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魔眼の匣の殺人
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魔眼の匣の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全113件 81~100 5/6ページ
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前作の屍人荘の殺人が面白かったので、今作も読んでみました。 今作は前作の続きなので、前作を読んでいた方が事件の背景が分かりやすいです。 でも、前作を読んでいなくても楽しると思います。続編があったらまた読みたいです。 | ||||
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読者としては前作を飛ばして本書を読んでしまい悪い読者という事になるでしょう。 こういう流行りに乗っかる読者もいるという事でお許し下さい。 橋が焼け落ちて閉じ込められてからのミステリー談義、未来予知を最大限利用したロジック、時計の針に関するロジックなど見どころがたくさん。しかし黒幕の正体に既視感があるところと閉じ込められてからの急拵えの計画、犯人同士の関係性に疑問が残る。 とはいえとても楽しめた。次作があれば多分読むと思う。 | ||||
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両シリーズ読んだけど文の書き方が読んでて飽きてしまう。発想はいいにしても作者の文体を書く才能がない。娯楽としては最悪かつ駄作。 | ||||
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前作に続くクローズドサークルもので、今回はそれに予知という超常現象をプラスしたミステリー。世間から途絶した山里に曰くありげな男女が閉じ込められ、予言通りに人が死んでいくという、かなりの大風呂敷が広げられています。 特殊な状況であることが前提ですが、動機には少し引っ掛かる感じはありましたし、犯行に至る犯人の心理描写も、伏線は充分張られていたとはいえ、些かもって行き方が強引のように思いました。 しかし、これで終わりかと思った最後に意外な展開もあり、良く練られ丁寧に組み立てられたミステリーですので、個人的には第三シリーズも楽しみです。 | ||||
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思うに予言というものが殺人の動機となる状況を、このシリーズの枠組みで作り上げたわけですね。かなり強引な設定ですが、前作であれだけやっちゃってるわけだし。なかなか先が読めなくて楽しめました。動機の弱さを皆さん結構挙げていらっしゃいますが、たとえば『十角館の殺人』読んで、「こんな理由でこんなに殺すか」と思いました。何故予言を信じて、それから逃れるために、殺人を犯したのかは、本人の身に則して説明されていることですし。 | ||||
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前作で終わりかと思っていたら続編が出ていた。前作は一気読みした割にがっかりした派。先に言ってしまうと、本作も同じ。展開については後に回すけれど、主人公とヒロインに魅力を感じず、途中退場するキャラの方が立っていて、犯人の動機に納得いかない点が一緒だった。全体的には前作よりはよかったと思う。 本作を購入した時の一番の期待点は、人物紹介にあの人の名があった事。 以下ネタバレ。 いやまあ、あの人=明智さんの復活あればいいなと思ったけどないだろうとも思っていたので、それは仕方ないです。 他の方も仰っているけれど、とにかく動機に納得がいかない。人は、呪いへの恐怖でおかしくなった時、こんな事するだろうか??まあ本当に狂って暴れるならわかる。けれどあんな周到な手口を用いる人間に判断能力がなかったとは思えない。冷酷な殺人を犯し、すぐにミスに気付き証拠隠滅を図る犯人像と、予言に振り回されただけの犯行、という結末が結びつかない。 そもそも、あれだけの事が出来るなら、あんな危うい共犯者と組まなくても、予言を回避するには彼は自分で男性を一人殺せばよかったのでは?と思いました。アリバイ?なんとかなるでしょう、女の子を殺しておいて瞬時に時計の事に気付くような悪魔的な頭脳があるならさ。 一番魅力的なのに一番可哀相なだけの高校生二人。十色ちゃんが絵を描いたから彼女を犯人扱いする大人たち……みんな大丈夫なの?相手は子どもですよ?って思わずにはいられなかった。救いを求めて親に内緒で日帰り旅行、のつもりが、寄ってたかって疑われ、廃屋みたいな地下室に理不尽に閉じ込められて、たった一人射殺された彼女が可哀相過ぎるんですが、ヒルコさんが怒る材料になってる以外は大した扱いでもなかったように感じる。 総じて、被害者以外の登場人物みんな、どっかずれてる。 犯人がどっぷり洗脳された村人とかなら納得いったかも知れないけど、たまたま来た人間がやるか? ここが引っかかってどうしようもなかったです。 舞台装置やトリックそのものは面白かった。キャラの心理が薄っぺらい、という点を克服したら、見ごたえのあるミステリーに化けると思います。 | ||||
