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ずうのめ人形
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ずうのめ人形の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 121~136 7/7ページ
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とても面白かったです。 作者さんは、相当いろんな本を読み込んでらっしゃるなと思いました。 たくさんのホラー小説の、読者を怖がらせるための手法 たくさんのミステリー小説の、読者をだますための手法が、これでもか!と豪華に盛り込まれています。 インクで意味ありげに消された手記、信用できない語り手、性別のミスリード、そして最後はお約束の大どんでん返し。 そのすべてが、読みやすい文章によって、絶妙に組み立てられ、いい意味でのライトノベルのような疾走感があります。 最近の作家さんは、本当にみんな文章が上手です。 変に凝った表現を使わず、私のような頭の悪い人間にも簡単に理解できるような文章を書いてくれます。 なかでもこの澤村先生の文章は、素晴らしい。まるで映画を見ているように、場面が目の前に浮かんできて、次から次へと、ページをめくる手が止まりませんでした。 ただ、残念なことに全く怖くはありませんでした。 このお話に出てくるお人形はとても怖いお人形なのですが、いかんせん表紙に描かれているお人形が可愛すぎます。 表紙のイラストに引っ張られたくはなかったのですが、文章でいくら怖そうに描写されても、もうこのイメージが頭の中に張り付いて 「えっ?!まじ?こんなかわいいお人形が、ちょっと距離おいてどこまでもついてくるの?!超いいじゃん私も呪われてみた〜い」 といった感じになってしまい(私は重度のお人形者です)怖さも緊迫感も台無しでした。 ずうのめたん可愛い!可愛いよ!! 文章だけなら、すごく不気味なお人形に描写されてると思うのですが、もう、表紙が!可愛すぎて!! こんな可愛いお人形が!ちょっとずつストーカーしてくるとか!!たまらんたまらん!! 表紙デザイン担当の方は、もう少し何とかならなかったのでしょうか、、?! いや、わざとやってるなら全然アリなんですけど。ずうのめたんかわゆいし!! まあとにかく、面白かったです! それに、表紙に引っ張られなかったら、多分すごく怖かったと思います!! | ||||
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オカルト雑誌で働く藤間は、締切り過ぎても原稿未提出のライター湯水宅へ、同僚と共に催促に行く。 ところが家の中には惨殺されたライター湯水の死体と残された原稿が。 原稿をこっそり持ち帰った同僚が数日後にこんな事を。 『原稿をコピーしたので是非読んで下さい。湯水さんが死んだのはその原稿のせいです』 原稿には、ホラー作品好きで孤独な少女が、図書館に置いてある交流ノート経由で同じホラー好きな少女ゆかりと仲良くなり、 ゆかりがノートに書いてきた都市伝説の怪異『ずうのめ人形(黒い着物の喪服を着た、おかっぱ頭の少女人形)』を読むうちに、ずうのめ人形が具現化して周囲の人たちが惨殺されていく経緯が書かれていた。 その原稿を読んだ藤間にも、やがて『ずうのめ人形』が見えるようになり、 迫り来る怪異を防ぐため、藤間は先輩である野崎に助けを求める。 以上、そんな作品で、 2015年ホラー小説大賞を受賞した神作品『ぼぎわんが、来る』のシリーズ2作目となります。 まずは、リングの貞子のように、小説を媒介にして襲い来る『ずうのめ人形』が凄まじく恐ろしく、恐怖の戦慄に震えます! 加えて『ぼぎわんが、来る』と同様に、怪異の怖さプラス『人の怖さ』も恐ろしく書かれており、 且つ、その『人の怖さ』は他のホラーやサスペンスではあまり体験しない部類の恐怖でもあります! また、最後の仰天の真相と話の展開が、一流のサスペンスやミステリーの如く冴え渡っており、 ホラー伝統の恐怖と、現代一流ミステリー・サスペンスの手法が見事にブレンドされた、『唯一無二・本物の恐怖作品』と仕上がっています! 今作を最初に読んだのは僅か4ヶ月前で、こんなに早く再読したのは初めてでしたが、それでも存分に楽しめる神作品でした! 単なるホラーには留まらない真の恐怖が堪能出来る今シリーズは、怖い作品が読みたい時に是非オススメしたいですO(≧∇≦)o そして今月29日には、シリーズ3作目の『ししりばの家』発売でして、地元本屋で予約済み(^^)めちゃめちゃ楽しみです! | ||||
