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カササギ殺人事件
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カササギ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 41~60 3/10ページ
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名作ではある。しかし構成が複雑。 レビュー者は読み捨てられるべきもとのして推理小説を捉えている。 数学書ではなく単純な構成でじょうずに騙されたいのである。 再読すれば満点評価になるかも知れないが・・・ | ||||
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びっくりするぐらいつまらない。クリスティへのオマージュらしいが正直期待はずれ | ||||
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名探偵ポワロ「黄色いアイリス」「死人の鏡」「白昼の悪魔」「エッジウェア卿の死」「ゴルフ場殺人事件」「ヒッコリーロードの殺人」の脚本をてがけたアンソニーホロヴィッツさん、上記作品はいずれも見ごたえがあります。今回推理小説の2重構造をみごとにまとめ上げたのはさすがという感じです。もったいなくて下巻の第7章解決編はまだ読んでいません。もう一度上巻を読み直して自分なりに推理してみようかな。この作品をけなす人はどんな作品であれば★5つつけられるのでしょうか。 | ||||
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入れ子、素晴らしかった。下巻も私は面白いと思ったけどな。 | ||||
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※若干ネタバレしてるかもしれません。 俺はアガサ先生リスペクトクオリティのミステリーが読みたいからこれを手に取ったのであって、 B級サスペンスパートは本作に求めてないんすよ。 いよいよアガサオマージュパートの純粋なミステリパートに浸りきってるタイミングで、そろそろ真相か楽しみいってなタイミングで、 あざといタイミングで入る民放のCMみてえに、 心底どうでもいい横槍パートが入りやがって、 メソッド違いの別ジャンルで水差されてマジいらんわ! 最近流行りの脳味噌先行野郎め! 上巻は真面目に読み込んだんすが、 下巻は超絶読み飛ばしまくりで上巻の真相編だけ読みました。 刺身にマヨネーズかけてんじゃありませんことよ!(比喩。別に刺身にマヨネーズかける事自体は悪くないし、それを悪いとは言ってないよ?本作さえ許せるならそこは解るでしょ?と、ちょっと某竹中半兵衛風。そこは許されたし。まあ本作の仕様が許されるなら以下略) アンダーテイル(未触)もドキドキ文芸部もエスコン3もエヴァも本作も(未触だが多分うみねこも)、 脳味噌が心を追い越してる部分が本当蛇足なんだよな。 そこさえなきゃ尊敬できたかもなのに。 つまるところ本作がアティカスピュント編でのみ構成されていたら、 星四つでした。 上巻はマジ好きなんすよ。 本当に王道な舞台設定、それを引き立てる解ってくださっている丁寧で詳細な情景描写、 配置に妙が感じられる人物描写と、それを引き立てる個性分けがされている、彼ら彼女ら容姿性格の描き分け。 なのに、 入れ子?だか二重?構造にしたせいで、 下巻で蛇足演出がモリモリモリモリ。 ある種のマイノリティの扱いも、 真剣に扱ってるというよりは、 安易に箔付けに利用してるとしか思えない掘り下げ不足。 まったく、この本にして今の世の中、 本作が蛇足下巻込みでさえ名作なら、 ラストウインドウ真夜中の約束は、 シェイクスピアさえ裸足で逃げ出す、 哀愁と品性の結晶だよ? あらゆる評論家どもは恥を知れ。 もし貴方がたが、カササギ殺人事件は褒めそやしておきながら、真夜中の約束が不遇とわからぬなら、ば。 「現に人間は!欲望によって発展し! 信仰によって統率されてきたではないか!(月下の夜想曲)」 | ||||
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書籍がきれいでした。 | ||||
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色々評価が高く、宣伝も目立ったので遅ればせながら読んでみました。 冗長でページ稼ぎのような内容が多く、途中から斜め読みしたくなりました。 本筋の事件と犯人捜しはごく単純で、人物描写、背景の描写も平板です。 駄作とは言いませんが、1冊に内容を凝縮して、もっと密度の濃い内容にすれば、もう少し高い評価を与えられると思います。 | ||||
