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マチネの終わりに
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マチネの終わりにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全387件 261~280 14/20ページ
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久々に切ない気持ちになりました。 主人公2人のその後が知りたいと思う作品です。続編が読みたいです。映画化されるようですが…楽しみです。 | ||||
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素直に全てを話して受け入れられるなら、どれだけいいか… それぞれの気持ちがわかるだけに、感情が引きずられて、 なかなか読み進められなかったけど、読んで良かった一冊です | ||||
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クラシックファンなら読むべき本です。 彼の非凡な才能に魅せられました。 | ||||
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ありきたりな感情でも美しい文章で表現するとこうなるのかと、最初は読むのが楽しかったですが、メインの2人には ずっと感情移入出来なかったし、早苗のメールからは本当に読むのが嫌になりました。どうにか最後まで読んだけど、モヤッとした感じが残り消化不良でした。このあと2人は友達として付き合うつもりなのか。それを早苗は許せるのか。不穏な予感しかしない。 | ||||
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アメトークの読書芸人で話題だったので。 426ページにわたる作品。内容は大人の男女による恋愛物語(と言ってしまうと薄っぺらいかもしれないが…) 私は「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。、、」というセリフに感銘を受けた。なんだか清々しい気分にもなった。 | ||||
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それなりにこの作家を読み、信頼し、賞賛してきたつもりですが、この作品だけはパスした方が良いと思います。 それでも凡百な作家よりもずっと読ませますが、時間の浪費である点については同じです。 いくつかお勧めできない理由はありますが、これらが許せる人は読んでみてもいいですよ、といった感じです。 1.深く濃く生きている人間と、浅く薄く生きている人間の対比が激しすぎる 主人公の二人(および一部の理解者)に対して、周辺の人間が浅薄さ・愚かさ・小狡さがはっきりと描かれています。現実の事件などを導入してリアルな世界を構築していながら、このあたりは非常に寓話性が高く、違和感があります。 この構成のさらに危険な点は、読者がうっかり周囲の浅薄な現代人に共感してしまうと、途端に主人公たちがとても嫌な人間に見える点です。実際、主人公たちが何をしているか、という点を行動のみ抜き出してみると、非常に自分勝手で尚且つ言い訳が多く、とても鼻につく人物なのです。それが細やかな心情描写によって魅力的な人物へと反転している点が実は読ませるところなのですが、この人間描写の対比が入る為に、すぐにそのことに気づいてしまいます。他の低評価レビューに、「主人公たちがハイスペックすぎてついていけない」というものがあり、この点については別にハイスペックな主人公は他の作品でもいくらでもいて珍しくない一方で、「ハイスペックすぎて鼻につく」という点でここに挙げた弱点を強化しているのだろうと思います。 2退屈である 筋書きに驚きが全くありません。大衆小説とは違うのだから驚きが無くてもいいのではないかという人もいるでしょうが、多少の感慨はどうしても必要です。長編でこれをやられると「読み続ける」という事にドライブがかからない。筋書きの退屈さを補うには、文章そのものの美しさが必要なのですが、本当にどうした事なのか、名文と言えそうなものが無い。これでは「何も読んでいない状態」の方が幸福という事になってしまいます。無論、読むという行為は読者の責任なのですが、退屈させることが良いとは思えません。 3.恋愛や人生観が高校生レベル かなり序盤に、が語った話に対する解釈として「未来は過去を変えている」という主人公の考えが披露され、それについていけない一般人というような描写がなされるのですが、正直言って、大人になってこの考え方ではっとする人間は少数派です。