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ラスト・ワルツ
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ラスト・ワルツの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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D機関のメンバーが活躍するシリーズの4作目である。 ・アジア・エクスプレス D機関のスパイ、瀬戸礼二は、満州鉄道のあじあ号に乗っていた。列車内で、ロシア人のモロゾフから重要情報を受け取ることになっていたが、モロゾフは車内で殺された。瀬戸の協力者2人も前に殺されており、「裏切り」「死」を意味するタロットカードが見つかった。どうやら、ソ連の秘密諜報機関、スメルシュの仕業のようだ。暗殺者は、同じ列車の中にいる……。しかも、次の駅まで2時間は誰も列車から降りられない。ソ連のスパイは、他国のスパイと異なり、共産主義革命を守るためなら平気で人を殺す。そんな相手に、瀬戸はどう立ち向かうのか。D機関の優秀さが実感できる話である。 ・舞踏会の夜 顕子は上流階級の有閑マダムである。15歳の時、夜遊びをしていて愚連隊に襲われそうになり、ある男に助けられた。その時に将来、自分と踊ってほしいとその男に言ったのだ。今でも顕子はその男を心のどこかで待っている。その人物は外国で死んだと思われていたが、その後生きていることが分かった。そして今、舞踏会で彼と再会した顕子だったが……。オチはなかなか複雑である。 ・ワルキューレ 場所はドイツのベルリン。雪村幸一は日本のスパイで、在ベルリン日本大使館の防諜体制を整える任務を遂行していた。その任務には、ドイツ側のスパイは誰なのかを特定し、無力化することも含まれていた。雪村はスパイを見つけられるだろうか。暗号に盗聴器など、これぞスパイ小説といえる短編である。 本当に面白いシリーズだった。もう少し続きが読みたくなる出来映えである。 | ||||
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ジョーカーゲーム、ダブルジョーカーと比べると劣るが、でもスリリングであっと裏を掻かれるところは面白い。ちょっと都合が良すぎだろと思うところもあるけど、まぁ良い、ワクワクする。 逆に1,2作目が本当に出来すぎてたと言える。 | ||||
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パラダイスロストでがっかりしてその後読んでいなかったのですが本屋で見かけたので久しぶりに購入 可も無く不可も無くといった印象でしたがその後何年も続編がでていないようなのでネタギレですかね ダブルジョーカーまでは☆5でおすすめできます アニメ化もしましたが美男すぎるスパイはダメですね | ||||
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D機関シリーズ4作目。マンネリ化の声もあるが、自分は引き続き楽しめた。シリーズ最初の「ジョーカーゲーム」から順番に読んでいくと、戦時中の超人的なスパイ集団が活躍する架空世界により浸れるだろう。 | ||||
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Amazonビデオにて視てからハマる。 原作に忠実に作られてたね。 新作を希望します。 | ||||
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映画撮影所や舞踏会、満州鉄道など世界中で諜報戦が繰り広げられる中、D機関のスパイが、相手の裏の裏をかいてミッションをクリアする姿が格好いい。この感想はシリーズ通してのもの。本作品は、D機関のスパイが少し前に出ている感じがある。これくらいの方が自分好みかなあ。相変わらず結城中佐の存在感が大きい。特に何か行動するわけでもないし、ほとんど登場しないのだが、まさに“魔王”のごとく不気味な存在となっている。さて、本作品が4作目で最新なのだが、続編はあるのだろうか。完結するものではなさそうなので、新しいエピソードを読みたい。 | ||||
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面白いです | ||||
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今のところの最終巻、です。 今回も読み進めると止まらなくなります。 ただ、戦争がはじまるとスパイの活躍の場所はない、というのはその通りかもしれません。 で、残置諜者としての活躍を描くのかなと思うのですが今のところそこまでは書かないのでしょうか。 北朝鮮とかインドネシアとか陸軍中野学校卒業生が活躍した国は戦後もあるのですが、生々しくなるでしょうし。 | ||||
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このシリーズ大好きです。 | ||||
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好みは分かれるかもですが、楽しめます | ||||
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女性が主人公の話だと、どんどん内面的になっていく。たくさんの事案を抱えているはずのD機関の魔王は、そんな昔の女学生の趣味や心理まで考慮できるものだろうか。まあ、出来るのだという事で別にいいんだが。話が最後の方に来てしまっているので、だんだん書くことがなくなってくるのか、D機関の人かなと思わせて別の機関が動いていたり、引っかかるだろうと仕掛けてきている感じがする。毎回、採用試験の場面が冒頭に出てくるのが、一冊の本で読んでいると疲れる。 | ||||
