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魔眼の匣の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
魔眼の匣の殺人
魔眼の匣の殺人 (創元推理文庫)

魔眼の匣の殺人の評価: 3.81/5点 レビュー 113件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 41~60 3/6ページ
No.73:
(2pt)

あまりにもご都合主義すぎる。殺人の動機が弱い。というか無理すぎる。

超能力や偶然を作者が作りたい物語に合わせて都合よく当てはめてるだけ。
超能力者が出てきたらどんなとんでもない話でも作れるので、これは禁じ手では。
さらに超能力の発揮も物語に都合よすぎる。
何人か殺されるが、動機が弱すぎる。殺す必要が微塵もない。
一応これこれこういう理由で殺した。という説明はあるが全く納得できない。これに納得できる人はどうかしてる。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.72:
(3pt)

恐るべし斑目機関

いったいこの機関の正体とは?
ここのコメント欄も監視されてる可能性が・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
一番印象に残ったのは「葉村くんがストーカーになっちゃった!」ですかね。
犯人とトリックが明かされた後の、更なるドンデン返し!
まさかあの人が〇〇だったとは!ここは予想外でした。
次回第三弾で謎の機関の全貌が明らかになるのかな?
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No.71:
(2pt)

うーん…

クローズドサークル、見立て殺人、とミステリー好きにはワクワクする言葉が羅列されてましたが、うーん…な感じでした。
閉ざされた山荘ってのは前回と同じパターンだったのですが、前作の方が読んでいてハラハラ感があったと思います。
まぁ…前作の突飛なクローズドサークルと比較したら無理なのかもしれませんが…。あの路線で行くなら突き抜けて欲しかった…。
橋が焼け落ちるなんてあまりにも普通過ぎる。

斑目機関もまたチラ出しされてましたが、これも次へ続くな感じで、話があまり先に進まない感満載です。
結構なんなんだろ、斑目機関って。そっちの方がずっと気になります。

事件の方は当たりをつけていた人がもれなく犯人だったので、ミステリーをよく読む人なら結構検討がつくのかも。
予言と呪いを混ぜずに別々に話を作った方が良かったんじゃ無いかなぁ…。
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No.70:
(5pt)

手の込んだミステリー作品

『屍人荘の殺人』に続く第二弾の作品を読了。今回もクローズドな山奥の村で、数人の見知らぬ限られた中で殺人が発生。予言者による殺人予知通りに人が死んでいく恐怖と、誰が犯人かが分からないもどかしさのミックス。殺人の動機が無さそうに思える人たちなので、当然最後まで犯人は不明。最後には、背後に潜む本当の動機が待ち受ける、二度美味しさを楽しめる作品。京極夏彦氏の作品を読んでいるような驚きを体験できます。
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No.69:
(2pt)

若い人向きかな

某紙のエンタメ書評で誉めていたので読んでみた。なるほど、ベストセラーになった『屍人荘の殺人』と同じ作者か。当然同じ路線だろうなと思って読み始めたら、やっぱりそうだった。
 人里離れた雪の山荘、或いは陸の孤島みたいな舞台。超能力、そして戦時中の怪しげな研究機関。こういう現実離れした、頭の体操のようなミステリーは若い頃には良いのだけれど、頭が固くなったおじさんにはちょっと没入感が乏しい。カバーのイラストからして、若い人に読んでって訴えてるよね。
 途中で何度も読むのをやめようとおもったのだけれど、最後まで頑張って読んだ。300頁あたりから謎解きが始まるのだけれど、本当はそれさえもどうでも良かった。うーん、結局は大したことないかと。ラストの「あの人」との対決は理詰めで面白かったが、それだけかな。
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No.68:
(2pt)

屍人荘と比べちゃいますよね

凡作。驚きもひねりもなく、屍人荘を読んで期待して読むと「え?これだけ?」となる。
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No.67:
(5pt)

前作を超える内容に満足

前作でもレビューさせていただき、その際は主人公が初代会長のことを考えない点など
あまりキャラクターが活かされていない点を不満にあげていましたが
今作では主人公、比留子とも非常に魅力的
その他のキャラクターも個性豊かで楽しく読むことができました。

次回作も期待しています。
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No.66:
(4pt)

私は好きです

賛否両論ありますが、私は好きです。
2人の掛け合いのテンポの良さや、読み出したら止まらなくなってしまうところはお気に入りです。
ミステリーではなく、ファンタジーなホラーでしょうか?と思います。
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No.65:
(5pt)

比留子(ヒルコ)さん

その名前の由来もさることながら・・
想像(想定)以上のパーソナリティですね.映画版「屍人荘の殺人」の延長線上の娯楽のつもりで軽く手にしたのですが,そんな自分を散弾銃(shotgun)で撃ち抜きたい.粉々に消し飛ぶほどに・・.
単に「いいキャラ」としてフィクション的に片づけたくない人物(人格)だと感じました,剣崎比留子さん.美人であることを武器に自覚的に葉村君を翻弄するイメージが強かった彼女ですが,本作を通してどこか悲壮感のある人物との印象が深まりました.浜辺美波さんなら怪演できるだろうか・・?

