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騎士団長殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
騎士団長殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全721件 381~400 20/37ページ
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この人、日本と日本人が心底キライなんだなぁ 鳩山元総理は実際に韓国に行って土下座した。 村上春樹は「(中国・韓国)相手が許してくれるまで、(日本は)謝罪するべき」と主張するが、中国の南京大虐殺記念館に行って土下座謝罪した、との話は聞かない。 そういう人だからなのか、読んでいて言葉に実感が伴わない。過去何作かも読んだ事があるが、苦行のようだった。 欲しくて仕方ないノーベル文学賞が取れないもんだから、孔子平和賞でも狙っているのかも知れない。 | ||||
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性の描写に辟易。 そして、夢の中で自分の欲を抑えきれずに女性をレイプするシーンはデジャブ? 他の作品でもありましたよね。 | ||||
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村上春樹らしいとても面白い作品でした。続編がありそうなので楽しみです。 | ||||
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読むだけで疲れる。 ただ疲れる。 テンポが悪い。 ようやく楽しい!と思ったところで無駄な比喩表現が入って止まってしまう。 久しぶりにこんなにのめり込めない作品に出会った。 | ||||
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「ねじまき鳥クロニクル」以来20数年ぶりに1人称で書かれた本作は、僕から私へと年を重ねた 主人公がアクティブさを失ってしまった上に、虚構の世界に足を踏み入れて、ワンダーランドの 住人との遭遇から物語を構築して行くダイナミズムやシュールさもなく、イデアやメタファーと言った 自らの内なる魂との精神的葛藤を描いているので、1000ページ近くある長編にも関わらず、過去の 作品に比べてスケール感があらない。 ジャガーのV8エンジンやオペラ「ドン・ジョバンニ」等ストーリーに影響しない自らの趣味嗜好に 関する蘊蓄や、比喩を多用する文章がうざったく、主人公が描いた未完成のまま完成した絵画の様に、 作品を完結させないで含みを持たせた終わらせ方が、相も変わらずあざとい。 阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件の衝撃から執筆された「神の子供たちはみな踊る」と同じく、 本作では、東日本大震災や戦争で日本人が受けた心の傷が、登場人物たちの抱える問題に置き 換えられて、震災後に生まれて来た新たな命に、風化させてはならない記憶が託されるのだが、 果たして排他主義とポピュリズムに支配された今の社会を嫌って、人里離れた山奥の豪邸で 「騎士団長殺し」と言う謎の絵を書いた老画家と同じような環境で、悠々自適に小説を執筆している 村上春樹の思いを、読者は正確に読み取ることが出来るのだろうか? そのためには、彼自身が主人公と同じくメタファー通路のある穴の中に入る試練を受けて、 生まれ変わったことを証明する必要があるのではないでしょうか。 | ||||
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若いころからリアルタイムで読んでいます。 作者も私も歳をとったからか、一番しっくりくる作品でした。 ほかの作品と同様に何回も読み返すことになると思います。 | ||||
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「ねじまき鳥クロニクル」以来20数年ぶりに1人称で書かれた本作は、僕から私へと年を重ねた 主人公がアクティブさを失ってしまった上に、虚構の世界に足を踏み入れて、ワンダーランドの 住人との遭遇から物語を構築して行くダイナミズムやシュールさもなく、イデアやメタファーと言った 自らの内なる魂との精神的葛藤を描いているので、1000ページ近くある長編にも関わらず、過去の 作品に比べてスケール感があらない。 ジャガーのV8エンジンやオペラ「ドン・ジョバンニ」等ストーリーに影響しない自らの趣味嗜好に 関する蘊蓄や、比喩を多用する文章がうざったく、主人公が描いた未完成のまま完成した絵画の様に、 作品を完結させないで含みを持たせた終わらせ方が、相も変わらずあざとい。 阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件の衝撃から執筆された「神の子供たちはみな踊る」と同じく、 本作では、東日本大震災や戦争で日本人が受けた心の傷が、登場人物たちの抱える問題に置き 換えられて、震災後に生まれて来た新たな命に、風化させてはならない記憶が託されるのだが、 果たして排他主義とポピュリズムに支配された今の社会を嫌って、人里離れた山奥の豪邸で 「騎士団長殺し」と言う謎の絵を書いた老画家と同じような環境で、悠々自適に小説を執筆している 村上春樹の思いを、読者は正確に読み取ることが出来るのだろうか? そのためには、彼自身が主人公と同じくメタファー通路のある穴の中に入る試練を受けて、 生まれ変わったことを証明する必要があるのではないでしょうか。 | ||||
