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カササギ殺人事件
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カササギ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 81~100 5/10ページ
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まずは上巻の評価→普通のミステリー。 下巻→退屈なミステリー。 この手のやり方は「名探偵の掟」みたいな短編でサラっと読ませると それなりに面白く読めるけどやたら長くダラダラと引っ張ると 余計な期待をしてしまうので結果として今回の様な悲惨な出来に終わってしまった。 欲張らずにピュントの話だけにしとけば良かったのに(ピュントの話も 大して面白くはなかったけど・・・)。 | ||||
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評価が高いので、かなり期待して読んだのですが・・・・・期待外れ。上下2冊なのでなおさらガッカリ。どうしてこうも書評がよいのか(わからない)。同著の「メインテーマは殺人」のほうがはるかに面白いし、読みごたえがあります。 | ||||
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面白いし、訳も読みやすい。しかし、読み終えた後になぜか虚しさを感じる。イヤミス寄り。 | ||||
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話題作とだけの情報で読んだので、マジ、すっかり騙されました!!! あ~本の帯ではよく書かれていて、でも実際はそうでもないことが多い 「あなたもきっとだまされる」「驚愕の結末」 そのとおりでした!! 話題作だけあって、文字通りでした。 英国ドラマ「刑事フォイル」「主任頸部モース」「刑事ジョン・ルーサー」 なんて語句が出てきてウキウキ。 犯人が知りたくて上巻を読まずに下巻のラストを読むなんて人にとっては 意味不明なラストですよ~ 読み終わって、即!また上巻巻頭から読みださずにはいられないミステリー小説でした。 満足満足 | ||||
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上巻は村の殺人事件 下巻はこの作品の作者が殺害される事件 両者は上巻の探偵の遺書(作中)が下巻の殺人の偽装に使われるという構成になっている。 登場人物が多く、皆殺人の動機らしきものを有している。最後の謎解きの場面でそれまで村人に嫌われている貴族とその使用人(彼らが亡くなったのだが)が実はまともないしは上等の人物だったと探偵が明かす。これはありえないだろう。そのような人物なら村人は気づく。ここはいかにも無理筋&後出しジャンケンで読者としては「そんな手は禁じ手だ。これについてももっと筋書き中にヒントを出さなくては」と思えてならない | ||||
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作者のアイデアの勝利でしょうか! この二重構造的なミステリーは、今までに体験した事のないタイプです。 上巻、下巻、それぞれ違う作品で発表可能であるのに、それを絡めて、 一作にするのは、すごい。 でも、少し冗長ではありますが、、、、、。良き昔のミステリー的な感じです。 | ||||
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宣伝過剰。確かに下巻の最初はアッと言わされた。最後にはTVの脚本家的な視覚的盛り上がりもある。でも、ミステリーは、そうだったのかーというすっきり感がすべて。1巻丸々じらしたアティカスの謎解きが、全くすっきりしないし、可愛いジョイは幸せになれない。そもそも友達のいない少年が将来にわたっても、親に犯罪を心配されるって、こんな設定いいの?あんな下品な仕掛けを物語りの肝にして、アランのみならず、本作の著者自身、品性の低い嫌な奴なのではないか。ミステリーファン、ミステリ自体を貶められたと怒るべきでは? | ||||
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読み始めたら止まらなくなり、何も手につかず上下巻一気読み!! 読み終わって、あまりにもおもしろすぎてボーッとしてしまったくらいです。 本が大好きだったのに、最近は忙しかったりSNSに時間を取られてしまって一冊の本も読み通せていなかったのだけど、本書のおかげで久しぶりに何もかも忘れて読書に没頭する至福の時間を味わいました! 子供の頃から海外ミステリーが大好きで、特にクリスティにどっぷりはまり、海外のミステリードラマもこよなく愛する私にとっては、この小説の端々にはめ込まれているミステリー愛やオマージュ、海外ドラマの話題が楽しくて楽しくて! 何度も一人でニヤニヤしてしまったので、一人で部屋で読んで正解でした笑 クリスティばりの作中作もものすごく面白くて、謎が謎を呼ぶあのゾクゾクした快感を味わえたし、一番のクライマックスでぶった切られて、結末がわからないというショックに身悶えしつつ、もう一つさらに一つ…と続々と増える様々な謎と人間ドラマと全てが解明されるカタルシスを堪能しました! 