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QJKJQ
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QJKJQの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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| 人の体を切り刻む前にパンを引き裂くのだ、たとえ分かち合う相手がいなくとも。 | ||||
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| スムーズな取引でした。 | ||||
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| 本作の核心は、マッドサイエンティストが殺人に至るまでのプロセスを、脳科学・犯罪心理学・遺伝学・家庭環境といった多角的視点から解剖することにある。 殺人とは何か。その本質を探る本書は、単なる事件小説ではない。 殺意の萌芽はどこから生まれ、どう育ち、いかにして臨界点を超えるのか――それを徹底的に追い詰めていく、まるで心理学と倫理学の実験室のような作品だった。 行動の裏には常に動機がある。しかし、人間の行動は予測可能に見えて、実は極めて不確定で複雑だ。 登場人物たちは、いずれも殺意の渦に密接に関与している。だが、読者の多くはその動機を理解しても、決して納得はしないだろう。なぜなら、倫理観と法の規範が、我々に「それは絶対に越えてはならない一線」であると教えているからだ。 人は日々、メリットとデメリットを天秤にかけて選択をする。理性的に、合理的に生きようとする。 だが、環境が狂えば、理性もまた狂う。 善人と悪人の境界は、極めて脆い。 殺人に至るには確かに理由がある。だが、その「一歩」を踏み出すことができるのは、常人ではない。あるいは、常人でさえないのかもしれない。 そして本書が導き出す結論は、真正面からではなく、斜めの角度から問いを突きつけてくる。 だからこそ、読者は揺さぶられる。 殺人という極限の行為に、人間の理性と感情がどう抗うのか。 そして、それでもなお人は、どこまで「正常」でいられるのか。 | ||||
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| 殺人鬼一家の長男が殺害され、妹が復讐を誓い調査を開始するという話です。 なんだか特殊で面白そうな設定ですよね。 ただ本作の特徴はそういう話でありつつそういう話ではないという事ですね。 思ってたのと全然違う方向に行ってしまう。 「ディック感覚」というんでしょうか? 妹と同じ目線で不安なまま話を追う事になります。 正直、話が変な方向に転がり始めた時点で大抵の読者は真相の大まかな方向性について察するのではないでしょうか。 察しつつ「真相」に飲まれて行ってしまう浮遊感を楽しめる人には良い作品だと思います。 逆にあらすじ通りの内容を期待した人はガッカリするのではないでしょうか。 よくある例えで言うと「○○を注文したのに✖✖が出てきた」の典型みたいな話ですね。 意外性を楽しめる人にはお勧めだと思います。 終始何考えてるのか分からない父親のキャラクターは面白かったですね。 | ||||
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| 江戸川乱歩賞がどうとかはわかりませんが、面白いですよこれ 多少突飛な部分や予想できる部分があるかもしれませんが、そういうところ全部目をつぶれるくらい面白いし、伏線がたくさんあって「そういうことだったのか」と何度も思わされました あっという間に読んでしまいました | ||||
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| 設定、話の流れとしてあり得ない馬鹿馬鹿しいものでありながら、それでもいい、って思わせる流れがあった。グロい描写はあったけど、その奥にある人の心に私は泣いた。 | ||||
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| 好きな人はどっぷりハマると思います。<名詞。>の表現がすごく多いですね。設定は面白いと思いましたが、半分読んでタイプじゃないのでやめました。他も似てるのかな?いい小説家みつけたら次も次も読んでいきたい小説家ハンティングが趣味なので、この流れだと2冊目はないかな。 | ||||
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| 綺麗な状態で本が早く届きました。 可愛いカレンダーも一緒に同封して頂き役に立ちます。 ありがとうございました。 | ||||
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| 何がきついかって、厨二病の中学生が書いたかのような文章と陳腐なストーリー… ストーリーはまだしも文体が厨二じみているのはただただきつい もう流し読みのような感じで読み切りました | ||||
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| 【読書のきっかけ】 直木賞受賞作「テスカトポリカ」を読み、感動。 著者の経歴を見ていたら、江戸川乱歩賞作家でした。 昔は、毎年、受賞作を読んでいたのですが、2000年に入るくらいから、その年に1度の行事がなくなり、見逃していた! 早速、電子書籍でダウンロード。 【率直な感想】 <ミステリというより犯罪小説> これは、「テスカトリポカ」も同じなのですが、本作品は、いわゆる謎解き小説ではありません。 作品紹介のあらすじにもありますが、殺人鬼の4人家族(父母とその息子、娘)のお話。 いずれもが、殺人を平気で行う人々で、高校生の娘の視点で物語は進行。 ある日、兄が家の中で、惨殺されているのを発見する。 外から誰かが侵入した気配はなく、彼女は、父に疑念を抱くが…。 ということで、出だしは、フーダニット(犯人は誰か?)という内容なのです。 