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カササギ殺人事件
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カササギ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 121~140 7/10ページ
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<ネタばれ含みます> 構成は面白いと思います。でも、スーザンの部分が上下巻ともにダルくて、ほぼ斜め読みで飛ばしてしまいました。文章もダルいし、最初からスーザンにあまり感情移入できなかったこともあり、何を食べたとか彼氏とどうとか、甥や姪がどうとか、どうでもいいことばかりで早く本題に入ってほしいと感じました。 絶賛している方には申し訳ないですが、本格推理小説を期待していたので、推理という点ではいまひとつという感想。 パイ屋敷事件の最後は「激情しやすく、行き当たりばったりで殺しをする性格の人間が犯人でした、もうひとつは事故でした、以上」で、拍子抜け。証拠足らず。 また、アランの遺書と言われた手紙に含まれていた原稿は、1行目を切り取ったら、もっとあからさまに上の余白は少なくなって、紙の高さも短くなるのでは? 作中作では怪しい人々と怪しい状況を出すだけ出して、「実はそれらは怪しくなかったというきちんとした理由」がちゃんと回収されていません。逐一書き出すと長くなるので、具体的にあれこれ指摘しませんが…パイ屋敷で指紋をきっちり取ったのなら、それと容疑者全員のを照らし合わせたら即判明するでしょうとしかいえません。 自分なりに推理しながら細かく読んできたこともあり、色々と残念でした。 ピュントの他のシリーズも読んでみたいという声も多いですが、あれだけ忌み嫌われて侮蔑的な名前を付けられた探偵の本はもう読む気はしないですね。クリスティもドイルも、自分の作り出した探偵に人気が出すぎて書き続けなくてはならなくなり、嫌気がさしてきたのは知っていますが、こんな扱いはしなかったはず。 アナグラム、言葉遊びに終始した小説、という印象でした。 | ||||
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書評の評判は最高であるが、読んだ感想。 二重三重に物語が組み込んでいるところのチャレンジは認めるが、、、トリックが稚拙であり、また登場人物の名前を記憶するのは日本人に負荷がある。評論家が高得点を与えているが、本を読めば理解していただけると思うが、私は駄作と思う。 | ||||
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面白かったことは面白かった。 予想していた範囲の展開しかなかったわりに、驚きはけっこうあった。 ただ、 私は名探偵には強烈なキャラクターを期待してしまう方なので、 そういう意味では全然楽しめないスタイルだった。 うーん。 全体的に釈然としない。 全ての登場人物たちにも セリフの一つ一つにも楽しさを感じない。 これって訳が悪いのか何なのか。 これをすごい!傑作!と言っている人たちは 海外ミステリをあんまり読んでない人か あるいはクリスティなどの古典ミステリの大ファンだが 最近のミステリにはそんなに興味がない人か、 どっちかなんじゃないのかなぁと思う。 | ||||
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上下巻読んだ感想です。 クリスティのオマージュな前半も、作中作な仕掛けもよくできてはいます。 が、肝心の探偵役があまりにも魅力がありません。 アティカスも、編集者もなぜその推理に至ったのか明示されていません。ただ文脈に沿って伏線を回収していって、「わかりました」としか言いません。 探偵の推理手法がきちんと確立されていないと、その探偵である意味が無いと思います。 あとアナグラムが非常に不愉快でした。 クリスティのオマージュなのにこのアナグラム? 酷すぎます。ミステリのトリックに下ネタはいりません。 訳文が良かったのと、クリスティへの愛だけは感じたのでその部分だけ星1つずつ。 | ||||
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上巻はイマイチ、下巻はもっと面白くなるだろう、と思って期待したがおかしな雲行きで もしこんな結末になったら最悪だな~、と思いながら読んだら、あろうことかその通りの最悪の結末だった アガサ・クリスティの名前を使ったサギじゃない? | ||||
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構成がクリスティーのそれをなぞっていること、まるだし。くだらないため、途中で読むのをやめた | ||||
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私は、表題の「謳い文句」に騙されて上下2巻を同時に購入してしまった「失敗者」です。もし、あなたが、購入をして「未読」で、それこそ「巨匠クリスティー」の『スタイルズ荘の怪事件』『五匹の子豚』『カーテン』etc.や、エラリー・クイーンの「本格的古典ミステリ」を読んでおられないのなら、即、購入した書店で「交換」して貰う事をお勧めいたします。あなたの貴重なお金と時間を無駄にしないためにも。 とは言え、この「カササギ殺人事件」上巻は、正に「クリスティーへのオマージュ」であり、「本格ミステリ」を味わう事が出来ます。 訳文もこなれていて、読書を楽しむことが出来るでしょう。 が、問題は、この小説の「構成」が、「二重」になっており、「本編『カササギ殺人事件』」を全部読むには、下巻の「一部」が必要だ、と言う事です。 本来は「★2つ」としたい処ですが、「クリスティーへのオマージュ」が成功している点で、「★3つ」としました。 が、繰り返しになりますが、「未読」の方は、この本を購入為さらない事を強くお勧めいたします。 「下巻」のレビューは、別途、書きます。其処で、この本が「全体としては★2つ」である事をお知らせしましょう。 | ||||
