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(短編集)
満願
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満願の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全329件 241~260 13/17ページ
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ミステリの短編で、外国人の私にとっても読みやすかったです。どの話も、読んでいる内に、オチがすごっく気になる気持ちをさせてくれました。五つの中で、どれが一番好きと言ったら、個人差が出ると思いますが、全体的には良くできている作品だと言えるでしょう。 | ||||
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短編ひとつ、ひとつの設定もキャラクターもまるで違うのに、それぞれとても面白かった。 | ||||
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最初の作品からいきなり引きこんでくれる。 ストーリーも結末も意外性があり、大いに面白かった。 「奇妙な」というコピーにもあるように、「世にも奇妙な物語」っぽい。 良作短編集。 | ||||
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さすが「このミス2015」1位 2014年のミステリー3冠。 6つの短編が収められています。 最近は本を読んでも「ラストは結局どうなったんだっけ?」なんて 記憶が相当怪しい私ですが どのお話も忘れがたく、心に残り、何年たっても忘れないと思いました。 そして、どのお話も冒頭の1行が以外で物語へグイっと引きこまれます。 読んで損はしない本でした。 | ||||
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レビューをみて購入しましたが、期待してただけにちょっと残念。 | ||||
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「夜警」・・・・・・昨年のこのミス、文春の1位。小心者は警官に向かないという。失敗すると小手先で切り抜けようとして周囲を巻き込むから。確かに警官でなくとも、仲間にしておくのが怖いタイプだが、それが事件の謎にうまく使われている。こういうミステリーもありなのだと思った。 「死人宿」・・・・・・職場で嫌がらせや恫喝を繰り返されたと聞いても、どこにもそういう奴がいるものだ、と常識的に考えてしまうことは多い。自殺者が出て初めて深刻さを思い知る。常識を離れてみれば真実が見えるということを、説教臭くなく謎の解決に使った、今日的視点の好短編だ。 「柘榴」・・・・・・両親の離婚に伴う親権争いで、父方につこうとして美少女姉妹が企む自作自演。姉妹が抱いていた美貌の父親への愛の正体とは。ミステリーというより耽美小説的で、本短編集の中では異彩を放つ1作だが、この薄暗い少女世界にはついに馴染めなかった。ありえへんやろw 「万灯」・・・・・・バングラデシュでガス田開発を目指す商社マンの働き振りが丁寧に描かれ、短編とは思えない読み応えである。だが、これで人を殺すのか(特に2人目)という疑問が拭えなかった。「エアコンもパソコンも止まった」というのはケアレスミスだろう。舞台は昭和54年だw 「関守」・・・・・・事故の相次ぐ峠近くのドライブインで、雑誌記者の取材に機嫌よく応じていた老女が、急に自分の娘の身の上を語り出す…。僕にも時々経験があるが、こんな田舎で出される珈琲は飲めたものじゃない。いまだに口の中がネバネバするような、いい意味で後味の悪い作品だw 「満願」・・・・・・司法試験を目指す若者の下宿先の若妻への思慕、旧島津家由来の掛け軸等、全編に昭和の雰囲気が漂う。某サイトにあった「連城三紀彦の再来」という評に同感。このままミステリーでなくともいいと思いながら読み進めたが、最後にはやはり鮮やかな謎が用意されていた。 | ||||
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三冠を達成したミステリーということでかなり期待して読みましたが、空振りでした。文章力は非常に高く、読み手を引き込むという点ではすぐれています。でもすべての話がかつて赤川次郎や夏樹静子で読んだことのあるようなテーマで、ミステリーとしての驚きは皆無です。 好みていえばそれまでですが、ミステリーにはヤラレタ感が欲しい私としては、これがなぜ受賞したのかわかりません。 | ||||
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品川庄司の品川が、絶賛してたから読んでみたけど、私には、この本の何が面白いのかイマイチ分からなかった。。 | ||||
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買ってみました。短編集なので、1話1話がやや物足りないかな。 | ||||
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「夜景」 発砲と同時に刺されているのに、そんな細工をする暇がどこにあったのやら。 「死人宿」 それで? というような小説 「石榴」耽美猟奇小説の出来損ない。 「満願」夫の借金返済の義務は妻にはないと直木賞選評で書かれている。 珍しく直木賞選評に納得した、という作品である。 | ||||
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驚きはなかったが、STORY展開はおもしろいと思います。 この本の世界観が好きです。 わたしには良い本でした。 | ||||
