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騎士団長殺し



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騎士団長殺しの評価: 3.46/5点 レビュー 721件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全721件 421~440 22/37ページ
No.301:
(5pt)

村上春樹の最高傑作!

1Q84が自分としては期待外れだったのであまり期待せずに読み始めたのですが、、驚きました。
これまでの作品と比べると、けた違いに素晴らしかったです!
間違いなく最高傑作と言えます。
文体の美しさ、面白い比喩、人物の内面の描写、ストーリーの面白さ、どれをとっても文句のつけようがありません。
そしてユング派心理学者の河合隼雄からの影響も感じ取れました。
私は風の歌を聞けから今作まで全て読んできましたが、作品ごとに村上春樹の内的な世界、精神が確実に癒されていき、
成長していっているように感じました。そういう観点からも今作はひとつの重要な到達点のように感じました。
村上春樹の作品で何か1つオススメするなら、今後はこれを選ぶと思います。
そしてこれほど完成度の高い小説を書いた後、次はどんな小説を書くのだろうと気になっています。

アマゾンで低評価レビューがつけられていますが、これは
作品の中で南京大虐殺があったという話をしているから、
ネット工作員(彼らは自◯党が雇ってるバイトです)が仕事として低評価レビューをしているだけでしょう。
おそらく彼らは本を読んでないと思います。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
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No.300:
(1pt)

「日本軍には捕虜を管理する余裕がなかったので、降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました」

「そうです。いわゆる南京虐殺事件です。日本軍が激しい戦闘の末に南京市内を占拠し、そこで大量の殺人が行われました。戦闘に関連した殺人があり、戦闘が終わったあとの殺人がありました。日本軍には捕虜を管理する余裕がなかったので、降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました。正確に何人が殺害されたか、細部については歴史学者のあいだにも異論がありますが、とにかくおびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。中国人死者の数を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます。しかし四十万人と十万人の違いはいったいどこにあるのでしょう?」 (第二部 P36)

このセリフを喋る人物は、主人公に次ぐ重要なキャラクターで、知識が豊富で社会的な地位もある周囲から尊敬される年配の人物という設定。
話はファンタジーとして読めばまずまず面白いのですが、この一節で全て台無しです。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
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No.299:
(3pt)

大量のネトウヨ耐えられない

作品自体は、よく言えば今までの集大成。悪く言えばどこかで、もう読んだ気がする。
しかし、ひと通りレビューを読んだが、ネトウヨのレビューばかりで、参考にならない。そんな偏った思想で本が読めるのか?偏った思想はこっそり胸の中にしまっておいて、公の場にさらさないでほしい。なんにしろ、このネトウヨのレビューの山が不快。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.298:
(3pt)

上手いけれど何かが足りない画家の様

1部2部とも読了しましたが、後に何も残らない。読んでいる時は、それなりに面白かったけれど。2度見たいと思わないハリウッド映画と同じで、
2度目に読み返そうとは思わない。まあ、ノーベル賞取れないのも納得。その内もっと良い小説が出来上がるよう期待してます。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.297:
(5pt)

信じる力

とうとう春樹氏は、大いなるものに触れた闇を光と捉え、信じる力を得た。
出会った人々が導いた最高の贈り物を恩寵とした。
この作品の神秘と不可思議は、この世の叡知を読者に注いだ。なんと素晴らしい作品。過去も死者も我々と生き、未来を築いていっていることを…確信した。そんな感動に感謝します!
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.296:
(5pt)

誰にだって、「騎士団長」はいるはず

人生、誰だって、思いのままに歩んでいる人は少ないと思う。自分のあるべき人生といまとの落差に葛藤もするし、苦しむことだってある。自分ではどうにもならないことだって多い。でも、この小説は、自分を導いてくれることを「信じる力」があれば、人生を歩んでいくことができると、一人ひとりをそっと後押ししてくれるような優しさのある希望の小説だと思う。主人公の「私」の言葉には安らぎを感じることが多かった。

「完成した人生を持つ人なんてどこにもいないよ。すべての人はいつまでも未完成なものだ」
「この世界には確かなことなんて何ひとつないかもしれない。...でも少なくとも何かを信じることはできる」

「私」の周囲で事件が輻輳して起きるが、第2部の3分の2まで進んでもなかなか収束する気配がなく、どうなるのかと、先がとても気になりながら読み進んだ。村上春樹の文章は、とにかく読者を読ませる。
世の中には、「私」とは対極的な免色渉(めんしき・わたる)のように、思惑を持って必ず布石を打ちながら動く人もいるし、それがうまくいっている人もいる。ただ、この小説は、自分を導いてくれる「信じる力」があれば人生は何とかなると、優しく語りかけている気がする。

