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カササギ殺人事件
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カササギ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 61~80 4/10ページ
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先日、アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読んであまり面白くなかったが、かねてより「このミステリーがすごい!」など本書の評価が高く気になっていたので本書『カササギ殺人事件』を読んでみることにした。 上巻を読み始めて小説のなかに小説がはめ込まれている構成に戸惑う。 ある出版社に勤める編集者が週末に渡された『カササギ殺人事件』という探偵小説の初稿をワイン片手に楽しんで読むことにした。 この小説の作者アラン・コンウエイは、この出版社のドル箱的存在であり名探偵アティカス・ピュントシリーズを過去に何作か世に出しているという設定である。 主人公のピュントが末期の悩腫瘍で余命三ヶ月と医師に宣告を受けている。 時は第二次世界大戦後10年過ぎた1955年7月、サマセット州にある貴族の屋敷で起こる殺人事件にピュントが関わることであるが、ストーリーそのものはクラッシックな探偵小説の王道を行くような小説であり少々退屈しながらページを繰ることになった。 そもそも主人公の探偵ピュントが余命幾ばくもないという設定がどうも評者の好みではないようである。 ピュントが犯人が誰か推理できたと言い終えたところで上巻は終わっているが、さて下巻はどんな展開になるやらと思いながら読み終えました。 | ||||
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上下巻で虚構と現実を行ったり来たり、その間、愛読者にリップサービスで名だたる探偵を登場させ、私も同列であると堂々と名乗ってしまうのには、正直アタマを焼きました。構成としては新しく、何だ!!と言いたくもなりますが、冷静になると、ただの引き延ばし作戦か策に溺れ作戦であったな~~というのが結論でした。これに等しい?のは、かのノーベル賞イシグロの「充たされざる者」で、長たらしい名前の人々が、急に場面転換する中で、次々登場するので、私の頭はグチャグチャの迷路となり、未だ先に進まず小康状態のまま。イライラの解決法は、終章を先に読んでしまう事。後はのんびりと作者の意図に逆らわず、楽しめるという訳であります。 | ||||
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駄作だとかレビューがありますが、この恐ろしいまでのタネのばら撒き方に驚嘆するべき。 | ||||
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買おうか悩んで、図書館で借りて正解でした…。 なぜこの作者は、上巻だけできれいに終わらせなかったのか……犯人はオマエだへの展開はいささか唐突ではありましたが、それでも下巻の最後を上巻にくっつけてまとめれば、まだしも☆2〜3くらいはつけられたかもしれない。 おそらく15年練りに練ったプロットを優先させた結果がこれだったのでしょうが…あまりに物語が断絶しすぎていて、下巻はもはや見るも無惨といった有様です。 評価がどうしてここまで高いのか、正直謎です。 年350〜400冊程度ではありますが、推理小説からSF、ファンタジー、幻想文学、等々の小説以外にも幅広く読んでいる人間なので、読みなれていないからこの面白さがわからないんだってわけでもないと思うのですが……。 前評判が良かったせいで、上巻にとにかく普段より丁寧に時間をかけて読んでしまったぶん、がっかり感が半端ないダメージでした…。 | ||||
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上巻の最後で犯人を匂わせ、下巻では何を書くのだろうと思わせられたが、全体の構成に気づかなかった私のミステリー初心者を認識し、ABC殺人事件を読み直した。 | ||||
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下巻の作中作中作(未発表の純文学?とパクリ&元ネタ)は、なんか意味あるのかなと思いつつ斜め読みしたがありませんでした。姉の長文手紙も。単なる紙幅稼ぎ? 入れ子構造自体、言うほど効果的とは思えません。 あと作家殺しの動機は説得力ほぼ皆無でした。だって、その後も売れたんでしょ? | ||||
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問題なし | ||||
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問題なし | ||||
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入れ子構造になっている二つの話で構成してあるのはおもしろい。 しかしその二つの話がそれぞれあまりおもしろくない。 組み合わせたところに妙味があるんだけど、それだけかなあ 時間の無駄とまでは言わないけど、読まなくても損はしない。 | ||||
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ページをめくると、いきなり意表を突く展開! 上巻はゆったりとしたアガサ的(ブラウン的?)なイギリスの田舎での殺人事件だったが、後半は、現代と小説での物語がリンクして、二重の事件が鏡像のように展開される。 アクロバティックな設定なのに、貼りまくってある伏線を上手く収め、意外な犯人が設定され、さらには小説のオチも、現在の事件のオチも文句ない出来。 これだけ凝りに凝った作品は珍しく、各賞受賞もうなずける。小説としてはホームズや007が有名な作家だが、この人の脚本によるドラマも見たくなる。 | ||||
