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かがみの孤城
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かがみの孤城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全760件 581~600 30/38ページ
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時間を忘れて読んでしまう やらなければいけないことがあったのにちょっとだけ読もうと開くと、二時間経っていたりする | ||||
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私は小説をそんなにたくさん読まないし、読んでもすぐに飽きてしまうのですが、この本は違いました。 たまたま本屋でみかけ、宣伝がされていたので軽い気持ちで購入しました。 読み始めると止まらず、また登場人物全員に感情移入してしまう。 子どもたちの気持ちや感情が本を通して私も感じてしまう、そんな感じです。なんという文章... 最後の3月やエピローグの章は読みながらずっと泣いていました。(30歳男...) 子どもたちの絆の強さや主人公こころの成長など、読みどころ満載です。 買ってよかった... 読んでよかった。 | ||||
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登場人物の心の描写には異論があるかもしれないし、現実と乖離しているところもあるのかもしれない。でも作者の気持ち、創造に身を委ねて読み進めていくとたくさんたくさん心をゆすぶられる。人はやっぱり一人では生きていけないんだろうし、一人で生きていってはダメなのかもしれない。躓いたり泣きそうになったりつらいことがあった時、助けてくれる人がいることは素晴らしいことだし、それが生きる糧となりうる。そしてどこかにきっとそんな人がいるはず、あきらめないでという作者の強い思いと登場人物を通して語られる人を思う心の温かさ、深さに涙ぐんだ。 個人的には作者の「ツナグ」が大好きで号泣しましたが、人の心のどうしようもない拙さ、そして後悔などを別の観点から描いたこれもとてもいい作品だと思います。 | ||||
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周囲の知人からの評判が良いので、購入した。久しぶりに夢中になって読んだ。 | ||||
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この小説は、人の心を簡潔に表現されていて、楽しさに加え、さらに勉強させられました。 子供達のいろいろな感情に対して大人はどう向き合って行くかを考えさせられました。 是非読んでみてほしい作品です。 | ||||
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成長譚として面白かったです。不要な盛り上げがないため素直に感動できましたし、親との関係性の変化は涙腺が緩みました。ただ物語の伏線が読み手の思った通りに進んだり、予想を超えてくれたと思った自分の考えが結局合っていたりして、登場人物の勘の悪さが本来作品が持つ魅力の邪魔となりました。 謎を作るならもっと読者の予想を裏切ってほしいし、十分魅力的なキャラを描けるから無理して伏線なんて張らずにあっさり謎は解消してもいいのではないかなと思いました。 | ||||
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最後にすべての謎が解けたのには感動した! 途中、涙が出る場面もあった。 | ||||
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一人ひとりの繋がりがわかってくるラストはすごい。自分の過ちを起こして欲しくない思いは子どもに伝えなければと思いました。 | ||||
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辻村深月は昔からお気に入りの作家で著作はほぼ全て読んできたが、今回の作品がダントツで出来がいいと思う。まさに集大成の作品ではなかろうか。 人物造形の巧みさ、世界観の創出やその引き込み方、ストーリーテラーのうまさ、プロットの練り込み具合など本当に無駄がない天才的な運び方で、一気に読ませられた。 核となるトリックは今流行りのアレではあるがその使い方がすごくうまいですね。最後のシーンなど思わず涙ぐんでしまいました。 本屋大賞、これはとるよなぁと納得のおもいです。 買って損はしないので迷ったら買っちゃいましょう、面白いですよ。 | ||||
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「素晴らしい」の一言に尽きる。登場人物、設定、話の展開、全てにおいて非常にハイクオリティ。読んでいて退屈だと思う場面が何一つない。 著者の作品はまだスローハイツとV.T.R.しか読んだことないものの、これらは前半ゆっくり・後半怒涛の展開という印象。本作品もその傾向はあるものの、前半の部分にも常に惹きつけられる。 伏線回収も非常にハイクオリティ。展開を読み切ったと思いながら読み進めていったものの、完璧に読みきれなかった。最後は感動した。 | ||||
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本屋大賞だったので、たまたまいった本屋に大量平積みされているのを目にして購入しました。 クラスの女子とのトラブルで不登校になった主人公「こころ」が、かがみの中にあるお城で 同じ不登校の子と触れ合っていくストーリーですが、たくさんの伏線が一気に回収されていく最後の章はとてもよかったです。 ある程度結末はわかっていましたが、さらにその上をいく展開。 自分も中学生の娘がいますが読んでもらいたいと思いました。 (不登校にはならなかったですが、ちょうど学校でいろいろとトラブルがあったため) 小説全般、、母は強しですがお父さんは空気なのが自分的にはつらかったです。 個人的にはすごくよかったし最後少し泣けました。読んでよかったと思える小説でした。 | ||||