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ありそうでなかった作品構造。 | ||||
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評価が高かったので楽しみにして読んだのだけど、期待しすぎてしまったなというのが感想です。 上巻はアランという小説家の書いたカササギ殺人事件が展開され、下巻はカササギ殺人事件の結末を探すというところからスタート。 小説家の書いたカササギ殺人事件と現実の事件がリンクして面白かったのですが、下巻の途中でトリックに気づいてしまったのは残念でした。 上巻は昔懐かしいミステリとして楽しめたのですが、下巻の探偵役はちょっと役不足感があったのと、結末部分が無理矢理に盛り上げたなという印象を受けてしまいました。なぜ犯人と対峙するという危険をおかすのに探偵役は丸腰で飛び込むのでしょう?危機感無さすぎないか?というツッコミをしてしまいました。大体の小説ではそういう少し抜けてる探偵役が多いですけど。 作中作という試みは面白く評価出来ます。これは好みの話ですが、探偵の話が読みたいという人には下巻は物足りなく感じるかもしれません。 下巻は作家と編集というそれぞれの思いが描かれて物語としては面白いです。ですがミステリとしては?ミステリとして期待しすぎてしまったというのが悪かったと思うのですけれども。是非ともこれから読むという方は、期待しないで読んでください。 | ||||
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普段ミステリを読まない人や、久々にミステリを手に取る人には面白く感じるのかもしれないが…。 ここから下はネタバレ含む↓ まず登場人物に魅力が無い。 普段から登場人物に感情移入はしないが、どの人物にも惹かれず。 比べるわけではないが、クリスティ作品は舞台設定がありきたりでも、登場人物の描写が妙ですらすら読めてしまう。 一番辟易したのは「わたし」が被害者の元妻に会いに行き、その女性が今彼氏の元彼女と分かった途端、その女性を蔑むところ。 その数ページ前まで「素敵な女性」みたいに述べてましたやん…手の平返し早っ! こういう書き方も良く言えば人間味がある、人間の美点だけではなく欠点も描く等思えればいいのだが、上巻が退屈でも我慢して読み続け、下巻が劇的に面白いのかも!とさらに我慢したところにこれは疲れる。 クリスティ作品の緻密なオマージュは認めるが、頑張って読む作品ではない。 紙で買ったのだが、正直2200円は損した気分。 この作品を読むならクリスティ作品を読みます。 | ||||
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とにかくいらない話が長い。 そしてつまらない。 特にトリックもないし、 下巻は、何だかよく分からない下品な言葉も出てくるし。でも何故か売れている。 分かりません。 | ||||
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評価が良かったから上下を疑いもせずに注文。上はミス・マープルを連想させる私の好みで、 サクサクと読み進むことができた。ワクワク楽しみにして下を読み始めようとしたら 何じゃコレ?だった。人物説明を見た一瞬、誤って違う本を手にしたかと思った。 ようやく仕掛けが分かって改めて読み始めたけど、もう何度も繰り返すマトリョーシカ状態に 気が滅入り、一挙にテンションが下がった。よほど途中を飛ばして最後の犯人証しまで いこうかと何度も迷い、仕方なく途中の重複ムダ話し部分は端折った。 これを新しい試みとかって持ち上げてるけど、まぁ好き嫌い分かれると思う。 やっと最後の本題に入った時には上に登場してた人の名前さえ思い出せず、それも 少々イライラで、私は嫌いですね。わぁ~コリゴリ!って感じ。 | ||||
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メタ小説。面白かった。 | ||||
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地球の裏側で、ミステリーを 楽しませて 頂いてイマス。。。展開が、頭脳的⁈ | ||||
