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失踪者
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失踪者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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最後の最後までハラハラさせられました。 この著者の本は「姉妹の家」しか読んでいませんが(それも傑作)、久しぶりに読んで、あらためて面白いと実感しました。 登場人物たちそれぞれの心の襞がおもしろく、ミステリーというより人間ドラマとして楽しめました。 ただ、一か所、かなり盛り上がった場面で名前の誤植があったのが、ちょっと残念。 | ||||
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きれいな本でした。 | ||||
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読み進むにつれて止まらなくなる。導入部も素晴らしいし、途中も盛り上がり、結末も驚かされる。 | ||||
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読み進むうちに、自分なりに予想する結末が全て外れてしまい、実に納得感のある展開が楽しめた。 | ||||
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この作者は初めてです。ドイツのベストセラー作家と知ったけれど舞台はイギリスで最初「え?」と戸惑いながら読み出すも、展開の面白さに読むのをやめられなくなってしまいました。 5年前、霧のため飛行機が飛ばなくなって途方に暮れていた若い女性エレインが、親切な弁護士の男性宅に一泊して以降、すっぽりと消えてしまった。エレインは幼馴染の女性の結婚式に出席する予定だった。自発的な失踪?事件に巻き込まれた?弁護士はどうしたのか? 5年後の現在、当時エレインを結婚式に招待したロザンナは元ジャーナリストとして(かつエレインの幼馴染として)この失踪事件を記事にするよう依頼され、調べ始める。当然、最も怪しいはずの弁護士にインタビューを申し込み、なんとか話を聞くことができた。この弁護士はキャリアも家族も損ない失意の5年間を送っていた。ほんの僅かな親切心があだとなってしまったと・・・。 ロザンナの仕事と家庭との葛藤、失踪したエレインの障害を持つ兄の存在、そしてロザンナの調査と交互に挟み込まれる若い女性の残虐な殺人事件と、異常におびえて何かから逃げるように暮らす若いウェイトレスの描写など。物語は少しずつ進展するも、絡まっていた謎が解き明かされるかと思いきや空振りに終わったり。とにかく物語の運びがとても上手くて飽きさせない。ベストセラー作家というのも頷けました。 | ||||
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作者はドイツのお方。 舞台はこってこてのイギリス。 そして悶絶するアタシは日本の片隅の住人。 まあ,よくもここまで盛り沢山に, 読者を翻弄できるの,あーた。 もう国家間, つまらんことで いがみ合ってる場合じゃないですぜ。 | ||||
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自分の結婚式に招待した幼馴染が、突然失踪した事がテーマの本で、家族の問題がミステリーに大きく絡みます。主人公のローズの率直な生き方が、上下巻を面白く読ませます。事件物としては、警察の関わり方が甘いと思うし、こんな時ロマンスかとも思いましたが、まあ飽きずに読みました。英国の小さな村のパブ、ロンドンのカフェ、テムズ川を下るヨット。本の中の様々なシーンや、くせのある地元の老人など登場人物も多彩で、最後まで引っ張ります。結末は、ああという感じでしたが、想定内です。 | ||||
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読みやすく一気に読みました。結末もまあスッキリです。 内容は2時間サスペンスドラマの原作向きだと思いました。 暇つぶしに軽く読むのに楽しめましたよ。 | ||||
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古くは「失踪当時の服装は」や「キドリントンから消えた娘」に代表される失踪物が好きな私は、本書「失踪者」のシンプルなタイトルに釘付けとなった。最初に断わっておくが、買うなら上下巻揃えたほうがいい。上巻のラストを読めば、すぐに下巻を読みたくなるからだ。 冒頭で若い娼婦が殺され、警察が動く。次に、イギリスからジブラルタルへ向かう飛行機が霧で欠航となり、ロザンナの結婚式に行けなくなったエレインは予期せぬ事情で弁護士の家に泊まることになるが、結局、結婚式には来なかった。 5年後、エレインの失踪を追うロザンナの章。16歳の妹が殺されたアンジェラの章。誰かから逃げているパメラの章等々が描かれ、謎を深めていく・・・・。様々なエピソードがどう収斂するのか、期待を持たせて行くのだが、サイドストーリーも読ませどころ満載なので、上下巻が長くない。 下巻ラストの辺りのスリル、サスペンスが若干弱い部分はあるが、読物としての整合性に乱れはなく、各々の人物像もしっかりと描かれ、読後感は悪くない。個人的にはパメラが色々、お騒がせをしたが、気に入っている。 ストーリーそのものには関係ないが、当初、ジブラルタル(地中海から大西洋に抜けるジブラルタル海峡の北側)が英領とは知らなかったので、イギリスのどの辺りなのだろうと地図で探したが、考えてみればフォークランド諸島も英領なので、遅ればせながら、イギリスの或る意味での大きさを思い知った感がする。 | ||||
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5年前、ロンドンで謎の失踪を遂げた幼馴染エレインの追跡記事を書くことになった元ジャーナリスト・ロザンナ。結婚を機に引退してジブラルタルで暮らしていたが、夫の反対を押し切って取材を引き受け、ロンドンに戻ってきた。物語はロザンナがエレインの足跡を追う中、とある猟奇連続殺人事件との関連をほのめかしながら展開する。この小説の最も驚くべき点は、このストーリー展開の巧みさである。読者は、「ロレインは生きているのか、死んでいるのか」、「ロレインが死んでいるとすれば犯人は誰か」、「生きているとすればどこにいるのか」を想定しながらストーリーを追って行くことになるわけだが、その予測は見事に裏切られ続ける。あまりにも見事に裏切られるので、読書を止められなくなる。最後の最後までどんでん返しがあるので覚悟して欲しい。個人的には上巻のラストでまずびっくりして、下巻のラストでさらに驚いた。面白いミステリを読みたい!と思っている人に是非オススメしたい。 | ||||
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