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マチネの終わりに



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【この小説が収録されている参考書籍】
マチネの終わりに

マチネの終わりにの評価: 3.84/5点 レビュー 387件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全387件 21~40 2/20ページ
No.367:
(2pt)

伝えたいことは解るが。

伝えたいことは解るが、心情や景観の表現が余りにも抽象的ですんなり理解することが難しい。複雑な表現・言葉を使うことなく読者に訴えることができる才能こそ小説家の真骨頂ではないか。複雑な人間の心を何も複雑不明な語彙で表す必要はないと思う。
マチネの終わりにAmazon書評・レビュー:マチネの終わりにより
4620108197
No.366:
(4pt)

過去は変えられる

実際に過去を変えることはできないが、過去の感情や印象を変えることはできると感じました。
よくも悪くも、今現在の考え方が大きいのだと思いました。
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4620108197
No.365:
(3pt)

これが、愛と呼ぶものか?

こんなに、運命的な出逢いがあるのか? 久しぶりにであったあつい、心のほと走る愛の物語でした。
しかし、5年にも満たない期間で、思いあうのは、まだまだ深い愛とは、思えません。何十年の時を経ても愛し合う、男女が見たかった。
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4620108197
No.364:
(5pt)

人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。過去はそれくらい繊細で感じやすいものじゃないですか

これほど強く心を揺さぶられた作品は、ちょっと思い当たりません。
 就寝前の1時間本を読もうと横になって読みだした本書、普段規則正しい早寝早起きの自分ですが、本作第6章に以降の展開は、もうページをめくる手ももどかしいほど先を読まずにはいられない、心臓がバクバクいっている。
 そして一気に読み終わったときには、午前3時。
 涙があふれている。
 この後の二人がどうなるのか、どうなってほしいのか、心が騒ぎ、すぐには眠れない。
 精神的に不安定な時期に読むと、感情移入しすぎて非常に苦しいと感じるほど、心が動揺している。
 眠れなくなると自分のこれまでの人生、これからの未来に対して色々考えてしまい、悶々としてくる。
 洋子の父ソリッチは言う。「自由意志は未来に対してはなくてはならない希望だ。自分には何かができるはずだと、人間は信じる必要がある。だからこそ、過去に対しては悔恨となる。何かできたはずではなかったか、と。運命論の方が慰めになることもある」
 これまでの生き方は運命だったのか・・

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。過去はそれくらい繊細で感じやすいものじゃないですか」

 これが本書においてもっとも伝えたかったことだと思います。
 いま、初めて知った真実により、過去のある時点における事実の受け止め方が変わる、ということがあります。
 過去が変わる瞬間のはっとした心の動き。
 「午後の演奏会(マチネ)の後に」待っているものは・・
 苦しいほどに素晴らしい作品でした。
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4620108197
No.363:
(5pt)

マチネの終わりにを購入して

安く購入できたうえに、期待以上に綺麗で、包装もきちんとされており、気持ち良く読むことが出来ます。
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No.362:
(5pt)

綺麗でした。

何も気になるところがなかった!
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No.361:
(1pt)

なんだか陳腐な内容

平野啓一郎という作家を読んだ事がなかったので、映画化されたというマチネの終わりにを読んでみた。初めから大作家、トーマス マンを持ち出して鼻に付き、気に食わない感じを覚えた。また、天才肌のギターリストが自分の道に迷い悩む箇所など、わざとらしく白白しく思え、洋子と出会い恋する成り行きも陳腐でわざとらしく、昼ドラみたいで、気持ち悪い。芥川賞なぞ貰える小説家には思えない。純文学なのか、ラノベなのか、迷う本。
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No.360:
(4pt)

ストーリーは単純だが

アラフォー男女の愛の物語。

三回しか会ったことのない大人たちが恋におちるものの、何ら進展のないまま別々の人生を歩む、というもどかしさ。国際的なギタリストの男性に、海外で活躍するジャーナリストの女性という取り合わせが、セレブの恋愛模様を見せられているようではある。

ストーリーの骨子は単純なものだが、重厚に肉付けしており読み応えがある。そもそもこの歳で一目惚れというのは?ではあるものの、読んでいるうちに気にならなくなるだろう。

ある作為から離れてしまった二人の行く末は?締めくくりはよろしいかと。
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No.359:
(1pt)

知性はあるけど芸術性がない

平野啓一郎という作家は。
一回読めばまんぷくです。
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No.358:
(2pt)

半分で断念

普段はSFをよく読むのですが、久しぶりにジャンルの違う本を読もうと思い購入しました。半分までは我慢して読むことが出来ましたが、かなり疲れたので辞めました。
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4620108197
No.357:
(2pt)

