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ずうのめ人形
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ずうのめ人形の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 81~100 5/7ページ
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よくある設定のように思いますがグイグイ読ませますね。 散りばめられた謎が最後に繋がり違和感のない回収のされかたで上手いとおもいます。 ちょっとイライラしますが一気に読むことをお薦めします。 それにしても他書にも登場する比嘉姉妹が気になって仕方ない。 | ||||
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生まれながらにして悪人はいる、ということを言いたいのかなあ、という一冊。最後までこの悪の権化は何故に生まれたかを引っ張るが、結果はそういうことらしい。 命からがら助かった主人公が、最後に恩人の幸せを妬むかなあ〜 人の心はそんなにシンプルじゃない、けど、ぼぎわんより構成が面白かったので星一つ。 | ||||
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人形が頭から離れない!映画来る!を観てファンになりました。かつてリングを読んで恐怖に慄いたのを思いだしました。 | ||||
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『来る』をdvdで観て、原作『ぼぎわんが来る』を読む前に『ずうのめ人形』を先に読みました。良くできた内容だと思うのですが、他の方のレビューにあるようにオチはそんなバナナ感がありますね。ただ、面白いのは面白いです(^^) | ||||
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この作家の作品は、文体は読みやすく、テンポも良いので読みやすいのですが、後半のライトノベルのような表現での戦いや、キリカでのダラダラとした展開と後半のやりとりがつまらなかったので購読を止めようと考えていました。 しかし飛行機での長距離移動となると、お供には小説が鉄板。 これで最後にしようと思い、この作品を買いました(文庫ですが) しかし、良い意味で期待は裏切られ、大変充実した時間がえられました。 これまで読んだ4冊の中では、これが一番恐怖を感じましたし、話の展開も自分好み。ラストの展開がご都合主義的かなぁとも思わないでもないですが、確かに面白かったです。比嘉琴子は出ず、妹と、その彼氏が最後まで怪異と向き合います。 やはりホラーは、怪異そのものを力技で倒しちゃダメだと思う。 エクソシストのような傑作もあるが、大抵はガッカリホラーになってしまう。 この作品の怪異の元がわかった時の絶望感は、けっこうなものがありました。 澤村先生は、小説版リングを意識したのでしょうか?どこか通じるものを感じました。 旅のお供にオススメです。 | ||||
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姉妹シリーズとあるが、話にからむのは妹だけ。一作目に出てきた姉は台詞もなく、話しに絡まない。しかも霊能姉妹なのに、妹の能力は今回ほとんど活用されない。さらにいえば、主人公陣営とは別で動いていた人が突然物語を解決してくれるため、妹の無力さが際だってしまっている。 そんなわけで一作目のようにかっこよい姉妹を期待すると肩すかしをくらい、ミステリー部分は別働の人が勝手に解決してくれるので、それはそれで肩すかしである。 | ||||
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kindleで試し読みして続きが気になったので購入。 個人的には「ぼぎわん」より好みだった。リングといい残穢といい呪いが拡散していく系は一定の人気があるが、そりゃ他人事だと悠長に構えてる所にお前も死ぬぞって言われたら怖いわなと思わなくもない。 私は実話・実録を除くホラーを、他のジャンルよりフィクションとしての完成度が数段要求されるジャンルだと思っているので、読者を当事者に引きずり落とすのは一種の禁じ手であり、グレイゾーンギリギリの反則。 展開の是非を問うのではなく、そんなの誰だって怖いじゃん!て安直な帰結の印象。 「ぼぎわん」でも感じたが、フェミニズムの主張が強い。 無理解で独り善がりな旦那のモラハラパワハラDVに苦しむ妻子と、「ぼぎわん」でも見たエピソードが引用されるのだが、続けてだと正直食傷する。旦那のいやらしさやクズさは存分に描けているのだが……(「ぼぎわん」のパパ友や名刺ポエムにはうへぇ……となった) くりかえすが、私はホラーをフィクションとしての完成度が要求されるジャンルだと思ってる。 なのでキャラクターの性格付けの範囲を超えて、独善的な旦那、女性を蔑視する周囲や結婚出産育児を奨励する社会への批判など、作者の価値観が行間に透けて見えるのは萎える。 