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上巻は答えの明かされないミステリで、下巻は上巻がどのようにして書かれたのかを上巻と同じ分量を使って説明するという構成の、これは所謂メタフィクションであると言えます。なので普通に上巻から下巻へ続く1つの物語というよりは、文体も主人公も世界もまるで違う、2冊の本を合本にしたとも言えます。そのため、私のように普通に長い1冊のミステリとして楽しもうと思って読み始めると、下巻でいきなり続編になってしまって、全く別のネタにつきあわされる事になるため、読むのに疲れます。この件は一応上巻冒頭で断ってはいるものの、まるでDVDでよくあるメイキング映像特典が、本編のクライマックスの直前に(本編と同じくらいの長さで)挿入されたようなもので、謎解きへの興味が削がれてしまいます。鬼面人を脅かすメタフィクション(往々にして作者の自慰行為)に無理矢理つきあわされるのに辟易してしまいました。しかもこの下巻こそが本編なのでしょうが、さっきまで読んでいた上巻の方が単純におもしろかった。いずれにしろ上下巻とも謎解き自体は大したネタではないので(むしろ下品なのは顰蹙)、そういう構成をとって凄そうに見せてるのかなあとも感じました(確かに構成自体は凝ってますね、眠くなるくらい)。そういうのって出版関係や評論家には受けが良いのでしょうけど・・・ | ||||
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私はアガサ・クリスティーの大ファンでほぼすべての作品を読破しています。なので評判も良い本作を楽しみにしていました。が!、正直、最後まで読むのがつらかった。…一言にいって、出来の悪いアガサ・クリスティーのパロディ。クリスティ好きの私にとっては冒涜とさえ感じてしまいました。 先日何気に、TVシリーズの「名探偵ポアロ」を見ていたら、アンソニー・ホロヴィッツの名が!一連の「名探偵ポアロ」シリーズは、何人かの脚本家が書いていますが、ホロヴィッツはその内の11作品を担当したとのことです。なるほど納得です。… | ||||
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物語の展開が気になり、一気に読んでしまった。読ませる力はある。ただ、人物造形がちょっと物足りない。例えば、上巻の地主と下巻の推理作家は登場人物のなかにかなり好意を持っている人もいるのに、全体的には悪辣な印象を受けてしまう。性格描写が平板で多面性を感じない。上巻のピュントはおもしろい人物だと思うけれど、下巻の主人公もいまいち印象が薄い。おもしろいけれど、クリスティ作品のように再読したいとまでは思わないかな。 | ||||
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このミス受賞作ということで期待して読み始めたものの古典ミステリのオマージュ(笑)という名の真似事。偉人達を愚弄している。 上巻の時点で大変つまらなかったものの、これだけ賞を取るのだから下巻から面白くなるのかもしれないと我慢して下巻を読むと上巻以上のつまらなさ! 作中作のみならまだ多少楽しめたであろう所を下巻でさらに駄作にしてゆく。編集者の日常など微塵も興味もないのにだらだらと描かれその割に作家の人物像はふわっとしたまま。 大変つまらない。 近頃は本が値上がりしているのに金と時間の無駄。本棚がいっぱいになって困っているのでこちらと虚無への供物を捨てようかしら。 捨てるのすら古紙類の日を待たねばならない。煩わしい。 | ||||
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登場人物の語りで物語が繋がっていく感じでした。情景描写から物語を掴む読み方になれていたので最初戸惑いましたが、読み進めるうちに登場人物がより身近になりました。 | ||||
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クローヴァリーフ・ブックスの編集者であるスーザン・ライランドが自社のドル箱的ミステリ作家アラン・コンウェイの自殺を不審に思いだし、殺人事件として探偵し始める。 アランが残した作品『カササギ殺人事件』の初稿のプリントアウトには結末が欠けている。 入れ子になった小説の最終章探しとアラン・コンウェイ殺しの犯人探しという一作で二度楽しめるという内容である。 が、入れ子の作品『カササギ殺人事』の探偵アティカス・ピュントも余命いくばくもないという設定であり、この小説を書いたアラン・コンウェイも不治の病で余命いくばくもないなどという不自然なプロット構成に辟易してしまったのです。 最期の原稿を見つけた『カササギ殺人事件』の結末も状況証拠だけで確たる物的証拠もなしで意外性もなく犯人を名指して終えています。 これって、探偵小説としてありえないプロット構成ではないかと思います。 解説者と異なり、一読愕然、二読呆然、というのが評者の正直な感想です。 この作品が何故こんなに高い評価を受けているのか評者には理解できません。 著者は、もう半世紀以上も昔の作家パーシヴァル ワイルドでも読んでユーモアーやストリーテリングなどを参考にし、そのうえジョングリシャムやマイケルクライトンでも今一度熟読してみたら如何!!! | ||||
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