しかし、物語は、推理の要素はあるものの、「犯罪」を行う者の人生観や世界観が中心で、ジャンル分けを敢えてするなら、「犯罪小説」と呼べるのではないでしょうか。 <見かけよりも奥が深い> 私は、読後、巻末の「参考文献」を見て、納得しました。 そこには、フーコーやラカンといった現代思想(哲学)の著名人に関するものが掲げられています。 物語は、中盤から、ミステリらしくない展開になり、難解な描写やセリフが多くなっていきます。 これは、本作品は、見かけは「犯罪小説」ではありますが、その底辺には、「哲学」の要素が入っているためと思われます。 <異色の乱歩賞作家> 著者は、「テスカトポリカ」で直木賞を受賞しています。 乱歩賞作家のすべてが直木賞を受賞できる訳ではないです。 乱歩賞→直木賞の作家さんの受賞歴をみると、間に、「吉川英治文学新人賞」を受賞するケースが多く、この著者もそのコースで直木賞まで辿り着いています。 着目すべきは、そこに至るまでの速さ。 2016年に本作品で、「江戸川乱歩賞」を受賞。 2018年には、Ank: a mirroring ape(未読)で、「吉川英治文学新人賞」を受賞。 2021年に、「テスカトポリカ」で、「直木三十五賞」を受賞。 その間、わずか5年です。 受賞していなくても、優秀な作家は沢山います。 でも、乱歩賞も、吉川英人文学新人賞も、直木賞も、大変に権威のある文学賞です。 それらを高スピードで受賞している著者は、小説界で最も期待されている作家のひとりと言えます。 【全体評価】 実際のところ、中盤以降の展開は目が離せないものであり、物語世界に没入してしまいました。 歴代の乱歩賞受賞作の中でも、異色かつ秀作と呼べる本作品は、かなりのお薦め作品と感じました。 | ||||
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| ミステリーかスプラッターか、最終的にどちらかにふり切れてくれてもよかったような。 リアリティのない設定だと、その世界観になじむまでに時間がかかるので、なかなか波に乗れなかった。 最後のほうで、なるほどとやっと理解したころには終わっていたという感じ。 宇宙人の研究とか、超常現象とか、一般人の興味レベルを超えた本格的な組織があって、そこでいろいろな事が行われている、そんな妄想のような現実のようなことを思いめぐらした。 | ||||
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| よくわからなかった。私の理解力がたりないとのだど思う。権威ある賞を受賞し、批判が許されない雰囲気が醸成されているが、面白くなかったものは面白くなかったといえる人間でありたい。もちろんこれを面白いと感じる人はたくさんいるだろう。すばらしい作品なのだろうとは思う。 | ||||
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| 【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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| ラノベ不得意な方がラノベを書かなくてはと頑張って力を入れて書いた様な印象。何かの構想か下書きの様な文で読む気を無くした。 黒い服が闇に溶ける?興醒め。セミの大合唱?わざわざそう書くのかなと。 ラノベでも抵抗無く読める作品があるのに不思議。 パッケージとタイトルと賞の権威のイメージで買った。中古で買って良かった。 彼の最近の作品を読んだらきっと面白いだろうと期待中。 | ||||
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| 幻想文学よりなのかな?雰囲気は良い。東伏見の郊外のあのさ雰囲気が伝わってくるだけの空気感は描ける人だと思う。テスカトリポカで文学に移行したのは正解だと思う。ミステリとしては納得はいかないが楽しい作品でした。 | ||||
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| 特になし。 | ||||
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| テスカポリトカのような収拾つかない入り乱れ感が無かった。 読みやすかった。 | ||||
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| 殺人予報でもなく殺人遺伝子でもなく、殺人儀礼でもなく、QJKJQなのは何故?最後までよくわからなかった。 鏡という意味では理解はできたのだけど、この小説の中で、家族の入れ替わりという湊かなえの十八番を用いる必要は佐藤さんにはなかったんじゃないかなと。 総括として、アリアちゃん(主人公のほう)と父(新しいほう)の問答によって、佐藤さんが感じている戦争と殺人の独占の問題提起とか、殺人者に対してのカウンセリングの答えとか、そういう知識を詰め込みたかっただけなのかなと。 | ||||
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| 最初があまりにラノベや漫画めいた入り方だったので身構えてしまったが読み進めていくうちにどっぷり入り込んでしまった。 テスカトリポカでこの作者を知ったが本当に文章がかっこよくて美しい。 ankもだが固定概念で縛られたままで挑むと真価を掴みにくいと思う。新鮮で濃密な読書体験だった。 | ||||
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| この作家さんの物語は本当に、私の生活を根こそぎ奪ってくれる。読み出したらもう止まらない。生活がままならない。 主人に話しかけられようが完全無視になるほどの没頭ぶり。 それなのに読了後は疲労感がない。むしろ長い長い余韻に浸れる。この独特の余韻は、幸福感にも似ている。 とにかく面白かったし、タイトルのセンスも抜群。 | ||||
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