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ウォッチメイカー



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ウォッチメイカーの評価: 4.05/5点 レビュー 84件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 41~60 3/5ページ
No.44:
(4pt)

期待に違わぬおもしろさ

ジェフリー・ディーヴァは始めてでしたが、想像と全く違った
展開が小気味良く、500頁はそれほど長く感じませんでした。
最後のどんでん返しを、もう少し盛り上げて欲しかった!
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)より
4167705885
No.43:
(5pt)

作品自体が精密機械であると言っても過言ではない魅力ある傑作 !

大部の作品だが一気に読了した。それだけ巧緻に練り上げられた魅力ある作品である。題名通り、作品自体が精密機械であると言っても過言ではない。表紙裏に「ドンデン返しに次ぐドンデン返し」とのキャッチコピーがあるが、"ドンデン返し"というよりは、やはり綿密に練り上げられた全体構想を称えるべきであろう。前半のさりげない描写が巧妙な伏線になっているというミステリの王道の風格が感じられる。

「ライムの科学捜査法vsキネシクス(kinesics=動作学, 本作では尋問法の一種)」という形で初登場する尋問の名手キャサリンを初め、登場人物達の造形にも秀でており、作品の奥行きを深めている。特に、引退した元刑事に纏わる書き込みが印象が残った。また、ライムとアメリアとの交情の描写には一段と磨きが掛かっており、作品に余韻を与えている。

「9.11のbefore-after」という点もテーマの一つになっている様で、全編、"時間"の持つ意味の問い掛けにもなっている。原題の「Cold Moon」が象徴する月と時計との組み合わせも狂気めいた世界の構築に貢献している。重厚感と緊迫感と詩情に溢れたシリーズを代表する傑作だと思う。

ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.42:
(3pt)

中期の代表作、らしい

ジェットコースターサスペンス、どんでん返しと銘打ってはいるが、
この作品でのメイカーによる殺害数は何人ですか?って感じと、
そこまで遠回りするか?といった回りくどいやり方、
そして、読者を置いてきぼりにするどんでん返し。
斜め上を行き過ぎていて、純粋に感心出来るかどうかは人によります。

読後感は、何やら壮大な凄い話を読んだような気になる。
そのハッタリ感と、ボリュームを一気に読ませる文章力は評価出来ます。
ディーヴァー入門には、いいかもしれない物語ですね。
でもボーンコレクターの方が、色々と『らしい』作品なので、
未読の方は本書の後にボーンコレクターを読めば、
ディーヴァー好きになれると思いますが、どうでしょう。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.41:
(5pt)

すごくおもしろい、の一言に尽きる。

ジェフリーディーバーのライムシリーズはとても好きでよく読むんですが、その中でも特に
お勧めの1冊です。
細かいことはいいからとにかく一読するべしという感じの作品。
ハイクオリティー&知的ミステリーの世界へ読者をいざなってくれるでしょう。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.40:
(2pt)

どんでん返しの限界

見事なプロットというにふさわしい物語展開だが、特撮技術に凝った映画という感じで、今一つ感動するには至らなかった。
ウォッチメーカーが、あの程度の目的を遂行するのに、回りくどすぎる感じがした。肝心の計画を遂行する前後について、あまりにもさらりと流していて、肩透かしを食らったような気もした。
ただ、尋問のエキスパートの登場で、物語にアクセントが付き、知的なスリルを味わうことができたのはよかった。
考え抜かれた物語という感じはしたが、においが感じられるような生々しさには欠けていて、きれいなのだが、熱くなれなかった。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.39:
(4pt)

登場人物とームワークが魅力

解説に「ウォッチメイカー対ライムチーム」とあったけどまさにチームワークが魅力。ライム邸に集うメンバーはサックスをはじめセリットーもプラスキーも魅力的だし、介護士トムまで魅力的だし、初登場のダンスもイカしてる。各分野でスキルフルなメンバーが集まって犯人を追い詰める過程は、ホワイトボードでのやり取りなんかで具体的になってすごく面白い。悪役ウォッチメイカーがクールで変幻自在で、タッチの差の攻防がまたスリリング。いやぁ、面白かったなぁ。
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)より
4167705885
No.38:
(5pt)

