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カササギ殺人事件
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カササギ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 101~120 6/10ページ
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単なる「アナグラム」遊びみたいなストーリー。クライマックスも殺人犯の有り得ないような脇の甘さ。登場人物の警視が、ミステリーを「あれはみな、現実からはほど遠いということだ。」と否定的に評していたが、まさにこの作品こと。上下700ページを超える長編、すごく暇な人は読んでみれば。 | ||||
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なるほど年間ベストテンを総なめにするだけの力作だと思った。 二作分の(あるいは三作分かもしれない)アイデアと分量をまとめる労力はx2では済まないとは思う。 ただ、感心はするけど感動はできないというか。二作分の後味の悪さを味わっただけという気もする。 | ||||
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こんなもん、なんでミステリーベスト10の1位なんだ。当然、圏外。 このミスも文春も終わったなと思う。 評価を信じて読み続けて、どうしようもない徒労感。 口に出来ないその言葉???! もう、馬鹿馬鹿しくて。 駄作、以下。 | ||||
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サクサク読めるし展開も面白いです! ただ…カササギというタイトルに惹かれて購入したんです、私。 カササギの鳴き声が「カーカー」となっており… 残念でした…。 カラスの仲間ではありますが…鳴き声は全然違います…。 タイトルにするならばそこは調べておいて欲しかったです。 上巻ラストでカササギが出てきたので おお!っと思っていただけに残念でした。 推理はめちゃめちゃ面白いです! はじめての推理小説でしたが読みやすく 早く次を読みたい!という気にさせてくれます! | ||||
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下巻の最初、登場人物の名前が「えっ?誰?」って思いながら読み進めると、全く違う話! ピュントが死んでしまうのか気掛かりで早く読みたかったのに、いきなり現代に連れ戻され、しかも作家が嫌なヤツって、どうしてこんなイライラする事を読まされてるのか全く意味不明‼️ サクスビー・オン・エイヴォンにピュントに早く逢わせて‼️ | ||||
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スーパー探偵による推理物の本質を満たしながら、二重構成になっているのが、極めて面白い。文章構成も的確で、話が間延びしない。とにかく読んで下さい! | ||||
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ミステリの世界にはなぜか過去の作品に対するオマージュというか、先行作品を取り込んだり、作品名や作家名がたくさん出てくるタイプのものがあって、よく読んでるんだなーと感心はするが、ミステリファンというのは他のジャンルのファンとは何かちょっと違うメンタリティの持ち主なのではないかという疑問をこの本でさらに深くしました。 時代小説やSF小説ではやらないもんね。ミステリ通自慢合戦でもしてるんですか? 「わかるわかる」って喜んでるのも、それを「そんなの誰でも知ってるよ」って斜に構えるのも、ミステリはあまり好きじゃない割にはそこそこ読んでる自分には正直謎です。 特に英国ミステリ信奉者にそんなのが多いような気がします。若竹七海とか。自分も「ねずみとり」は読んだし舞台も見ました。自殺しちゃった沖田浩之が出てたやつ。かといって本書に「ねずみとり」が出てきてもうれしくもないしファン心理が満足するわけでもありません。むしろ衒学趣味的ないやらしさを感じたりします。知らない奴はお呼びじゃないって感じかな。ミステリ同好会のお茶会に参加したんじゃねーんだよ、みたいな。 レビューは称賛とこき下ろしが拮抗してるようですが、この辺のミステリファンの一風変わった心理が表れてると思います。どっちにしろバイアスがかかってるんじゃないかなーという感じです。自分は面白かったです。特に翻訳が良いと思います。 あと英国ミステリへのオマージュにあふれてるかのような宣伝文句でしたが、コーヒー飲む場面が多くそこは紅茶だろって思いました。 | ||||