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私は「上巻」に対するレビューで、「この作品は、全体としては★2つ」と書きました。 運悪く、上下2巻を買って読み始めてしまい「交換」「返品」が出来ない方には、次の事をお勧め致します。 下巻は、328ページから369ページまでのみ、お読みください。それ以外の部分は「ゴミ」です。 そうすれば、「巨匠クリスティーへのオマージュ」たる「本格ミステリ『カササギ殺人事件』を楽しむことが出来るでしょう。 そもそも、この小説の構成には「無理」が、あります。 本編の『カササギ殺人事件』は、謂わば乗り心地のよい「グリーン車」にゆったりと乗車しながら、車窓の景色を楽しめるかの如き「傑作」です。(それでも、「ミステリランキング全制覇」は、大袈裟過ぎるとは思いますが・・・。 下巻は、出版社編集者の女性の「探偵ごっこ」が中心になります。 処が残念な事に、「スピード感」が無く「退屈」です。 「一人称」で、女性の「心象風景」が、長々と綴られているだけだからです。 まるで「ポイントの切り替え」が何度もある「満員の鈍行電車」に揺られながら立って乗車している「不快感」を感じます。 恐らく作者が「下巻のクライマックス」とした場面も、「ちんたら」しているし「話が巧く出来過ぎ」ており、全く「ハラハラ」しません。 故に私は、「不運にも2巻を買って読み始めてしまわれたあなた」には、本編『カササギ殺人事件』の「謎解き」部分となる328ページから369ページ迄のみを読む事を「上巻」のレビューに書いたのです。 さて、2000円以上のお金と膨大な「時間」を無駄にしてしまった私ですが、何故、この本の「評価」が低いのか、を改めて考えてみました。 それは、「下巻」の「主人公の女性」以下、登場人物に誰一人「共感」出来る人物が、居ないからだと思います。 その点、本書は全体として、作者の自己満足に終わっており、「クリスティーへのオマージュ」たり得ても、「本格ミステリ」とは、程遠い代物であると言うのが、私の「個人的な感想」なのです。 | ||||
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作中作に、まるまる上巻1巻を使い、それも上質のミステリーになっていて、その結末をめぐる第2巻が、現実の世界の、第1巻の作者の自殺と見せかけた殺人事件をめぐるミステリーになってる。 しかも、現実の世界の作者の言葉遊びなどが、作中作に投影されていて、現実の世界の作者をめぐる殺人の動機を追えば追うほど、作中作の犯人探しに迫ってくるという、難しい展開に、初めは馴染めなかったが、後半の犯人がわかりかけてくるあたりから、読むのをやめられなくなり、怒涛の展開となる。 最後になって、この作品がベストセラーになぜなったかわかったが、 作者の遊び心満載の、だまし絵的トリック小説とでも呼べばいいのか。流石にホームズや、ボンドなどの作品を、それぞれの協会から任されるだけのことはある。 まるで、シェイクスピアの劇を見ているようだ。 | ||||
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ページ数だけ稼ぎに稼ぐ駄作。この筆者のもので面白いうものまったくなし。 | ||||
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駄作の見本。コテコテと前書きばかり多く、その割に最後は実につまらない。なの必然性も感じられない犯人で、筋書きのための筋書き。こういう駄作を大々的に宣伝する出版界の良識を疑う。ただちに売却処分にした。自分の著作鑑識眼の衰え痛感した。 | ||||
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星は表紙のデザインに対してです。 表紙の鳥は、「カササギ」ではありません「カラス」です。 北部九州の一部平野にしか生息していませんが、七夕伝説の鳥です、アニメ魔女の宅急便にも出ています。確かに地元では、カササギをカチガラスって呼びますが、むしろカチガラスの呼び名を知っていたら、このシルエットにはならないはず、なんでこうなった??もっとカラスにシルエットが似た、尾羽の短い、カササギフエガラスという鳥がオーストリアに分布しているそうですが、小説の舞台は英国。カササギが県鳥の県民にとっては非常に残念です。 | ||||
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年末ミステリランキング全制覇、と謳われてたので、普段は手に取ることのない海外ミステリをわくわくしながら読んでみることに。 しかし、思った以上にくどい文章…。長い。下巻の途中で飽きそうになりながらも、犯人を追求するためなんとか読み終えました。 とても凝った作品で、伏線も色々と散りばめられ、はぁ〜なるほどなぁ〜と感心する部分がいくつもありました。でもすっごく面白かった!!と言うほどではありませんでした。 ランキング4冠とか、21世紀の翻訳ミステリ最高峰とか、さぞかし面白いんだろうな!どんな大どんでん返しが待ってるんだろう!!という期待が高かったからかもしれません。 犯人に辿り着くまでに焦らしに焦らされた結果、えっこんなもん…?と肩透かしを食らった感覚でした。 なんだろう、作品の構造はすごいけど、え、この人が犯人なの?!こんなトリックだったとは!という衝撃はなかったです。 あと、登場人物が総じてあまり魅力的でない…。作中作のアティカスピュントは紳士的ないい探偵だと思ってたけど、名前が、、、 舞台となっている英国の雰囲気が素敵なだけになんか残念。 普段読んでる日本のミステリの方が個人的には合ってるのかなと思っちゃいました。 | ||||