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「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」をとても面白く読み、「パラダイス・ロスト」も発売直後に読んだのだが「ちょっとマンネリかな」と思ってしまった。 それで「ラスト・ワルツ」にはしばらく手を出さなかったのだが「やっぱりシリーズ物だし、ちゃんと全部読んでおこう」と思って数年ぶりに本シリーズの最新刊である本書を読んだが、マンネリだけど面白かったかな。 スーパーマン集団であるⅮ機関のスパイたちが世界各国で活躍するという設定は毎度おなじみで、事件が解決した後で、全てⅮ機関のスパイによって仕組まれて他の人物達はコントロールされていたというのが読書に伝わるというのはマンネリというかこのシリーズの定番。 しかし、マンネリだと言ってもⅮ機関のスパイ達の手法は毎回鮮やかで心地よく読めた。 わかってても面白いんだよ。 このシリーズの新刊出ればマンネリでも僕は読むよ。 | ||||
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文庫サイズのほうは入手できるのですが、単行本(新品)は他所では売り切れで、探していたら見かけたので迷わず購入しました。 好きな作品なので手に入れられて満足です。ジョーカーゲームを読んで、久々に続きが読みたくなる作品に出合えました。 アニメのほうも面白いですが、原作も面白いです。アニメのほうしか知らない人にもぜひ読んでほしい作品です。 | ||||
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「ジョーカー・ゲーム」シリーズの第4弾。結城中佐率いるスパイ養成組織D機関のメンバーが世界各国に暗躍し、頭脳戦を繰り広げるスパイミステリーとして名高い傑作シリーズ。だた、初期のレベルが極めて高く、その分かなりハードルが上がってしまうため、あのヒリヒリとした緊張感は、本作ではやや物足りなさを感じるかもしれません。 短編2編と中編1編の構成です。満鉄特急<あじあ>内で繰り広げられる相手方スパイとの静かな死闘で、子供たちを利用した見事な作戦が嵌る「アジア・エキスプレス」が一番初期のころの作品の匂いがします。仮面舞踏会の夜に、過去の男との再会を望む陸軍最高幹部の妻が、予想外の結末を迎える「舞踏会の夜」は、途中までこれまでとは一味違う雰囲気でしたが、ラストはこのシリーズらしさが出ていました。 | ||||
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ジョーカー・ゲーム、ダブル・ジョーカーあたりまでは、結城少佐のキャラが際立ち、短編推理小説として面白かったが、 さすがに三冊目パラダイス・ロストあたりからネタぎれ感があり 四冊目の本書は凡作ぎみ。 「舞踏会の夜」は少女漫画かハーレークインロマンスかという感じで、トリックやどんでん返しらしいものはない。 まあ、筆者の描くD機関軍団たちは「端正な」「彫りの深い」「貴族的な顔立ち」といったお耽美な形容が多く、 もともと少女漫画的な所があったとは思うが。。 | ||||
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楽しみにしてたこのシリーズですが、他と比べるとやや切れ味が鈍い印象です。 明晰なキャラが困難に陥っても、熟練した技術や一瞬の閃きで乗り越える鮮やかな描写がもっと見たかった。 アニメ版も少し見ましたが、あちらは画風とストーリーとがマッチしていてジョーカーゲームの良さを最大限に生かしていると思いました。 それだけにこの作品で終わらせるのはもったいない。 世界観や個性的なキャラたちは秀逸な作品だと思うので、ぜひ珠玉の一作をまた読ませてほしい! | ||||
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スパイ組織D機関シリーズ4作目。 今作は少しトリックや登場人物の相関関係などが、少し難しかった。 ただ、内容は相変わらずスパイ小説で面白い。 ただ個人的には初期の頃の作品の方が好きだなぁ。 分かりやすかったし、ハラハラ感もあった。 ちょっと慣れてきてしまったのかもしれない…。 | ||||
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今回の作品よりも前作の方が面白いと感じました。期待が大き過ぎました。 | ||||
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アジア・エクスプレスはアニメ版ジョーカーゲームでも放送されており、アニメカバー版ならアニメから入る読者も入り易いと思うが、このタイトルだけkindle化されてないんだよね。それが残念だね。 | ||||
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「アジア・エクスプレス」、「舞踏会の夜」及び「ワルキューレ」の3つの中編から構成される「ジョーカー」シリーズの第四弾。しかし、第一作(ジョーカー・ゲーム)、第二作(ダブル・ジョーカー)とは雲泥の差の出来の駄作。第一作、第二作で見られた全編に漲る緊迫感、緊密な構成、読者を欺く巧妙な仕掛け等の美点が消え失せ、全編がダラけ切っている(第三作(パラダイス・ロスト)でもこの傾向が少し見られた)。 特に、表題の基になった「舞踏会の夜」は単なる感傷小説であり、もはやスパイ小説とは言えない。「アジア・エクスプレス」は子供騙しだし、ワザワザ前後編に別けている「ワルキューレ」も何の捻りもない。アイデアが浮かばないなら、本シリーズを無理に続ける必然性はないだろう。作者はどう考えているのだろうか ? | ||||
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