待ちに待った作中作のエンディング、真相は詳しくは言えないけれど、クリスティのファンならものすごく納得の大感動の結末(涙) (大好きなある作品を思い出し胸熱…涙) クリスティの新作はもう読めないけど、それ以上のプレゼントをいただいたような多幸感に包まれて読了。 SNSから読書の楽しさに引き戻されて、アンソニーの新作を買おうとAmazonを覗いたら… こんなによくできていて、物語の楽しさのあらゆる要素をつめこんだ贅沢な本を、「つまらない」とか☆1つとか、つけている方々がいて心底驚愕しました。 そこで感じたのは、やはり評価というものは本当に個人的なもの、主観的なものなんだなぁということ。 もし、この本を読もうか迷って、レビューを気にしている方がいたら、まずは迷わず上巻を読んでみることをお勧めします。 もし、おもしろくなかったらそこで読むのを止めればいいだけなので。 おもしろくなかったら、ちょっと高いランチを食べたと思えば腹も立たないはず。 でも、ほとんどの人は下巻を一気読みしてしまうと思います! | ||||
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こんな作品が傑作扱いじゃあなぁ。 今更、クリスティへのオマージュという時点で読者層を狭めているが、下巻に入ってからの何の魅力もない出しゃばりの中年女編集者が主人公になった途端に、ああ、そうか、これは現在の出版業界への痛烈な皮肉なんだな、と作者の思いが理解できた。 ミステリィとして読むとガッカリするので要注意。 | ||||
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最低の小説!上巻と下巻ストリームが二重に代わっていく、上巻を推理小説はあまり好きでないのだが新聞で紹介されて読んでいたが、下巻になると話が多替わりだ!読んでいた本が小説でその原稿が出てこないなどと全く違う話になる。フィクションだから何でもできるのだがこんな小説は最低だ! | ||||
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ハッキリ言って好きにはなれなかったです。そこまで評価が物凄く良くなければそんなに思わなかったかもしれないけど、過大評価な気がします。 上巻の話も悪くはないけど、本家本元の○パクリが過ぎる。 それでも上巻と結末だけならまだ良かったのに。 | ||||
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長すぎて興味が持続しなかった。 下巻から面白くなると信じ何とか上巻をクリア。 そしたら上巻の3倍下巻がつまらないときた。 (上巻はそれなりよめたらから、中の小説をそのまま完結させてほしかった) 途中までよんだとこで我慢できなくなりネタバレサイトへ。ふーん。て感じ。 後半の下巻は完全な蛇足に感じた。 | ||||
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アガサ・クリスティへのオマージュというふれこみだったのだが、読んでみたらまるで「ダウントン・アビー」ではないか。もっとも、時代設定は半世紀ほどずれているのだが。 イギリスの田舎町にある貴族の屋敷で立て続けに人死にが出る。ロンドンからやってきた有名な探偵・アティカス・ピュントが調査を始めるのだが、どうにも熱意が感じられない。本人が病気という設定のせいもあるのだが、古くさい田舎町と貴族の屋敷という、古色蒼然とした風景全体が違和感を放つ。シャーロック・ホームズが郊外に出かけて事件を解決するような話ではないか。「美しき自転車乗り」や「踊る人形」のように。ん?シャーロック・ホームズ?ポワロでなはなくて?と、思った瞬間、作者のトリックにまんまとひっかかってしまった。この上巻すべてが伏線だったのだ。おそろしい作者である。 | ||||
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コナン・ドイルがなぜ「ライヘンバッハの滝」を書いたのかは、ホームズファンにはよく知られたことである。これ以上書くとネタバレになるので控えるが、「カササギ殺人事件」も同じことなのだ。ただし、作中小説の最後は原稿が消えている。この最後の部分を見つけることが、作者のアランを殺した犯人を見つけることにつながる。もっとも犯人らしくない人物が犯人である、というクラシックな設定を忠実に踏まえている点も好感がもてる。 最後はアクション映画さながら、絶体絶命のピンチからヒロインが救出されてめでたしめでたしとなるのだが、ご都合主義と言うなかれ。ここまで書き上げたことだけですごいことなのだら。 | ||||
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上巻冒頭の意味がよくわからず読み進め、冒頭部分のことなんてすっかり忘れた頃にグッと面白くなります。日本の出版社の上巻と下巻の分け方も非常に上手くて、下巻を取ったら最後まで一気読み!と思いきや、話の展開が地味で中だるみします。早く犯人を見つけないと次の犯行に及ばれてしまうのではなんてハラハラドキドキ感はありません。最初の家政婦の死、もう少しアイディア練れなかったのかなーっていうのもちょっと残念なところ。二つのミステリーが同時進行するという設定は斬新でかなり面白いと思っただけに残念でした。 | ||||
