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罪と祈り



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【この小説が収録されている参考書籍】
罪と祈り
罪と祈り (実業之日本社文庫)

罪と祈りの評価: 3.12/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

ダラダラとどうでもいい描写が続き、長すぎる

話が長すぎる。内容はかなり絞り込めるはず。ダラダラとどうでもいい描写が続く。

そんなことであまり深く知らない人たちと誘拐なんてしない。
納得できる動機でないし、
最後まで読んでガッカリした。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411
No.6:
(2pt)

動機が伝わってこない

辰司と智士が死んだ理由が伝わって来ない。最後の部分でのサクラの供述も首をかしげる内容。読んで何も残らない。お粗末な展開。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411
No.5:
(2pt)

納得できる動機が欲しかった

バブルを経験した世代として作品の時代背景はよくわかる。現代に起きた殺人事件が過去に遡って全く関係ないと思われていた人々を次々に繋いでいく。20数年前に起きた子供の誘拐事件の真相とは何か。なぜ未解決のまま今に至るのか。

話はバブル時代と現在を行き来しながら進むが、それほど混乱はしない。登場人物もそれなりに出てくる。中心にいるのは二人の父親と、その息子たち。父親の自殺の真相を探るうちに、未解決の誘拐事件とのつながりを見つける。もう一方の息子は父親が川に落ちて死んだことを不審に思い、同じように過去へと遡る。

話の組み立てはいいと思った。ただ事件を起こす動機、理由付けが浅く面白くなかった。もっと説得力のある何かが欲しかった。この作者の作品はこれが初めてだ。文章も上手いし、人物描写もよかったのでもう一歩足りない感じがして残念だ。他の作品も読んでみたい。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411
No.4:
(1pt)

コレで引退していいの?

まぁ、何て言うかデジャブ感のある読後でした。
バブルに踊らされて不幸をなった人の為の復習も陳腐なテーマ。
登場人物のうち、かなり重要な役割のはずな人の姓名選択に雑さを感じます。
加えて本書のメイン事件の動機も軽はずみ過ぎて雑ですね。
しかも締めの主人公2人の結末が何だかなぁ。
メイン事件の元となる事件の、他の登場人物達の元事件後の様子とか、元事件に対する当時の警察の捜査とか、端折りすぎじゃないですかね?
究極は前半1/4位で大まかなストーリーが分かってしまうところがあり、読み終えるのが苦痛でした。
おススメしません。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411
No.3:
(1pt)

動機

著者の「慟哭」を読んだとき、圧倒され慟哭した。子を持つ親の心情に、善悪を超えて共感した。

今作は、バブル期の裏側で繰り返されたであろう悲劇や、昭和から平成に変わったあの世相を取り上げることに期待して読み進めた。

でも・・・・。動機だ。金目当て、快楽犯罪、サイコパス、なんでも理由になって納得してしまう単純な読者の私だが、この作品の動機と犯罪はどうしても納得できなかった。子を持つ親がこんな動機でこの犯罪をする、その溝を埋めるものが無かった。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411
No.2:
(2pt)

「ドミノ倒し」ならぬ「才能倒れ」。

「ドミノ倒し」で作者の才能も倒れたと思って以来、
警戒してその著書を読むようになった作家さん。
今回こそはと期待したのですが。。。やっぱり才能枯れちゃったのかな、というのが
正直な感想です。

まず、過去パートの登場人物たちが事件を起こそうと思った動機が弱すぎる。
「そこまで親しくなかった」とかいう描写が頻発するほど関係性が希薄なのに、
何故その人の敵を討つためにこんな犯罪に手を染めようと思ったのか納得がいかない。
ものすごく親しい人間が命を落としたというならまだわかるんだけど。
バブルという時代がその当時を生きる地元の人間たちを死に追いやったという
ことに対する怒りも、主人公たちからまったく伝わってこない。
犯行グループの女に至っては、グループに入った理由が
「好きな人がグループにいるから一緒にいたかった」だし。バカ女丸出し。
誘拐した子供が死んだ理由もとってつけたようで「は? そんな理由で死んだの?」と
呆気に取られた。ここはもっと衝撃的な別の理由にしたほうがよかった。
大体、子供を相手にする職業に就いている人間なら、子供にアレルギーがないかどうか
確認するのが普通なのにそれもしないのがおかしい。
私は子供相手の仕事をしているけど、お菓子をあげるときは必ず
「アレルギーない?」と確認するので。
その時代はアレルギーの知識があまりなかったとか作中ではフォロー入れてるけど、
繰り返しになりますが子供相手の仕事で「知りませんでした」は通用しない。
加えて、自分たちの友人を死に向かわせた会社に対する復讐のために
動いているはずなのに、奪った身代金はちゃっかり山分けしようとしているのが
不快だった。
それ以前に、どうして自分たちが誘拐という犯罪に手を染めたのか
先方に言わなきゃ何も伝わらないだろうにと頭の中に疑問符浮かびまくり。

そして現在パートの主人公のひとり、亮輔の父親が殺された理由ですが。。。
何それ? それが真相? という感じ。
賢剛の父親が自殺した理由ですら「は? 何で自殺すんの?」という感じなのに、
亮輔の父親の死因がそれだとは。。。
そして犯人の動機もショボすぎる。慕ってる人が亮輔の父親のせいで死んだから
悔しくて殺したとか言ってるけど、犯人がその人を慕ってる描写が
後半中の後半になってちょろっと出てくるだけなので、感情移入もクソもない。
もっと最初から「慕ってる」描写なりエピソードなりを入れておけば
少しは違ったかも知れないのに。
というかそうだとしても逆恨みもいいとこ。
大体亮輔の父親も、自分の死の原因を他人に押し付けるなよと。

タイトルである「罪と祈り」も、書かれていることは「罪」がほとんどで、
「祈り」は最後のページにちょろっと出てくるだけ。タイトル意味なし。

もうこの作者に「慟哭」「乱反射」みたいな傑作を書くことは無理なんだろうか。
好きな作家さんだっただけに残念です。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411
No.1:
(2pt)

期待ほどではなかった。

現在と過去が交錯しながら次第に解き明かされていく事件の真相。一気読みとまではいかないが、引き込まれては行く。しかし…
一番の違和感はやはり動機と、行動の重さが比例しないこと。説得力に欠ける。昭和に生き、バブルの時代も経験したが、父親たちの行動に感情移入しにくい。又、途中ですでに事件の概要はわかってしまう。
最後のオチについても、今ひとつ納得できなかった。それでも読了させる筆力は流石と言うところかな。
罪と祈りAmazon書評・レビュー:罪と祈りより
4408537411

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