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ラスト・ワルツ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラスト・ワルツ
ラスト・ワルツ (角川文庫)

ラスト・ワルツの評価: 3.81/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

アニメカバー版のkindle化希望

アジア・エクスプレスはアニメ版ジョーカーゲームでも放送されており、アニメカバー版ならアニメから入る読者も入り易いと思うが、このタイトルだけkindle化されてないんだよね。それが残念だね。
ラスト・ワルツAmazon書評・レビュー:ラスト・ワルツより
4041021375
No.3:
(2pt)

全編がダラけ切っていて、第一作・第二作とは雲泥の差の出来の駄作~シリーズを無理に続ける必然性があるのか ?

「アジア・エクスプレス」、「舞踏会の夜」及び「ワルキューレ」の3つの中編から構成される「ジョーカー」シリーズの第四弾。しかし、第一作(ジョーカー・ゲーム)、第二作(ダブル・ジョーカー)とは雲泥の差の出来の駄作。第一作、第二作で見られた全編に漲る緊迫感、緊密な構成、読者を欺く巧妙な仕掛け等の美点が消え失せ、全編がダラけ切っている(第三作(パラダイス・ロスト)でもこの傾向が少し見られた)。

特に、表題の基になった「舞踏会の夜」は単なる感傷小説であり、もはやスパイ小説とは言えない。「アジア・エクスプレス」は子供騙しだし、ワザワザ前後編に別けている「ワルキューレ」も何の捻りもない。アイデアが浮かばないなら、本シリーズを無理に続ける必然性はないだろう。作者はどう考えているのだろうか ?
ラスト・ワルツAmazon書評・レビュー:ラスト・ワルツより
4041021375
No.2:
(2pt)

四つの短編作品の集積だが、すべてが見事なわけもなく「駄作」としか評せないものも。

一番目の「ワルキューレ」は1939年9月第二次大戦開戦直後のベルリンで日独合作映画製作と新築の駐独日本大使館の防諜工作を巡る二重三重四重のトリック。これはこれで良いのだが、帝国海軍派遣の工作員雪村を脱出を助ける帝国陸軍諜報機関“D機関”に属する潜入潜伏スパイとは!? 創作上はありえても雪村の帰国に使うとされる“伊号潜水艦”と同様にあまりにもリアリティを欠き興ざめである。
二番目の「舞踏会の夜」は本書全体のタイトル「ラスト・ワルツ」の由来であろうが、女主人公の造形に失敗。「駄作」としか言えない。
三番目書き下ろしの「パンドラ」は英国ロンドンの殺人事件の背後にかすかに登場する「若い男」がD機関員との想定だが、関係性が不透明。
最後の「アジア・エキスプレス」は満鉄特急<あじあ>を舞台としてソ連秘密諜報機関スメルシュとの息をのむような対抗と抗争。ラストシーンの設定は見事。
かくして☆は二つにせざるを得ない。
ラスト・ワルツAmazon書評・レビュー:ラスト・ワルツより
4041021375
No.1:
(1pt)

もう、このシリーズは止めた方が良いのでは…

一作目・二作目までは夢中になって読める傑作だったのですが、三作目のパラダイス・ロストでは何となく歯切れの悪い内容に思えて、
「このシリーズも、これで終わりだろう」と考えていたら、やはり映画化に合わせて新作が出ましたね。
薄々予想はしていたのですが、一作目・二作目には全く及ばない、凡作という印象です。
短編ならではの展開の早さ、D機関員の人物像への魅力、予想し得ない結末、そういったものが全て失われてしまっている、というのが個人的な感想です。
邪推ですが、映画化に合わせて「書かされた」のではないかとさえ思わされます。
D機関シリーズではない新たな作品に期待いたします。
ラスト・ワルツAmazon書評・レビュー:ラスト・ワルツより
4041021375

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