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かがみの孤城
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	かがみの孤城の評価:
	
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
		※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
		未読の方はご注意ください
	
	全765件 701~720 36/39ページ
	
	
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| 「他人(ひと)に迷惑をかけてはいけない」と育てられた世代である自分。 自分が一番傷つけられているのにそれでも誰かを思いやりながら、たまたま集められた「城」でかけがえのない時間と空間を過ごす7人の中学生のファンタジー。 平川克美さんが言うように、「パスを受けた者」は「返礼」するのではなく第三者にパスを出し続けることが大事。 思いはつながる。自分が受け取った「パス」は自分が溜め込まない限り、意識してなくても「次の人」に渡される。「喜多嶋先生」はいつの時代にもあなたのそばにいる。 迷惑をかけたってひるむことはない。っつうか、人は他人に迷惑をかけずには生きられない。だったらせめて、つながっている喜びを、世代を超えて分かち合いたいと思う。「たかが学校」だ。 | ||||
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| 色々重なる部分があって、最初からドキドキしながら読みました。 | ||||
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| 「おお様のブランチ」で勧めていたのでアマゾンで購入しました。 普段は宮部みゆきやスティーヴン・キングを読んでいます。 子供の話だな~と思いながら、なかなか動かないストーリーにやきもき。 しかし、後半一気に物語が滑り出すと息もつかせぬ展開になりました。 そして最後は大泣きしました。 実は、今年初めに読んだはずの宮部みゆきの「過ぎ去りし王国の城」のストーリーはまったく思い出すことができないんですが、「かがみの孤城」のストーリー、登場人物は十年たっても思い出すことができるでしょう。 騙されたと思って読んでみなされ。 ただ、前半はちょっと長すぎるけど。 | ||||
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| 安西こころは、ある出来事を機に不登校になる。ある日1人で家にいると、部屋の鏡が突然輝き始め、潜り抜けてみると、そこは城の中だった。そこにはこころを含め、似た境遇にいるらしき中学生が7人。彼らにはひとつの課題が出される。猶予は1年。戸惑いながらも7人は、少しずつ心を通い合わせていくのだが……。 不登校の子どもの心理描写が実に丁寧。散りばめられた伏線に、終盤に明かされる真実。エピローグも非常に良かった。 とても優しいファンタジーであるとともに、温かい気持ちになれるミステリー。 | ||||
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| 小五の娘のために買いました。子供に読ませるのは良い本だと思います。 | ||||
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| いじめをテーマに、思春期の揺れ動く心と、それに対する親の思いが切ない。 不登校の子どもの心情が痛いほどリアル。 不登校児たちを守るセーフティネットの必要性、そこでぶつかる勉強の遅れのサポートなど、社会的な課題も考えさせられる。 すべての中学校と、子どもを持つ親に読んでほしい。 けど内容はしっかりミステリー。 恒例の終盤の怒涛の展開も著者ならでは。 (名前探しの放課後ほどのクライマックス感は無いか。) 最後のエピローグにホロリ。 とにかく優しくて救いのある読了感にいつまでも浸っていたくなる。 小説の力で誰かを助けることができる、という辻村深月さんの意思を感じる、優しくて素晴らしい一冊。 | ||||
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| この本をなんとなく手に取った時の自分にとても感謝しました。 これまで読んだ本の中で間違いなく1番の本です。 | ||||
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| それぞれに問題を抱えた子供達がかがみの中で出会い、自分と向き合い、そして他人を思いやる姿を見ているうちに、幼い頃の自分を思い出す。読了後、過去の自分が救われたような気持ちになりました。作者の目線なのでしょうか。とても暖かく、心地いい。 先の展開が読めてしまう話ではありますが、それがむしろ読後感の良さを出していました。 長い話ですが、すらすらと読めてしまう文体なので一気読みでした。 | ||||
