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ナイン・ドラゴンズ



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ナイン・ドラゴンズの評価: 3.52/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(5pt)

ボッシュシリーズ

最高
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.19:
(4pt)

動き続けるボッシュ

動き続けるボッシュ。
「止まると死ぬんじゃ!」
どう見てもエレノアはイヤな女。
マイクルコナリーの描く女性は性格悪いのが多いと思う。
サンイーはものわかり良すぎるか、、。
香港の描写は正確だ。
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
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No.18:
(4pt)

九龍のヘリコプター発着場に降り立つカジノ・ディーラー

Kindle化されたのをきっかけに、2014/3月以来になりますが「ナイン・ドラゴンズ 上・下 "Nine Dragons"」(マイクル・コナリー 講談社文庫)を再読しました。或る理由から「紙媒体」の本は全て処分してしまいましたので、コナリーの旧作も手元にありません。
 ボッシュが、かつて一度だけ会ったことがある酒屋の(中国生まれの)店主が銃殺され、帳場が立ちますが、背後に中国系犯罪組織(三合会)が関わっている可能性が浮上します。そして、ボッシュは付随する理由からL.A.を離れ、香港へと向かいます。過去作品ですから、ストーリー・テリングの詳細を書いてしまってもいいのでは?という誘惑に駆られますが、やめておきましょう。
 香港へ到着して以降のボッシュの行動は、まるで冒険小説のヒーローのように映りますが、しかしながら前妻・エレノア、娘・マデリンの存在が「付け入る隙のない」男であるべきボッシュに揺らぎと弱さと過剰に思えるほどの感情を与えてしまい、彼は何とかそれらを抑制しようと心がけます。(再読ゆえに、私にとっては<下巻>は読み進めるのが躊躇われるほどの恐れがありました)
 かつてロバート・B・パーカーは、「愛と名誉のために」の中、主人公・ブーンに「これからは岩のような存在であらねばならない」と言わせるような状況を与えますが、マイクル・コナリーは、それ以上の深い悲しみに満ちた、そう、本篇中語られているような「鋭く、深く、容赦ない痛み」をボッシュに与えます。娘を守り、仕えようとするボッシュ。

 アート・ペッパーの流れる蠱惑的なL.A.を描き続けるコナリーは、<香港>という都市を描く時もまた緊張感に満ちたインプロヴァイゼーションを奏でています。そして読後、九龍のヘリコプター発着場に降り立つカジノ・ディーラー、エレノア・ウィッシュの姿態が本作のイメージの象徴のように映ります。何故か艶やかに。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.17:
(4pt)

俺たちで連れ戻すんだ。なんとしてもやり遂げるんだ。

マイクル・コナリーによれば、本書の着想を得たのは、自らの娘の存在を初めて知る感動作『暗く聖なる夜』の頃だという。
 妥協をせず、付け入る隙がない人間と思われたボッシュ。
 しかし娘の存在をを知った瞬間、己が影響を及ぼされうる人間であることに気づかされる。
 そんなボッシュが、愛する娘が誘拐されたらどんな行動をとるのか。
 マイクル・コナリーは、本書について次のように言っています。
「ボッシュとその娘の物語であり、娘へのボッシュの願い、父親としての至らなさ、疚しさを描いた物語であり、そしてなによりも父親としての弱さを描いた物語である」と。
 それだけに、ボッシュの人物造形大きく重点を置いた重要な作品だと言っています。