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ちょっと古めかしいけど、いい感じで進んでいった上巻だったのだが。このままの流れでも良かったのではないかと思ってしまった。 このミス一位なので、どうしても期待しすぎてしまうけどソロソロ諦めた方がよいのだろうか?小説の中に小説を、というアイディアは本当に素晴らしいと思うのだが、それ以外の部分はやや期待はずれ。 トリックはまだいいのだけれど、動機が。動機がやっぱり弱くて不自然だと思う。動機がおかしいとどうしても少し白けてしまう。 ミステリーとか推理小説の分野ではどうしても厳しい評価をしてしまうのだけれど、それぞれの文体の書き分けとかは素晴らしいです。訳者さんも。 | ||||
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※以下微ネタバレです 上巻がとても面白かったので大喜びで下巻を買ったのに下巻はまさかの、出版社側の話。ど、どうでもいい〜! 上巻の続きを読むために下巻を買ったのに騙されたような気分。 下巻の最後に上巻の続きがありますがそれがちゃんと面白いのも複雑。せっかく面白いのだから下手な小細工をせずに物語を書き通して欲しかった。 余計なことをしたせいで駄作になってる印象で本当に残念です。 | ||||
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去年のイギリスのベストセラーということだが、田舎町の殺人事件を、余命わずかなドイツのピュント探偵が、捜査するが、盛り上がりにかけ、退屈な物語で、何回もやめようとした。 しかし、最後の作者のプロフィールに、つい最近によんだ007の作者だとわかり、最後まで読むことにした。 007は、面白かったが、今回は、どうか。 | ||||
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ともかく書評が高かったので手に取りました 読み終わった感想はタイトル通り どうしてこの本の評価が高いのか解らない 特に下巻 犯人も動機もすぐに解る 動機については正確を期すと解ったのは動機の沿革について ピンポイントの理由は種明かしがあるまでは気づきませんでしたが それは英語に疎い私だったからで英語に堪能な方なら それまで何度も示されていたあるワードですぐにピンと来たはず ともかく動機解明の伏線がくどくて導入も不自然 登場人物も魅力が乏しく特に下巻のヒロインには全く共鳴できない 上巻はアガサへのオマージュなのでしょうが 時代背景・雰囲気はよく出ているものの (これは訳者の力量も大きいと思います) なんら真新しさもなく、これまでの探偵ものの焼き直しに過ぎない そして重要な物語の冒頭 ひたすらとある人物の葬儀に関する集落の人々の動きが書かれている 「ある人物が死んだ」という情報だけを与えられたまま何の進展もなくページは進む これは読者の忍耐力が試されます なぜこういう構成にしたのか? 葬儀という場を通して登場人物の紹介ができる効率的な方法と下巻で得意げに明かされていましたが その為に物語のテンポがグダグダになることは考えなかったのだろうか? これは文芸作品などではなくあくまでミステリーです 読者の興味をまずはキープすることが大切だと思うのですが? そういえば作中作家も本当に書きたいのはミステリーではないというジレンマを抱えていたらしい それはそのままこの作家の本音なのかもしれない でもそれをしたいなら別ジャンルの別作品でどうぞ 上質のミステリーを期待して手に取った自分としてはそう思わざるを得ません | ||||
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一言で言って、冗長で緊張感の無い駄作だと思います。意味の無い劇中劇が語られ、それで上巻が終わるとは! 本格的ミステリーであれば、読者に勘づかせるような伏線をもっと張り巡らせておく必要があったでしょう。あまりに多くの登場人物を舞台に上げたため、その人物像の描き方が平板で物足りなくなってしまいました。これが英国ミステリーの代表作なのか?! | ||||
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英国らしいミステリーで、知的で端正です。構成が素晴らしく、最後まで引き込まれます! | ||||
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先が気になって読めて面白かった。 けど、どうも死んだ作家がよく思われていない所が、まぁ、そうだねまぁ悪趣味だよね、と思えば… じゃあ読まされるその小説部分も色褪せてくるようで、なんか消化に悪いなぁと思った。 要するに、とことん好きになれるキャラはいなかったかな。 ラストのまとまりはスピーディでドラマ性があり、作者はドラマの脚本を書かれていた方のようなので、お手の物なのですね。 | ||||
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