真琴や野崎には然程感じないのだが、この巻の里穂の一人称視点など、キャラクターが作者のスピーカーになってる。 作者の声を上手くフィクションに落とし込めれば別だが、技巧的に昇華されてないので違和感が強い。 このシリーズや作者の色だと思えばそれまでだが、好き嫌いは分かれる。 そして前作と同じ「信用できない語り手」ものであるため、主観パートでは可哀想な被害者でも、「額面通り受け取っちゃいけないんだな」「善人ぶってるけど中身はクズなんだろうな」とある程度予想が付き、その後の展開にも心構えができるため、目新しさや衝撃はどんどん薄れていく。 もし今後もこのパターンが続くなら飽きるのでもう少し工夫が欲しいところ。 欠点ばかり挙げ連ねてしまったが、皮肉屋だが根は真面目な野崎や情に厚く子供に弱い真琴はじめキャラクターは魅力的だし、終盤のどんでん返しは楽しかった。元凶が報いを受ける結末にも多少留飲はさがった。 小さい子供や何の罪もない他人が巻き込まれているので完全にスッキリとはいかないが、制裁を加えた本人は呪いがどこから来るかなど知る由もなかったのだと納得はしている。あるいはそれすら覚悟の上で復讐に臨んだのか……。 真琴たちに感情移入してる読者にしたらベターエンドだが、小さい子供を含む百人以上の犠牲が出てるので相対的客観的にはバッドエンド。 真琴自身も首を突っ込んだだけで活躍らしい活躍はしてないのだが、まあそんな話があってもいいか……。 どちらかというと霊能力も何もない、ただの人の強さや怖さが際立っている。 「ぼぎわん」で琴子が真琴をさして「最後の家族」と言っていたが、今回登場した美晴の、二人とは違うさばさばしたキャラクターもお気に入り。番外編で再登場してくれたら嬉しい。この先シリーズが続けば、他の比嘉姉妹(兄弟)にもお目にかかれるのだろうか。期待したい。 | ||||
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流行りにのってしまったが大満足。 中学生でも理解できる佳作。 | ||||
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リング的な呪いであることをすると何日後に死ぬというシステムですが。 主人公とも言える野崎と真琴が何の対処法もわからないままその行動をします。 呪われます。時間の問題で死にますが対処法がわかりません。場当たり的に色々しますが対抗できません バカじゃないのか?と思いました。最後は恐ろしい偶然で助かるわけですが、恐ろしい偶然が許されるのは金田一耕助だけなので こんなぽっと出の新人が恐ろしい偶然を使うのはだめだと思いました。 | ||||
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前作「ぼぎわんが、来る」のときも思いましたが、非常に娯楽性の高い作風の作家さんです。 細部にホラー作品らしい投げっぱなしな部分もありますが、全体としてはミステリ的な構成が奏功してか、前作よりスマートに、より読み易く、面白くなった印象です。 俗な作風を避け幻想文学として評価されることも視野に入れた作品より、こういった「単純に怖くて面白い、それでいて小説として質が高い」作品が大好きです。 個人的に好みドンピシャな作家さんなので、短編集やノンシリーズにも手を出してみようと思います。 | ||||
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サスペンスはあまり 好まない私ですが 楽しめました。 | ||||
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2015年ホラー小説大賞を受賞した神作品『ぼぎわんが、来る』のシリーズ2作目となります。 まずは、リングの貞子のように、小説を媒介にして襲い来る『ずうのめ人形』が凄まじく恐ろしく、恐怖の戦慄に震えます! 加えて『ぼぎわんが、来る』と同様に、怪異の怖さプラス『人の怖さ』も恐ろしく書かれており、 且つ、その『人の怖さ』は他のホラーやサスペンスではあまり体験しない部類の恐怖でもあります! また、最後の仰天の真相と話の展開が、一流のサスペンスやミステリーの如く冴え渡っており、 ホラー伝統の恐怖と、現代一流ミステリー・サスペンスの手法が見事にブレンドされた、『唯一無二・本物の恐怖作品』と仕上がっています! 今作を最初に読んだのは僅か4ヶ月前で、こんなに早く再読したのは初めてでしたが、それでも存分に楽しめる神作品でした! 単なるホラーには留まらない真の恐怖が堪能出来る今シリーズは、怖い作品が読みたい時に是非オススメしたいですO(≧∇≦)o そして今月29日には、シリーズ3作目の『ししりばの家』発売でして、地元本屋で予約済み(^^)めちゃめちゃ楽しみです | ||||