 物語はロサンゼルスで始まり、香港に舞台を移し、またロサンゼルスに戻ってくる。
 本書でボッシュが担当する殺人事件の現場『フォーチュン酒店』という名前を見たとき、何か聞いたことがある名前だなと思ったら、なんとボッシュシリーズ6作目『エンジェルフライト』のラストでボッシュがタバコをもらう店であること、更にそこで10年以上前にもらった「幸福は自らの中に慰めを見出す者のものである」との格言が記されたマッチを今でもボッシュが持っているという設定に驚かされます。
 前半のパート及び香港からロサンゼルスに帰ってきた後の雰囲気はこれまでのボッシュシリーズどおり安定した雰囲気を感じますが、真ん中の香港でのパートが、これまでのボッシュシリーズとは一線を画す内容となっています。
 警察官としての立場でロサンゼルスにいては出来ないであろうボッシュの行動。
 それを描くためには、舞台をアメリカ以外にする必要があったのでしょう。
 アクション場面は多く、映画的な展開で、非常に密度の濃い1日が描かれます。
 そしてボッシュが香港で出会うサン・イーの存在感も光ります。
 しかしながら、自らの行動により招く不幸の責任を今後一生抱えながら生きていくボッシュの心の傷の深さを思うとずしりと重い作品ともいえます。
 ボッシュは娘に次のように語ります。
 「われわれはみんなミスをするんだ。その埋め合わせをできないこともある。だけど、ときには埋め合わせができることもある。お互いにここで自分たちのミスの埋め合わせをしよう。ふたりで」
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.16:
(4pt)

些細なミスが起こした惨事(※一部ネタバレあり)

シリーズ14弾。コナリー作品の中では評価が低くkindle化もされていないが、私はおもしろかった。
ここでのボッシュは確かにいつもの“影のある孤高の男”というのではなく、“娘への愛情にあふれる父”である。
しかし私は#1『ナイトホークス』から、ボッシュは卓越した刑事であると同時に、自分の弱さや非を素直に認めるなど、彼の人間性もこのシリーズの魅力のひとつだと思っているので違和感はなかった。
そして今作はいつも以上に内容はハードボイルド。舞台は香港。特に下巻は読み始めると止まらない緊張感。
…ただ、彼のウィークポイントはともかく、仕事においてはプロフェッショナルなはずのボッシュが、リスク管理が不十分なところには不満が。殺された人物の刺青の意味を調べるためにそのフォトを安易に香港にいる娘に送信するなんて情報漏洩だし、結果はどうあれ中国マフィア絡みの怖さをなめているのか?と。

いくつかの些細なミスが重なって引き起こされた事件…。人間はミスを犯すもの。
パートナーのフェラス刑事(イギー)も、彼の身になって考えれば、いくつもの内なるストレスに押し潰され焦りがあったことは理解できる。
ここでのハラ―はかっこよかった。……失うものがあれば新たな絆ができていくものもあり、私もこの作品はボッシュの人生の大きな転換点だと感じた。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.15:
(5pt)

品質について

書籍のうち ミステリーなどのエンタ部門はほとんど貴社通して中古品を購入しています。品質・価格には満足しています。
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
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No.14:
(4pt)

楽しみました

読み始めて半分を過ぎたあたりから一気読みしたくなって、下巻も注文しました。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.13:
(4pt)

どんなに荒唐無稽でも

もはや腐れ縁のように読むのをやめられないシリーズものって、誰にもありますよね?
私にとっては、ハリー・ボッシュ・シリーズもそのひとつ。
今回も冒頭40ページでハートをわしづかみされました。
しかーし!
最近刊はクオリティをじわじわと下げ、「とんでもミステリ」になりつつあるのは否めません。
いやはやまったく、今回は香港までデバって、アンビリバボーで大迷惑な愛娘奪還のテンマツ・・・(驚)!!
マイクル・コナリーさん、パトリシア・コーンウェルにならないで!!
それに、他の方のレビューにもあるとおり、イクメン・ハリーは願い下げです。
次号にも懲りずに期待しております。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.12:
(4pt)

新たな「心の闇」と向き合う、転換点となる作品

1992年発表の「ナイトホークス」で始まった、ロス市警刑事、ハリー・ボッシュシリーズも、2009年発表の本作品で、早くも、14作目となりました。
これだけ作品数が増えると、マンネリ化しやすくなるためか、作者は本作品で、二つの新機軸を打ち出しています。

一つ目は、9作目「暗く聖なる夜」(2003年)で、ボッシュが初体面を果たした娘、マデリンが、作品の中心的な人物として登場すること。
ただし、「誘拐」されるという、憂き目にあってしまうという役柄ですが。

二つ目は、いつもの舞台である、ロサンジェルスを飛び出し、香港で活躍するという展開になっていること。
これは、上述の娘、マデリンが、母親と香港に住んでおり、そこで誘拐されるという設定から生じたものです。