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ファンタジー風の設定と不登校の中学生が主人公なので、感情移入できるのかと、読み始めは心配でしたが、大人でも理解できる、ていねいな感情描写で上手く入っていけました。 自分が子供の頃を思うと、そこまで考えていたかと言うと、もっとモヤっとした感じなので、全体に大人びた感じがしました。 ただ、いじめの悲愴感や不登校の問題をテーマにした物でも無く、ファンタジーやミステリーとして限定される物でも無いように思います。(この本は、小説なので、ネタバレになりそうであいまいな言い方ですが…) ラストの展開はあまり多くの本を読んでいるわけではないですが、久々に泣ける展開でした。 | ||||
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鏡の中のお城に集められた学校に行けない7人の中学生。出迎えるのは狼面の少女(オオカミさま) ガスも水道も来ていない謎のお城で奇妙な共同計画が始まる。 まず、少年少女たちが交流しながら各々の問題と向き合ったり(あるいは向き合わなかったり)する物語として単純に出来が良いと感じた。 それぞれの抱える微妙な問題、周りの大人や子ども、そして少年少女の心理状態が丁寧に描かれていたと思う。 舞台が舞台だけに謎解き要素も。 このお城はなんなのか、集められた7人に意味や繋がりはあるのか、オオカミさまとは何者なのか。 この部分は不満もあったかな。 登場人物がそれに気づかないのは無理があるんじゃないかという点、展開が強引に感じる点がそれぞれあった。 ただ、オチを見て細かいところはどうでもよくなった感。 最後に行われる「who」の部分の答え合わせ。 温かい気持ちになる良いエンディングだと感じた。 | ||||
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ネタバレあり。 本屋大賞ということで、期待して読みました。 最後に感動があるということでしたが、読み終わった後に、憂鬱になりました。 学生時代何度も虐められた経験あります。 正直、こんな綺麗事じゃないです。 理解してくれる大人も、分かり合える友達もこんな簡単にはできません。 ああ、これは虐めを知識として学んで、書いてるんだなと思いました。 読んだ人が救われる? この中の子たちと同じ経験を今している子たちは、救われないでしょう。 だって、城には行けないし、良い先生も来ないからです。きてるなら、とっくに家から出てます。 僻みかもしれないですが、こんなうまい話あるわけないじゃん、というのが素直な気持ちです。 謎とかどうでもいいです。 とにかく、虐めについての部分にイラついて、そして、結局綺麗にまとめる事にがっかりしました。 虐められたことない人は、感動できるかも。 | ||||
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中学時代に経験したことと、主人公に起こったことがだぶり、思わず泣いてしまいました。 私はもう大人になってだいぶ経つけれど、中学生の自分を、自分でこれまでとことん慰めてこなかった事実を突きつけられました。こんな歳になって初めて、当時の私がどんなに傷ついたのか、この事に直面して、声に出して泣いてしまいました。 できればおおかみ様の力を借りて当時の私に読ませたかったけれど、今この本に出会えて、本当に良かったです。 | ||||
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いじめを受けて不登校になった少女が主人公のお話です。ファンタジー要素があって文章も簡単で誰でも読みやすいので良いのではないかと思います。 推理というほどのものでもなく、少し本が読める人なら推測するまでもなく文字通りに理解しているだけで後半の内容までだいたい想像がつきます。エピローグはあえていらないと思うような描写が多く少し強引なハッピーエンドに思えました。 ですが、つらい現実を生きている主人公やその仲間たちの思いには共感させられる部分が多くありました。 良いと思う部分も多くありましたが良くも悪くも予想通りだったのと、最後がイマイチだと感じたので☆3です。 | ||||
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書店で派手に平積みになってて「本屋大賞」受賞。ってなってたのでついつられて買ってしまいました。 マーケティングの勝利です。 少し読み進めてから、いやな予感がしまして(笑) ちょうど昔、うっかり『ブレイブ・ストーリー』を読んでしまった時のような後悔が。『ブレイブ』は、当時、ファンが増え始めたエピック・ファンタジーを自分も書きたくなったという印象のお話で、今回の『かがみの』も、最近、流行りのテーマに手を出しちゃったという本でした。 ジュブナイル向けで、ファンタジーものの入門用としてはよいのではないでしょうか。 | ||||
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もともと一筋縄ではいかない設定を、中学生という幼い少年少女たちが誤った深読みで一層ややこしくこじらせていくSFファンタジー作品。一気に読める長編小説としては完成度が高い。 | ||||
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サンプルで出だしを読んだら、主人公の親の描写がドンピシャで即購入。 読みすすむとと息苦しい感覚になりました。ファンタジーと片付けてしまうにはもったいない。 たしかに後半、ある程度オチが見えてきてしまいますが、それを差し引いても読む価値あり。 かつて苦しい中学時代を送った人、そしていま親になって子供と向き合ってる人は是非。 | ||||
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3月までの、こころと仲間との距離感が縮まったり離れたりの連続に胸がヒリヒリする進行から、閉城・エピローグまでの怒涛の展開が息をつかせませんでした。 フリースクールの先生の「正体」がアキらかになり、私は感涙です。 人からの評価、どう思われているかを気にして生きてきたこころは、そのことに気づき、自分の時間を奪った相手を許せなくなります。しかし、そのような相手は、名前を変えて次から次に現れることも知ります。ここでようやく、こころは落としどころを見つけます。 「城」のトリックは、(私のように)高齢であればあるほど早く気づくと思います。(汗) でも気づいたとしても、その気づきを本著で辿ることはとても有意義だと思います。若い人はそう思っているのか、と。 読了後に、もう一度最初から読み直すと、「おおかみさん」の一言一言、振る舞いがとてもいとおしくて切なくなります。 | ||||
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