■スポンサードリンク
罪と祈り
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
罪と祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読者を引きつけ続けるストーリー展開で十分面白いんだけど、正義感あふれる警察官にしてはあまりにも簡単に犯罪に(それも積極的に)加担している…っていう思いがずっと残っていて、高評価にはなりませんでした。 もっとやむにやまれない状況を展開してくれたら星ひとつ、ふたつはプラスされたのに・・・。 残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物たちのエゴが不協和音を奏で、やがてそれは大きな不幸へと集結していく…。 「乱反射」や「慟哭」で受けたあまりの衝撃。 登場人物の思いが浮かび上がってくるような、巧みな描写と展開が今作でも見れるものと期待した。 だが、そんな貫井先生らしさは、残念ながらあまり感じられなかった。 無駄に長い詳細な描写が多く、登場人物の印象が薄くなった気がした。 歴史が深い浅草に先祖代々住まう者同士、もっと繋がりのあるエピソードが欲しかったと思う。 これで最後と言わず、先生には複雑な人間関係を操りつつも、リアルな物語を描いていただきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
貫井さんの本はどれを購入しても、ハズレはありません。毎日、ワクワクしながら読んでます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話が長すぎる。内容はかなり絞り込めるはず。ダラダラとどうでもいい描写が続く。 そんなことであまり深く知らない人たちと誘拐なんてしない。 納得できる動機でないし、 最後まで読んでガッカリした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
極めて利己的な正義感と、利己的な責任な取り方に共感できなかった。 勝手に自殺されたら被害者はたまったもんじゃない。 被害者の親御さんは、真実を闇に葬られて気の毒だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間誰しも、墓場まで持っていきたい罪はあるはず。結局だれが裁かなくても自分が裁くんだよなあ。 時間をおいてまた読みたい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中で止めれなくなり、眠れなくなり、深夜休憩を取ったところで貫井さんの本だった、後悔しました。これは朝まで読んでしまうなと。沢山の人物に訳がわからなくなってくるのですが、やはり気になる、眠たい、閉じたい、岸野さんが気になる。岸野さん、どこかで読んだ気がする、、なぜか知ってる気がするし、どの本に出て来てたのか又気になる。もう犯人より岸野さんが気になる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誘拐事件を起こす動機が、私には全く理解できなかったが、罪の重さに耐える姿には、共感できた。犯罪は、誰も幸せにしない。だから起こしてはいけないのだという当たり前のことを、改めて認識した。 また、現在では珍しい、浅草の濃い人間関係も新鮮だった。 大喪の礼の日を思い出し、懐かしくなった。雨が降って、寒い一日で、静かに昭和が終わった日。私にとっても特別な日だったが、皆にとっても特別な日だったんだな、と思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー30周年ということで枚数も多く読み応えがあります。 貫井ファンにはたまりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
隅田川で元警察官の溺死体が発見される。どうも殴られてから溺死したらしい。この事件を追う ことになった刑事芦原賢剛は、この亡くなった元警官が自分の友人の父で、自分の親代わりでも あった濱仲辰司であることを知る。そして、この事件の背景には、昭和のあだ花バブル時代の狂騒が あったことが分かってくる。何もかも金で片付く拝金主義の時代、多くの人間は浮いた利益で興奮 するが、最後は苦い結末を迎えた時代。ここで起きた前代未聞の誘拐事件がこの殺人に絡んで いるらしい。貫井らしい社会派推理小説ではあるが、長編の割には、結末の意外感も薄いし、犯罪 そのものの動機付けも納得感が少ない。貫井自身が脱稿後「これを書けたから、もう小説家を 辞めてもいい」と言ったらしいが、それほどの作品ではないと思う。彼の筆力からすればもっと 面白いプロットの作品が描けるはずだ、と思うのも私だけではあるまい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