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一見、都市伝説ホラーかと想わせておいて、実は人為的な呪い、それも連鎖する呪いを描いた作品。呪いの連鎖もそうだが、呪いの正体をハードボイルド・ミステリ風に追跡して行く辺りも「リング」を想わせ、本文中にも「リング」の名がさんざん引用されている事から「リング」にインスパイアされたもの、或いはオマージュの一種とも見える。そのせいか親味は今ひとつ薄い。 前作同様の三部構成だが、劇中劇と平行して話が進み、やがて二つの話が絡み合い始める構成が読み手を引きつける。そして第三部はミステリで云うなら解決篇。同時に此処で全ての登場人物の関係が明らかになるのもホラーと云うよりミステリに近い。 前作でも人の心が絡んでいたが、本作はストレートに人の心の奥底に潜む闇に焦点が当てられている。只、心の闇が呪いを生み出す程に追い詰められた人物に対しては救いが無いし、巻き添えで命を落とした人々があまりに多く、後味が悪過ぎる。 | ||||
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受賞作でファンとなり、2作目も手に取りました。 前作と同様、大変面白く読むことが出来ました o(・x・)/ 文章に無駄がないと言ってしまうと 淡白な感じになってしまいますけれども、 物語の流れに於ける表現・描写が巧みなため、 ホラーとしては勿論のこと、文学として面白く読める作品と思えましたので、 ☆5評価といたしました。 | ||||
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実在のSNS等を取り入れた現代的な作風は現実味はあるものの、古典的な作品を好む読み手には抵抗があります。 読みやすい文章ではありますが、若年層向けのノベルゲームのような雰囲気であまり怖くありません。 ホラー小説大賞受賞作家の作品として読むと期待外れ。 | ||||
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ぼぎわんが面白かったので楽しみにしていました。 が、なんとなく肩透かしを喰らった気分。 ホラーというよりミステリー要素が強いかな。 最後が駆け足になってしまう感じはぼぎわんと同じでした。 着地点が「人が一番怖い」になってしまっているのも残念でした。 次回はもっと怖いものを期待します。 | ||||
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楽しめました。電子版についていた特別編も、魅力的でした。次回作が楽しみ | ||||
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ぼぎわんの方が怖さがあったものの、これぞ王道ホラーといった感じは変わらず楽しめた。都市伝説や呪いや幽霊の、起承転結のある完全なホラーって最近少ないから貴重だと思う。仕掛けや落としどころにも工夫があって面白かった。人のエゴも呪いも、同じように怖いものだな… | ||||
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ホラーとして期待して読んだが全然怖くなかった。前作の方が怖かった。構成や考察は面白いと思うし文章も読みやすいのですぐ読める。が、主人公含め登場人物が死ぬ気がしないので、全然怖くない。筆者は、叙述トリックのミステリーを書く方が合っていると思う。 | ||||
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ストーリーはとても面白かったです。 ただ、ホラー小説のシリーズ化は難しいな、と思いました。 『ぼぎわんが、来る』からの読者には嬉しい再会もありますが、その代わりホラー小説としての楽しみは半減してしまうかもしれません。 次回作は、今作・前作とは地続きでない、世界観を共有しない作品を期待します。 | ||||
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読みやすくて、最後まで一気に読みました。小中学生の頃に読んでいたら、3年くらいは怯えていただろうなあという怖さ。読んだのが大人になってからでよかったです。 前作『ぼぎわんが、来る』もそうでしたが、ホラーとしての怖さを保ちながらも裏テーマとして「家族のあり方」が描かれていて、単なるホラー小説にとどまらない深みがあります。前作はカジュアルすぎる言葉遣いが気になる時もありましたが、今作はそれもちょうどいい具合でした。今作の方が話もより練られていた感じで、満足度が高かったです。全編を通じて、ひどい目に遭う子どもが何人も出てくるのはちょっとつらかったけど……。 ちなみに一番ゾッとしたせりふは、ある登場人物の言う「早く読んでください。今すぐ全部」。オバケの怖さと人間の怖さ、その両方を味わえる作品でした。 | ||||