一級のミステリー小説

敵は連続殺人鬼「ウォッチメイカー」
名前の通り時計に執着し、
正確無比、非情さでは群を抜いています。
今回、新たに魅力的なメンバー、
新米刑事プラスキーに、
人間嘘発見器のダンスも加わります。
意外性のあるストーリーも面白かったです。

ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)より
4167705885
No.37:
(1pt)

上下にする意味がわからなかった

最初から最後まで、一貫したストーリーというわけでなく、つけたしつけたしの感がぬぐえない。

どうして、解決したのかがよく判らず、ごまかしが多い。

赤毛の女性刑事についても何故かあまり共感がもてない(ひがみか?)

頭脳で解決したはずなのに、そこのところの説明が全然ないところを作者はどう説明するか聞いてみたい
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.36:
(1pt)

上下にする意味がわからなかった

最初から最後まで、一貫したストーリーというわけでなく、つけたしつけたしの感がぬぐえない。

どうして、解決したのかがよく判らず、ごまかしが多い。

赤毛の女性刑事についても何故かあまり共感がもてない(ひがみか?)

頭脳で解決したはずなのに、そこのところの説明が全然ないところを作者はどう説明するか聞いてみたい
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.35:
(4pt)

初めて読んだが問題無し

文庫の帯に書かれた「ミステリー3冠」(2007年度「このミステリーがすごい!」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「日本冒険小説協会大賞<海外部門>」)が目にとまり、購入しました。海外小説は、翻訳独特の表現などが読みづらく敬遠しているのですが、本作の日本語は全く違和感をおぼえることなくスラスラと読めました。また、リンカーン・ライムシリーズはこれまで読んだことがありませんでしたが、ストーリーに関連する登場人物の過去や背景はしっかりと補足されており、全く問題なく読むことができました。上巻では事件の全貌がゆっくりと明らかになりますが、下巻は一気に話が展開するうえ、どんでん返しの連続です。このどんでん返しがホントによく考えられたもので、この本を名作に伸し上げたのだと思います。ただ、気になった点を一つ。カリフォルニア州出身のキネシクス(行動や表情など外面の観察から内面を観察する科学技術)の専門家:キャサリン・ダンスという人物が登場するが、彼女が相手の嘘や本音などをすべて見事に暴く。話しただけで真実が分かってしまうので、書き手としてはストーリーの展開を考えるうえで使い勝手が良いが、読み手としてはいささか違和感をおぼえた。若干やりすぎかなと。
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)より
4167705885
No.34:
(5pt)

どんでん返しの名手

ジェフリー・ディーヴァーは本当にすごい。スピーディな展開で読者を惹きつける技はワールドクラス。そして、最後のどんでん返しにはボルテージが最高に高まりますね。
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)より
4167705885
No.33:
(5pt)

将棋のように

リンカーン・ライムシリーズも7作目に突入。毎回ラストで騙されてしまうので今回は騙されるものかと気合いを入れて読みました。それでも想像を上回る驚きを提供してくれるディーヴァーに感謝。ウォッチメイカーという敵役もライムに匹敵するぐらいの頭脳を持っていてライムと将棋のように相手の数手先を読んで計画を立てていくのが凄い。最後まで予断を許さない展開でおもっきり寝不足になりました。人間嘘発見器のキャサリン・ダンスも魅力的で次は彼女が主役の作品を読もうと思ってます。継続的に登場してほしいです。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.32:
(5pt)