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| 本作は、辻村深月のこれまでの1つの集大成である。 これまでの作品でよく見られた、複数の登場人物、「少し不思議な」世界、主人公の年齢、そして終盤の怒涛の伏線回収と言った要素が含まれているからだ。 しかし、今回は個人的には残念な作品だった。それは、次の2つの理由からである。 1つ目は、トリックの見破りが容易であったからである。『君の名は。』が昨年あれだけ流行ってしまったためかもしれないが、時間関係のトリックには正直残念だった。 2つ目は、本作の書き方である。デビューしてからすでに10年を経て作風がより洗練されてきていることは良いことではあるが、そのことが悪く作用しているように感じられた。せっかく複数の登場人物を出しているのであれば、以前のようにそれぞれの視点に寄り添った描写を多く取り入れたほうが良かったように思う。終盤に少しだけあったが、物足りなく感じた。感情移入がしづらくなっていたためだと思う。 以上の理由から、本作は集大成ではあるが最高傑作とまでは言えない。久しぶりの若い主人公たちで楽しくは読めたので、評価は3にさせていただく。 | ||||
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| 著者最高傑作とのオビをみて購入。 いじめに悩む女子中学生の話。 いじめられ、学校が怖い、彼女の心理描写はとても丁寧に描かれ、心が締め付けられました。 「城」の仲間たちも、思春期独特の思考がとてもリアルでした。 それだけに、ファンタジー設定は不要に感じました。 宝探しや謎解きに期待したのに、ほぼすべての謎が「理由はわからないがそうなってた」で終わってしまいます。 (「君の名は。」かよ!) ファンタジー抜きで短編だったらもっとよかったのにと少々残念でした。 | ||||
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| 不登校、学校になじめないというお話を扱っています。現役の中高生にはもしかしたらキツい内容かも知れませんが、読んでみると良いと思いました。もちろん大人も自分のその時代を思いながら読んでみるといいと思います。 丁寧に描かれた個々の登場人物の物語、全体的な構成、どれをとっても素晴らしく最後は仕掛けのふたがたくさん開けられて、大満足。そして感激、ほろり。親子で読んでみても良いかと思います。 | ||||
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| 世評の高さに手に採っては見たものの、退屈な物語だった。不登校(実は"記憶・人の繋がりの連鎖")の問題を童話ファンタジーとして描いた作品だが、「不思議(鏡)の国のアリス」の様なSF仕立てにした理由が皆目見当が付かない。作者が"パラレル・ワールド"を匂わせた辺りで、全体の構想が分かってしまう程の底の浅い作品で、これだけの大部なのだから、もう少し工夫があった然るべきだったろう。 不登校の問題だから重々しく書けと言っている訳ではない。最近では、不登校を特別な問題として捉えず、(本作でも登場する)フリー・スクールの様な形で生徒の選択肢を拡げる風潮が高まったり、実際、学歴が無くても社会で立派に活躍する人々が紹介されたりしているので、そうした視座でユッタリと眺めた方が良かったと思う。作者としては、それでもなお、現実に不登校に悩む生徒や両親を勇気付けるために本作を執筆したのだとは思う(特に、大人になってからの回顧・懐古を強調したかったのだと思う)が、SF仕立てにしたお陰で、問題から救済されるのは"たまたま"「かかみの孤城」に出会った人々だけになってしまって普遍性がない。だからそこは、「"記憶・人の繋がりの連鎖"なんだよ」、という作者の声が聞こえて来そうで怖いが、もっと別の書き方があったのではないか。 「童話」を前面に押し出しているので、何となくファンタジーとして読めてしまうが、「童話」の本質は残酷さである。本作のハッピー・エンドを読んで、本当に救済される不登校児及びその関係者の方がいらっしゃるのか甚だ疑問である。 | ||||
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| 久しぶりに人に勧めたくなる本に出会えました。読み終わった後に前向きになれます。登場人物の関係が最後のほうでやっとわかるのですが、見事です。大人が読んでも楽しめますが、主人公と同世代の人たちにぜひ読んでほしいと思います。 | ||||