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全体的に強引過ぎた気がします。トリック自体も前作のものよりも、弱くなっているし、子供向けに書いてるのかと錯覚するくらい展開が読みやすいものでした。動機についても頑張って伏線を回収してあたかもそれらしく書いていますが、全く納得がいくものではありませんでした。最終章の話はまだ綺麗にまとまっていましたが、「わたしは君のホームズにはなれない」の答えは全く筋の通ったものではありませんでした。結局、一人一人の行動が論理的ではなく、話を進めるために無理やりその行動をさせてると感じましたね。これは推理小説ではないです。 | ||||
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Kindleですが、ハードカバー価格で1500円で買いました。 タイトルの通りです。 文章が、なんというかラノベっぽいんですよね。 若い人はこれが良いのかな? 例えば一人称が「儂」の登場人物がいます、 なんか漫画チックですよね。 前作も読みましたが細かい事忘れましたが、あんまり同じ感想は持たなかった覚えがあります。 前作の色々てんこ盛り感は新しかったんですけどね。 海外ミステリや本格物をあまり読まないので、 もしかしたらそういった物をモデルにした文体なのかもしれませんが文章の軽さ薄さがとにかく気になって面白くなかったです。 ホームズ物って謎解きの魅力よりも結局ホームズの魅力が必要だといつも思ってます。 ホームズ物読むたびに思います。 だってホームズが結局解決するんだから。 この作品は全然ホームズに魅力が無いです。 駄目なホームズ物って大体同じパターンなんですよね、これもそう。 ホームズがただ天才、ワトソンが精神が安定していて良い人。 これをやるなら余程キャラに肉付けしないと面白く無いんですが、 肉付けしたけど力不足、って感じだと思います。 ちなみにトリックも対しても驚きは無いです。 私が本格ミステリ物があまり好きじゃないって事もあります、 本格ミステリ好きが読むと違う感想なのかな? もうちょっと、謎じゃなくてお話に重点置いている話の方が好きだし、 市場にも受け入れられると思うんですけどね。 次作は読まないかな。 | ||||
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全体的に間延び感が。 雪の山荘、嵐の孤島タイプは大好きで、古今東西読み尽くしてきたけれど、個人的には一作目のほうがまだ色物感があって面白かった。 さてどうしてこんなに読み終わってもピンとこないのかと考えてみると、すでにレビューで出尽くしているとおり、動機に筋が通っているようで通ってないというか、動機が現実的ではないというか。 呪いや予言を信じる人間が主要人物含め周辺住民100%ではじめて成立する舞台設定にも違和感を感じてしまい、そのあたりが読後感の収まりの悪さに繋がるのかな。設定があまりに周到に設定されすぎてる、みたいな。 | ||||
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前作に続き、サクサクと読める。 ミステリファンならずとも、楽しめる作品 | ||||
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予言予知といった未来視を一つの装置として扱った本格ミステリ。斬新なアイデアと緻密なプロットは健在で、従来のミステリに慣れた人ほど楽しめるのではないかと思う。 ただ、中身はラノベチックで、登場人物の性質はありきたり。一部重要人物の掘り下げが足りないせいか、感情移入もしにくい。 作者に期待するとともに、課題も多く苦労されるだろうなという印象があります。応援してます。 | ||||
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実力のある人ですし、面白い謎解きも書ける着想力もある人だと思うので、超常現象+謎解きのフォーマットからはとっとと離れないと青崎有吾みたいに自縄自縛になるので気をつけてください。 もっと言うと創元は見つけるのは上手いけど育てるのは下手な出版社なので作中で書いちゃった次作でこの路線は完結させて他で書いた方が良いと思います。 | ||||