加速する面白さ

私自身初のリンカーン・ライムシリーズでしたがシリーズ7作目もなんのその、すんなりとこの世界に没頭することができました。(映画ボーンコレクターから、ライム=四肢麻痺の鑑識の天才、サックス=女刑事、という多少の知識はあり)シリーズ他作品との比較はできないので、本書読書中の自身の胸中を伝えますと…これぞサスペンスという展開に翻弄されながら、ある時点を境にそれが魅了へと変わり、読み進む程に明らかとなるミステリィとしての巧妙さに舌をまきつつ、作品の骨格が浮き彫りとなる段階に到ってはもはや感服するのみ。計算高き犯罪者、今作の敵であるウォッチメイカーとは、ジェフリー・ディーヴァー本人ではないかと感じる程でした。ミステリィは国内外問わず、新作も古典も雑多に読んできましたが、「2007年度ミステリ各賞を総なめ」は伊達ではありません。嫌味な程の構成力を持ってしてなお技巧派ミステリィに留まらず、物語を読ませる小説に仕上げた技量はさすがの一言。少しでも興味のある方(海外の警察小説が苦手ではない方)は是非手に取ってみてください、素晴らしい読書体験が待っています!!
ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)より
4167705893
No.31:
(4pt)

ディーヴァーにまたやられた!

事故で首から下が麻痺した元鑑識のリーンカーン・ライムが、証拠を元に緻密な推理で犯人を追い詰めるのがこのシリーズである。今回の敵「ウォッチメーカー」は、シリーズ最大の敵という噂だった。ところが、読んでみると、「ウォッチメーカー」は失敗ばかりしていて、なかなか被害者も出ない。なんだ評判倒れかと思ったら、とんでもないカラクリが待っていた。ミステリーにおいて、動機の重要さを改めて実感した。今回は、新しいキャラクターが登場する。相手の言動から確実に嘘を見抜く「人間嘘発見器」と呼ばれる女性捜査官キャサリン・ダンスである。証拠のみを信じるライムの捜査方法は説得力があるのだが、シリーズも巻を重ねて若干飽きて来たところがある。心理面の分析が加わったことで、また違った味わいのある小説になっている。ダンス主人公の作品も、早く文庫オチして欲しい。
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)より
4167705885
No.30:
(4pt)

あまりにも凝り過ぎ

リンカーン・ライムとアメリア・サックスのシリーズの最新作。
恐ろしい手口で次々に人を殺しては、犯行現場に時計を残していく犯人を二人が追う。
だけど、今回のストーリーは今までにも増して二転三転。読んでいるときは、なるほど、ディーヴァーってすごいなぁって思わすんだけど、読後には、なんて荒唐無稽なって思える。ちょっとやりすぎかな。
ストーリーのドンデン返しもいいけど、このシリーズの魅力はリンカーンの推理のあったんだけどなぁ。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.29:
(4pt)

精密時計のようなコンプリケーションを散在させた驚異の物語構成

『ボーン・コレクター』は映画が先、原作があとでしたが、ボリウムも
多かったが、おもしろさも最高でした。緻密なロジックで構成した一級
の知的サスペンスでした。
さて、『ウオッチメイカー』こと、原題は、「冷たい月」コールドムーン。
実際に読んでみると、ウオッチメイカーのほうがぴったりきます。
複雑な構成と、読者の予見を完全に裏切る物語。そういうのが好きな
方には、たまらない幾重にも重なった物語のミルフィーユ状態の連続。
たまりません。
400ページあたりまでは、ウオッチメイカーという、動機もよくわからない
変質者で偏執狂の連続猟奇殺人鬼の捜査物語。それと、なったく関係なさそうに
見える複数の「事件」が重なるとき、ウオッチメイカーの目的が明らかに。
500ページ、上下二段組は、相当なボリウムですが、後半のテンポよい
ストーリー運びと、どんでん返しの連続に、読み始めたら夢中に
なって、「寝食」を忘れて、最後まで読まなければ納得できない。
続編?・・・あるな・・・(笑)。
ちょっと登場「要素」と「登場人物」がどんどん出てくるので、いちいち
登場人物を確認しないと話を追うのが難しい場面もあって、私には苦労
でした(面目ないっす)。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.28:
(3pt)