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事件の本筋よりも目くらましをいかに複雑にするかに主眼を置いた作品。だから謎解きシーンも他の推理小説のようにドキドキワクワクなど全然しない。ふーん、って感じ。アガサクリスティのオマージュとあるが、この作品にどんでん返しはないのでその期待をする必要は全くない。 なにより読むのが辛かったのは、描写がいちいち分かりづらくてイメージできなかったこと。ジョージ王朝様式とかヴィクトリア朝とか知らんし!建物の材質とか細かく書くわりに間取りの表現は下手くそでイメージできない。 こんなに読むのがめんどくさくて何度も本を閉じて休憩したことはない。 あとはおそらく英語知らなきゃ分からなくて当たり前ってのが数多い。 あとは翻訳とか編集の問題もあるかな。 主人公の女編集がとにかく愚かでイライラする。 過去の色んな名作推理小説を読んで、あっこれはあの作品から取ったやつだ!とか楽しめる人ならいいと思います。 作品のストーリーとしての質は今まで読んだ推理小説の中でも最低ランク。二度と読みません。 | ||||
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名探偵、愛すべき助手、湖と森のあるお屋敷、イギリスの田舎の村でおこる事件は、アガサクリスティを読むような手触りの、王道ミステリー。 あやしい登場人物だらけで、ハラハラしつつ上巻を一気読み。徹夜覚悟で下巻を読み始めたら! | ||||
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子供の頃から読み親しんだ英国ミステリーの雰囲気や世界観に現代のミステリーが上手くリンクしつつ展開されるミステリー。上下巻と長いけれど一気に読みたくなります♬ | ||||
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普通のミステリとしてなら☆3つ位。 クリスティなど古き良きミステリのオマージュとして考えたら、☆2つと感じました。 1番感じたのは、作者は本当に古き良きミステリを愛しているのか?という点。 なぞるのと、愛情を持ってるのは違うと思う。 アランと同じなのは作者では?としか思えず、1番最後のヒロインの言葉も、作者の代弁なのでは?という気がしてならない。 クリスティやカー、チェスタトン、クイーン、クロフツ、アイリッシュなどのミステリやサスペンスは読んでいて生の感情が色々湧いてきました。 ページをめくる手が止まらなくなるのは勿論、この時間が続けばいいのにと思いながら読みました。 このカササギ殺人事件は、トリックがどうのというより、そもそも人物にも様々な描写にも、執着や愛着が見えない。 クリスティーを読むとお腹が空いたり、アイリッシュを読むと本当にドキドキしたり、クロフツを読むと1ページずつ大事にめくりたくなったり、ブラウン神父の人柄が好きだったり、カーの話を読んでゾクゾクしたり… そういう愛着や琴線に引っかかるものが何も無かったのが、とにかく残念。 中途半端なモヤモヤ感と、読後のなんとも言えないぬるい世知辛さだけが残りました。 ミステリには、大胆な遊び心と、茶目っ気とか、エッジが欲しいなと思います。 上下巻なのに、何だかこじんまりとした作品で勿体無いなと感じてしまいました。 | ||||
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英国の推理小説やドラマが好きなので、アンソニー・ホロヴィッツの名前は知っていた。『カササギ殺人事件』という題名には正直ひかれなかったけど、これだけ世評が高くては無視するわけにもいくまい。遅ればせながら読んでみた次第である。 「虚構」と「現実」の入れ子式になっている、ということは上巻の冒頭ですぐわかる。まずは虚構のパートからのスタートで、田舎にある貴族の屋敷で家政婦のブラキストン夫人が死ぬ事件から幕を開ける。これがいかにもアガサ・クリスティーらしい世界観であることが「完璧なオマージュ」と評される所以だ。 実をいうと、僕が本書で一番驚いたのは上巻の最後の一行である。すぐに下巻に飛びついたが、ここからなんと長い現実のパートが始まってしまった。もちろん現実パートも読ませるし、後半には虚構パートの謎解きもあるのだが、いったん興味が失速してしまった上に細かいことをけっこう忘れていたりして、少々もどかしかった。 トリックでひとつ、すぐにクリスティーを思い出したものがある。『ハロウィーン・パーティ』からの借用ではないか、と思われるトリックがあったのだ。と、そんなふうに楽しむのが本書との正しい向き合い方なのかもしれないなあ…もしかしたら。 | ||||
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下巻は作中作の「カササギ殺人事件」の女性編集者(スーザン)の視点となる。作中の「カササギ殺人事件」の著書アランが殺害され、その犯人をスーザンが探偵役となり捜査する。こちらの犯人はある程度予想通りであるが、なかなか辻褄合わせが見事で面白い。 また、著書の「カササギ殺人事件」の犯人も明らかになる。こちらは意外な犯人だ。トリックは複雑で、針の穴を通すような辻褄合わせが見事である。現実と作中のストーリー展開に似たものがあり、アランがイタズラ的に現実と作品の区別ができなくなるように仕向けているようだった。そんなところにも騙されつつ、ダブル・フー・ダニットの謎解きを楽しんだ。 | ||||