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Anthony Horowitzの『Magpie Murders』(2017年)の翻訳。 アガサ・クリスティ的な世界をホロヴィッツが再現したミステリである。ただ、それだけには留まらない仕掛けとトリックがあり、ある意味では本家を越えた衝撃を与えてくれる作品だ。 上巻では、思わせぶりな導入があったのち、入れ子状になった作中作へと入りこんでいく。いかにもなイギリスの田舎での事件と、ポアロっぽい探偵。 そして、謎が解けそうになったところで、下巻へ。 | ||||
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下巻では、作中作をとりまく世界へと切り替えられ、ストーリーが進んでいく。そしてまずはこちらでの結末。さらに作中作へと戻り、そちらの事件でも決着が付く。 この二重の解決がすばらしい。いずれも非常にレベルが高く、なおかつ2つがからみあいながらも別々のラストとなっているのである。 非常に完成度の高いミステリだ。 | ||||
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最高傑作の文字にひきつけれて購入したら、上巻は確かに面白かった。下巻を読んで、犯人がすぐわかるのかと思い読んで行ったら、長ーいあとがきのような話が延々と続いて、その個所は面白くないので、飛ばして読んだ。読んだら、8割くらい飛ばしていた。このような書き方の小説は読んだことがなかった。面白く感じる人は感じるんだろうなと思うが、私には無理。早く犯人を教えてほしい。 | ||||
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くどくどと多くの登場人物を語るけど意外性と納得させる展開は全くない。読んで損した、読み終えた満足感は全くない。 これってミステリーなのか? | ||||
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地元の書店にて購入させていただきました(最近はもっぱらAmazonで購入しますが、地元の書店活性化のためあえて書店で買わせていただくこともあります)。 いまちょうど下巻を読了したところです。 少なからず興奮して本レビューを書いています (上下巻合わせてのレビューです) 著者のアンソニー・ホロヴィッツ(Anthony Horowitz)さんについては、本書奥付によるなら、「イギリスの代表する作家。ヤングアダルト作品<女王陛下の少年スパイ! アレックス>シリーズがベストセラーになったほか、人気テレビドラマ『刑事フォイル』『バーナビー警部』の脚本を手掛ける。コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』『モリアーティ』、イアン・フレミング財団公認の『007 逆襲のトリガー』で、翻訳ミステリ界の話題をさらった」とあります。 上巻の帯にはこうあります。 「史上初!/年末ミステリランキング/全制覇/このミステリーがすごい!/週刊文春ミステリーベスト10/2019本格ミステリ・ベスト10/ミステリが読みたい!/第1位」 そして下巻の帯には「5冠」として上記に加え「本屋大賞 翻訳小説部門」でも「第1位」を獲得しています。 ぼくが所持しているのは2019年4月12日」に発行されたものですが、すでに10刷となっていて、初版第1刷は2018年9月28日に発行ですから、たった半年ほどで大量に売られ、読まれていることが伺えます。 本書の内容に入りますが、ミステリ界のお作法としてネタバレは極力避けようと思います。 正直なところ、この小説を読みはじめてすぐに、「これはアガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』のパクリじゃないかなぁ」と思い出し、興が削がれてずっと積ん読していました。 しかし、2日前にたまたま本書に手を伸ばして読みだしたところ、先へ先へとどんどん読ませる推進力に巻を擱く能わずで、一気読みしてしまいました。いやぁ、面白い。 少々ネタバレになるかもしれませんが、この小説は2段階のミステリになっていて、アラン・コンウェイという作家が書いた『カササギ殺人事件』というミステリと、それのメタレベルのミステリーーアランの編集者であるスーザン・ライランドが謎を解こうとするーーが存在します。入れ子構造と言ってもいいですね。 その2つのミステリが有機的に繋がっていて、また、すべてが伏線と言ってもいいぐらい緻密に構成されています。 山田蘭さんによる翻訳もリーダブルでいいですね。読むときにつっかえる、ということがない。 さて、この本を読んでぼくが思ったのは、イギリスでもミステリの社会的地位は低いのだなぁ、ということです。 日本でもミステリ作家が純文学作家に対して呪詛や真っ当な批判を投げかけていますが、それは裏を返せば、純文学が本流でミステリは傍流だからということでしょう。 そんな構図がイギリスにもあったことがちょっとした驚きです。 また、この「ミステリの社会的地位」の問題は、この小説の大きなテーマにもなっています。 騙されたと思って読んでください。そう、あなたは騙されるでしょう。 最初は駄作だと思ってしまうでしょうから。だから、最後まで読んで見てください。というより、下巻に1ページでも入れば一体どういう作品なのかがわかってくると思います。 上下巻で約750ページもの大容量ですが、スラスラ一気呵成に読めること請け合いです。 ページがだんだん減っていくのが寂しくなるぐらいです。 秋の夜長に『カササギ殺人事件』を読むのはどうでしょうか。 オススメです。 | ||||
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