「私」が、暗闇の世界でもがきながら歩む場面は、私たちそれぞれの人生で葛藤したりもがいたりしている姿と重なる。人生でうまくいくことなんてそうそうないけれど、自分を導いてくれるものを「信じる力」があれば、人生は歩んでいける。この小説を読んでいると、人との結びつきも、自分の「信じる力」しだいだと、私たちにそっと囁いている気がする。

社会的な成功を治めた人の人生だけが、必ずしもいいというわけではない。人からどう見られようと、自分が幸せだと思ったら、それはそうなのだし、そう思っていいのだと教えている気がする。「私」の新たな家族となった娘が、妻との間にできた子供であるかどうかは関係ない。結びついていると「信じる力」こそが大切なのではないかと、思えてくるのである。「私」が最後につぶやく言葉には、ほっとさせられる。

「どのような狭くて暗い場所に入れられても、どのように荒ぶる曠野(こうや)に身を置かれても、どこかに私を導いてくれるものがいると、私には率直に信じることができる」
「騎士団長はほんとうにいたんだよ」

人生が自分の思いのままにならなくともいいんだと、それぞれの人生を包み込んでくれる優しさを感じる。誰にだって、「騎士団長」はいるはずだから。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.295:
(5pt)

否定してかっこつけてるなよ

村上春樹嫌いな人多いね。
何も感じなかったとか、合わないとかそんな上から目線の意見が目立つ。
すごく面白かった!もう少ししたらまた読み返したい。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.294:
(1pt)

物語の力はどこに

「色彩を…」を読み終えたときも感じたが、そのときは「まあ、中編だし」と思っていた。が、今回ばかりは物語のグリップ力がなくなったと思わずにはいられない。

上巻の途中までは、著者がよく語っていた「物語の力」を信じていた。登場人物達も魅力があるように思えた。でも、下巻に入る前にはもう、期待したものはないな、と予想がついた。

井戸や壁抜け、へんてこキャラなど、おなじみのモチーフが使いまわされても、セクシャルな描写が多めでも、そこまで胸の大きさに拘るか?!…という女子中学生が出てきても受け入れられる…なんとか。でも、どれもこれも功を奏してない。読み通すのが苦痛といった批判ではない。ただ、「1Q84」や「ねじまき鳥」や、それ以前のすべての作品からいつも受け取ることができた、「読み終えたときちょっとだけ世界がずれたような感覚」はもうなかった。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.293:
(5pt)

満足

不思議な題名に誘われて読み始めたが、不思議な物語が徐々に展開していく点が面白かった。
。衝撃的な視点や描写が処々にあるが作品全体としてはとても読みがいのある作品だと思う。
僕は村上春樹の小説を読んだのはこれで初めてだが、彼に興味を持てる作品であった。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.292:
(1pt)

ただ長いだけのプログレみたいで、、、

あまりに冗長です。
物語はドラマ性に欠け、希薄な印象だけが残ります。

再読すれば良さがわかるのかしら。
でも、だったら他に読みたいものが仰山あるし、、、

個人的には、この人の「中国行きのスローボート」とか「貧乏なおばさんの話」等のポップで切ない小噺の方が好きです。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
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No.291:
(1pt)

この人にしては、駄作の部類かと、、

もしこの作品が、ぽっと出の新人のものだったなら、
「ものすごい!」と驚くかも知れないのですが、、

初期及び中期の作品に夜を徹して没頭した者として、、退屈に感じました。
あくまでも、著者の作品群内での相対的な満足度として、☆1つでしたm(__)m

(以下、ネタばれ含みます)
なぜ、あえてイデア(プラトンの「理想」・・地上の万物をその「影」とする)を抹消しなければならないのか。
その下で、横軸としてのメタファー及び二重メタファー(暴力と不条理を孕んだ行き当たりばったりな現世)をどうやって生き抜くべきなのか。

よほどのストーリーテリングでなければ語ることができないテーマかと思うのですが、
、、肝心の物語性が希薄に思えました。
たまたま一枚のイデアな「絵」をみつけてしまって、メタファーな「通路」をクリアしちゃうだけで良いんでしょうか、、