本作には特異な力を持つ者とそれを支えんとする者の辿る道の一つが描かれております.それが比留子さんと葉村君の行く末を示唆しているのだろうかと考えるとせつなくもあります.前作で語られたように彼女は「探偵をしている」のではなく,生まれ持った運命に「必死に抗っている」のです.類稀なる推理力は持前というよりも生き残るために磨かれていったものなのでしょう.歳を重ねるごとに頻度が増す運命の悪戯・・つらい戦いを続けなければならないならいっそのこと・・という選択肢もあるかもしれませんが,それでも負けないでほしいと思います.救いがあってほしいと思いました.
剣崎比留子シリーズ,今後も続くことを期待しております.

・・でも葉村君は神木隆之介さんですね.特に脱衣かごの一件は彼でしか想像できませんでした(笑).
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No.64:
(5pt)

「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」

「絶対未来予知」というものは題材としてそそるものがありまして、過去から漫画で色々と
試行錯誤されて大抵は「絶対予知の筈だが結果自体を改変する」方法に焦点が当てられます。
それほど扱いが難しいという事ですね。
ところが、絶対未来予知の結果がその通り正しいのに、読んでいる側から見ると予想外な違う結果に
なっている例で成功している作品はやはり「ジョジョの奇妙な冒険」の「オインゴ・ボインゴ」の2編と
「キング・クリムゾンvsメタリカ」編と言えましょう。
絵の特性を生かした騙しに当時非常に感心しました。
推理小説で構築するには、絵がない分、論理が説得力のポイントとなります。
これ以上書きますとネタバレになりますが、1作目から引き続き、絶対未来予知を真とした上での
「奇妙な論理」を追及されていて楽しかったです。次回作も楽しみです。
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No.63:
(5pt)

今度は「あやつり」が隠しテーマ?

予言の取り扱いや動機の説得力を受け入れられるかどうかで、読む人の評価が大きく分かれるのではないでしょうか。
新本格とされる日本の作家さんたちの作品を読んできた人には、すんなり受け入れられると思いますが、英米の黄金時代といわれる時代の作品群を中心に読んできた方には、ひょっとすると違和感のほうが強くなるかもしれません。
一見、特殊な環境や状況下のキワモノ作品のように読めますが、前作がエラリー・クイーンの「シャム双生児の謎」を意識したかのような舞台設定だったのに対して、本作は「Yの悲劇」を意識したような「あやつり」が隠しテーマにあったのではないでしょうか。最後の数ページの語り手の独白は、それを強く意識させるものでした。
麻耶雄嵩氏のテイストにも似た、特殊な環境下でのミステリを語りながら、事件の謎の解決に加えて、作り上げた物語世界を突き崩すサプライズで二重に楽しませてくれる名作だと思います。
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No.62:
(5pt)

【ネタバレあり】続編が楽しみです!

前作「屍人荘の殺人」が面白かったため、本作が気になり読みました!
「ミステリー」と「予言」を繰り合わせるという斬新なストーリーでとても面白かったです!

本来のミステリーは初めから犯行や殺害人数が計画されて行われているものだと思いますが、本作品は「死者数の予言」というものに束縛された容疑者や犯人がそこから逃れるべく、行動を起こすという逆説的あるいはタイムパラドクスな設定であったため、論理性や動機などが薄くなってしまうようにも感じますが、そのような設定が他のミステリー作品と良い意味で差別化されていて新鮮さを感じました。

また、殺人の犯人が判明した後のラストにも衝撃の結末や真の黒幕が判明するところも面白かったです!
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No.61:
(5pt)

面白い

あまり小説を読み切る事ができない私でも読み切れました。
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No.60:
(2pt)

一作目で見せた本格ミステリの矜持は明智の退場と共に消え失せてしまったようだ

前作が非常に面白かったので期待したが、がっかりした。
超自然、自然、人為的事象の都合のいいところだけを取り出して構築された世界。

オカルトと推理小説の融合なら、三津田信三の刀城言耶シリーズや、京極夏彦の諸作品が思い浮かぶが、今作はそれらと比べてもまるで説得力がない。
殺害の過程も、動機も。組織の縛りもなく金もあるのに、改装もせず窓もない実験棟に住みつづける老婆も、その生活も。
だから物語が薄っぺらい。