二転三転するストーリー、特に下巻に移ってからの急展開は、いつもながらのことですが、今回は、ボッシュにとって、新たな人生の重荷を負わせる出来事が待ち構えているのが特徴です。

これまでこのシリーズは、ボッシュの過去にまつわる心の闇を題材にし、それを克服するというテーマがありました。
ヴェトナム戦争従軍時代の過去、何者かに殺されてしまった母親という過去、幼い自分の元を去っていった父親という過去…。
これらに果敢に挑んだ末に得たのが、実の娘、マデリンという未来だったはず。
ところが、本作品では、事件解決の中で、新たな心の闇を持つことになる…。

ハードボイルドのヒーローとしては、「明るい未来」より、「暗い過去」の方が、ぴったりしているということからの設定でしょうが、それにしても、哀しき運命の持ち主ですね。
今後は、この「心の闇」とどう向き合っていくことになるのかが、シリーズの大きなテーマとなっていくことでしょう。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.11:
(4pt)

きれいでした

とてもきれいでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.10:
(4pt)

綺麗でした

とてもきれいでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
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No.9:
(5pt)

好きな作家の作品

マイクル・コナリーの作品が好きで 文庫本で出てくると読み出します
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
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No.8:
(4pt)

翻弄されるボッシュと読者

ロスの酒店の中国人店主が射殺され、ボッシュがその捜査担当になるところから物語は始まる。残されたビデオからこれは中国系ギャング集団である三合会が絡んでいるとボッシュたちは考える。やがて有力容疑者を捕まえたボッシュにその三合会と思われる連中から、捜査から手を引けという強迫と、そして香港に住む最愛の娘マデリンが誘拐されたことが伝わる。ボッシュは香港に飛ぶ。娘を救うためには手段を選ばぬボッシュ。香港ではまさに死体が死体を呼ぶ大暴れで何とかマデリンを救い出す。しかし、ずっとこの後人生の大きな後悔となる犠牲を払って。ここまでの筋であれば、アクション場面の派手な米国映画という程度の作品で終わっている。だが、コナリーの筆力はその程度ではないということを読者はこの後思い知らされることになる。読者はその筋書きの巧妙さに、ボッシュと同じように騙され、コナリーのプロット作りの巧さに再び唸らされるのだ。訳者の後書きでこの作品は「エコーパーク」と並んでシリーズ最高傑作ではないかと述べられている。ボッシュが今後一生抱え込む思い現実がゆえに、決して「エコーパーク」のような終わり方ではないが、シリーズで最高傑作の一つであるということは二言を待たないであろう。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.7:
(5pt)

最高です。

マイクル・コナリーは全巻読んだと言っても過言ではないほどの、フアンですが、KINDLEに無いのがとても残念です。
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
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No.6:
(5pt)

またまた傑作が!

コナリーの傑作です。(上)巻も同様です。一気に最終ページまで読みました。
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
4062777894
No.5:
(4pt)

このシチュエーションに茫然。

「主な登場人物」欄を見て、「エレノア・ウィッシュ」と「マデリン」に眼を奪われた。エレノアは前妻でシリーズ1作目に登場し、その後あまり出てこないが個人的には好きな女性である。マデリンはボッシュとエレノアの娘で、「暗く聖なる夜」のラストに登場して以来である。現在2人は香港で暮らしている。その香港にボッシュが行くことになるので、いつも以上に読む気満々とならざるを得ない。

今回の捜査もボッシュは上司と同僚に悩まされる。金のかかる捜査に釘を刺す上司、現場廻りを厭う同僚に、捜査の基本がなっていない同僚・・・・。そのような中で、酒屋の中国系店主が殺される。捜査を進めると、中国系犯罪組織の影が浮かび上がる。そして有ろうことか13歳のマデリンが誘拐されたのだ。

ハードボイルドの極北を行くこのシリーズにあって、身内が危険に晒される状況はかつてなかった。そのボッシュの狼狽ぶりが切迫感を呼ぶが、結局は上手く行だろうという私の楽観さが壊れるシチュエーションには参った。本当に参った。茫然自失とはこういう事なのか。

内容は相変わらず息もつかせぬ面白さで、意想外の展開もあり、別のシリーズのミッキー・ハラー弁護士の登場というオマケもつく。だが、ショックの余韻が最後まで残り、一縷の望みを最終頁に託したが、ボッシュがマデリンを強く抱き締めるだけだった。

シリーズを続けて読んでいると、知らぬ間に愛着も生まれ、身内のような感覚になってしまうのだが、このラストは切ない。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
4062777886
No.4:
(4pt)

読みだしたら一気読みでした、ただし幾つか難点もあるが...