殆どの人は高校生まででこんな陳腐な哲学を通り過ぎる。実際、私も同じようなことをいう事がありますが、「わかる」と言われる確率の方が圧倒的に高いです。こういう所で感動が作り出せる、あるいはハッとさせることが出来ると考えているのだとしたら、それは読者を馬鹿にしすぎでしょう。恋愛そのものについても、とても青臭いと言えるでしょう。これが高校生なら「自分の名付けられない陰鬱な気持を分かり合える稀有な相手」を見つける事は、そのまま恋愛なのでしょう。しかしそれは結局、相手の瞳に映った自分を愛しているのですよね。青春恋愛小説の一つのパターンとしては良いのですが、38と40の恋愛としてはどうにも青臭く、それが苦痛です。 4衒学趣味とその言い訳が気持ち悪い これは正直、私の知識不足なのだろうと思いますが、いきなり神曲を比喩に出して「なるほど!」と思える人を相手にしているのだとしたらかなり読者の平均的知識を高く見積もりすぎだとおもいます。こういう比喩も、実は高校生に多いのです。私も高校から大学時代に、「非常に有名だが通しではあまり読まれていない文学」を読んで、そこから引用して判る奴同士だけでニヤニヤ悦に入っていた時代がありましたが、まあこういうのを衒学趣味とか、スノビズムと言います。 しかもこれには主人公や作者も自覚があるらしく、自嘲気味のセリフがそこかしこに入ります。はっきり言って言い訳がましい。それならば、思いっきり衒学趣味に走っていただきたかった。 5結論が序文に書いてある 「一体、他人の恋愛ほど退屈なものはない」 「が、彼らの場合はそうではなかった。」とつづきますが、正直に言うと、結論は前者でした。 全体的に言って、高校生の時に人生について考えることをサボった人たちが読んでそれを埋め合わせるという目的以外に使うには長編すぎます。次回からは短編にしていただくか、もう少し味わい深い文章を期待したいところです。 | ||||
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登場人物の心の動き、話の展開力などテンポがあり面白かったです。 話題作になっていたのも納得! こういった作品はまた読みたいです。 | ||||
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あー。まだ余韻が、、、。 大人の二人がこうも心で結ばれるとは。 様々な想いや経験を重ねた大人だからこその結びつきなのかなと。 私にはできない形の恋愛だけれども。 今愛する人を大切にしようと思いました。 | ||||
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内容はちょっと展開が遅くて、時々長く感じます。登場人物には行き違いのあった時にもっと蒔野側が動いて欲しかったし、きっとそうしたら違った運命があったんじゃないかなって。読み込んでいけばいくほど、狡賢さが勝っていた気がして、最後は納得が行かないけど、もしかしたら人生はそんなことの連続なのかもしれません。 | ||||
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自立した大人のせつない、けど、深い愛情の物語。ひとりの人を愛するということの意味深さ、かけがえのなさ、また罪深さを知りました。ことばの表現がとても美しくページをめくるたびに嘆息してしまう。展開に戸惑いつつ、救いのあるラストに深い安堵を覚えた。何度も読み返したい物語です。 | ||||
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魅力的な2人の大人の恋愛、美しい文章と華やかな舞台設定に引き込まれました。 後半は展開が気になって一気に読みましたが、読後感はとても良くもう一度じっくり読み直したいです。 色んな運命的な不幸なイベントに翻弄される2人の関係ですが、起こるべきだから起こった事で、まわり道にみえてこれが最善の道だったのかなぁと感じました。2人がスランプから立ち直るにも、それぞれのパートナーが相手への気持ちを昇華させていくためにも、必要な時間だったのかなぁと。 過去は変わる、自分の気持ち次第で。 自分の心に誠実に生きていれば。 そして、全ては最善の道に導かれるのかもしれない。 美しい音楽を聞きながら、ゆっくり読み返したい本です。 | ||||
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レビューや書評を参考に購入。繰返し読んで味わいました。おすすめの一冊です。 | ||||