何より匂わせる程度のオカルトならまだしも、絶対的な力として存在する世界なら、(例えば榎木津の視る目のように)前提として説明しておくべきだし、前作も別にウイルスだの何だのと理由付けする必要はなかった。

これが一作目なら、間違いなく本格ミステリ大賞はなかっただろう。
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No.59:
(5pt)

斜め読み推奨

前作が面白かったので2作目も購入。

前回のゾンビに対して今回は予知能力を扱っており、人が死ぬ事象が予知され得ることを物語の前提としている。

このため犯行も計画されたものではなくなり、主人公を含む「巻き込まれた」面々の中で殺人が起きる構成となっている。

ミステリにおいては科学性が極めて重要であり、超自然的現象や能力を認めてしまうと、アリバイ構成やハウダニットを複雑にしてしまう恐れがある。
しかし、当シリーズでは超自然的現象や能力を、登場人物の行動を制約したり動機に落とし込む舞台装置に留めており、アドベンチャーゲームの設定と考えればわかりやすい。

以外ネタバレ:本作では足跡トリックやアリバイ崩しなど、推理小説ファンを楽しませる要素も散りばめつつ、本質的には金田一少年の事件簿よりは人狼ゲームに近い。
何故なら、予言により死ぬ人数が決まっているので、探偵とワトソン役も「ただちに殺される可能性」があり、犯人を速やかに破滅させる必要があるためである。

実際そうするのだが、このような状況に置かれた人間はもっと醜態を晒したり錯乱したりすると思うので、それを描写できないのは作家の弱点と言えるかもしれない。

文章は軽めでヒロインも「絶対死なないだろこれ」とわかるため緊張感は減じられるが、斜め読みでは十分楽しめるため買う価値はある。

今後もこのシリーズは購入したい。面白かった!
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No.58:
(3pt)

真犯人よりもその「動機」に驚かされる

前作に較べると中盤かなり間延びします。(予言者婆さんやその助手がつらつら語ったり、あーでもないこーでもないと主人公とヒロインが犯行説を持ち出しては否定するのが立て続けに繰り広げられる辺り)
犯人と動機に関しては「人の心の弱さ」が象徴されています。にしても犯人の過去の出来事と今回の事件の結び付きが現実では有り得ないくらいの偶然で(苦笑)
私としては小学生の坊やが犯罪に一手間かっていた、とかが良かったなーと。「そう来たか!」っていうのを求めていました。
金田一少年の事件簿に有りがちな内容だったかな。
最後に全員を広間に集めてトリックの解説&犯人はお前だ!でしたからねw
次作にも続くようなので期待しています。
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No.57:
(5pt)

予言と殺人がコラボレーション?

前作「屍人荘の殺人」の続篇。謎な組織である班目機関が研究していた予言をベースに事件が起きる。前回はゾンビで、今回は予言というオカルトチックなものをきちんとミステリとして仕上げるのはうまい。予言者のサキミから4名が真雁(まがん)で死ぬと予言され、真雁から脱出できない面々が恐怖に陥る。予言通り死人が出るのだが、予言と殺人という相容れないもののようなところから、どのように犯人をあぶりだしていくのか、犯人が分かるまで興奮しながら読んだ。犯人はなんとなく想像の範囲ではあるが、その背景にあるものが明らかになったときの気持ちよさは格別だ。個人的には「屍人荘の殺人」より好きな作品である。さらに続篇も出そうな終わり方なので、期待したい。
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No.56:
(4pt)

映画を見てから読みました

1冊目を読んだときは、探偵役の言動にかなり違和感があり、なんだか好きになれなかったが、映画を見た後読んだ2冊目は、こんな女の子もありかと思えてしまいました。映画がよかったのか、自分の想像力だけではキャラクターをイメージする力がたりなかったのか。ホームズもワトソンも、可愛く感じられるようになりました、、、
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4488027962
No.55:
(5pt)

続編も期待

前作も面白くて、映画公開と勢いがある作家の続編として読みましたが、期待を裏切らない傑作になっている。
最後まで、展開がどうなるか推察できない、人間の深層心理をつく傑作だと思います。次回作がでるのが楽しみです。
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4488027962
No.54:
(4pt)

2作目のジンクスはクリア、次作も期待

デビュー作である前作が各賞総なめ、映画化、大ヒット。次作がコケれば「一発屋」「2作目のジンクス」だの批判されること請け合いという状況の中で、前作に及ばないものの良作だったと思う。作品単体で見れば充分面白いし、ラノベと本格派の中間のような雰囲気も個性的で面白い。シリーズものとして今後も楽しんでいきたい。
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