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カササギ殺人事件
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カササギ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 21~40 2/10ページ
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日本版の表紙。別の方も言われてますが、これ、カラスですよね?カササギのシルエットはこんなふうじゃないでしょう。またカササギは「カシャ!カシャ!」てな感じの、至って金属的な鳴き方。カーカーとは鳴かないのでは?そんな細かい事を、と思うむきもあるでしょうが、ちょっと調べれば分かること。せめて表紙デザインくらいは正確に行きませんか? 関係ないけど、昔見たTVドラマで、寒い冬の日の設定なのに河原でオオヨシキリが鳴きまくってたっけ………。 | ||||
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つまらなかった。何のサプライズもなく、読了してしまった。大抵の情報がレッドへリングのため、嵩高にもかかわらず、真実や犯人の動機が薄っぺらい。迫真性ゼロ。 売りの二重ストーリーにしても、呼応してお互いを照らし出すということもなく、せいぜい(葬儀で見知らぬ男が参列するというような)、偶然に任せた対応があるだけで、せっかくのギミックを巧く活かせていない。相乗効果が全くないので、ミステリー短編の傑作を二回続けて読んだ方が満足感は高い。 退屈な実験作といったところか。次に期待。 | ||||
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どうして褒められているのか分からない。この作者が原作とか脚本を書いたテレビドラマは面白いんだけどねえ。 | ||||
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登場時から犯人予測が付いたし、手紙の件もそんなところかと推測していた。それはokとしても、クリスティと異なり、人物が全く描けておらず、最後まで物語に入り込むことができず。翻訳スキルのせいか、読みにくくもあり。 | ||||
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推理小説の二重構造を必然にした素晴らしい作品である。最終章はどきどきしながら読んだ。 | ||||
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推理小説の犯人当て、トリックよりも、二重の作品内作品という作品の構成は、驚きでした。 | ||||
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物語の謎解きを放置のまま原稿の結末探しが始まります。物語の続きが気になっていたので中々現実世界の事件が進行しなくてちょっとむむっ、と思いましたが、それを上回る現実にページが止まりません。 ま、原稿の行方や現実の犯人は予想つきますけどね。そしてその通りだった…。 それでも次から次へと色々な事実が判明して来るので飽きたらはしないです。 そして、色々な仕掛けが!全く分かりませんでした! 一粒で二度美味しいです。 | ||||
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作中作の完成度が高い!! 作中作を包含した本編も面白いが作中作はもっと面白かった。 個人的には筆者のホーソーンシリーズの方が好きだが、完成度や構想の凄さはこちらだと思う。 ミステリーファンには是非オススメしたい一冊。 アンソニーホロヴィッツの本はどれも面白いのだが、夢中で読み耽ったという感じではないのだけれどスルスルスルスルと読めてしまうし、また続きを読みたいと思わせる巧みさがある。 | ||||
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推理マニア向けでしょうか。 凝った仕掛けを面白いと感じる人にはいいんでしょうけど、 いろいろ読むのが面倒に感じたところが多いです。 話をややこしくするためだけの構成だと思います。 ミスリードもあからさまだし。 この人のほかの作品はもう読まないかな。 | ||||
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本屋でよく目につくので読んでみたが評判ほどではないかなという印象。 二つの物語が楽しめたので、よくできているとは感じた。 ミステリーは時間つぶしには良いが、どの作品もこじつけ感が否めない。 | ||||
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評価が低いレビューも多いが、読書を楽しむにも、ある程度の資質というか能力が必要なのかもしれないと思った。 自分は凄く面白かったです。 | ||||
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上巻はそこそこ面白かったのですが、下巻になって、本当に全くつまらなくなりました。単なる解説みたいな内容なのです。上巻の世界感をもうちょっと味わいたかったです。この小説の(全体として)何処がそんなにいいのかよくわかりません。結末にはガッカリしてしまいました。ミステリ好きの方にはおすすめしません。 | ||||