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翻訳が下手すぎて残念です。 言い回しをもう少し日本人向きな面白い表現に変えて翻訳して欲しかった。 これだったら洋書を読んだ方がいいのでは?と思った。 内容も面白くなく、なかなか進まない。 やっと上巻も終わりかけになりましたが、何度もやめようと思いながら もしかしたらこれから面白くなる?と思い読んでいますが やっぱり面白くないです。 色んな小説を読んでいますが、かなり久しぶりにアウトな感じです。 下巻も一緒に購入してしまったのに、既に読み疲れています。 折角購入したから最後まで読むべきか… 迷っています。ほんとに残念です。 | ||||
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編集者が出来上がった推理小説を読む、というオープニング自体から凝った編集で、ん?と思うが、本編がはじまるとクリスティのような50年代のイギリスの田舎を舞台にしたクラシックな推理小説となる。 殺人事件を巡る田舎の濃厚な人間関係を、名探偵が少しずつ解きほぐしていくが、複雑に絡んだ住人達の思惑が犯人を限定しにくくさせ、伏線も至る所に張ってある。 とはいえ、どこか牧歌的でノンビリとしているし、丁寧を通り過ぎて冗長な部分もあって物足りない。 これが話題作?と思いながらも、ラストの一行はなかなかに意味深で、下巻では、この事件(小説)がどのようにオープニングに繋がるのか、そしてどんな謎解きが展開されるのかに期待。 | ||||
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殺人事件と関係ない叙述も楽しく読めた。 この感じ、まさにクリスティ。 | ||||
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傑作ミステリの評につられて読んでみたが、なぜこの作品を傑作とするのか分からなかった。上巻は他の方も書いているようにアガサクリスティーへのオマージュでまあまあ読めたが、下巻は現代が舞台でミステリとしての構成は駄作と言っていい。複雑な筋立てと容疑者がたくさんいて、読者に犯人捜しの面白さを提供したつもりだのだろうが、結末は陳腐。種明かしを読んでがっかりした。こんな作品化がミステリの本場イギリスの評価が高いというなら、伝統あるイギリス探偵小説も落ちたものだ。 | ||||
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上巻を読み終わってすぐに欲しかったので、注文しました。下巻からは、ガラっと作品の世界が変わったので、あれ???と初めは戸惑いましたが、その仕掛けがだんだん楽しくなりました。読んで良かった。 | ||||
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翻訳書を読むのは苦手意識が有りましたが、読み始めると止まらなくて、夢中になりました。上巻だけじゃなく、上下巻揃えて購入すれば良かった。 | ||||
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アガサ・クリスティが好きな人、本格ミステリーに目がない人、そして英国に住んだ事のある人には堪らない作品。作者渾身の自信作であることは、下巻を読み進めると嫌でも思い知らされます。 | ||||
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今どきサイコでも警察でも映画連動でもないミステリがベストセラーになるとは、ちょっとした事件である。 「驚きの展開」という評判を聞いていたので、ちょっと不安だった。 フェアな驚きならいいが、読者を騙すような叙述トリックやメタは願い下げだ。 幸いそんな幼稚な引っ掛けではなかった。 というより、上巻の作中作は最初から小説の原稿だと明かしてあるのだ。 イギリスの田舎を舞台にした事件が題材である。 素朴な生活に横たわるカビのような悪意が不吉なムードを盛り上げる。「21世紀のクリスティ」らしいが、私はクリスティにはさほど熱心ではない。同時期の作家なら、F・W・クロフツのほうが好きだった。 「田舎は怨みが沈殿するから、大都会より恐ろしい」という解説は、横溝正史の作品によく出てくる。 愛読した金田一ものを思い出しながら、面白く読めた。 さて、名探偵の指摘する犯人は?というところで、下巻に続く。 うわ、これは確かに驚くな。積み重なる謎を解明したとき、驚愕の真実が現れる。 上下ともにしっかりした本格ミステリで、登場人物は個性派ぞろいだ。動機の意外さにも驚いた。 ただ、犯人を確定する論理がやや弱いかな。 作家の造形は面白いが、許しがたいタイプだ。 エンタメでヒットを飛ばしながら「本当はブンガクがやりたい」なんて、人を馬鹿にするな。 突っ込みどころはあるが、長編二冊分の謎解きが楽しめたことを評価したい。 | ||||
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青春時代に古典的本格推理小説をこよなく愛したジジイにとっては革命的な衝撃ミステリー。 下巻286頁が英語の原本だとどうなっているのか、個人的には非常に興味がある。 | ||||
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青春時代に古典的本格推理小説をこよなく愛したジジイにとっては革命的な衝撃ミステリー。 286頁が英語の原本だとどうなっているのか、個人的には非常に興味がある。 | ||||
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