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サー・マグナス・パイの屋敷で家政婦が亡くなった。階段からの転落事故と処理されるものの、サー・マグナスが首を切断されて殺害されたのを機に、事態は大きく動いていく。(意外なことに)家政婦もサー・マグナスも人々に好まれていたわけでもなく、平和な村の中の暗い人間模様がミステリとして読者にはワクワクさせるものとなる。登場人物の誰もが犯人になる可能性もあり、誰もがこれから殺される可能性もある。ワクワクしながら下巻に続く。 | ||||
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辛口レビューもありますが、私的には上下巻通してとても面白く読みました。 上巻の「ん?」と思うところから始まり、下巻を開いたときの衝撃。続きはどこ行ったんだよ~!と笑 作中作が入れ子になっている作品なんですね。上巻の古式ゆかしいミステリーもアガサオマージュが効いていて面白かったし、下巻の現代劇で起こる殺人事件も普通に読ませるなぁ、という感じです。 ただ、上巻のピュントの探偵劇があまりにもよく出来ているので、下巻の探偵役がかなり物足りなく感じます。この入れ子の構造だからこそこの作品は評価されているんですが、アピュカス・ピュントの探偵モノとしてもっと読みたい気がしました。それくらい、古き良き時代の推理小説の雰囲気が満載でした。 納得いかないのは、どうしてあの魅力的な文章とキャラクターを描ける作者(アラン・コンウェイ)をあそこまで魅力のない人間として書かなくてはいけなかったのかということ。どうしてもあの人物像から「カササギ殺人事件」のような人間模様が描ける人が想像できない。できれば、アランが自分ではない誰かの知恵を毎度拝借してピュントの話を作ってたとかそういう理由だったら良かったのになぁ。この作品しか読んでないのにピュントの生みの親があんな感じなのかと思うとげんなりしてしまう。 いずれにしても、翻訳を担当された訳者の方はいろんな意味で非常に大変だったんじゃないかなぁと思う。 | ||||
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昔からの正統ミステリファンには必見です。ミステリ出版の編集者が読んでいるミステリ原稿が途中で失われており、しかもその作者が死亡し、原稿を探す主人公は作者の謎の死も解明することになります。 ミステリ(現在進行)の中にミステリ(原稿)が入り込む入れ子構造です。「今まで工夫されつくしたミステリ手法にまだこの手があったか!」と感嘆する出来栄えです。どうぞお楽しみください。 作者は「刑事フォイル」の脚本を書いている方なので、興味を持って購入しました。「刑事フォイル」はフォイルの人間性が光りますが、この小説はストーリーが主人公です。 それと、「こんなにお楽しみがあっていいの!」と思うほど、古典的ミステリに関する粒々情報(例えば実在のアガサクリスティの親戚が登場)が披露されます。ストーリーに驚愕したら、次はミステリーオタク情報をゆっくり拾い上げて味わいたくなる小説です。 | ||||
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一番ひどかったのは、探偵の名のアナグラムが下品極まりない言葉だったという下り。即ゴミ箱行きと思ったけど、上巻の結末を読むために最後まで読んだ。全体の結末を読んでまた怒りが湧いた。なんでこんな作品が絶賛されて賞を受ける?買う前に見抜ける方法はないものか? | ||||
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イギリスのベストセラーということですが、とにかくページ数が多いわりに盛り上がりに欠け、退屈になり、途中で何度も読むのを断念しようかと思うほどでした。読み切るのに時間かかりました。 | ||||
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騒ぐほどの物ではありませんでした。 いや面白いですよ。こうゆうのは無かったですし。 物語も情景がイメージしやすいし、それぞれのキャラクターも確立してて、付箋の回収も無理矢理な所もあるけれど、ちゃんと出来てます。 ただ、話題性の為と言うか、ミスリードを誘うと言うか。。結果的なものではなくて、戦略的な作り方を感じました。ひねくれていると言うか。まさに作中のアランコンウェイのような方なんですかね。 何かを感じるというより、最高の暇つぶし作品でした。絶讃されてる理由はわかりますが、個人的には拍子抜けでした。 | ||||
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関連性と付箋回収の為に余計な下りが多過ぎです。 作者は上巻の冒頭から現実との境目を無くすために罠をはったのに、最後のシーンだけ奇跡的に助かっちゃうもんだから「あぁ、そういえば小説だった」と急に白けました。 上巻で丁寧に終わらせても良かったかと。下巻は話題性の為に足した感じで、ストーリーは雑でした。 上下巻通して、暇つぶしには最高の作品でした。 | ||||
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