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『屍人荘の殺人』でミステリ界を騒然とさせた作者の第二作だ。帯に「シリーズ第2弾」とあるので驚いた。 これってシリーズだったのか。前作は一度しか使えない飛び道具みたいな話だと思っていたが。 まあそんなわけで、前作の少女探偵とミステリ研の男が登場する。 冒頭ですぐに明かされるので、ネタバレにはならないだろう。今回のお題は、予知能力だ。 一度も外したことのない予言者が、「あと二日で四人死ぬ」とのたまう。 山荘に閉じ込められた九人の男女に戦慄が走る。予告通り次々と死人がーー。 信じたことが毒となって悲劇を呼ぶ。錯綜した人物関係と異様な動機は、なかなか読ませる。が、欠点も多い。 誰も信用しなければ何も起こらなかったのでは。 予言なんぞに頼るとろくなことがないーというのが主題なら納得するのだが、そういう主張でもないようだ。 何人かの死に方があまりに杜撰だ。連続殺人にこんな異常事態が混じるって、何万分の一の確率だ。 ラノベ風味の探偵コンビも、今回は鼻につく。大学ミステリ研て・・・80年代じゃあるまいし。 このまま超自然+ミステリのシリーズが続くのだろうか。三冊目はたぶん読まないと思う。 | ||||
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前作の死人荘もミステリ×〇〇で、今回も面白い掛け算でした。 ネタバレになるのであまり内容は語りたくありませんが… もう少し事件解決後の後日談を本作で書いて欲しかったです。そこは次作に期待します。 | ||||
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ひたすら面白かった。 途中で気に入っていたキャラが死んでしまったのは残念だったが、内容はミステリとして素晴らしかった。 ただ、(本格ミステリであれば適切なのかもしれないが、)キャラの掘り下げがもう少しされていた方がより面白かったかもしれない。特に服部のバックグラウンドはもっと知りたくなった。 また、「実はこの人は裏で何かあるんじゃないか?」みたいな疑念や予想はその多くが不発だったため、それについてはもう少し意外性がほしかった。 もう一点だが、登場人物たちの集まるタイミングが、示し合わせたわけでもなく、多くは偶発的に訪れただけなのに都合がよすぎると思った。 ・・が、それにもかかわらず作品トータルとしては、先が全く読めないストーリーで、退屈する場所がどこにもなく、非常に面白かった。 また、数多くの舞台装置や描写が、伏線として終盤できちんとつながるようになっていて、技巧的にも素晴らしいと思う。 | ||||
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面白くて、一気に読んでしまいました。 ただ、前作のような斬新さはなかったのが残念。 作者の今村さんにお願いです!明智先輩を復活させて下さい!彼を復活させることで、斬新さが生まれます! よろしくお願いします。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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前作のような斬新さはなく、ただの推理小説になっており、期待した程ではない。 ミステリーとしてはよくできており、終盤まで誰が犯人か、どうやって犯行に及んだのか見えにくく、小説として非常によく練られていると感じる。 しかし、殺人の動機が薄く納得し辛い。また、あまりにも偶然が重なり過ぎており推理がこじつけのように感じてしまう。更に前作はパニック要素も有った為良かったが、今回は文体の軽さが目立ち、ハラハラする感覚がない。 こういったミステリー+SFといったジャンルの本は何冊か読んできたが、少し劣るかなといった印象。 次作に期待。 | ||||
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屍人荘の殺人の第2弾です。今回も一気読みです。シリーズ化するようで楽しみです。今度の舞台は山の中の一軒家で、クローズドサークルです。正統的なミステリであり、謎解きのヒントは基本的に文章中に記されています。もう一度読み返したくなります。そのうえで、超能力となぞの組織(斑目機関)も重要な要素となっています。 星が5ではないのは、殺人の動機がやや強引であり、あまり納得感がないことです。また、やはり明智さんの不在は大きいです。剣崎さんはスーパーウーマン(容姿端麗、天才)すぎるので、葉村君では相棒としては物足りない感じがします。剣崎さんが葉村君を相棒として選んだ理由もよくわかりません。 何とか、明智さんを復活させてもらいたいです。無理なら、明智さんの兄弟や親戚でどうでしょうか。 | ||||
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絶対に当たるというどこで何人が死ぬかという予言。 ただし誰がという事までは明確にされないので互いが疑心暗鬼になって殺人が起こる。 一言で言えばこういうあらすじですが 根本的に疑問なのは、「誰が死ぬか」ということは明言されないまでもあらかじめ決定されているのかいないのか。 ストーリーは決定されていないという前提なので成立していますが、あらかじめ決定されているのであれば この物語は成立しません。 その辺のモヤモヤ感が少し気になりました。 でも楽しめました。 | ||||
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