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「ぼぎわん」に続きこちら「ずうのめ」にも、ほんと、どうしょうもないクズが登場します ぼぎわんとはまた違った呪いで怪異を生み人に危害を加えるのですが、こちらのクズの方が強い…というか厄介だと思います。 呪いとは違う部分でも人に直接的な危害を与えるので。 育った環境もあるのかもしれませんが、それを差し引いても同情は出来ません。 比嘉姉妹の美晴の事情もわかります この怪異を終息させるに今回は真琴はそれほど活躍しません。 ですがその代わり、ある人物が終わりをさします。 個人的には戸波さんの話を読みたいなと強く思いました。 あと「などらき」に思い当たる人物が… どうやら他にも余罪があるようですね。 | ||||
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始めに言っておきますが面白いですよ。 ただ前作もそうだったんですが色々な所が浅いと思います。 例えば起こった怪異に対しては突き詰めれば「何だか分からんが呪いを発動出来る人間がいたから」です。 何故目なのか、何故赤い糸なのか、についても言ってしまえば「第三者の思いつき」です。 又、霊能力があったかは別にして真琴が当時の事(噂レベルでも)を全く知らない、それほどの怪異に見舞われ命まで落とした二番目の妹の件に(当時も今も)琴子が全くのノータッチなのも正直不自然だと思いました。 あと最後に今回は幼い子供が命を落とす結果となりました。 前作でも「子供を守ること」は深く関わっていました。真琴は子供の為なら自分を省みず何でもする様な性格で、今回は野崎も怪異の主に「子供」がいる事が分かってからは「何もせず」手を引いたほどです。 つまり子供を絶対守る、と言う暗黙の了解が読者の頭にもあったと思うんですが今作ではいとも簡単にそれが破られています。 勿論怪異にあえば子供が無事で済まない事もあるでしょうが、シリーズ二作目にして主人公達のポリシーが結果的に崩れてしまった出来事を書くのは正直早すぎるかなと思いました。 | ||||
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ぼぎわんは強烈でしたが。人間が創り出したのか?「ぼぎわん」の結局はなんだったのかよく分からない感じよりは、一人の人間が結果的に故意にしかける「呪い」はしっくりきました。 いわゆる伏線だらけ。気を抜かずに読まないとカチッと合わない事だらけになりますね。 読者の想像に任せてるエピソードもありますけど。 かなりの巻き添えでの結末は「ぼぎわん」よりも壮絶。とはいえ詳しい描写もないのですが、真琴も野崎のお二人はどんどん傷だらけな気がしてます。 幸せエピソードもあるので救われる。 | ||||
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緊迫感と臨場感がたまらない! 結末は賛否両論あるが、そこに至るまでの人間的心理、ドロドロ感が感じられるいい作品でした。 | ||||
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とても読み易い文章と続きをすんなり読ませる物語の運び方は良かったです。 ただホラーと言うには怖くなさすぎる気がします。読んでてゾッとして思わず室内を見回してしまうような、背後を確認したくなるような…そんな怖さを期待していたのですがありませんでした。 女性キャラは(善悪はともかく)みんな上手く書かれていると思いますが、男性キャラがなんだか輪郭がぼやけた感じです。主人公にも感情移入できなくてそれで余計に恐怖感がなかったのかもしれません。 怖い話が好きならネットでいくらでも創作や体験談が読めたり動画で語りが聴けるご時世です。ホラー好きは舌の肥えた人が増えていくかもしれないですね。この程度の内容では正直怖くもなんともありません。 だからといってこの作家さんのような力量のある方が単純に衝撃的にするためにエログロ方面に逃げたりしないで、あくまでもホラーで身も凍るような作品を作って欲しいという期待を込めて☆3です。 | ||||
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最近、映画「来る」で原作シリーズを知りました。今回も最高です。ゾクゾクします。続編を沢山読みたいです。 | ||||
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表紙カバーが写真とは違い、新刊のなどらきの首と同じくピンク一色です。 | ||||
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映画→小説→ずうのめ人形 の順で読みました。 小説「ぼぎわんが来る」が面白かったので、本作にも期待。 謎解きのスリリングな展開、読後のカタルシス、いずれも期待に違わぬ出来で満足。 早々に続刊も購入しました。 ただ、続刊「などらきの首」はバラエティに富む短編集で シリーズとして見ると、接点の薄い話もあり、振り幅が広いぶん逆に多少食い足りない気も。 その意味では、本作「ずうのめ人形」が実質的な《比嘉姉妹シリーズ》の最新作と言えます。 | ||||
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