<中国マフィアの犯罪>+<娘の誘拐犯罪>を追っかけ、ボッシュが LA - ホンコンを狂走してゆく
読めば(映画を見た人は)誰もが[96時間]を起想せずにはいられない、いつものシリーズとは
ちょっと趣の異なるエンタメ本でした。
特に下巻に入ってからの場面転換の速さには、映画[ジェイソン・ボーン]シリーズを彷彿とさせるものがあり、
これを途中っで読み止める事の出来る人は少ないと思います。
(映画ぽいといえば、映画ぽいのだが、もともとボッシュはスティーブ・マクイーン[プリット](1968)をイメージしているとの
噂を聞いたことがあり、今作では映画の最近の流行りを取り入れたのかもしれない...)
難点と書いたが、前作のレビューにも書かせて貰った<犯人の法則>が今回も適用されている事、あれだけ慎重な
相棒が最後の最後に訳の分からん行動を起こすのだが、<あれ>は必要か? 誘拐の真相がイマイチ納得できない、
香港に3年ほど暮らしたが、あんだけきっちり住所を書き残す奴なんか...ボッシュのヘマが多すぎ、でもってラストは<旅の
恥はかき捨て>?などなどあるが、、、小説なんだから、面白ければ良しか...
シリーズ物を長く読み続けていると、主人公の年齢が気になるのだが、本作(2009年)で58歳、2011年には60歳で、
そろそろ警察も定年じゃないかと(終結者で一回復職)心配していたら、[The Drop](2011)
で、この問題も解決しそう... The Drop=Deferred Retirement Option Plan 定年延長計画
これも最近の映画[RED]の影響か...
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
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No.3:
(4pt)

ハリー・ボッシュ版「96時間」

拉致誘拐された娘の救出に香港へ飛ぶハリー・ボッシュ。

映画「96時間」ならぬ、こちらのタイムリミットは週明けまでの「39時間」。

リーアム・ニーソンの無敵超人ぶりには及ばないけど、憤怒の父親と化したこちらのボッシュも負けていない。

異国の地で、何よりも愛する娘の救出を至上目的としたボッシュの、法を破ることも厭わない暴走奮闘が読みどころです。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
4062777886
No.2:
(5pt)

ハリー・ボッシュ・シリーズ!

マイクル・コナリーの21作目。今回は、大好きなハリー・ボッシュ・シリーズ。

中国人銃殺事件を捜査していたハリー・ボッシュは、事件の背後に中国系犯罪組織の存在を突き止め、容疑者を拘束する。しかし、容疑者の解放を要求する中国系犯罪組織は、ボッシュを脅迫し、ボッシュの娘を拉致する…

これまでのシリーズではボッシュの孤高の闘いが描かれて来たが、本作ではボッシュの元家族が表舞台に立つ点が、これまでとは少し異なるようだ。その分、少しソフトな面もあるのだが、面白さは相変わらずで、下巻の展開が非常に気になる。
ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)より
4062777886
No.1:
(4pt)

端折った感と綺麗にまとめた感が否めない

娘を救うため香港に渡ったボッシュを待っていたのは…驚愕の展開で始まる下巻。ロスの中国人銃殺事件の決着は…

二転、三転するストーリー。派手な銃撃戦とともにボッシュの家族を思う気持ちも色濃く描かれ、シリーズの中では異色作ではないだろうか。そのためなのか、シリーズで一貫して描かれていたボッシュの凶悪事件への憎悪が希薄になったように思う。また、後半は端折ったような感じで、綺麗にまとめた感が否めない。

ボッシュの異母兄弟のミッキー・ハーラーも登場し、ジャック・マカヴォイも少しだけ登場する。
ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイン・ドラゴンズ(下) (講談社文庫)より
4062777894

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