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| 普段、本を読まない人におすすめしたい!! 主人公や登場人物の思春期独特の悩みや、不安がぎゅっと詰まった良い作品です。若い時に思わず感じる色々モヤモヤを客観的に見れます。ティーン時代に、読んでみたかったなぁ。 ★以下ネタバレ注意★ ただ、現代ファンタジー慣れ(恩田陸や辻村深月をよく読む人等)してる人は、時空の横軸と縦軸を別で捉えられる人が多いと思うので、たぶん、すぐロジックに気づきます。 私は三分の一くらいまで読み進めた時に、どういうことかわかってしまい、残りの伏線は違和感の答え合わせという状態で残念度が高かったです。 携帯電話がでてこないのが何よりの証拠。 普段、本(ファンタジー)はあまり読まないんだよね、という人にすすめる本かな、という印象。 作品としては、すすめたい本です。 | ||||
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| 母親世代にも訴えるものがある本だった。 不登校、いじめ、家庭での孤立 など、いまの中学生の悩みを正面からとらえ、 学校側の事でなく、それぞれの孤独を描く。 登場人物、物語世界の設定、 そして、後半に明かされる事実。 読み応えがあった。 個人的に、イダ先生のような教師、そのような考え方をするオトナは多いのだろうと 想像はできるが、それはないだろう、と一緒に怒った。 なんでもそうだが、本当にその世界にいる人にとっては そんなにうまくいくもんか、と思わされるが、 やはり、この終わり方で、勇気をもらえる人はたくさんいると思う。 | ||||
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| それぞれの事情で学校に通えない子ども7人が、光る鏡の中にあるお城で過ごす、ファンタジー。 学校が全てじゃない。たかが学校。闘わなくていい。どこかに、あなたを助けてくれる人がいる。私たちは、助け合える。そんなメッセージが伝わってくる。 自分の居場所がなくて辛く悩んでいる人にすすめたい。 ラストのまとめ方がとっても良かった!! | ||||
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| 中盤から終盤にかけて、鳥肌がちりちりして涙が出てきました。 こんなこと、映画やドラマでも体験したことない。次々にページをめくり、一気に読んでしまったけど、最後まで良い意味で予想を裏切ってくれるような作品でした。 あまり本を読まないのですが、この本はこれからもっと色々な本を読んでみたい、ぶわっと鳥肌が立つ瞬間をもう一度味わってみたいと思わせてくれる作品でした。 素晴らしいです。 | ||||
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| 表紙に引き込まれるようにして買いました。普段手にとらないタイプの小説だなあと思いつつ、読み始めたらすごい勢いで進んでしまいました! 子供のころ私も学校が好きではなく、家にも居場所がなく感じていたのですが、その時の自分に読ませてあげたいと心底思いました。 一つのストーリーに、ファンタジー、教育、家族、過去と未来…様々なメッセージが込められていて、ハートを揺さぶる最高傑作と感じました。自分の生き方、あり方、改めて問い直すきっかけになりました。 | ||||
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| 今まで、沢山本を読んで来ましたが、これほどの作品を読んだ事はありませんでした。 私は、中学生なので、主人公達の気持ちが解るような気がします。 それに、ファンタジーの要素が含まれていて、私としては、大満足です! 辻村先生に感謝です! | ||||
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| 携帯電話・スマホが登場したおかげで、多くのミステリーや冒険小説の骨格が変わりました。 この小説は、そこを無視した舞台設定となっています。「かがみの孤城」外での「オフ会」を催すならば、いまどきまず確保するのは連絡手段、すなわちメールやラインのアドレスが必須でしょう。ところが本作の7人は誰もその話題を持ち出そうともしません。それはなぜかというと、この小道具が登場すると、最大の謎がばれてしまうという作者の都合に他なりません。 ファンタジー小説であることは十分承知していますが、鏡をくぐって別世界に行き、そこで独自のルールに基づいて謎解きをするという舞台設定だけで、とてつもなく作者に都合の良い展開がゆるされるので、それ以上にご都合主義を重ねられると反則じゃないかと思ってしまいます。 勧められて読みましたが、若年層にはともかく、すれっからしのおっさんには向いていない本でした。 | ||||
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