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ホロヴィッツの長編ミステリである。2019年の年末ミステリランキングを総なめしたというベストセラー。上下巻で大部なのを言い訳に1年あまり積読になってたのをこのたびようやく読了。 冒頭から書かれているのでネタバレではないはずだが、本作品は作中にミステリ作家が登場し、その作家が最近ものした長編ミステリ小説がまず語られる、という、いわゆるメタ構造になっているのだ。それ自体をトリックのようにつかう前例があるような気がするが、冒頭で間違えようがない形で断っているので、そのこと自体はトリックではないのだ。だがしかし・・・というところがポイントということだ。 上巻を読み終えたところでまずは茫然自失、そして下巻をひらくと読者は目を剥くという仕掛け。そして物語は全然違う方向へと向かうように見える。(再び)だがしかし・・・というわけである。 作中、クリスティ作品へのオマージュっぽい記述がちらほら出てくるのも、それなりに歳をくった一読者として楽しいのもあり、大部だけれど案外サクサクと読み進められるのもポイント。翻訳が良いのかもしれない。 メタ構造であることがある意味で必然であるという点こそがこの作品の肝になっている、というのがその辺の変わり種ミステリとは一線を画すということなんでしょう。きれいに騙されたとか度肝を抜かれたというよりは、なんというか圧倒されたというのが読了直後の感想であります。 続編もあるらしいですが、いや、いったいどうやってつなげるんだろう。 | ||||
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私は冒頭から読ませる本でないと最後まで読めない性格なんです。40ページ読んだ時点で本を閉じました。それぐらい退屈でした。私は上巻しか購入しておりませんで下巻を購入しなくて本当に良かったです。 | ||||
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上巻は、ほぼ一気読み。 下巻に入るとガラッと変わった設定に少々戸惑いつつも段々と加速がついて最後まで楽しく読みました。 他の方のレビューにもありましたが、最後まで読むとちょっと取ってつけたような殺人動機に??という気になりましたが、とにかく読んでいる時のワクワクした楽しさを久しぶりに満喫できたミステリーでした。 クリスティへのオマージュ、とありますがイギリスの田舎、お屋敷、複雑に入り組んだ人間関係等々、イギリスミステリーの好きな人にはたまらない設定です。 後味の悪さの無いところも良い。 年末年始のお休みに楽しい時間を過ごすことができました。 次は『ヨルガオ殺人事件』を読みます! ただ一つ気になったのは、作中に何度も出てきたパブの名前は『女王の腕』亭ではなくて、『女王の紋章』亭だと思います。(armsは紋章の意) パブの名前としてイギリスにはあちこちにあるとてもポピュラーな名前です。 | ||||
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ざっくりいうと、1作で2作のミステリを読んだようなものだが、1作はかつてどこかで読んだような出来栄えで、もう1作は、動機がひどすぎるし(本当に史上最悪にひどすぎる)、トリックなんてものはかけらも無い。クライマックスシーンなど、「樽」のクライマックスと比べれば、何のスリルも感じられず、冗漫なだけ。上巻半ばですでに眠気を抑えるのが大変で、しかし、世評の高さに最後まで読んでみたが、見事に時間の無駄だった。 最近つくづく思うのだが、海外の現代ミステリが古典ミステリと比べて面白くないのは、トリックが枯渇しているからではなく、現代作家が現在の世相を作品内にうまく取り込めていないからではないのか。言い換えると、現代作家が今の時代に適合して生ききれていないから、産み出した作品がぎくしゃくしてしまうのではないか。作品内に描かれているものが全て上っ面でリアルに感じられないから、読み手は作品内に没入できないのではないだろうか。もちろん日本人に海外の様相を直に感じ取ることはできないわけだが、それを言うなら古典ミステリでも同じだろう。本作ではクリスティーをはじめとして過去のミステリ作家に対してオマージュが捧げられているが、本作を読むことによって、読み手は皮肉にも、過去作家、特にクリスティーの偉大さを強く思い返すことになる。 | ||||
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下巻が全く別の話だと怒ってる人がいますが物語が入れ子構造なのは最初に提示してあります そもそもこれは二冊の本ではない 編集部は真ん中あたりに都合良く切れ目があると小躍りしたでしょうがこの作品にとって分冊化は物語の構造を形態的に断ち切る愚挙だと思う(こう書くと大袈裟かな) とにかく原書400ページ程度の本を分冊化するのは日本の出版界の悪しき慣習です(☆一つ減点) | ||||
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色々凝って作ったのだろうが読んでいて苦痛でした。 文章を読んで惹きつけられ物語に没頭したい読者には完全に不向き。 構成の意外さやトリックなどを評価する技術志向な方には良いのかも。 | ||||
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面白くてぐんぐん読み進められるが、「読者への挑戦」の謎解きのようにはならない。提示された情報は伏線ではあってもどうにでもとれるものであり、あとから事実が出されるため、前もって得られた情報だけで犯人を当てることは不可能と思う。 | ||||
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面白い推理小説が読みたくて購入していたものの、数ヶ月ペンディング中の本書でした。 ただ、一回読み始めたら読む手が止まらなくなり、上巻を読み終わった衝撃と、 その後の下巻の展開が非常に面白く、なるほどこういう構造の小説はとても面白いな、 と感じたりもしました。 表と裏の物語がらせんを描いているような構成で、非常に手間がかかった丁寧な作品だと感じました。 ただ、下巻になると上巻に加えて登場人物が飛躍的に増えてくるので、 頭を整理するのが大変な印象がありました。 ただ、謎解きも概ね納得感が強いし、ストーリー展開も非常に楽しめました。 続編も出ているので、近いうちに読みたいなと思いました。 面白い推理小説を読みたいと思っている人は読んで損が無い作品だと思います。 | ||||
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