■スポンサードリンク
チャイナ橙の謎
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
チャイナ橙の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エンタメ作としてはとても面白かったが、本格ミステリの謎解きを楽しむには、異文化理解の壁を感じるばかりだった。例えば聖職者の衣装なんて、ちっとも知識がないので、ネクタイうんぬんのくだりは疑問符だらけ。それに、私は仕事でもノーネクタイなのだが、ネクタイをしてない男性はアメリカでは奇異なんだろうか? でも普通にいるでしょ、そんな人いくらでも。 「本陣殺人事件」を想起したけど、この密室を作る物理トリックは私の理解力を超えている。が、何よりもここ数年来ノーネクタイの人間として、推理を楽しむ前提に、文化の違いと言う大きな隔たりを感じる作品。まあ、こんな事に難癖付けるのは、本格ミステリの読者としてルール違反なんだろうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普通に面白かったです。エジプト、ギリシャとは内容の厚みがかなり違いますが。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺害された男は服をあべこべに着せられ、部屋の家具類も壁に向けられるなどすべてがあべこべな状態で、誰が何のためにこのような不可解なことを行ったのかを読み解けば、おのずと犯人もわかるという、パズル小説としての要素が強い作品。 本書の設定はそのパズル性ゆえに国名シリーズの中でもとくに有名で、その後、模倣品を多く生み出すこととなった。 しかし、無理にすべてをあべこべにしなくても、そのために被害者の身元がわかったとしてもそれだけで犯人を特定することは不可能で、犯人にはそのようなことをする必要はなかった。 作者がパズル作品を作りたくて無理やりにこじつけたように感じるし、いくらパズル性が強く論理は通っていても、犯人の行動に不自然さを強く感じる作品は読後スッキリしない。 また、論理は通ってはいても、読者が唯一無二この人物しか犯人たりえないと論理的に特定するには情報が足りないと思う。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!