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第一部を読んでいて、これは「ねじまき鳥クロニクル」や「1Q84」を超えるのではと期待していたが、第二部を読み終わっての感想は微妙。村上春樹の視点はどうも旧態依然としているようだ。たとえばオーウェルの「1984」ならば、一昔前の著者の世界観による全体主義への鋭い批判ではありながら、これはこれで今もおいそれとは風化していない。しかし村上春樹の作品には体制批判の匂いは感じられるが、結局その本性は体制擁護ではないのか。寓話ともいえる物語の中で、主人公に殺されてしまう騎士団長が犠牲はつきもので落着してしまうのは残念でならない。なぜなら、犠牲はつきものというのは暴力を肯定する権力者の常套句でもあるからだ。村上春樹と一見似たような作家と位置付けられているポール・オースターは、彼の書く物語で犠牲はつきものとは言わない。オースターはむしろ犠牲の無い社会を夢想している作家に思える。村上春樹よりもポール・オースターのほうがノーベル文学賞に近いだろう。 | ||||
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どこかで聞いたことがあるような物語だったり、おおよそ先は読めるけど文章で読ませるなーとか そんなありきたりなものでない、村上春樹以外誰にも書くことができない物語を読ませてもらえました。最高でした。 村上春樹さんの小説を読んでいると、自分の人生を誰に侵されることなく、誰の目を気にすることなく 生きていけると、思えるようになります。この感覚が私にとってとても大事です。 また1人称の文体に戻ったことも嬉しかったです。主人公が子供ではなくちゃんとした大人であったことも。 いずれまた再読すると思います。 | ||||
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最初から最後までただただ面白かったです。村上春樹さんの小説は心地よいリズムに乗って楽しめます。 | ||||
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村上春樹らしいとても面白い作品でした。続編がありそうなので楽しみです。 | ||||
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やねじまき鳥クロニクル、1Q84等に続く、期待を裏切らない村上春樹ワールドの内容でした。が。世界観はそのままなんですが。テンポが、かなり緩やか過ぎて遅いかなという感じ。2冊目で、ようやく登場人物が揃ったかな?みたいな、ちょっと眠くなって何度も寝てしまいました。 面白いけど今までに無かったスローテンポで、そこがちょっとがっかり。今までの作品に比べて暴力的なシーンもほとんど無く(そこは良いが)、全体的に丸く穏やかになった分、少しつまらなくなってしまった気がします。 | ||||
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※以下、当作品及び村上氏の過去作品内容への言及と独自解釈を含みますのでご注意くださいませ。 //////// "銀色のスポーツカー"を好み、"別に働いている様には見えないけれどお金持ち"の免色氏には昔から、 「孤独な女性に心を惹かれ、同時にその女性が火事で永遠に失われるのを見届けたい」 という性癖(彼にとっての"イデア"とも呼び得るものであり、彼自身はその行為を"納屋を焼く"という"メタファー"で表現していた)がありました。 年を経るにつれ、その異常な嗜好は『自分の娘かも知れない人物を、作為的に孤独に追いやり(その娘が唯一精神的拠り所としていた叔母を自分のものとして取り込むことで)、火事と共にこの世から失わせる』という常軌を逸した行為にまで発展してしまいます。 ------------ 「君は免色さんと一緒に暮らすつもりはあるの?」 「ないと思う」「でもよくわからないかな」 よくわからない? 「なんにしてもお父さんと二人で暮らすことは考えられないし」 ------------ その痛ましい事実は、焼け落ちた家屋の所有者である雨田氏の配慮により主人公の「私」には秘匿されていたので、最終章で彼が受けたこの電話が「向こう側」からのものと気づく術は残念ながらありませんでした。 免色氏愛用のあの双眼鏡は今も健在のようです。 …などと勝手気儘に過去作品とのつながり等を夢想しながら読むには最高の"集大成"的作品で、とても興味深く読ませていただきました。 | ||||