良くも、悪くも期待を裏切らない作品

どんでん返しの連続って、どうなんだろう。本当に鮮やかなのを、一発か二発決めてくれれば十分なのだけれど。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.27:
(5pt)

久々に読んだ、リンカーン・ライムシリーズ第七弾。

久々に読んだ、リンカーン・ライムシリーズ第七弾。第一弾のボーン・コレクターから全然読んでなかったけども、2008年このミステリがーすごい!海外部門1位になってたもんで、ミーハーッぷりをここぞとばかりに発揮して読んでみた。
死体の傍らに置かれるアンティーク時計、そして謎の詩。ウォッチメーカーと名乗る殺人犯に対するのは、四肢麻痺の鑑識の天才であるリンカーン・ライムと、相棒のアメリア・サックス。第1、第2の事件現場から採取してきた物証から犯人像を浮かび上がらせる。そのころ、第3の事件を起こすべく、ウォッチメーカーであるジェラルド・ダンカンと相棒のヴィンセント・レノルズが動き出す。そんでもって、刑事になったアメリアは、別の事件で、警察内部の汚職だなんだって、てんやわんやの大騒ぎ。果たして、ライムたちは、ウォッチメーカーの次なる犯行をとめることができるのか、そしてアメリアの事件は何事もなく解決するのかしら??っていう感じです。「おいおい!犯人書くなよっ!犯人がヤスってホントかよっ!」って思ったかもしれないが、書いてもいいのである。なぜなら、犯人は最初から物語に登場し、読み手は犯人が誰かわかっているのだから。この作品は、いわゆるコロンボ形式(倒叙モノ、というらしい)で物語が進むのだ。ところがどっこい、最初から犯人が描かれているにもかかわらず、その二転、三転する展開に、犯人の動機に、最後まで目が離せないのだ。しかもなんと、犯人の本当の目的がわかる伏線がきちんと張られているってんだから、驚きももの木20世紀であるよ、これ。三宅裕司と麻木久仁子は、あまり、というか全然関係ないのであしからず。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.26:
(4pt)

そう来るか!

ジェフリー・ディーヴァー、初めて読みました。
翻訳物はまず、登場人物の名前が覚えにくいことと、訳がこなれていないと読みにくいこともあって敬遠する私です。「王様のブランチ」の「マッチョイ」で彼の最新作「スリーピング・ドール」が「一押し」と紹介されていたので、その前に「ライムシリーズ」を1作くらい読んでみようと手に取ったのでした。
500ページを超え、さらに2段組のボリュームに、果たして読みきれるだろうかという不安も。
しかし!5日で読み終えました。
登場人物の一人ひとりがとても個性的、事件の真相が見えそうで見えない、解決したかと思えばまた新たな事実が発覚し、再びライムとウォッチメイカーとの追いかけっこが始まって…翻訳物と言うことを忘れるくらい没頭しました。
あちこちに張り巡らされた仕掛けが後半で次々パズルがはまるかのようにひっくり返っていくのが、楽しかったです。
やがてこの続編が始まるかのような消化不良気味のラストに、星一つ減点とさせていただきました。
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306
No.25:
(4pt)

どんでん返しの連続は面白いが・・・

あらすじ等チェックすると最高の敵であるはずの"ウォッチメーカー"が、ミスもしまくりで前半の段階でかなり追い詰められる。正直「何か「ボーンコレクター」よりもレベルが下がってないか?」と思ったが、そこからはどんでん返しの連続で良い意味で期待を裏切ってくれる。
ただ、確かに話としては良く出来ているのであるが、後半のどんでん返しに力を備えすぎたためか、どう話をひっくり返そうかという雰囲気が最初から漂ってしまい、全体としての緊張感には欠けているという印象があった。
複雑にすれば良いというものでもないような気がするが・・・
ウォッチメイカーAmazon書評・レビュー:ウォッチメイカーより
4163263306

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