洋子の人物像が…

何とか騙し騙し読んでいたのですが、知っているので無視ができずに邪魔してくる要因が2つありました。
1つは、海外で教育を受けてきたという洋子の考え方が、あまりにも日本人的です。
もうちょっと、西洋の文化と日本の文化の違いを知ってから書いて欲しかったです。
もう1つは、スイスではフランス語も喋りますが、公用語として最も使われているのは、ドイツ語です。看板や新聞等もドイツ語です。フランス語と出てくるので知らない国の事を書いているんだろうか?とこれも集中力を奪われました。

分人主義や音楽の事で手一杯で、あまり本気でこの小説を書こうと思わずに書いたんじゃないか?と疑っしまうほど、雑な感じがしました。
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4620108197
No.356:
(1pt)

中盤からの商業的な展開で読むのを辞めました

序盤は素晴らしかったのに、タクシーくだりからの奇を衒った商業的な展開にウンザリ。流行り物の本って感じですね。買って後悔しました。図書館かメルカリで十分です。
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4620108197
No.355:
(5pt)

君の名は

主人公たちのすれ違いの展開を往年のメロドラマ「君の名は」を思い出しつつ読みました。主人公たちを近づけたり、引き離したりする直接・間接の原因に戦争があるのも共通のように思いました。そして、「運命」というものの意味。「過去」あるいは(「歴史」と言い換えてもいいかもしれません)というものの意味。
恋愛小説としても楽しめる作品であり、世界情勢を考えるとっかかりにもなり、人間がどう生きるかを考えることもでき作品でもありました。
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4620108197
No.354:
(5pt)

抑える感情は大人の証なのか

人物がそれぞれ一人になった時に感情をあらわにする。
その内情は相手に伝わらず、錯綜していく。
あえて、伝えないほうがいいのか当事者になったとしても分からない。
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4620108197
No.353:
(3pt)

今を生きるということは過去を変え続ける営みなのかもしれない

天才ギタリストと国際ジャーナリストとの高尚でおしゃれだけどちっともままならない恋愛模様。
って言うとなんだか鼻につくようなお話をイメージするかもしれませんが、まあ、しっかり鼻につきます。
我々凡人は、彼らの足を引っ張ることしかできないんだ。うう。

そんなんで前半はなかなか進まなかったのだけど、さすが芥川賞作家の筆致というか、後半はグイグイ読まされて止まらなくなります。
これはという素晴らしい表現も随所にあり、うんちくうるせぇの気持ちが相殺されていく。ずるい。
最後に大きなカタルシスが、きっとあるはず、あってくれ!たのむ!と、最終章は固唾を呑んでしまうやつでした。

「過去は変えられる」というテーマを伝えるために、あえて設定は記号的なものにしたのかな。
ともあれこの概念はとっても共感できる。
現在の認識や選択によって、過去の出来事の意味は大きく変わる。
人が主観で世界を見ている以上、意味として確定された過去の事象というものはなく、そのような認識があるだけ。
そしてそれは、いかようにも変化しうる。

もしかすると、今を生きるということは過去を変え続ける営みなのかもしれない。

読後感はさわかや〜。ふー・・・。
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4620108197
No.352:
(2pt)

小説より映画の方が面白い

先に映画を見て、後に小説を読んだ。映画ではうまくカットされていた「リクツ」が、小説では丸出しで、退屈そのもの。いつも何らかのかたちで自己正当化しなければ小説が書けないのなら、小説など書かなければよい。島田陽介
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4620108197
No.351:
(2pt)

こんなにも凡庸な作品とは。

はじめて著者の作品を読みました。
ストーリーも文体もあまりに凡庸で、こんなにもヒットして映画化までされるような作品には、どうにも僕には思えませんでした。
「~~~だった。・・・」の「・・・」しかも「。」の後、の多用も安っぽく見えます。

一人の本好きの感想に過ぎませんが。
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4620108197
No.350:
(5pt)

平野氏ご自身の....!?

と、思わずにはいられない切実な感情描写。

林真理子氏の『奇跡』でその主人公の自己陶酔感に胸が悪くなっていたところ、本質的な美と愛、人間の不完全さが胸に迫る本作に心を浄化されました。
マチネの終わりにAmazon書評・レビュー:マチネの終わりにより
4620108197
No.349:
(5pt)

共感できて胸がキュンとします。

会話の洞察が深くてとても共感できます。ここまで深い話が出来る相手なら、心が通じていると確信出来ると思います。最後は嬉しくて涙が出て胸がキュンとしました。
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4620108197
No.348:
(5pt)

切ない

昔に戻りたくなるなー
とことん、正直に生きれたらよかったのに、後悔しないように素直に生きよう。
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4620108197

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