松本清張張りの殺ペンス大河この作家らしい。終盤は、少し饒舌気味だつたが、面白かつた! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辰司と智士が死んだ理由が伝わって来ない。最後の部分でのサクラの供述も首をかしげる内容。読んで何も残らない。お粗末な展開。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の繰り出すテクニックが随所に散りばめられていてとても読み応えがありました!。貫井徳郎好きにはたまらない作品になるはずです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和から平成へ変わる時代で、バブルにわいた不動産業界、そんな時代に生きた仲間と、その40年後くらいに、その子供たちを描く2軸でストーリーが進む。きっかけは、元警官の父親の死。事故死ではなく、殺人事件として捜査が進む。父親に何が起こったのか死の理由を子供たちが探っていく。殺人の動機が微妙だが、昭和を時代背景とする小説は、どこか薄暗さや寂しさを感じてしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
貫井徳郎の作品ってもっと心揺さぶられる作品のイメージだったのだけど、こんなんだったっけ? そもそもの事件の動機が意味不明すぎて、最後まで違和感がぬぐえないまま終わってしまう。 期待が大きかっただけに、なおさら粗が目立つのか全く登場人物達の思いが心に響いてこなかった。 作品としては飽きずに読ませる筆力はさすがであるが、ラストの展開も含め腑に落ちない。 著者の作品としては、大きく期待を下回る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この人の作品は、出来不出来の差が大きい。私はファンの一人なので、あえて言いますが、これは、ダメ。ミステリーでネタバレはルール違反になりますから詳しくは書きませんが、この叙述トリックは、以前にも長編で著者が使っています。事件の背景に面白いネタをもってきたのに、最後のヒネリがこれだけでは。もう一度初心に帰って、『鬼流殺生祭』のような遊びの作品を書いてみてはどうでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バブルを経験した世代として作品の時代背景はよくわかる。現代に起きた殺人事件が過去に遡って全く関係ないと思われていた人々を次々に繋いでいく。20数年前に起きた子供の誘拐事件の真相とは何か。なぜ未解決のまま今に至るのか。 話はバブル時代と現在を行き来しながら進むが、それほど混乱はしない。登場人物もそれなりに出てくる。中心にいるのは二人の父親と、その息子たち。父親の自殺の真相を探るうちに、未解決の誘拐事件とのつながりを見つける。もう一方の息子は父親が川に落ちて死んだことを不審に思い、同じように過去へと遡る。 話の組み立てはいいと思った。ただ事件を起こす動機、理由付けが浅く面白くなかった。もっと説得力のある何かが欲しかった。この作者の作品はこれが初めてだ。文章も上手いし、人物描写もよかったのでもう一歩足りない感じがして残念だ。他の作品も読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まぁ、何て言うかデジャブ感のある読後でした。 バブルに踊らされて不幸をなった人の為の復習も陳腐なテーマ。 登場人物のうち、かなり重要な役割のはずな人の姓名選択に雑さを感じます。 加えて本書のメイン事件の動機も軽はずみ過ぎて雑ですね。 しかも締めの主人公2人の結末が何だかなぁ。 メイン事件の元となる事件の、他の登場人物達の元事件後の様子とか、元事件に対する当時の警察の捜査とか、端折りすぎじゃないですかね? 究極は前半1/4位で大まかなストーリーが分かってしまうところがあり、読み終えるのが苦痛でした。 おススメしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地元の幼馴染み二人とその父親達の目線から、現在と過去に分けて交互に語られるミステリー。 現在では殺人事件を捜査する刑事とその被害者である父親の過去を追う息子が、過去のパートで明らかになっていく父親たちの秘密と最後には重なり合う王道の展開。 他の方のレビューにもあるように、心情的には理解出来なくはないですが、どの事件も動機としては弱く些かリアリティに乏しい。ただ、ラストにはちょっとした仕掛けも施されており、ミステリー好きとしてはちょっとうれしい限りです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の「慟哭」を読んだとき、圧倒され慟哭した。子を持つ親の心情に、善悪を超えて共感した。 今作は、バブル期の裏側で繰り返されたであろう悲劇や、昭和から平成に変わったあの世相を取り上げることに期待して読み進めた。 でも・・・・。動機だ。金目当て、快楽犯罪、サイコパス、なんでも理由になって納得してしまう単純な読者の私だが、この作品の動機と犯罪はどうしても納得できなかった。子を持つ親がこんな動機でこの犯罪をする、その溝を埋めるものが無かった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!