の名探偵による謎解き。いやー驚きましたね。齟齬の数々がぴたりと嵌まる。 ちょっとしたカタストロフィを感じつつ、エピローグ部分に進むと、、、うーん、これ、蛇足ぽくて気持ち悪くてしかたなかった。違うやり方でこの部分描写できなかったものですかね。 # あとですね、エンジニアの観点からですが、この制御方法あぶなくて仕方ないです。誰だこれの設計を請け負ったのは。技術者倫理にもとる。(笑 | ||||
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本格ミステリとしての結構は、本格ファンを唸らせる出来映え…かもしれません。 それはともかく、個人的にいくつか不満があります。 ①名探偵存在に対する気負った思いにノれません。そもそも前提として「探偵」というものに対するサジェスチョンが乏しく、だから終盤のある登場人物の懊悩にあまり共感できない。麻耶雄嵩のようにそれをメタ化、相対化した上で、おもむろに料理していくならともかく…例えるなら「名探偵コナン」に感じる違和感といったらいいでしょうか。 ②ミステリのプロットの瑕疵ではないのですが、例のアレ、現実的にはムリがありますね。自分があの屋敷に住んでいて、あの場所にいると考えてください。 ③火事の描写が物足りないです。それこそが小説としてのキモなのに。 ④文章における会話文の配置が雑で、誰の発話か一瞬判らない箇所が結構あります。女性の語調が(リアリティを出すためかもしれませんが)独特なのがその原因のひとつだとしても、もうちょっと上手く書けるのでは…。 | ||||
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