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何が言いたいかやテーマというよりは、小説として読んでいる時間が面白い。 | ||||
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人が、人として、社会の中で暮らしていく過程は、一直線の時間性でなく、時間の濃淡や収縮があり、それは、私にもあるように、そしてたぶん誰にでもあるように、「秘密」がその理由だと思っている。自分しか知らない「秘密」。自分でもよく分かっていない「秘密」。「秘密」は、「暗闇」であり「イデア」であり「メタファー」であり、「井戸」であり「鈴」であり「ペンギンストラップ」であり「銀色のジャガー」であり「白いスバルフォレスター」である。そんな「秘密」こそが人を人たらしめ、秘密の共有こそが人と人を繋げる鍵であるんだということを、私はこの物語から受け取った。村上春樹は、過去の作品のモチーフを取り込み、更に家族の創生という新たな境地を示す。村上春樹68歳にして、NEW村上春樹の誕生だ。 | ||||
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これは難しいです。性的シーンが不愉快なのは、関係無いです。先生の意図無しで、作者像が有名になり、やれやれ、とかキャラ化してしまったから、エロいおっさんのエロ話、みたいなかんじでいたたまれなくなってしまったんだと、顔とかキャラとか知らない男性ならどんなにエロくなってても普通にエロく感じて、作品を読み飛ばす力になってると思いますが、奥さん一筋でマラソンが好きで頭が下がるほど節制して学究的に生きている本人の、「願望」か、と、作者に対する思い入れが強すぎる分、妙に読み飛ばせずに複雑なものを感じます。願望か、とか思っちゃいけないんですけど、失礼ですし。ミステリー作家で本当に人殺したい人いませんし。昔は知らないから、クロニクルとかカフカとか最高でしたけど、(中のエロとても必要)エッセイとかで本人を知りすぎてしまい、すぐに感応できません。でも、作品世界は深いとこに行っていて、細かく意味不明に怖いとこが良さげでもう少し時か経てば、もっと面白くなると思います(エロ部分は適当にスルーすればいいし、好みの問題だし) | ||||
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村上春樹さんの小説を初めて読みましたが、単純に次はどうなるのかな?とドキドキしながら読みました。 騎士団長を殺したところは、ブラックホールからワームホールを通りホワイトホールへ出てきた宇宙のような感じがしました。 唐突にご懐妊しているところも星の誕生の感じがしましたが、 私の想像、そんなのどうでもいいくらい面白かったです。 | ||||
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今回も女と出会って3行くらいで抱いちゃうスタイルは健在。そして1Q84と同じくロリコンもある。少女が胸の膨らみを気にする下りはいらないかな。。と失笑してしまう。 穴は何を意味するか、等を考えてはならない。物事の帰結も求めてはならない。穴はただ穴でしかない。現代アートでも見る様なきもちで眺めると腹も立たない。 読んでる時の多幸感が凄い。メタファー「比喩」に関する存在が登場する事からも、当たり前だが普段から春樹氏が比喩について相当に意識している事が伺える。その行いはこの物語の圧倒的な吸引力となって読者をワールドにねじ込んで来る。そして、この物語の最後の最後で、春樹氏が珍しくかなり直接的に「俺んとこ来いよ」と言ってる気がした。もちろん、私には争う力など無く、むしろ私も望んでいる事である。なぜなら、主人公が感じていた様に、読者である私も「騎士団長」や「顔なが」の姿をありありとイメージする事ができたのだから。。。 | ||||
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突然姿を消したまりえを巡り、物語が急速に展開する第2巻。 騎士団長の導きで、「私」はまりえの行方を必死に探る。 まるでロールプレイングゲームを見るようだ。 しかも、自分でプレイしないロールプレイングゲーム。 バッハもヘンデルもドストエフスキーも、さまざまの引用は何のためだろう。 そして、まりえの腕時計は何故、カシオのGショックなのだろう? それまで誰の腕時計も「腕時計」としか表現されていないのに…。 そして不思議な隣人・免色。 ピアノでモーツァルトを弾き、必死に練習する姿を見せる。 あまりに強烈な印象を残す登場人物でありながら、今までのところ大した働きは していない。 不思議さと危うさを醸し出しながら、さりげなく流して第2部を終わらせてしまった! これらがすべて、次への伏線となるのだろうか? 読者がついてきてくれるのか、他人事ながら心配だ。 | ||||
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母もとても面白いと言って読んでいます。 幅広い世代が楽しめる内容ではないでしょうか。 | ||||
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