あいまいな幻想世界に走りすぎているように感じられてしまうのです。
残念ですが、アーヴィングの足元にも達していないかと、、、、

それとも、斯様な愚痴を一蹴するような「第三部」があるのでしょうか?
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.290:
(5pt)

小説っていいなぁ

とてもよかった!村上春樹の世界観がやはり好きだ。美しい小説だと思う
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.289:
(1pt)

後世の人々から誹りを受ける本

南京大虐殺は事実として存在しない。毛沢東や鄧小平は、架空の南京大虐殺をネタにして日本を非難したことは一度もなかった。南京大虐殺は、1980年以降に朝日新聞の本多勝一がでっち上げた日本発のねつ造事件である。
書名は忘れたが、村上春樹のかなり前の小説にも、参考文献を示して南京大虐殺を素材としてとりあげたものがあった。そのときには、旧日本兵はなんという残虐なことをしでかしたのかと思い込まされたものだった。しかし、調べていくうちに、南京大虐殺がでっち上げであり、むしろ、旧日本軍の規律正しさや、欧米列強からの植民地の解放などの歴史的事実を知るようになった。村上春樹は、中国共産党のプロパガンダを支持しているのだろうが、中国共産党によるチベットやウイグルの大虐殺の事実に目を向けるべきだろう。
『騎士団長殺し』は本多勝一の『中国の旅』とともに、子々孫々にわたり後世の人々から誹りを受け続けることになるだろう。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.288:
(5pt)

村上っぽい満点

久しぶりの新作はやはり村上っぽい満点。謎の人物は登場して、不思議な物語がだんだん展開する。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.287:
(4pt)

「世界の終り…」の種明かし

村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は私の好きな小説で、これまで何度も読み返していますが、
登場人物の関係性や状況設定が今ひとつピンときていませんでした。
今回「騎士団長殺し」を読んで、「イデア」と「メタファー」というキーワードで「世界の終り…」を見直すと、
ああそうだったのかと、「世界の終り…」の種明かしをしてもらったように思います。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.286:
(4pt)

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なかなか本屋さんにも気軽に足を運べない読書好きの父のために購入しました。
本人も気になっていた様で大変喜んでくれました。気軽に手配できて、欲しい時にすぐに手に入る。
最高ですね。本の内容も面白いと喜んでいます。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.285:
(2pt)

1冊にまとめるべきでは?

第1部、第2部をそれぞれ半分の分量にして、1冊にすべき作品であった。そうすると不倫関係の人妻との情事や、行きずり情事や、不思議少女への不届き妄想はすべてカットし、アクセサリー的な商品説明や音楽うんちくもカットし、そして何よりも3行に一度は顔を出すレトリックもやめて、簡潔な物語にする必要がある。ここはぜひ、1Q84の冬吾君を起用すべし。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.284:
(5pt)

とてもとてもとても興味深い物語

村上春樹の新作長編ということで世間での話題は大きく、それに影響されないと言えば嘘になる。新人作家に与えられる文学賞がマスコミによる大イベントとして喧伝されるなか、「文学」を「文学」として虚心坦懐に読むことはもはや過去のことかもしれない。
『騎士団長殺し』というこの題名からして欧州中世の物語を想起させるような謎めいたものを感じざるをえない。主人公「私」がある登場人物を表現した言葉を借りるならば、「とてもとてもとても興味深い」物語である。幅広い多様な解釈ができるような懐の深い内容である。読んでいるといつのまにか些末な雑念は吹き飛んでしまった。
小田原郊外の山頂の家とその周辺が舞台となる。そこで「私」が遭遇する「怪異譚」。第二次大戦前夜のオーストリア・ウィーン、日本軍支配下の中国・南京に言及され、最後には「三途の川」を思わせる河川が流れる、この世のものではない世界が登場する「冒険譚」となる。人間に内在する「邪悪なるもの」に対峙した「私」がそれをいかにして乗り越えようとしたか(あるいは回避したか)が読みどころである。その時「私」に救いの手を差し伸べるのは、意外な姿で目の前に現れる時空を超えた存在であるところが面白い。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.283:
(4pt)

久しぶりに面白かった

久しぶりに面白かった。ただ、あまり新鮮味はない。ねじまき鳥に似ていると思った。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
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No.282:
(4pt)

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なかなか本屋さんにも気軽に足を運べない読書好きの父のために購入しました。
本人も気になっていた様で大変喜んでくれました。気軽に手配できて、欲しい時にすぐに手に入る。
最高ですね。本の内容も面白いと喜んでいます。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
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