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すごく気に入りました。 とは言っても気に入ったのは私じゃなくて私の担任のせんせいですけど。 おもしろかったって言ってましたよ!! | ||||
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まず一ついえるのは、本作収録の各短編とも、序盤から読者に示された謎を軸にしてストーリーが進み、その謎が解き明かされるラストでストーリー全体も意表をついた結末を迎えるという、ミステリらしい構成になっている点。 一方で、各々の内容は、ミステリとは随分と離れた世界も含まれる。商社マンの海外での奮闘努力が綴られる「万灯」、古き良き昭和の仄かな思慕に戸惑う表題「満願」など、著者は持ち前の豊富なレパートリーを活かし、まるで古い小説のパロディのような世界を描写していく、それが一転してミステリらしいラストに突入するところで、読者は驚かされる。これは、一見すれば典型的な警察ミステリである「夜警」の着地点が同様の作品とは全く異なることへの衝撃と通底するところだろう。 ミステリで高い評価(というか賞取り)をすることは、そうでない場合には殆どない根拠の薄いディスリを受けるリスクをはらんでいる。 本作で言えば、帯にもなっているミステリ三冠というやつだ。それほどの作品か?と言われても、王とブーマーのレベルは違うがその年度に他にタイトルホルダーがいなければ相対首位の者が受賞していくわけで、賞云々とは切り離した評価が必要だろう。 その点で、本作はミステリマニアだけでなく、エンタテイメントや文学をメインにする読者にも十分楽しみ・味わいのある点で、5☆以上の評価をしたい出来といえる。個人的には「死人宿」を若手の監督で気をてらわずに一時間程度のドラマにして欲しいところ。叙景の美しさと、ミステリとしての映像描写が楽しめるのではないか。 | ||||
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すみません。 短編だからでしょうか、読み終わって一日経つともう内容が思い出せなくなっていた。 文中の「こんなところで無理して使わなくてよいのに‥」と思われる漢字や熟語だけが記憶に残っている。 さらに、こんな動機で、世の中にありふれた人物が無理めの犯罪(殺人)を犯してしまうのは、今まで何作作られたかわからないような2時間TVサスペンス(あまり観ないので断言できないのだが)に近い。 軽めのライトノベルを、カタカナを多用してサラっと書くほうが良い作品に仕上げられるのではないか。 申し訳ない。何も残ってないのだ。 | ||||
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迎えるという、ミステリらしい構成になっている点。 一方で、各々の内容は、ミステリとは随分と離れた世界も含まれる。商社マンの海外での奮闘努力が綴られる「万灯」、古き良き昭和の仄かな思慕に戸惑う表題「満願」など、著者は持ち前の豊富なレパートリーを活かし、まるで古い小説のパロディのような世界を描写していく、それが一転してミステリらしいラストに突入するところで、読者は驚かされる。これは、一見すれば典型的な警察ミステリである「夜警」の着地点が同様の作品とは全く異なることへの衝撃と通底するところだろう。 ミステリで高い評価(というか賞取り)をすることは、そうでない場合には殆どない根拠の薄いディスリを受けるリスクをはらんでいる。 本作で言えば、帯にもなっているミステリ三冠というやつだ。それほどの作品か?と言われても、王とブーマーのレベルは違うがその年度に他にタイトルホルダーがいなければ相対首位の者が受賞していくわけで、賞云々とは切り離した評価が必要だろう。 その点で、本作はミステリマニアだけでなく、エンタテイメントや文学をメインにする読者にも十分楽しみ・味わいのある点で、5☆以上の評価をしたい出来といえる。個人的には「死人宿」を若手の監督で気をてらわずに一時間程度のドラマにして欲しいところ。叙景の美しさと、ミステリとしての映像描写が楽しめるのではないか。 | ||||
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短編集であるが、一編一編読み応え十分で、作者の技量の高さが分かる。 | ||||
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思ったよりもスケールが小さくて、ジャンルがよくわからなかった。 読んでいて頭の中に湧くイメージが細切れになり、連続性がないというか、文章をもう少し丁寧に練り込んで読者を没頭させる様な工夫が必要だと思う。 | ||||
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このミス等にランクインして、(一部の)ネットでも評価が高かった今作。 さぞレベルの高いミステリなのかとおもいきや、肩透かしを喰らいました。 他の方が世にも奇妙な物語的と言っているのがうまいと思いましたが、 いかにも短編ドラマ化にしやすそうな話ばかりだなぁという印象。 特に伏線のつなぎも絶妙なわけではなく、ああ、そうね、というくらいの 感想しか湧いてこない。 期待値が高過ぎると失望するので、レベルの高いミステリを所望している方は 避けるのが吉。 | ||||
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旅行の移動中に一気読みしました。 個人的には読みやすい話でした。 | ||||
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なんで、こんなに評価が高いのでしょうか?短編のワントリックは、切れ味と「やられた〜」という爽快感がポイントなのに、読後は気持ち悪ささえ残ります。ミステリーというよりは、ホラー小説。本格派を期待すると裏切られます。少なくとも、私の趣味ではありませんでした。 | ||||
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