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前作の『ぼぎわんが来る』が面白かったのと、絵師の山科理絵さんが好きで購入。(表紙絵はイラストっつーより、もはや一作品!) 内容も、プロットがよく練られており(えらそう)んで、最後のどんでん返しで文字通りひっくり返った。 それまでの感情の持って行き場!(笑) ただ、ぼぎわん~でのガンガン来る怖さと、どよ~んとくる救いようのない重さに比べて今作はイマイチだった。 山科さんの絵の可愛らしさがずっと頭にあったせいかなぁ・・(自分で勝手に)想像する人形の容姿?に怖さが感じられなかった^^; ぼぎわん~の迫力あるグロさと今作の内容を合わせたものを次作に期待! | ||||
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商業に完全に魂を売ってしまったのか!?と思ったのが最初の正直な感想です。 前作の特設サイトのPVに思いっきりあいつが出てましたし。 出だしからですもんね。 ところが、本作を読んだあとに、 2016年9月号の小説推理「東 雅夫と澤村伊智の対談」(双葉社)をたまたま見つけて読んだら、 これがおもしろいし興味深い。 大袈裟ですがこれを読まずしてずうのめ人形は語れないかもしれません。出版社は違うんですが。 ホラーの歴史、難しさ、考え、なぜあいつを出したのか等々。 これを読んで初めて自分の中で完成作品になったと言っても過言じゃないです。 そういう意味で、本作単体では星1つマイナスしましたが、 ますます作者の作品が好きになりました。 最初の30ページで投げ出したり、読むのが面倒になったりする本もありますが、 それがないことも前作同様の魅力だと思います。 ちなみに2作だけかと思ったら、短編も出てたんですね。 宝石ザ・ミステリーREDの「ひとんち」は結構危険でした。怖い。 これはミステリーだとか、ホラーだとか、周りが決める括りはどうでもいいかもしれませんねぇ。 おもしろい! これからも楽しみにしています。 | ||||
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期待して読んだが・・・ホラーとも言えない微妙なジャンル。 かなり失望。 | ||||
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これは是非「ぼぎわんが来る」とセットで読まれた方がこの作品を500%楽しめますね♪ いやぁーーー実に嬉しい展開が描かれていて感無量ですよー! 面白すぎて、登場人物も魅力的でページを捲る手が止まらない止まらない。 買った日に読み終わってしまいました♪ 澤村先生!こんなに素晴らしい作品をありがとうございます! 次回作を楽しみに待っております! | ||||
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ここまでの情報から機械作業社会をいやがる真相は何なのかが解明可能なのである 言い換えれば機械作業社会不適格者は働かなくていいを起こすのにもテレビゲームは使えることを説明しない真相である これは(霊魂なき存在が社会の主役になる)を意味する社会であり 言い換えれば(人形が社会の主役になる)を意味する社会であり 人形になれないやつは働かなくていいを意味する社会であり ここまでの情報から(親は子供の事を人形扱いしている)事が判明するのである 改造手術もこれを子供に(教える)のが狙いの措置なのである つまり(親子関係を築けないやつは働かなくていい)を(わからせる)のにもテレビゲームは使えることを説明しない真相である これは(親子関係を築けないやつは実在する)を(認めた)を意味する試みであり つまり(親子関係は人形遣いと人形の関係そのものでした)を(認めた)を意味する試みであり ここまでの情報から(やはり親子関係は人形遣いと人形の関係そのものでした)を自分は立証したのである だからこそ(だからこうやって子供を育ててはいけませんよ)と言う(格言)が存在するのである だから種明かしする事で(機械作業社会不適者は働かなくていい)を実行してください お願いします | ||||
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