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普段読書をしない私には、難解な言葉(漢字が読めないものもあり、意味を調べるのも苦労するほど)ばかりで読破に苦労しましたが、登場人物の心の動き、情景が丁寧に描かれていて、映画を観ているようでした。同名のCDを買うくらいはまっちゃいました。 誰にも譲りたくないと思える本に久しぶりに出会えました。 | ||||
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NHKで後藤健二が難民女性を救出したというドキュメンタリー⁇が放送されていて、その際にこの小説が紹介されており、思わず買いました。 物語の要所には喪失や死、震災、戦争など、人間には抗えない事物が挟まれているが、著者の繊細で卓越した文章表現が、それら事実が読んでいても嫌な気分のみにさせない不思議な力があると感じた。 読み終わった後のみずみずしいような、温かい気持ちにさせられました。陽子や蒔野をモデルにした人物が実際に存在しているというのは関心が深い。また、彼らの生き方に対するまっすぐさ、周囲の関係者、愛する人に対する人間性の高い行動力や態度に感銘を受けました。私の人生に、とても影響を与えた一冊です。 | ||||
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平野啓一郎さんの小説、初めて読みました。 恋愛とはいろんな形があり、人生で一度、このような人との結びつきがあれば、その後の心の持ちようは、豊かであり続ける……という思いを抱きました。 表紙は徳田八十吉の皿のような色の組み合わせ! こんなこと、思う人いませんでしたか? 私だけかな? | ||||
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昼ドラまでは行かずとも、旬の俳優たちが出る特別ドラマを作るために書き下ろした小説のよう。 途中までは大人の恋愛小説と読み進めていったが、突発的に起こる取ってつけたようアクシデントが度々出てくることにより、だんだんと陳腐化していった印象だった。 また主人公の中に作者の影がちらつき、持って生まれてしまって才能を無意識のようにひけらかす、そのお相手も輪をかけてハイスペックすぎて、凡人にはこの気持ちわかんないけどね、と置いて行かれる感じがしたのは、一般人の私のやっかみだろうか.. 我こそは選ばれた人、もしくは選ばれた人の気持ちがわかるって人には是非読んでほしい。 | ||||
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何でこんなに高評判なのかわからない。 昼ドラ的安っぽい話、上部だけの感情(?)やら 会話やらで、自己陶酔しきってる主人公たちに吐き気を催し、即、途中放棄。 他に素晴らしい芸術としての文学は一生かかっても読みきれないほどあるのだから、こんな代物に費やするのは 時間と金の無駄。 以上。 | ||||
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なぜこんなに好評価が多いのか不思議。 一言で言えば、退屈。 この作家の『決壊』のときにも感じたことだが、 パッションではなく「頭」で書いている感じが否めない。 生硬で観念的すぎる文章が多いのだ。 なので、登場人物二人の心情にも共感を感じにくい。 社会的事象 (例:イラク戦争、リーマンショック、東日本大震災) も むりやり接ぎ木したようで「あざとさ」しか感ない。 ただし、世界を股にかけた人物たちを描く手腕はたしかに凄い。 ワールドワイドな小説世界を描くことのできる力量は、日本の 若い作家のなかでは稀有である。 余談だが― なにより衝撃的だったのは、肉体関係が無いこと!! 現代の小説 (とりわけ現代の恋愛小説) のなかではたいへん珍しい? | ||||
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昔のトレンディドラマを観ている気分でした。 楽しめる展開ではありますが、 男女両方の主人公が「ハイスペック」過ぎる。 現実逃避されたい方にお勧めの小説です。 | ||||
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天才ギタリストの男性(蒔野)と、才色兼備のジャーナリストの女性(洋子)の大人の恋愛。読み進めるうちに、途中から違和感があり、ギブアップ。 まず、2人の間を引き裂こうとする女性の行動。オシャレでインテリな大人の恋愛の流れに、一気に昼メロで違和感。 そして、洋子が、蒔野からプロポーズされないからと不安になるところ。ジャーナリストとして自立した女性が、結婚に依存しているのが違和感。 なぜ高評価なのか、理解出来ません。 | ||||
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